凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2006年10月04日(水) 伝説を作りし者

幼稚園選びも佳境。
入園予定児のママさん達は願書購入に東奔西走で忙しい。
未就園児教室のママさん達のお茶会に参加したら、皆さん持ち寄った願書を出してあーだこーだと吟味。
その熱心さたるや。
いや、皆さん初めてのお子さんで、初めての園選びだから無理も無いか。
そりゃ情報収集に熱も入るよね。

うちは、というと、野生児園は近所だし通っているママさんに頼めばいつでも願書頼めるし、と、結局今通っている未就園児教室のお勉強系園の願書しか買っていない。
相変わらずのほほんとした状態。
このままのほほんと流されたまま今のお勉強系園にそのまま入園してしまいそうな予感もする今日この頃。
アイも通っていたわけだし勝手が分かっているのはやっぱ楽だしなぁ…悩む。

お茶会メンバーの中で幼稚園生活経験者は私だけだった様子。
「え?上の子〇幼稚園?」と皆に質問攻めにあう。
お勉強系園のスパルタ話とかは、アイの時にも聞いた出所の分からない都市伝説のような話。
「それ、うちの子が入園する時も聞いた話だけど実際体験した人見たことないのよ」と話す。
どんくさいアイなんか、まっさきに体験しそうな話なんだけど、結局はその子のレベルに合った状態でやってくれるから、無理強いはない感じなんだけど。

「お勉強できるようになるの?」「途中入園だとついていけずにオチこぼれるってほんと?」「運動神経良くなる?」etc
いや、うちのこは早生まれだったのでついていくどころか落ちこぼれまくりだったし、運動神経もトロいままだけど、それでも三年間楽しそうに通ったし。
知り合いは年中から入園したけど全然平気でむしろ周りより出来た位しっかりした子だったし。
要は年少からにせよ年中からにせよ、その子の性格次第じゃないかと。
しっかりした子は全然ついていけるし。
どんくさいこは年少からでもついていけないし。
でも出来る出来ないより本人が楽しければそれだけでいいんじゃないかと。
園の日課についていけなくても、アイは一度も園に行くのを嫌がったり泣いて帰ってきたりは無かったし。
毎朝喜んで園バスに乗り込んでいってたし。
園生活が楽しかった証拠だよね。

なんて、一応先輩ママとして、全然参考にならない話を皆に話したり。

「でもうちのこ最近�爐呂笋�しなさい!なにしてるの!�瓩覆鵑動貎様靴咾了�言ってるの。これって教室で先生に言われているからよね」とママさん。
そりゃ先生たちもきつい口調にはなるでしょ。
親が我が子一人を見るのだって叱ったりするんだし。

思わずアイが幼稚園の頃、先生に髪をひっぱられてぼさぼさの頭で帰ってきた事を思い出し、「そういえばうちのこ、こんな事があったワ」と笑いながら話したら、「うわっひくー!!」「ひどーい!」と一気に皆からドン引きされてしまった。
え。だってうちの子、それくらいドン臭かったって事なんだけど。
先生も思わず「急ぎなさい!」って切れて髪引っ張るくらいドン臭い子って。
あの先生も耐え切れなかったかーと私はアイから聞いて笑ったんだけど。
別にアイも傷ついた風じゃなかったし、だからって先生の事嫌ったりもしてなかったし。
先生だって人間だし、親より若いうら若き乙女なんだし、いつも機嫌いいはずない。
たとえば失恋した翌日だったのかもしれないし、整理通が重い日だったのかもしれないし、合コンが上手く行かなかったのかもしれないし、色んな理由があって、機嫌悪い日もあるのは当たり前だし。
実際そんな事あったのは三年間で一回だけだったし、アイは毎日楽しく通って卒園して、卒園してからもバザーとか運動会とか行きたがるくらいだし。

あれーやっぱり私ってヘンなのかなぁ。
それって先生としてあるまじき行為と怒るべきなのかな。
皆はお勉強系園だから「うちのこ成績クラスでもトップで〇幼稚園に入れて良かったと思うワ」なんていう言葉を期待していたのかな。
でもうちの子、実際成績も中の中だし。
〇幼稚園でいくら勉強しても、所詮小1レベルまでなんだから、2年生になったらまったく同スタートなので、普通の子になるし。

あぁこれで皆さんの〇園に対する熱意が冷めてしまったら私のせい?
おまけに「〇園じゃいう事聞かない園児は髪を引っ張って叱るらしい」なんて、新たな都市伝説を作り上げてしまったような気がしなくもないんだけど。
うわぁどうしよう。そんなつもりじゃなかったのに。

なんか私ってやっぱりどこかヘンなのね。
天然にも程がある。浮いてどうする。あぁ自己嫌悪。


2006年10月02日(月) ハードル

アイがささやかなハードルを越えた。
ささやか過ぎて「なんだそれ」と他人には呆れかえられるようなハードル。

「朝の登校時に友達と一緒に行く事」

一年生の頃は同じ集合住宅内の幼稚園OBの上級生達と一緒に登校していた。
幼稚園も同じ園バスに乗っていっていた仲だし、まぁ抵抗無いかな、と思って奥様達にお願いして一緒に行くようにしてもらったんだけれど。
流石に小学生になると「同じ幼稚園だった」って事だけで気が合うわけでもなく。
生まれる前から家族ぐるみのお付き合いをしていた子供達グループにとって、アイは所詮他人なわけで。
「どうしてあたしだけ仲間はずれなの」的気分を何度もアイは味わった様子。
無理も無いか。
子供達に悪意は無くても、自然とそうなっちゃうよね。
2年生の一学期までは一緒に通ったが、とうとう「一緒に行くのイヤ」と言い出した。

それなら同じ集合住宅内で別のグループ(違う幼稚園組)のお友達に一緒に行こうと自分でお願いしておいでと話し、別グループと行くようになった。
が、こちらはリーダー的存在の子がちょっといじめっ子タイプの三年生で、そのこが面白がって皆を率先し、アイをわざと置いて先に行ったり、反対に、早く行こうと言うアイに「先に行けば」と陰湿なからかいをするようになっていった模様。
まぁ、アイはちょっとつつけばすぐ一人で怒るし切れるし黙り込むし落ち込むしで、虐め心を刺激するタイプなんだよなぁ。
今後何度もこういう目に合うだろうし。
ここは正念場かも、と親はしゃしゃり出ず、アイ自身にどうにかさせる事にした。

「意地悪言われても�爐修鵑憤嫦楼�言わないでよっ♪�瓩半个辰栃垢海┐覆�った振りしなさい。相手にするから面白がられるんだよ。三回までは我慢して笑って�爐い筺滋�意地悪っ♪�瓩辰童世辰討�きなさい」と我ながら七歳児に注文するには難しいであろう人との接し方の方法なぞ教えたり。
アイも皆と一緒に行きたいが為、何度かは母の教えを実践し、何度かは成功したようだけれど、それでもそのいじめのようなからかいのような行為は治まることなく延々続いて、アイ的にももうしんどくなったらしい。
「もう●ちゃん達とは一緒に行かない。一人で行く」と白タオル。いや、白旗?
母的にもまぁよく頑張ったよなぁと思った。
諦めも肝心だしね。と気分は燃え尽きたジョーの肩に手をかけるおやっさん。(名前忘れた)
それじゃ一人で行って、途中で知り合いに会ったら「一緒に行こう」って声かけて合流していけばいいし、と話しておいた。

その後もアイは一人で行ったり、●ちゃん達グループにチャレンジして挫折したり、と繰り返していたようだけれど、やっと先週「今日も●ちゃんに�牋貊錣帽圓海Ν瓩辰胴圓辰燭蘰┐欧討い�れて置いていかれたの。それで、一人で行ってたら、バトミントンの〇ちゃん達に会って、�牋貊錣帽圓辰討いぁ��瓩辰栃垢い燭薛爐いい茵L斉�から呼びに来てあげる�瓩辰童世辰討�れたの。だから明日から〇ちゃん達と行く」と言ってきた。

学校の体育館でバトミントンで遊ぶスポーツサークルに、アイは通っているのだけれど、そこで一緒の上級生が友達と一緒に通っているグループに合流成功したらしい。
おお。あの子って四年生だっけ、五年生だっけ。
下級生に優しくしてやらなきゃって感じの上級生の使命感なのかな。
いずれにせよ、有難い。

アイは朝から元気に登校するようになった。
バトミントンで優しくしてくれるお姉さんがいる上級生グループと一緒に登校ってので、安心感だの満足感だのあるのかもしれない。

ちなみに、「呼びに来てあげる」と言う子供同士の約束は当てにならない、と大人は知っているので、母は「下に降りて待ってなさい」とアドバイスしておいたら、案の定「あ、そうだった。呼びに行くの約束したんだった」と〇ちゃんに言われたそうだ。
そんなもんだよ。子供の約束って。
当てにしないで正解だった、と密かに胸をなでおろす大人。
「忘れてたんかいっって心の中でつっこんじゃった」と笑いながら話すアイに、あぁ嬉しかったんだな、と安堵。

内心、今度は何ヶ月続くのかな、という気もするけれど、アイが自力で相手を見つけてきたのだから、この調子でどんどん一緒に行く相手が変わってもいいんだろうし、このまま上級生が卒業するまで一緒に行けたらまた楽しいだろうし。
生身の人間相手に人間関係に四苦八苦する様は、心も痛むけれど、それを乗り越えた時は、アイも何か一つ得たかもなぁと嬉しくもある。

ささやかなハードル。でもアイにはしんどいハードルだった。
この調子で、どんどんいろんな人に心開いていける子になっていって欲しいなぁ。


なんかこんなほんとにささやかな事に一人密かに一喜一憂するのも疲れる。
暇だからなんだろうなぁ私。我ながら苦笑。


暁


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