凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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アイが初潮を迎えた。 小6の冬。
姪達が皆、中学できていたので、てっきりそれくらいかなと思っていたのでちょっとドキドキ。 予兆はあってたので、お互い心の準備とその時の用品の準備もしていたけど、実際くると、感慨深い。
アイが、もう大人なんて。
「お赤飯炊かなきゃね」というと「お父さんも食べるの?」と言う。 「アユムにはなんていうの?」 「アユムはまだわからないから、�爐�姉ちゃんが大人になったお祝いよ�瓩辰童世Δ世韻芭匹い茵廚箸いΔ� 「�爐�姉ちゃんが中学になるお祝い�瓩辰童世�う」と一人で納得していた。 お赤飯を炊いて家族でお祝いをする、という事を、アイは照れくさそうだけど、嫌がっていないから良いか、とちょっと胸を撫で下ろす。
料理本を片手に小豆を仕込む。 前、お赤飯を炊いたのは、アイの一歳のお祝いだった。 お義父さんとお義母さんが、田舎から一生餅をついて持ってきてくれたんだった。 アユムの時はどうだったっけ。 夫が病気だったりしてバタバタしていて記憶が無い。 一生餅は用意したけど、お赤飯は買ってすませたのかも。
とりあえず、お赤飯と手巻き寿司の夕食にした。 「わーなんかパーティーみたい」と喜ぶアユムに 「今日はお姉ちゃんが中学生になるお祝いなの」とアイが説明する。 「お姉ちゃんが大人になったお祝いよ」と「おめでとう」とジュースで乾杯。 アユムは深く考えずに「おいしー」とご機嫌。 夫は「おめでとう。大変だけど頑張ってね」と声をかけていた。 「昔なら結婚していた年齢なわけだよね」 「男なら14で戦争に行ってるわけだしね」 「学校で習った。徴兵制。」
「これに、自分の体の変化は記録しておきなさい。そしたら来月はこれくらいかなとか、自分で分かるようになるから」と小さな手帳を渡して教える。 「めんどうくさいなー」とぶっきらぼうに言うアイ。
面倒臭いのよ。女は色々。 でももっともっとこの先面倒臭い事だらけだからね。 頑張ってね。
お赤飯は上出来だった。 アイもアユムも結構食べてくれた。
赤飯の用意をしながら、あ、我が子のお祝いの用意をしている これが幸せって気分なのかも、と思った。
実家の母と電話で話す。
兄は相変わらず波があって、今は下の方らしい。 義姉が先月末は兄の単身赴任先へ様子を見に行ったそうだけど。 私が兄にメールした時は返信が来たから 少なくとも携帯の電源を切っておくまでの精神状態ではなさそうだったので 勝手に安心してた。
義姉の話では、兄は今年度一杯の単身赴任が終わったら、実家から通える勤務地に希望を出しているらしい。 甥っ子が大学を卒業するまでの間は頑張って勤めて、卒業と同時に退職するつもりでいるらしいとか。 義姉は、「もう自分で決めているみたいだから。私にはなんの相談もないけど。私には頑張って稼いで下さいっていうの。」と暗い感じ。
成程。義姉はちゃんとした正社員の誘いを、家庭の為に何度も断わってパートの待遇で働いているわけだけど、兄が退職したら、きっと迷わず正社員として働けるようになるわけだなぁと。
私達兄妹は、病気で寝たきりの父親と、生活の為にフルで働く母親の姿を見て育ってしまったので、兄は、それが刷り込まれているのかもしれない。
驚いたのは母が「あんな明るくて朗らかな子がなんでそんな病気になったんだろうね」と言ってのけた事。 兄の、どこをたたいたら、「明るくて朗らか」なんて性格が出てくるんだろう? 「何言ってるの?兄貴は暗くて気分屋で感情に波があって扱いづらい気難しい男でしょ?」と言うと、母は黙っていた。 母も、年齢的に痴呆が出てきつつあるのかもしれない。
実家との電話は、いつもやりきれない気分になって終わる。
暁
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