皇帝の日記
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週末ずっと義父母がロスに行くので、今朝義父が我らの部屋に、行ってきますの挨拶をしに来た。 「ジャバはどこ?」というので 「デイケアに行ったよ」と答えると 「ふーん。で、イサムはどこ?」って。
あなたの息子、一人でデイケアに行ってどうするんですかい。
なので「イサムはお父さんをデイケアに送りに行ったよ」と答えておいた。 「sure」と言っていたので、はたして通じたかどうか。
さて、この二週間程、サンタバーバラの天気はおかしい。 ずっと曇り、霧、雨の連続。 こんなこと滅多に無いので、どうしたことか。
庭の木などを見ていると、今まで見えなかった蜘蛛の巣が、水滴を受けてキラキラ光って見えるので、大量にルームメイトが居た事がわかる。 何世帯同居だよってくらい、蜘蛛の巣だらけ。
同居と言えば、猫らはトイレトレーニング強化合宿が一応一段落し、ノミも見つかったので、ノミ駆除をし、やっと家中どこでも行って良い許可が出た。 またいつテロがあるともしれないが、それが猫を飼う宿命。 甘んじて受け止めよう。
でもできればもうしないで欲しい。 しっこテロ。
サンタバーバラは色んな物の聖地。 サーファーの聖地。 隠居の聖地。 ワインの聖地。 ハンググライダーの聖地。 ヒッピーの聖地。 ホームレスの聖地。 等々。
そして、自転車の聖地でもある。 サイクリング。
冬でも山をサイクリングしている人々はいるが、やはり春から夏、秋にかけてが最も自転車乗りにぎわう時期。 そんなわけで、我が家の周りも自転車で山登りする人が耐えない。 曲がりくねった山道。 運転してると「危ないなー」と思う事もあるけれど、頻繁にすれ違うので、ドライバーも気をつけているから事故はほとんど無い。 プロスポーツの人らも練習や合宿で来ているので、ゼッケンを着けた集団と遭遇する事も。
自転車が趣味の人は、一度サンタバーバラでサイクリングを楽しんでみて欲しい。 死ぬ程日焼けするけど。
猫タワー買った。 ジャバ夫さんは昔猫を飼っていた時には、猫タワーが一般的ではなかったので、猫タワーを是非持ちたいと思っていたそうなのだ。 というわけで、特別大きな猫タワーになった。 でかい。 邪魔・・・。
そして、買って来て組み立ててみたら、思いのほか難しかったらしく、途中で放棄。 とはいえバラしたまま置いておくわけにもいかないので、庭師に頼んで組み立ててもらいました。 すいませんね、管轄外の仕事で。 しかし、肝心の猫らはまだバスルームでトイレットトレーニングの途中。 タワーで遊べるのは一週間後くらいか。
さて、イサムさんは果たしてしゃべり出すのはいつなのか。 とはいえ、なんか言ってるようなのだが、聞く側の人間が理解できてないだけ。
例えば、しきりに「ぼとーぼとー」と言って来るので、なんだろうと思ったら「ボトル」と言っていたらしく、つまり喉が渇いたのでなんか飲みたい!と訴えていたのだった。 うーん。 わからん。
そして、絵を描きながら「ぱんぱんぱん」「ぱんぱんぱん」と。 それがどうやら「あんぱんまん」の事らしいと気がつくのに、なかなか時間がかかった。 なんせ、そのときイサムさんが描いていたのは、ぐちゃぐちゃのオレンジの線。 わ、わからん・・・。
「あっちゅーあっちゅー」の正体はいまだにわからないし。
抱っこして持ち上げて欲しい時は「アップ」。 お風呂から出たい時も「アップ」。 食事が終わったら「アイダーン」(I'm done)。 お父さんになんか要求されたら、とりあえず「ニョー」(No)。 なんか落としたり壊したら「オーニョー!」。
奇跡的に一度だけ「おいしー」と言っていたが、その後その言葉は封印されたらしい。 最近「ママ」「おかーたーん」「ダダ」「ダディ」「ノンタン」「モモ」と「ナナ」は言えるようになった。
そんなもんすかねー・・・。
少ないねえ・・・。
もうちょっと頑張りましょう。
モモの方がアイライナーきつい。 その上モモは目の周りの毛が2ミリぐらいの厚みで白いので、より目が目立つのだ。 ジャバ夫さんは「ガングロギャル」と呼んでいる。
ジャバ夫さんが日本に居た頃は、ガングロギャル全盛だったものね。 でも今時、目の周りを白くしてるギャルは居ないんだぞなもし。
そして、猫のトイレ。 どうも新しく買ったソープの香の砂が気に入らないらしく、トイレ周辺へのテロを繰り返すので、無臭トイレの砂を手に入れて来た。 大きめのバスルームにこれを入れた猫トイレを二個並べ、猫らは一日そこで過ごす事に。 早く新しいトイレに慣れてね。
さて、今学期の授業が全部終わった。 なんとか課題も全部終わらせた。 つわりも風邪も背中痛も乗り切って、なんとか全出席できた授業もある。 やれやれ。 次は9月から。
でもその頃には子どもを産まないといけないので、どうしようか悩み中。 1コマだけとって、出産中休むというのが妥当かしら。 本当は2、3コマ取りたいけど、休むと先生に迷惑だろうし。 悩む。
やられたよ。 バッグの中にしっこされたよ。 がく。
立ち直れないかと思ったけど、猫テロは猫飼いの宿命。 甘んじて受け止めよう。 あと、叱ろうにも二匹居るので、どっちの仕業かわかんないのだ。 (まあ見当はついているけど、ね?ナナ?)
バッグの中をざぶざぶ洗って、中身も洗える物は洗って、洗えない物はイサムさんのお尻拭きで拭いて。 お気に入りの革財布は、そもそもウォッシュ加工だし、もう一回水に浸けて絞ってみました。
お札は洗ってから、窓に貼付けて乾かす戦法。 亡き伯父が、ピン札もどきを作るのにそうしていたのを思い出す。
一章節目しか読んでない本は、一縷の望みをかけて、陰干し。 黒猫の大冒険、的な英字本で、ジャバ夫さんにもらったばかりの児童書。 赤と黒の2色刷りの挿絵がお洒落。
ポーチは、雑誌のおまけについてたやつだから、もう良いや。 えいや!とばかりに捨ててみた。 ちょっと気に入っていたのに。 フフフ。
歴代の猫達のテロを思い出して、目頭が熱くなったりした。 忘れ得ぬ猫達よ。 生まれ変わったら、別の事で記憶に残る猫になってくれ。
籠バッグは、金具が錆びたりして今期で捨てようと思ってたから、もう良いさ。 でも最後のあがきに、パティオに出して一夜干ししてたら、なんかの野生動物かもしくはロッキーにボロボロにされてた。
チーン。
猫トイレは二個ある。 一個は一階の階段の下、ガレージの扉の前。 二個目は二階のジャバ夫さんのオフィス。 基本的に我々の居住区をカバーしているのだが、どうも義父母の所まで行ってしまうと、チビらはトイレに間に合わせて帰って来る事ができないらしく、一度廊下の真ん中で力つきて、粗相をしてしまった。 まあ、子猫の事ですし。 怒るのも可愛そうなんで、なんも言わずに片付けましたが。 もう一個トイレ買うかどうか、検討中。
さて父の日。 今年は義父とジャバ夫さんと義弟が「父」枠に入っているのだが。 チビらは特に何をしてくれるわけでもないので、我ら妻らと、ジャバ夫さんと義弟が頑張って父と夫になんかしないといけない。
一応、ジャバ夫さんの洗顔料が先週から切れたままになっているようなので、イサムさんからということにして、カードを付けて贈呈。 妻からは、前にジャバ夫さんが割ったうがい用のコップの新調。 実に実用的。
ユアンから義弟へは、赤ちゃんをかついで山に登れる、ごっついハイキング用のおんぶ椅子。 自分がおぶってもらう為の物を?という不思議なチョイスに。 しかも、結構重いよ。 これを背負う姿は、エジプトで石を運んでいる奴隷のよう。
そして、この兄弟は何を考えているのか、朝から義父を連れてハイキングに出かけたのであった。 本当に君らの父は、それを望んでいるのか?
案の定、昼過ぎに腹を空かせて、「背中痛いー」「膝痛いー」「疲れたー」と帰って来た義父。 義母が用意したチキンフライドステーキを食べて、ぐーすか寝こけてました。 父親の意見不在の父の日。
そして、相変わらず何かにつけて言い争ってる義父と義弟。 そんな気に入らないなら、来ない方が親孝行なんじゃないかと思うのだが、義父がそれで良いなら仕方が無い。 しかしうるさいな(あ
そして、ユアンはついに一歳になりました。 おめでとう〜。
何故かコックさんからのカードには「二歳おめでとう!」と書いてある。 イサムさんの二歳の誕生日に彼女が書いたカードには「三歳おめでとう!」とあった。 コックさんの頭の中にはタイムマシンが。
「たかづけ、たかづけ」と言ってる夫が、部屋の片付けをしている今日この頃。
背中はねえ。 昨日に引き続き、今日も整体に行って、一日中安静に寝てます。 ベビーシッターさんに来てもらって。 明日も整体に行く予定。
前回イサムさん妊娠で痛めてから、ぜーったい辛いから、今回はぜーったい背中だけは気をつける!と決めていただけに、よりいっそう敗北感が・・・。 つわりがある日も、毎日頑張ってストレッチをしていたのだよ。 全てのモチベーションは、一重に背中を守るという、ただそれだけに集約されていたの。 ゲーゲー吐きながらもストレッチを頑張っていただけに、あの辛い日々は何だったのだろうと、がっかり。 辛かった上に、まだ辛い思いをするとは。
しかしだね、よく考えてみると、今回の妊娠でも既に背中は少しずつ痛み始めていたのだ。 座ってると、背中が張って来たりして。 だから、今ガキッと悪くなって、ちゃんと整体に行って調節してもらったのは、逆に良かったんじゃないかと思ってさ。
イサムさんの時は、妊娠中は整体に行かなかったものね。 それで産後悪化して、ついに整体のお世話になって、治るまで1年くらいかかったわけだ。
産前から整体に行ってたら、もうちょっとマシな結果が待っているかも知れない。 あと、旅行中にひねらなくて良かったじゃん、と思おう。 今しっかり治して、旅に備えたい。
空港でのスーツケースの上げ下ろしは、その辺の心優しい人にお願いしてみようと思う。 あと、機内ではスッチーさんに頼もう。 そのくらいですかね。
相変わらずぼーっとしているんだけど、妊婦、なんと道に迷った。
しかも夜学校から帰ろうとして。 何回も通っている道なのに。 何故か、ハイウエイに乗る一個前の道を曲がってしまい。 それが山沿いの道で、中々ハイウエイに戻る事が出来ずに、ウロウロウロウロ。
ついに一旦停車して、ナビに家のアドレスを入れて再出発。 ところが、今度はハイウエイのエントランスが複雑に交差して、北と南を間違えて、サンフランシスコに向けて走り始めてしまった。 どんどん遠ざかる家。 あー。
すぐに降りれば良かったんだけど、なんと舗装工事で出口が延々と閉鎖されている。 夜だからね・・・。 あー。
ようやく降りてみると、周りに何も無い。 海と山のみ。 さっさと引き返しましょう・・・。
ようやく南に乗って行くと、「ピー!ピー!ピー!」って警告音が、車から出た。 きゃあ。 何かしら〜と思っていると、どうやらガソリンが無くなったようよ。 あらやだ。 でも、いまだ車はなんも無さそうな所を走行してるし。 何かある所で降りたら、また舗装工事が始まってハイウエイに戻れなさそうだし。 あー。
ここは気合いだ。 ガソリンが無くなっても、すぐに車が止まる事は無い。 と踏んで、モンテシトまで騙し騙し走り抜け、給油して、しかしまた給油の方法がわかんなくなって、思考が5分間停止し。 そしてようやっと帰って来たのでありますよ・・・。
一時間迷子でした・・・。 ぼーっとし過ぎだ。
ところで、今朝イサムさんをオムツ台から持ち上げたら、背中をひねったので、今日整体に行く。 背中に関しては、今まで気をつけて生きて来たのに。 無念だよ・・・。
イサムさんがヘルメット頭になってしまったが、相変わらず髪の毛が立ってしまうので、パッツンでありながらロックな仕上がり。
さて、皇帝も久々に髪の毛を切りに行った。 ショートなので、本当はもっと頻繁に切りに行かないといけないのだが。 つわりで行けなかった事にしているが、面倒だったのだよ。
重い腰を上げて切りに行ったので、またしばらく切らなくて済むように、後ろはショートに。 そして、前髪は前回パッツンだったのだが 短くしてると、すぐに目に入って邪魔になって、また切りに行かないといけないから、面倒なので長く伸ばす事にした。 あと、パフュームののっちがかわいいので、あんな感じに伸ばしたい!とか、夢見がちなお年頃だったのよ。
そして、後ろ短め前長めになった結果。
あ、IKKOさんだ・・・・。
そうかい。
そういえば、こないだ前髪だけのパッツンカツラをつけて外出して、窓に映った自分がアンガールズの山根にけっこうな似方をしてて、ぎょっとしたのであった。
朝5時頃になると、ナナちゃんが顔をモミモミモミモミし始める。 それで、一回目が覚めるのだが。 絶対に、意地でも起きてやらない。 7時までは起きない。 かなーりしつこく、ずっとモミモミしてるけど、起きないったら起きないんだからね!
そして、6時か6時半になると、イサムさんが隣の部屋で「だっ!」とか言いながら起床。 しかし、猫らがどうも怖い(?)らしくて、猫らが来てからというもの部屋のドアを開けて入って来たりしない。 なので、こちらも7時まで放置!
お願いだから子どもら、7時まで寝て!
7時に起きて子どもらにそれぞれ朝ご飯を出すという毎日。 7時まではお母さんは起動しないんだからね! 覚えておきなさいよ、もう!
しかし、お父さんの方はデリケートに出来ているらしく、猫らに合わせて起きたり、イサムさんと共に起きたりしている。 それで寝不足になったのか、昨晩は二階で寝てた。 繊細ね。 夜に猫らが運動会をしているだけで、起きちゃうんだって。
さて、一週間経ったので、猫らを部屋から出す事になった。 本猫らも外に出たがっていたし。 今はリビングを探索中。
皇帝
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