凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2005年02月25日(金) ビル

アユムを出産した時の医療費控除を申告していなかったので、遅ればせながら確定申告をしに行った。
会場はビジネス街。
夫の会社のすぐ近く。

結婚して、初めて夫の会社を見た時、ビジネス街にひときわ大きくそそり立つその立派な自社ビルに、「こんな凄い会社でちゃんと一員として仕事してるんだなぁ」と夫を尊敬したものだった。
夫自身も当時「この会社に出社する瞬間は誇らしく思える」と言っていたし、近くを通るたび「ここがお父さんが働いている会社だよ」と誇らしげにアイに言い聞かせていたものだ。
「ここがお父さんのかいしゃ?」と見上げるアイの目も輝いていたようだった。

どんなに夫が頼りなくて腹立たしくて結婚した事を後悔しても、遠くを通っても見えるその立派なビルを見るたびに「いやいや、あの会社の中ではちゃんと会社の一員としてやっていってるわけだから、私が夫の良い所を探せないでいるだけなんだ。」と夫に対する尊敬の念を奮い立たせてきた。

久しぶりに見る夫が在籍する会社。
私にとってこの立派なビルが仕事する夫の象徴だった。
でももうこのビルも、夫が退職すれば無関係になるわけだ。
あの「夫って凄いんだ」と感動した気分を呼び戻す場所は無くなってしまう。

時間は折りしも昼食時。
ビルから吐き出され昼食を求め歩く人々の群れに、逆らうように俯きながら歩く。
雪が、舞っている。
ベビーカーの中のアユムは黙って前を見ている。


来年の今頃、このビルを見て「夫はここに勤めていたんだよなぁ」と懐かしく思うか、情けなく思うか。
後者でないことを切に願うばかり。


2005年02月23日(水) 最後の参観日

幼稚園最後の参観日。
お遊戯室での歌とハーモニカの演奏。
「いーつのーことーだかーおもいだしてごーらんー」とかいう歌。
あ、知ってる知ってる。

演奏終了後、園長先生からお話。
開口一番「お母様方もしんみりして聞かれたかと思います」
え、いえ、全然。ってか、それを狙っての選曲?

教室でいつもの活動を見物後、一人ひとりの園児が親に感謝の言葉を言った。
ははぁ。ここ最近アイが一人でブツブツつぶやいていたのはこれか。
てっきり卒園式の練習なのかと思ってた。
アイの番。私に向かって「おかあさん、いつもおいしいご飯をつくってくれてありがとう。わたしがすきなのはにくじゃがです。これからもおいしい朝ごはんと昼ごはんとばんごはんとお弁当を作ってください。」

感謝してるのはごはんだけですか(脱力)

まぁ結局動物って餌をくれる人になつくって事だよね。
それは当然だ。だって餌もらえないと生きていけないわけだし。
本能だよね。うん。

でもね。母としては「いつも遊んでくれてありがとう」とか「本を読んでくれてありがとう」とか違う事を期待しちゃったよ。ははは…
しかもにくじゃがって。子供なんだからカレーとかハンバーグとか言った方がまだご愛嬌だったろうに。
妙にリアルで複雑。

アイにとっての私って給食のおばさんレベル?……
…いつの日か再就職する時は食堂のおばちゃんとか探そうかなぁ…って料理嫌いなのに。

今回の参観日は全体的に「親に�爐海鵑覆紡腓�くなって…!園での三年間、色んな事があったけど、良く頑張ってくれたわね�瓩箸阿辰箸海気擦襦廚箸いΔ里鬟董璽泙砲気譴燭�のような内容でした。
って、そう感じる私が人間として捻くれているんでしょうか。
だっていらん演出しなくても親も感激する時はするんだからさー


暁


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