三十一弦-花香-

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孤独沼 2003年05月27日(火)


孤独沼 深みに嵌り 足取られ 遠き岸の汝(な)に 泣きつ手伸べて

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ふたりぼっち 2003年05月26日(月)


片羽を 傷めた番い(つがい)の 渡り鳥 様に孤独が 棲む「ふたりぼっち」

病身を 重く抱えし 我とそを 優し抱える ただ「ふたりぼっち」

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心は孤独 2003年05月25日(日)


辛しきは 言葉並べすら 出来ぬ事 溢るる想いは 孤立す身心

優しきは 「一緒にいるよ」 語る君 耳に聞こえす 心は孤独

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藤の花 2003年05月16日(金)


春雨の 古式ゆかしき 藤娘 舞い初々し 頬紅彩香

藤枝垂れ 棚のそよ風 頬に受け 乙女の頃の 牛島想ふ

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三十一弦(軽快編)

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