◆◇ お気楽観劇日記◇◆
公演やビデオなどを・・・見たまま、聞いたままを
つらつらと書き綴ったまたまた気楽なコーナーです。

2006年11月30日(木)  宙組次期トップ娘役決定!!!

宙組次期トップ娘役が決定した。

星組の陽月華サンだって。

タニオカさんの相手役だ。
・・・・・・・・・・・・まーったく絡みないやん・・・たぶん。
なんだか最近こういうの・・・多いなぁ。
ちゃんと考えてるんやろか、劇団は。



2006年11月19日(日)  花組ドラマシティ 『MIND TRAVELLER』

は〜、小池センセか〜。
・・・と思いつつも「取れたら行こう。」と軽い気持ちで申し込んだチケット。
ハイ・・・当たりました・・・だから行こうか・・・。

毒舌(悪意なし)かもしれません。ご注意ください。

うん太はいつも役のキャラが同じタイプで
「もっと違うキャラをやらせてくれたらいいのに・・・。」って思っている。

すると今回も裏切ることなく“明るいけどどこか影のあるいわくあり”キャラ。

出演している生徒サンは別にヘタでもない。
なのにストーリーが見え見えすぎて
「ああ、きっとこの人なんか持ってるな・・・。」
「この人ワルやな。」とか「これキーワードやん。」と
もう最初の15分くらいで80%が見えてしまう。

それも裏切ることない展開。

見るからに悪い人がやっぱりワルで、
意味ありげな小物はやっぱりタダの小物じゃなかった。

まるで火曜サスペンス劇場を見ているようだった。

そして小池センセの大好きな「若者たち」も登場するし、
少しワケのわからない「医学」も登場する。
“海馬”なんて普通言わないし、聞かない。
“ヒポキャンパス”なんて歌わない。

クラブの名前としてもワケがわからなすぎ。

まあ、ナチスまがいが出てこなかっただけマシかなぁ。

見ながら「このまっつの役がいつかの嘉月サンの役と一緒か?」と
作品名も思い出せないのに強烈な白衣のまゆげのない嘉月サンが思い浮かんだ。

さて出演者。
うん太もこういう役はホントにハマり役。
苦悩しながら、困難を乗り越えていくという役。
うん太にラブラブロマンスは似合わないような気がする。
あの少し独特の声も歌にぴったり。

華城サン。
声がキレイ。歌がしんどそうだった。

まっつ。
笑える。どうも笑える。
歌・・・ウマすぎ。ダンスもキレイ。

さお太。
見るからにワル。絵に描いたようなワル。
でも踊るさお太が見れたからシアワセ。

あとは紫峰七海ちゃん。
笑えた。患者・・・笑えた、おかしすぎや。
なのに刑事として登場したら、味がある。味がある。
下級生とは思えないウマさ。

あとはあまり・・・印象にない。

おっと、イベントを入れるのはいいかもしれないけど
季節限定のイベントを盛り込むのはやめてほしいな。

今までもあった。大阪ではクリスマス時期でも東京ではお正月。
なのにクリスマスだったり・・・。

今回もハロウィーン?
もう11月も半ばやっちゅうねん。

小池センセ。オリジナル・・・もっと書き込んでよ。




2006年11月04日(土)  花組:全ツ 『うたかたの恋/エンターザレビュー』

私たち姉妹はめちゃめちゃ『エンターザレビュー』にハマった。
珍しく東京も博多も行ってしまった作品だった。
その『エンター』見たさに全ツ・・・高額チケットに手を出してしまった。

さてさて『うたかた〜』これは麻路サンのイメージが強すぎて
そのあと本役であるはずの紫苑サンを見に東京まで行ったけど
しっくりいかなかったくらいの作品。

だからこれといって期待していなかった(悪いけど本音)

まさちゃんルドルフも想像できちゃうし、
それよりも手に取るようにわかってしまうほどの彩音嬢のマリー。
ま、ホント、期待は裏切らなかったね。

他の生徒もなんだか新公を見ているようで「なんだかなぁ。」と思ってしまった。

ただただゆみこサンのジャンは期待以上で
「本当に3拍子揃ったスターさんや。組替はもったいないなぁ。」とさえ思った。

歌えるトップ2番手はお世辞にも他組にはいない。
花組だけだったから・・・ホントに惜しい、惜しすぎる。

演出植田景子・・・と出ていた。悪い予感はしていた。当たった。

終盤のかくれんぼをする場面で『ファントムごっこ』を始めてしまった。
興ざめだ・・・柴田センセはそんなこと絶対しない。「あ〜ぁ。」

おっと、もうヒトリ・・・というかもうヒトツ
望月理世ちゃんがルドルフの家臣モーリスを演じていて
ルドルフの傍らにいつもいるんだけれども
ルドルフがジャンにマリーとのことを打ち明けたあとに
「まだ誰にも内緒だ。こいつにもまだ話していない。」みたいのことを言ったあと、
モーリスが出てきて「何をまだ伺っていないのですか?」と聞いた。
このセリフがなんだか心に残った。
りせりせが話すこのセリフが残った。

あとは本当にゆみこサンのジャンを見ていて感動したりしたくらいだった。

さあ、お待ちかねの『エンター』
組子・・・半分だし、人数少ないとどうだろう・・・。と心配していた。
でもそんな心配は全くいらなかった。

みんなとてもいい顔をしていて、本公演から比べたら驚くような配役だったりするのに
そんなことはまるで感じさせず、本当に全く目が離せない状態だった。

みつるちゃんとりせりせが堂々としてきていたし、
ヤンブラメンバーの燦ちゃん、さちこサン、らいらい・・・
そして組替してきたかすがちゃん・・・がガッシリ脇を固め、
とても充実していた。

わーっと盛り上がって場面が変わってもまたワーっと盛り上がれる。
なんと層の厚い組なんだろう・・・つくづくしみじみ思った。

ショーはこうでなくっちゃ・・・。

かすがちゃん・・・月組ではわりと個性的に見えたのだけれども
燦ちゃん、さちこサン、らいらいと4人で踊るととてもさわやかに見えた。

まさちゃんやゆみこサンの歌もやっぱり「聴きゴタエあり。」と
しか言えないことが悔しいくらいで、圧巻だった。

最後の最後・・・エトワールに絵莉サンだったことがとてもとてもうれしかった。

「うたかたはもういいけど、やっぱりエンターもっと見たいねぇ。」と
とてもとても満足をして・・・なぜか大笑いしながら帰った。


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春吉

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