凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2005年04月15日(金) 宝物

英語教室からアイが嬉しそうに飛び出してきた。
「Aちゃんにもらったの。りすとばんどだって。」
確かに手首に見慣れない物が。リストバンドですか。はぁ。

でもそれどう見ても靴下の下部分をぶった切った上のゴム部分だよね。
丸まって隠れているけど明らかにハサミで切りっぱなしの切り口だし。
えーっと。どう訂正すべきか。

「Aちゃんとおそろいなの」
見ると遅れて教室から出てきたAちゃんの手首にも同じ靴下もどきが。
お揃いね。ってことは、やっぱり靴下なわけだよね。

しかし子供達は嬉しそうに互いの手首を見せ合っている。
まぁいいか、とAちゃんにお礼を言って別れる。

Aちゃんお気に入りの靴下だったのかもしれない。
穴でも開いたか、はけない状態になって、リストバンドとして再利用する事を思いついたのかも。
二つ出来たから、アイにもくれたわけだ。
アイは嬉しそうに袖からリストバンドもどきを引っ張り出し眺める。
まぁいいか。素直に喜んでおこう。(←我ながらほんとに適当)

翌朝、学校へはめて行くと主張するアイに、好きなようにさせてやる。
迎えに来た二年生が「何ソレ」とアイの手首を見て言う。
「りすとばんど!」誇らしげに見せるアイに「くつしたじゃん」と冷静な突っ込み。
おお。二年生にもなるとこれの正体を見破れるのか。
子供って一年でこうも違うのね。

とたんにテンションダウンするアイ。
「靴下みたいって言われた…」とショックを受けている。
まぁ、どうみても靴下よね。

「じゃぁさ、ここのとこ、お母さんが縫っておくよ。そしたら靴下には見えないよ(多分)」ととりあえずはずして送り出す。

切りっぱなしの部分を折り曲げチクチクと祭り縫い。
コレで少しはましかな。

帰ってきたアイは早速「縫ってくれた?」と聞いてくる。
渡すと、嬉しそうに手首にはめる。
「靴下みたい?」と聞いてくる。
うーん、みたい、じゃなくて、靴下だよねそれ。

「靴下かもしれないけど、いいじゃん、Aちゃんはお揃いのリストバンドって言ってくれたんだから、靴下でもリストバンドでも、二人の宝物なんだし」と誤魔化す。(←大人としてそれでいいのか?)(←分かりません)
アイは納得したのかどうか。
「暑い時はこれで汗を拭けばいいね」と言うと「そんな事すると汚れるじゃん!」と反論。
えーっと、リストバンドってそういうもんなんだけど…
まぁいいか。
手首に靴下はめて宝物と喜んでいられるのって今くらいだろう。
これが二年生になってからだったら靴下は靴下にしか見えなくなるわけだものね。
今しか見えない宝物なわけだ。


そんなわけで、アイは今日も元気に手首に靴下はめて登校しました。
いつの日か真実を知った時、アイは一つ大人になるのでしょう(←なんだそれ)


2005年04月14日(木)

小学校生活が始まったアイ。
これから来る日も来る日も学校へ通う毎日なのね…と他人事ながら(←他人じゃないやん!)お気の毒に…といった気分。

学校生活が嫌いだったわけでもいじめにあってたわけでも友達がいなかったわけでもないけど、学校=ブルーな気分になるのは、多分学校へ通っていた=家にいた子供の頃を思い出すからなのかな。
家にいたくないから学校へ行ってた。

ヒロシのネタじゃないけど、今のひきこもりって恵まれたヤツだなーと思う。
引きこもれる場所があるんだものね。
引きこもってても誰かが面倒見てくれて、生活していけるんだもんね。
それでも自分が恵まれているって事に気がつけない馬鹿さ加減は同情するしかないけど。

自分だけに意識集中するとしんどいだけだと、やっと分かり始めてきた今日この頃。
自分の事を棚の上にあげて人のために動いていれば、世の中はなんとか問題なく回っていく様子。
それでも時折棚の上にあげられたままの自分が降ろせと猛烈に暴れまくるのが難点。
ってか、暴れだす時点で人間出来てないんだろうなぁと。

でもなんかもやもやしてきたら「馬鹿の考え休むに似たり」と呪文を唱え、考えたって無駄無駄、無意味だよーんと日々繰り返され主婦である限り永遠に終わる事の無いであろう目の前の雑事を淡々と片付ける。
今日はお天気いいから洗濯物がよく乾くわーとか
春だしがーでにんぐもちゃんとやろうかしらーとりあえず幼稚園から貰ってきたチューリップが散ったからあれをなんとかしないとねーとか
そんなどーでもいい事を片付けていけば一日がなんとか終わるし。
でも他人から見てもどーでもいい事であろうこれらの事は、やってる本人もどーでもいい事と思いながらやってるので楽しいはずも無く。
洗濯物が乾くからなんだってのよ。
でもそういうどうでもいいくだらない事を誰かがやっていかないと日々の生活ってのは回っていかないものだし。

あぁなんかいかん。この時期はどうしてもブルーだ。
桜の木をぜんぶ掘り返して「どこに骨が埋まってるっていうんだおらぁ?!」と叫びたいような。
意味不明。





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