凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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さて。
前回書いた「超音波を当てて視力回復器具」(正式名称はふせておきましょう)
眼科二件から効果の程をきっぱり否定され、こちらもまったく効果なしと判断し、買う気が失せた。 だってもらった資料が約40年前に発表されたよう古いものばかりだったし。 本も眼病一覧と、眼鏡やコンタクトの不便さをとうとうと書き連ねたのと、最後に「こんなに視力が回復しました!」という体験談が並べてあったけれど、内容に関連性がないので読んで何を言いたいのか全然わからなかったし。 眼病一覧があるけれど、だからこれらが治る、と記してあるわけでもないし、眼鏡等の所もこれらの不便さから解消される、と書いてあるわけでもない。 胡散臭さ満載の本。
おまけにDVDは何年前?といった感じの古い映像。 おそらく最初はビデオで製作して途中でDVDに焼きなおしたといったところか。 「あのTVに映ってたアイドル、大場久美子よね」とFさんが教えてくれた。 そうだったのか。大場久美子って歌歌ってたのか。 子供の頃、懐かしの番組とかで「こめっとさん」とかいうTVの画面で出てくる映像しか見たことなかったから知らなかった。 ってことは、いったいいつ作られた映像なんだこれ。 そんな昔からある器械なのに、全然進歩も改良もされず、医学会で認知もされず、あやしいままほそぼそと続いているってわけか。
そんなこんなで、もう全然買う気が失せていた私だったけれど、肝心のモニター終了日、器械を持っていくのを綺麗さっぱり忘れていたのだ。 すげーおまぬけ。 Fさんからは大笑いされて、「それは偶然じゃなくて必然よ。もう買うように運命付けられていたのよ」と茶化された。 そうねぇ。確かにここのモニターに誘われたのはFさんで二人目だし。 ここで買わなくてもまた違う人から誘われたかもしれないし。 興味があったのも事実だし。 結局宗教と思えばいいのかな。 信じたら良くなるかもしれない。信じなければそれまでの事。
己に言い聞かせてしぶしぶ購入。 でも本の意味不明の所や、突っ込ませてもらうところは突っ込ませてもらった。 うちの夫は過去、網膜剥離をやっているわけだけれど、その術後の治療にも使われていた云々という話があったので、網膜剥離に超音波がどう効果があるのか、本には超音波の振動により微生物を死滅させる殺菌効果と自然治癒能力を高める云々という記述があったけれど、その部分を言っているわけなのか等聞いてみたけれど、「私は医療関係者じゃないのでどうも…」と説明できなかったし。 自社製品の説明のためならそのくらい勉強しておいてよと思いつつも、もうだからといって持ってくるのを忘れた己のヘボさはどうしようもないわけだし。
そんなこんなで、アイは毎日目に当ててぴーーーーーーーーーーとかやってます。 良くなっているかというと、全然!って感じなんですが、本人は「黒板の字がちょっと見えるようになった気がする」というので、鰯の頭も信心からってこういう事か…と思いつつ、信じる事がその人の力になるのなら、まぁいいか、と己に言い聞かせ、毎日目の運動とかさせてるのでした。
次回検診は今月末。 さて。どう成果が出ているやら。ってか、見えるまでっていうか、当たるまでずっと同じのを差して見させる視力検査になんの意味があるのかなって。 いや、もう言い出すとキリが無いんだけれど。 いいの。本人が前向きになれるのなら。 霊験あらたかなツボとか印鑑とか買った気分。 10万払ってちょっとお釣りが来ました。とほほ。
2年生から下がり始めたアイの視力がついにCとDになった。 Cは0.6〜0.3、Dは0.2以下って事だ。 小学生で眼鏡は可哀相。単純に遊ぶのに不便だから。 なんとか小学生の間だけでも眼鏡を免れたいものだけど…と眼科へ検診に連れて行った。 屈折率でいうと間違いなく近視。 それでも0.3と0.5見えているので眼鏡は本人が不便だと言ってからでいいでしょうとの事。 小学生のうちは黒板の字も大きめなので、結構なんとかなるらしい。
「夏休みのうちに無料モニターに行ってみない?」とママ友Fさんに誘われる。 よくチラシ広告で見かけていた超音波の機械を目にあてるだけで視力が回復する!というヤツだ。 ネットで調べると機械の値段は10万払ってちょっとお釣りが来る位。 ううん。騙されたと思って買うにはかなり痛い値段。
それでも興味はあったので、Fさん親子と一緒に店舗(?)に行ってみた。 狭い雑居ビルの一室に男女二人。 白衣は着ているけれど、全然医療関係者じゃない。 あれこれ説明してくれるけれど、印象としては、販売員といった感じ。 器具の効果はこれでもかこれでもかと話してくれるけれど、反対にデメリットや注意事項は聞かないと話してくれない。 やれ医療用器具として病院でも使用されていますだの、学会でも論文は発表されていてだのなんだの。 でも、眼科医は「医学的根拠はまったくありません」とこれを否定するのだ。 「近視が治るなんて眼科医界(?)では聞いたことがないです」と。 「論文なんてお金払って持ち込めば雑誌等には掲載してもらえるんです。ちゃんとした医学的根拠があるかどうかちゃんと審査して掲載される論文では私は見た事がありません」と。 その旨をこの販売員に話すと「先生によって考え方は色々ですから。不安でしたらこのパンフレットをかかりつけの病院に持って行って先生と相談されて下さい」との事。 だから、病院では聞いたんだって。二件。 どちらの医者も「効果なし」と断言されましたよ。 ついでをいうと、書店でよく見かける「見ているだけで視力が良くなる」という3D(?)の絵の本等も、効果としては首をかしげるだけだそうだ。 反対に、凝視しすぎてドライアイにならないとも限らないし、という先生もいた。 理屈はどれも「目の筋肉を鍛えて疲れをとりほぐしましょう」という事だけれど、それについて効果があったとしても、だからといって視力が上がるかというとそれは違うんじゃないか、という話らしい。 100歩譲って「今より視力が悪くならないようにする」という効果はあるかもしれないけれど、「視力が良くなる」というのはありえない、という事らしい。 「それでも乱暴に手術したり切ったりしないだけ良いですけどね」との事。 民間療法みたいなものと思えばいいのか。
Fさんは「でも�爐△了�あれをしておけば良かったのかも�瓩噺紊埜絏�したくないから、少しでも良くなる可能性があるのなら、手を尽くしてみたい」との事。 「騙されたと思って」と言った感じか。 私はまったく医学的根拠もないのにさも効果あるように並びたてるあの男女に対して不信感しか抱けなかったので、彼らの利益になるために騙されてやるのは面白くないといった感じでどうも乗り気にならない。 「アイちゃんは一週間で効果がでますよ」と言ってたけど、一週間後に病院に行ってみてもらったが、まったく変化なかったし、本人も見えてきたという実感はないままだし。
それでもアイが「目が良くなりたいから欲しい」ときっぱり言うのだ。 「この器械を使って、目の体操をする」と珍しく乗り気。 本人も見えない事が不便と思い始めているのかもしれない。 遅いって。 器械の効果云々は望めなくても、一緒にする目の体操は疲れを取る事にはなるかもしれない。 なにより、器械を使う事によって「目が良くなるように」という意識付けが出来るというだけでも、何もしないよりいいかもしれない。
だけど、だからといって騙されて買うには値段と、胡散臭い販売員を喜ばせるのが…
ちなみに夫は値段を聞いた段階から頭から「買えないよ」とばっさり。 自分が信じない話は最初から聞いてやろうという気すらないのがいかにもこの男らしい。
モニター期間は二週間。 来週は返事を出さなければいけない。 Fさんは購入。でも私は購入したくない。 でもアイは購入したがっている。夫は反対。 ううん。どうしよう。
暁
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