岸部・・・?

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2006年10月29日(日) 謎の富田さん

一年ほど前から、とある人達からよく間違い電話がかかってくるようになった。

いろんな人からかかってくるけど、皆一様におれのことを「石崎さん」と間違えていることからして、どこぞの石崎の野郎が会社か何かの連絡先に間違えて書いたんやろう。

その中でも一番多いのがトミタという人。
一番多いけど一度も直接出たことはなく、毎回留守電に入れてくる。

富田さんからの一発目の電話は早朝6時ぐらいの留守電。
久留米か熊本辺りの訛りを匂わせる感じの喋りで、内容は以下のようなものだった。

「あ、どうも〜、富田でーす。あのすいませ〜ん、起きてからずっと下痢になってさっきからクソの止まらんとですよ〜。ほんとすませーん。ちょっと7時半には間に合わんかもしれまっせーん。よろしくおねがいしま〜す。」


一発で人となりがわかる内容。
富田、鮮烈のデビューであった。

間違いなく困った顔で口をとんがらせて喋っているのが伝わってくる。
ややカタコト。
声から伝わるいかにもできなさそうな感じ、社会人にもなって、下痢を遅刻の理由にする根性、しかもあたかもそれが普通のことのように、電話の冒頭からうんこの話をもってくる辺り、相当な人物に違いない。

上司でも何でもないおれでさえ、電話を聞いた後、「わかったからとりあえず早く家を出ろ!」という気になった。

その後も2ヶ月に一回ぐらいのゆるいペースでトミタからかかってきては、翌日の仕事のことについてとか、何回かけても繋がらないから掛け直してくださいという内容とか、そんなことばっかりなんだけども、「困ってるんだろうな〜」と思わせるトミタのその喋りはそれだけでも十分聞く価値があるため、「富田さん」という名でとうとう携帯に登録してやった。

ところがそれ以来、トミタからはかかってきてない。
何してるんだろうか。
クビになったのだろうか。

と心配する毎日。

他にもむかつく電話はあって、朝8時頃寝てたらかかってきて、こっちが寝ぼけ声でもしもしというと、いかにも上司らしい人(でも若い)が困ったような声で「ふふふ、今起きたの〜?早く来ないとだめだよ〜」などといきなり上からの立場で喋ってきたりして困る。

トミタ以外の共通点は、皆一様に半笑いでかけてくること。
きっと石崎も半笑いなんやろう。

かくいうおれも先日、「岸部くんってずっと半笑いよね」と指摘されたところです。

そういうわけで、ここ最近はトミタからの電話を待ちわびている毎日でもあるわけです。


2006年10月08日(日) 賞賛の拍手

サッカーの試合で、交代の時とか試合終了の時とかに、自分で拍手するあのパフォーマンスまじさむい。最初はふーんぐらいに思っとったけど、いい加減、誰かつっこむか説明するかして欲しい。

特に、日本人が、というか高原が、交代させられてピッチを去る際に「ハイハイ良かった良かった」みたいにやるのを見るとほんとに恥ずかしくなる。あれは試合後インタビューの時にまず「欧米か!」から入る必要がある。

しらじらしい。
あの白々しさには「はぁ?」ってなる。

あの拍手の白々しさは、「好きなんんーだけどおー」のあとに西郷輝彦がやる「チャチャチャ」と大した誤差はないやろう。


2006年10月05日(木) とんでもない奴

先日は電器屋の息が臭いタイプの店員を批難し、お気に入りの目の焦点が合ってない店員を賛美したわけだが、当の目の焦点が合ってない店員にとんでもないことが発覚した。

どうやらあいつも息が臭い。しかも、上の歯がない。

まことに遺憾。上の歯はシンナー的なもので溶けたのではなかろうかという感じで歯茎と同ライン上にギリギリで存在する。

よく考えたらあいつ気持ち悪い!目がリンリンやし。毎回気が付いたら無言で横に佇んどるし。専属か!

ということで、当初賛美されていたこの店員は「息が臭い、歯がない、目の焦点が合ってない」というヘレン・ケラーばりの三重苦で、息が臭いだけの店員を大きく上回る結果となりました。今のところ関わった電器店テレビ担当店員全員、息が臭い。


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