皇帝の日記
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ハワイはすばらしかったです。 クジラも見れた。 猫も見れた。 鳥も魚も見放題だった。
そして、ジャバさんにプロポーズしてもらい、無事に婚約いたしました。 これから移民関係の弁護士を雇ったり、色々準備をしなければならないので、結婚自体は来年以降になるんでないかと思います。
日本国籍を捨てない方向で行きたいので、無所属のままビザを取るという荒業に挑戦する。 まあ、一時学生になるというのが、一番現実的なのではないかと思われる。
ではご報告までに。
明日から、日付をさかのぼってハワイ篇を更新していきます。
| 2007年03月29日(木) |
カウアイ6・ヘリコプター |
最終日である。 この日の夜に飛行機で飛び立ち、ロスの朝に到着する予定だ。 観光もいよいよ大詰め。 本気で島全部を回ってしまった。 ロハスとは何か。
さて、ヘリコプターである。 西の秘境に近づくためには、それ以外に手段がない、とはいえ、皇帝はナスカの地上絵を見るために乗ったセスナが、思いのほか怖かったので、島一周のヘリコプター旅行は、どうかと思っていた。 思っていたのだが、ジャバさんがどうしても飛びたい、というので、結局予約をして、飛ぶことに。 ああ。
昼ごろに迎えの車が来るというので、午前中は、ホテルのロミロミ・マッサージを予約しておいた。 ハワイ独自の、リラックスマッサージらしい。 せめて最終日くらい、だらだらしなくては。
とか前日に予約を入れておいたのだが、朝、ものすごい早い時間に、ジャバさんに起こされる。 東側の部屋なので、朝日を見るのだ、と言って起こされた。 見てみたら、確かに空は白み始めていたが、日の出までにはあと15分くらいかかりそうな予感。 すいません。 眠いので二度寝します。 ぐーぐー、としていると、再び起こされる。 水平線に朝日が出たのだ。 そして、朝日とともにプロポーズです。 デビアスの、シンプルな一粒ダイヤでした。 まあ素敵。 寝起きで髪が爆発とか、目やにが付いてるとか、見なかったことにいたしましょう。
げへげへ言いながら、マッサージのサービスへ行く。 皇帝は肩がこりやすいたちなので、肩と首を重点的に揉んでもらう。 ぐりぐり。 手足をぐいぐい引っ張られたりした。
セレブ気分になったので、そろそろ、とヘリコプター屋さんのバンに乗り込み、ヘリポートへ行く。 ヘリはパイロットを含めて、7人乗りの、大きなタイプだった。 よかった、安定感がありそうだ。 さて、その他2カップルと相乗りになるわけだが、何故か、全員ジャバさんよりも重い様子なのだ。 機内にぐいぐい詰め込まれる様子は、まさに肉。 肉詰めのヘリが、浮かび上がる。 どっこいしょ。
東から出発し、南→西→北→東へと帰ってくるコース。 西の秘境海岸ナ・パリは、切り立った崖の下の隙間に、ビーチがちょこちょことあり、水ははるか上空からでも、底まで見える美しさ。 よっこいしょ、よっこいしょ、と方向転換を繰り返し、斜めになるのだが、不思議と、エレベーターよりも怖くない。 セスナよりも揺れがないので、落っこち感がないのだ。 西北の海上で、クジラを三頭発見。 ぶしぶし潮を吹きながら泳ぐさまが、とても鮮明に見える。
北の滝を上空から接近して見ることができ、大満足で着陸。 どっこらしょ。
ホテルに戻り、すでにチェックアウトはしているが、サービスでタオルや備品を貸してもらえる。 ホテルビーチとプールでひとしきりパリス・ヒルトン気分でゴロゴロだらだらしながら、母に婚約の報告の電話をする。 喜んでもらえたのでよかった。 しかし、ジャバさんに電話をかわったら、緊張のせいか日本語が、とんでもおかしいことになってしまっていた。 話は通じていたのだろうか。
飛行機の時間まで、かなり有るので、ハンバーガーを食べて、カクテルをがぶがぶ飲んでいると、無料サービスのカクテルがプールサイドに配られた。 更に飲む。 日が、やや斜めになってきたので、ビーチに出てだらだらしていると、クジラがやってきた。
名残惜しいが、飛行場へ行き、島を後にする。 はーだらだら。
| 2007年03月28日(水) |
カウアイ5・イーストコースト |
宿泊地のイーストコーストを見る、ということで、かなりゆっくり目に出発する。 リフエに行き、カウアイ博物館に入る。 その日のエキシビションは、「カウアイにある日本宗教建築」だった。 小ぶりの博物館で、収蔵品は主に、日本移民の工芸品やら、貝殻やら、ハワイ島の工芸品やら、ニイハウのシェル・レイだった。 そして、カウアイの歴史を、移民の流れとともに追っていくパネル展示。 ポリネシア人→日本人→中国人・韓国人・フィリピン人→戦争→アメリカ人というような、ざっくりとしたパネル。 サトウキビ畑で働く様子や、米の栽培っぷり、学校の作りっぷりを紹介している。
ジャバさんと釘付けになったパネルがある。 大航海時代からちょっと後のハワイ人、ジョージ・フメフメの一生だ。
�.▲瓮螢�人の船長に育てられたフメフメ。 �∩ツ垢�亡くなり、道に捨てられるフメフメ。 ��ローカルの戦争に行き、負傷し、病院に行くフメフメ。 �ど賊,砲董�年齢詐称につき、手当不当と追い出されるフメフメ。 �イ匹辰�の親切な人に、マサチューセッツの大学に入れてもらうフメフメ。 �β膤悗如△�調子者で歌が上手く、人気のあったフメフメ。 �Гい弔睛�達に「プリンス・ジョージと呼べ」と強要するフメフメ。 �┐Δ襪気い里如▲魯錺い北瓩気譴襯侫瓮侫瓠�カウアイの王になる。 ��アルコールに溺れ、王位を剥奪されるフメフメ。 ��島民を引き連れ、カメハメハ大王に戦争を仕掛ける、酔っ払いフメフメ。 ��皆殺しにされ、近所の林の中で隠れているのを発見されるフメフメ。 ��数ヵ月後に、アルコールにより死亡。
なんとドラマティックな一生ではないか。 しかし、酔っ払いを王にしたり、扇動されて戦争をしたり、カウアイの人はけっこう向こう見ずなのではないか。 島民が殺されているのに、フメフメだけアルコールで死んでいる理由はなんだ。 「ラスト・カウアイ」とかいう映画が作れそうな、突っ込みどころの多い男だ。 プリンス・ジョージ。 君の事は忘れないよ。
さて、カウアイ島のちょっと西に、ニイハウという小さな島がある。 どっかの金持ちが私有しており、ニイハウの人は外部との接触を、極端に制限されているらしい。 そのニイハウで作られているのが、前述のニイハウのシェル・レイ。 極小の貝に、極小の穴を開け、糸を通してネックレス(レイ)を作っているのだ。 人間国宝のような人が作っており、高価。 皇帝は、ハワイに行くことが決まった時から、チャンスがあればこれを手に入れたいと、ずっと思っていたのだ。 博物館に入るようなのは、何連にもなっており、もう二度と作れない、というような貴重なものなのだが、とても綺麗だ。 貝の自然の色で、さまざまな模様ができている。
で、ミュージアムショップを覗いてみたら、あったのだ。 二連の、ちょっと小ぶりの可愛いのが。 しかし300ドル。 うーん、無職の身にはちょっときついか。
しばらく、ハーモニカの買えない少年のように、ケースに張り付いてみる。 こういう狙いすましたものがある場合、ジャバさんは「気に入った?」とか聞いてくれたりするのだが、何故かこの時、ジャバさんは「それ、すごく欲しいの?」と聞いた。 なんか歯切れが悪い。 思えば、この時すでに婚約指輪を買っていたので、色々気になるところがあったのでしょう。 しかし、事情を知らないので、元気に「欲しい」と答えました。 ごめんね、過去のジャバさん。 で、さっそく首にかけて、ご機嫌で観光を続行する皇帝。 思い出とともに、大事にします。
このあと、ハワイアン風の腕時計を見に行ったが、気に入ったものがなく、ボートで行くという、シダの洞窟観光に出発。 ボートの予約をして、一時間ほど余裕があったので、すぐそばのレストランで昼飯。 そして、ワイルア川沿いにある、かつて王しか通れなかったという道を登っていく。 ということは、フメフメは通ったのか。 オパエカア滝展望台まで行ったが、肝心の滝が遠く、あまり見えない。 鶏に囲まれながら、少し戻ると、またメネフネが作ったという、なぞの遺跡に遭遇。 居住空間だったらしいが、今はやはり鶏の繁殖地になっている。 川沿いには、日本人が米を育てようとした土地があり、今は牛と馬がごろごろしている、牧草地になっていた。 更に戻ると、ポリネシア人の遺跡があったが、そこも鶏パーティー。
ちょうどいい時間になったので、ボートに乗ると、何故か日本人しかいない。 団体客にかち当たってしまったのだ。 クルーズのガイドも、自然日本語になってしまった。 ジャバさんに悪いかな、と思ったが、皇帝にもわからない、壊滅的日本語で話す二世か三世の方で、きっと、同乗した人誰も理解していなかったと思われる。
あの、商売の邪魔するわけではないんですけど・・・騙された・・・。 えと、シダの洞窟は、大雨の後封鎖され、かれこれ半年以上たつそうです。 復旧のめどは、今のところたっていません。 あー騙された。 川を登って下っただけだったよ。 30ドル返してください。
ワイルアの滝を帰りに見て、カパア・タウンでショッピング。 カパアは、日本人が作った街だそうで、今はセレクトショップみたいなお店がだらだら並ぶ通りになっている。 これがなかなか、島の他の街では扱っていない、ファッショナブルなお洋服やインテリアグッズなどがあり、楽しめた。 シャンデリア屋さんで、福と同じ柄の雄猫に出会い、撫で回していると、店主が「猫が欲しければ、島の保護猫センターに行くよろし」と言ってくれた。 でもここで猫をもらうと、皆耳の端が切れているのか。 どうだろうなあ。
アルバムなどを買い、ジャバさんが予約していた、カパアにあるレストランで、魚料理を食べる。 夕焼けの椰子の林を望み、景色は良かったが、蚊がいたのに困った。
もともとハワイに蚊はいなかったのだが、ヨーロッパ人が持ち込んだらしい。 痒い思い出。
| 2007年03月27日(火) |
カウアイ4・ノースショア |
北へ行ってみることに。 朝から雨がシトシト降っているが、寒くはないし、日は出ているので、泳ぐことを考えて、水着の用意をする。
北側の家の方が、心なしか裕福感が漂っているのだが、気のせいだろうか。 北と西が、山に阻まれてハイウエイが繋がっていないと書いたが、北はそんなわけで、道の終点がある。 その終点が、ケエ・ビーチだ。 すごく海が綺麗、とガイドブックに書いてあったが、確かに、はるか遠くの魚が見えるほど澄んでいる。 バリアリーフよりコンディションが良い。
ひははははは、とハイになりながら、水着になって海に駆け込もうと思ったら、何故かジャバさんが水着をなくしている。 何故。 さっきホテルで鞄につめていた筈なのに。 結局、半パンで泳ぐことにした。 シュノーケルのマスクセットは持っているので、フィンなしでシュノーケリングをする。 鶏と魚が一杯だ。 ひははははは。
ひとしきり遊んだら、雨で体が冷えてきたので、上がる。 北の終点なので、ここから西の山へのトレイルができる。 重装備の登山者達を見送りながら、麓にある洞窟を覗きに行く。 洞窟は、ちっとも湿った感じがしなく、下が砂で、入り口が広く、自然光ががんがん入ってくるので、ちっとも洞窟感がなかった。
ハナレイで昼飯を食べて、マティーニを飲み、お買い物エリアに侵入。 実は皇帝、初めにアメリカに荷物を送る際、何故かサンダル達だけ、郵便事故で紛失していたのだ。 なので、ビーチサンダルを一足買う。 きっと、これからロスでも大活躍してくれるでしょう。 しかし私のサンダルコレクションは、一体どこへ消えたのでしょうね。 わざわざダンボールの蓋を開けて、サンダルと歯ブラシだけ持っていったのは、宇宙人ですか。
ハナレイ渓谷展望台へ行く。 芋の畑が、日本の田舎っぽく見えて綺麗だったのと、村を取り囲んでいる山から、何本も滝が落ちているのが面白かった。 ここも鶏まみれ。
チョン・ヤン・ビレッジまで戻って、ショッピング再開。 ザ・お土産みたいな物が置いてある。
東に戻る一歩手前に、キラウエア灯台がある。 カウアイ最北端の灯台で、ハワイ最北端の灯台でもある。 ちょうど四時に灯台のゲートに到着したのだが、なんと四時にゲートが閉まった。 がびーん。 灯台の遠景だけ、カメラに収める。
すぐ近くに、五時まで開いている、グアバ・カイ・プランテーションという、グアバ畑の施設があるらしいので、行ってみることに。 グアバジュースが試飲できるらしい。 運転に疲れたジャバさんも、グアバを欲している。 看板が小さく、見逃しそうになりながら入っていくと、雨がザンザカ降りになってきた。 グアバ・プランテーションは、開いていた。 開いていたが、ジュースは品切れだった。 そして、グアバのシロップも品切れだった。 アロエのローションが売っていたので、日焼けの肩のために買った。 グアバのないグアバ・プランテーション。
東側に戻り、ココナツ・プランテーション(これはショッピングセンター)で買い物をして、疲れていたので、ホテルで夕食。 ヒルトンの食事がおいしかったので、ホテルで食事は良いのだが、とにかく人が足りなくて、サービスがとろいのが難点だった。
あんまり書かないですが、実は一日4〜5杯の割合でカクテル飲んでおりました。 はい。
| 2007年03月26日(月) |
カウアイ3・ウエストコースト |
本日は西側に行ってみることにした。 ハイウエイは島を一周しているわけではなく、西北に高い山があるため、そこで一旦途切れているのだ。 だから、島の北と西をつなぐルートは今のところ無いわけですね。
島の西側は、そんなわけで切り立った山に囲まれていて、人があまり住んでいない、山登りリゾートとなっております。 更に、山に阻まれて、開発されていない、美しいさんご礁のビーチもあったりする。 でも阻まれているので、ヘリコプターか船でないと、近づけない。 ので、今回は山登りからアプローチすることにした。
とはいえ、けっこう山の上まで、車で乗り入れてしまえる。 せっかくスニーカーを履いて出てきたが、もしかしたら歩かないで済んでしまうかもしれない。 そう思っていると、ワイメア渓谷に到着。 「太平洋のグランドキャニオン」とマーク・トゥエインが言ったところだ。 実際のグランドキャニオンのグランドっぷりからすると、明らかに小粒だが、滝とか流れているし、南国風でよろしい感じでした。 渓谷の中には、ヘリコプターが何台か飛び交っていて、ジャバさんが乗りたがっていた。
山道を更に車で上がっていく。 飛行場に着いたときから気がついていたが、野鳥の中でも、やたらに鶏が多い。 野良の鶏で、大抵家族を構成しながら、ハイウエイ、観光名所、ホテル、人の家をうろうろしているのだ。 車ではねないように、ゆっくり走ってみる。 途中、「ネネに注意」の看板が。 ネネはカウアイのシンボル鳥だそうです。 鳥まみれだ。
コケエ・ロッジ博物館に入るが、博物館と言うほどのものではなく、山小屋に、貝殻とか展示してあるだけで、入場料も取らない。 自然に寄付せよ、と書いてあるので、一人1ドル入れておく。
カララウ展望台で、ついにその先は車両通行止めになってしまった。 車から降りて、歩き始める。 その先には、プウ・オ・キラ展望台があるのだ。 それはそれは、美しい景色が待ち受けている、と、ジャバさんの英語のガイドブックに書いてあるので、根性をこめて歩く。 歩く歩く。 途中、何故かおばさんパンツが道に投げ捨ててある。 更に歩きまくると、谷の頂上、片側が絶壁の青い海で、片側が山々の緑という絶景ポイントに到着。 歩いてよかった。 西側の土は何故か赤く(たぶん鉄分が多い)、火星っぽい質感の展望台だった。
帰りは来た分だけ歩かなければならず(あたりまえ)、せっせと歩く。 ジャバさんが水分補給と空腹を訴えるので、ロッジ博物館まで戻り、そこでハワイ焼きという不思議な調理法の豚を食べ、一休み。 この「コケエ・ロッジ」が「コクローチ」に聞こえるらしく、ジャバさんが一人で「ゴキブリ博物館。ぶはは・・・」とうけていたが、アメリカンジョークは良くわからないので、暖かく見守っておいた。
さて、西側には、かつてクック船長が始めてハワイに降り立った地があるというので、山を下って、街に侵入。 映画リロ・アンド・スティッチのモデルになった街だそうな。 しかしクック船長の銅像は小さいのか見つからず、通り過ぎてロシアン・フォートへ車が着いてしまった。 ロシア人が造った、大砲込みの見張り台みたいなのが、海に向かって設置されている。 かなり大規模で、昔は病院とかの設備も入っていたらしい。 ジャバさんが看板の説明を読んだところによると、
ロシア人がハワイ人に、ここにフォートを造ってもいいか?と聞いた。 ハワイ人はいいと言ったが、完成すると、ロシア人を騙して追い出した。 地元のハワイ人は、しばらく使ったが飽きたので、別のハワイ人に譲った。 そのハワイ人たちも、いつかいなくなった。
という、アバウトな感じだった。 遺跡は特に保護されている様子もなく、鶏と雑草が繁殖している。 「どーでもいいです」と思われていそうな遺跡だった。 そして、皆がクック船長を見つけられないらしく、詳しい地図が出ていた。
その地図に載っていた、メネフネ・ディッチ(水路みたいなの)を見に行くことにした。 車両が一台しか通過できない、行き止まりな道を行く。 心細く走行していると、つり橋があったので、降りてみる。 振り返ると、そこに水路があった。 あからさまに「どーでもいいです」と思われている風だ。 またジャバさんの解説によると
昔、ポリネシア人(今のハワイの人)とかが来る前に、メネフネというすごく小さい人達が住んでいた。 メネフネが本当に居たのかどうか、誰ももうわからない。 見たら石になるらしい。 メネフネが造ったらしい水路は、何十メートルも続いているが、別にメネフネが使った形跡はない。
なんだ、メネフネ。 気持ち悪いぞ。 自分で使わないものをわざわざ造ったというところも、気持ちが悪い。
サウス・ショアを戻りながら、途中オーシャンビューのレストランで夕食にする。 まだ明るかったのだが、イーストコーストに宿を取っているので、こういうところでないと、夕日を見ることができない、と思ったので、さっさか食べて、レストランにくっついているビーチに出る。 水が透明できれいだ。 海に沈む夕日は美しかろう、と思ったのだが、雲が出ていたので、途中で太陽が隠れてしまった。 残念。 と思っていると、なんと、カウアイに30頭しかいないとされている(と、昨日の夜ホテルのテレビで放送していた)、ハワイアン・モンク・アザラシがビーチに遊びに来たのだ。 そして、そのまま砂の上で眠り始めた。 すばやく、現地の人の手により、アザラシの周囲に黄色いテープがひかれる。 近づいてはいけません、ということらしい。 やがて、空が赤くなる頃、アザラシは波にさらわれて、海に帰っていった。 ラッキーだ。
帰り道、ハイウエイ50号に合流するツリー・トンネルで渋滞にとっつかまる。 まったく動かない状態が15分ほど続き、何故路面電車を走らせないのだ、とか議論する。 バスでもいいから、島一周線があれば、誰も、特に観光客はレンタカーなんか借りないのに。 ああ、そうか、レンタカー屋の陰謀か。 とか言っていた。
山で二人とも蚊に刺されたので、薬を買いに、最近できたという、リフエのKマートに行く。 カウアイの店は大抵17:00頃には閉まってしまうので、開いているのは、アメリカ本土から来ている、チェーン店ばかりだ。 靴下と、デジカメのメモリーを買って、店を後にする。
ホテルに帰ると、何故か腹一面に蕁麻疹がでていたが、別に痒くないので様子を見ることに。 車で日に焼けたのか、右肩が真っ赤になっていた。
本日も小雨が時々降る他は晴天。
| 2007年03月25日(日) |
カウアイ2・サウスショア |
カウアイ島は、丸い形をしているので、簡単に東西南北に分けて旅行するのがよろしかろう、と言うことになった。 一日に一方面で、四日で全部見れるわけですね。 別に急いでいないのに、観光しなければならない、という強迫観念に駆られる皇帝。 リラックスして、ホテルでごろごろして、セレブ気分、がどうしてもできないのだ。 見れるものは見ておかなければ。 さあ、ホテルのバイキングで朝ごはんを食べたら、さっさと出かけよう!
と思ったのだが、ジャバさんがごろごろ旅を希望しているので、朝食の後に、ホテルのプライベートビーチで、ちびっとごろごろすることにした。
朝食のバイキングは、とてもおいしかった。 バイキングで、こんなにおいしいと思ったことはない。 しかし、人手が足りないらしく、サーブにやたら時間がかかる。 人より鳥の方が多い始末だ。 残飯を狙った、なんだか見たこともない鮮やかな色の鳥が、テーブルに舞い降りてくるのだ。 テーブルわきに流れる人口の川には、鯉まで。 これがリラクゼーションというものなのか? 巨大な、足の長い白い鳥が、皇帝のテーブルにじっと立っていて、怖かった。
ビーチに出てみると、海水はかっきり透明。 波は絵の具でも入れたかのように青い。 すばらしい。 これは癒されずにはおれない。 マーベラス。 浮かれていたら、クリップ式のイヤリングが、片方落ちて、海に帰っていってしまった。 一瞬、ものすごく落ち込む皇帝。 済んでしまったことはしかたがない。 さあ、観光へ行くぞ。
初日なので、あまり移動面積の広くなさそうな南側観光にした。 ホテルがイーストコーストなので、わりと近場だ。 ハイウエイに乗って、いざ。
助手席でナビをして、気がついたのだが、島が大変小さいので、ちょっとぼうっとすると、あっという間に目的地をはるか彼方に通り過ぎてしまうのだ。 これは参った。 地図から目が離せない。 なのに、窓の外はすばらしい景色。 外も見たい。 ああああああああ。
とジレンマに陥っている間に、ツリー・トンネルに到着。 ツリー(ユーカリの木)が、道の両側に鬱蒼と生えて、トンネルになっているというだけ。 さっさかと通り抜けてしまう。 ああああああああ。
と思っていると、次のポイント、スポウティング・ホーンに到着。 岩肌の海岸に、穴が開いていて、波が打ち寄せると、ゴーと言いながら、3メートルくらい、クジラの潮吹き状態になるところだ。 よく見ると、隣にもっと大きな穴が開いている。 でも岩の周りが壊れていて、潮が上がらなくなっている。 大きいほうは、音しか出ない。 砂糖の会社が、畑に海水がかかるのを嫌がって、夜中にこっそりダイナマイトで爆破したらしい。 大きいほうは元々、10メートル以上潮が上がったらしい。 残念だ。 しかし「こっそりダイナマイト」って、大胆すぎてこっそり感が沸いてこない。
周辺にみやげ物の屋台が出てたので、覗いてみる。 さっきイヤリングを落としたので、ハイビスカスの銀ピアスを買って、耳にはめておく。
地図では、そのすぐ脇に、ジェラシックパークの撮影場所にもなった、アラートン・ガーデンがあるということになっているのだが、道が行き止まりだ。 屋台のおばちゃんに聞いてみると、私有地だから、ツアーに入らないと見れないということだ。 ツアーは、潮吹き穴のちょっと手前で受付していた。 二時間半を要する、私有地庭ツアーだという。 私有地の庭を巡るのに二時間半とは一体・・・。 しかも、広いので、毎日違うルートを通って、紹介しているというのだ。 ガイドを乗せたバスで、庭に侵入していく。 しばらく山を登ってから、上の方で下車。 ガイドの説明を聞きながら、下っていくコースだった。 庭は、科学の庭とかアジアの庭とか、色んなスペースになんとなく別れているらしい。 猫が沢山いた。 耳の上端を片方切られているのが、保護猫の証拠とのこと。
ガイドのおじさんの説明を簡単にすると、こうだ。 1)最近5年の間に二回、巨大なハリケーンがクリーン・ヒットしたため、木も建物も、軒並みなぎ倒されて、痛んでいる。 2)でも、だいぶ綺麗になったと思う。 3)戦争中に、日本人の使用人たちが造った庭だ。 4)庭に日本人がいることは、戦争中黙っていた。 5)今、彼らの植えた竹の始末の仕方がわからないので、ほったらかしだ。 6)きっと几帳面な日本人の庭師が生きていたら、この竹を見て怒るだろう。 7)色んな果物を研究のため植えているが、敷地内の癌のおばあさんが数十年、毎日果物を盗み食いしている。 8)悪性の癌なのに、まだ元気に果物を採りに来るところを見ると、新種の柿に抗癌作用があるのではないか(とおじさんは思っている)。 9)亀が卵を産むので、ビーチで遊べない。 10)時々映画の撮影で俳優がゲストハウスに泊まるが、衣装をクローゼットに置いていったりする。 11)見つけ次第もらう。
蚊に刺されながら、そんなことを聞いていると、「ハンター」と呼ばれる、グレーの雌猫がツアーについてきた。 猫は沢山要るけど、ネズミを捕るのはハンターだけらしい。 ツアー中も、バッタを捕まえていた。
ホテル路に着く前に、オールド・コロア・タウンに寄る。 古い町並みを残して、観光地にしている。 小さいので、10分くらいで周れてしまった。
ホテルに帰ると、ビーチサイドで無料カクテルのサービスをしていた。 マイタイを飲んでいると、フラダンスのショーが始まり、見終わってから、ホテルで夕食をとる。 カニとステーキのバイキングという、痛風になりそうな食事をもりもり食べて、バーでファンキー・モンキーという、甘いバナナ味のカクテルを飲む。 その後ハリケーンを飲んで、本日の旅は終了。
時々小雨が降るが、天気は良かった。
LAXから、ホノルルに出て、そっからカウアイ島へ飛んでいく。 LAから、飛行場は子供連れのバカンス雰囲気で、アロハ〜となっていた。 あと、おばあちゃんの団体が多い。 初心者でも楽勝のハワイ旅行だ。 何故皇帝は始めての旅行で中国、しかも雲南を選んだのか。 時をさかのぼって、ちょっと自分に忠告してやりたい。 はじめは楽なとこに行け、さもないと、苦労旅行が癖になるぞ、と。
さて、苦労旅行が癖になっている皇帝は、トイレがきれいだったり、清潔な食事をあっさり探せてしまったり、迷子にならなかったりすると、「騙されているんじゃないか」と妙に懐疑的になってしまうのだが。 この旅行は、本当にずっと騙されてるかのごとく、楽だった。 まあ、ジャバさんが国内の人なので、交通事情に長けているせいもあるでしょうが。
カウアイ島に到着するのが夜中なので、ホノルルで食事を取る。 チキン焼きを食べたのだが、アメリカ人もびびる程の量を出されて、うなる。 さすがコニシキとアケボノの国だ。 1/4と言ったのに、もともとの鶏の大きさがでかいため、皿から飛び出る1/4チキン。 一羽に戻したら、クリスマスに、Mr.ビーンが頭を突っ込んだ七面鳥くらいの大きさだ。 ちなみに、チキンは「白」と「黒」という分け方をアメリカ人はしており、オーダーすると、ケンタッキーでも白か黒か聞かれる。 白は胸のあたり、上半身。 黒は足、下半身をさす。 これを知らないと、突然「ブラックかホワイトか」と聞かれ、「いえ、イエロー(黄色人種)ですけど・・」と答えてしまいそうになり、危険だ。
さて、時差三時間のカウアイに到着。 レンタカーを借りて、ホテルへ。 東の海側のお部屋で、部屋のすぐ前まで、波がザバーンザバーンとなっている、海好きにはたまらないロケーションだ。 おりしも、LAでは滅多に降らない雨がチラチラと。 胃の中の巨大チキンが重いが、雨の日本が恋しい皇帝にはうれしい演出。
夜なので、風呂に浸かってさっさと眠りましょう。 と、思っているのに、ジャバさんが風呂からなかなか出てこない。
バスルームの扉を開けたあたいは、昭和のカップルが、ハネムーンで始めて海外旅行に出て、ハワイに来たかのような気分でした。
ジャバさんが自分の大きさを考えずに風呂に湯を張り、床を水浸しにし、皇帝に怒られないように一生懸命タオルで床を拭いていたのでした。
うーん。 いや、別に怒らないけどね。 ちょっと未来が心配になる。 夜中だけど、ルームサービスの人に、タオルを追加で持ってきてもらう。 それだけだと悪いので、海老とカクテルまで注文してみた。
マイタイという、南国風の甘いカクテルでしたが、ちょっと涙で塩味。
と、〆も昭和風にしてみた。
ヒルトンホテルが去年末にオープンしたので、そこに泊まる。 リゾートはだらだらするのが目的なので、がんばって観光する必要はないらしい。 じゃあ何をしたらいいんだ(リラックスしてください)。
そういえば、ちょっと前に、ジャバさんにプリペイド携帯を買ってもらった。 維持費だけで、皇帝の国民年金ぐらいかかっているらしいので、使わないといけない。 プリペイドなのに、基本料金を払っているらしいのだ。 よくわからない。 ちなみに、アメリカでは、かかってきた電話を受けるのにも、自分がかけた場合と同様の料金が発生するのだ。 ますます、よくわからない。 基本料金からすると、どうやら一時間半/月は電話をかけるか、受けるかしないと損なのだが。 あんまり用事がないので、眺めて暮らしているだけだ。
こちらに来る前に友達が、皇帝がめったに買わないブランド物の携帯ストラップをくれたので、それをくっつけてみた。 あっというまに、高級電話の出来上がり。
しかし、用事がないのう。
常に夏休みの皇帝、あえてバケーションへ行く。 脳みそのしわがなくなるのではないか。
ジャバさんが「かわいい、かわいい・・・」と言っているので、魚屋さんか?と思っていたが、どうやら、今度のハワイ旅行は、カウアイ島に行くらしいのだ。 だから直行便がないのだ。
マリンスポーツといえば、忘れられているかもしれないが、皇帝はダイバーの免許を持っているのだ。 しかも、アドバンスな免許を。 つまり、適当なダイビングの船に乗せてもらって、適当なポイントからエントリーしてもいいのだ。
しかし、もう二年半ももぐっていない。 その上、フリーのダイブで、一度もエキジットに成功したことがない。 (常にピックアップを要請) 使い捨てのコンタクトレンズも忘れた。 ゴーグルが外れたり、水が入ったとき、レンズがなくなると悲しい。 ゴーグルの水を追い出す方法も、うろ覚えだ。
眼鏡をかけたままゴーグルをはめることもできるが、ゴーグルが外れる程の衝撃を受けたら、眼鏡も吹っ飛ぶのではないか。
などと考えていたら、やっぱりもぐらないほうが良いだろう。 カヤックでもしよう。
レンタルで、LOSTのファーストシーズンを見ている。 途中から見ていると、キャラクターに感情移入しにくいので、せめて最初のキャラ設定の部分は押さえておこうと思ったのだ。
だがしかし、なかなかお気に入りのキャラクターが見つからない。 困った。 良い人も悪い人もいるのだが、皆、あと一歩というところでドジを踏むので、「ああ、バカ・・・」と思ってしまうのだ。 そりゃそうだ。 失敗しなければ、そこにドラマ性が生まれない。 これはドラマなのだ。
すごい人出てこないかなあ、と思いながら、今からディスク5枚目を見る。
強いてすごいと言えば、チェックインの荷物とはいえ、ナイフを400本飛行機に積むのをOKした航空会社の人か。
皇帝

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