日記ときどき週記...青木文

 

 

明日

アメ - 2004年03月30日(火)

 雨です。うちは壁が薄いので、部屋に雨が吹き込んでるんじゃないかという音がします。
 相変わらず久々日記。日々の感想メモメモ。

<メモ>
・『イノセンス』見てきました。
 映像すげ−! きれー!
 アジアンゴシックそしてサイパン。TV版よりもバト−が三割り増し格好よい役に見えます(「格好良く見える」ではなく)。男の人の顔の頬の影とか一部気になりましたが、背景などの人物以外の映像はすごくきれいでした。
 音楽は菅野さんのものの方が好き。
 ストーリーは前作見ていないと分からないところも多いと思います。前作見ていても、他のネットなんかに関する知識がないと理解できない……。ついでに引用も多かったです。コラージュのような言葉達。中村苑子とか出てきて、ちょっと吃驚した。原典、半分も分からなかったよ。
 話としては、いつもよりもずっとシンプルで軽い印象でした。後日談、もしくは長い話のうちの一話みたいな。もっと混沌としているものの方が私は好きだったりするんですが。素子が素子じゃないのが(当たり前ではあるんですが)違和感。

・クサマトリックス見てきました。
 幻覚のなかにいるような感じで気持ちよかった。光の点滅、どこまでも続いて、果てが見えない闇のなか。ずっとそこにいたかった。
 同時にやっていた展示のピクニッククラブもよかったです。

・「情景描写だけで心理描写してみよう!」
 タイトル通りの企画。面白いです。
http://principle.jp/bbs2/cf.cgi?id=kyousaku



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卒業しました。 - 2004年03月24日(水)

 これで学割ともおさらばです(とほ)。
 心配していた学芸員資格もとれました。
 色々思うことはあるけれど、色々忙しくてまとめる余裕がありません。こっそりメモはとってあるので、いつかきちんと日記にしたいなぁと思いつつ。

 電話は繋がりましたが、しばらくネットに接続する余裕がなかったりします。4月迄やっぱり半休止と言うことで。メールや掲示板については時間を見つけて返信していくつもりですが(ありがとうございます)、あくまでつもりなので……ちょっと私事で私に取ってはショックなことがありまして、今後の見通しがたたない状況です。何事もなければいいのだけど。
 


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こっそり更新 - 2004年03月12日(金)

 日記に書いてる時点で全然こっそりじゃないんだけど更新しました。短編を一本追加。11月のそうさく畑で無料配付していたものを少し直しただけです。まとまりがないと言うか、何が言いたいんだみたいなところは変わっておりません。トップでの告知は無しです。

 15日から、引っ越しの為ネット接続が不安定になります、と言うか未定です。この気にADSLにしてみようかなどとも思ってみたり、4月までテレホーダイが使えなかったり、いろいろいろ。

 引っ越し二日前の家とは信じられない荷物の散乱ぷりです。なのに明日はまた銀座行かなきゃいけないし! 卒展、今日で最終です。うわーい!
 そういえば、搬出後の作品受け渡し日を引っ越し当日にしてしまった為、大学の友達は誰も引っ越しを助けてくれそうにありません。しまった…。


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更新&卒展&引っ越し - 2004年03月10日(水)

 連続日記はどうした。三日坊主にもなりやしない自分が悲しいです。せめて一日先の見通しくらいはつけれる人間になりたい。

 更新しました。食人掌編。ホラーでもサイコでもないです。感傷的と言うお言葉をもらいました(メールの返信遅れてましてすいません/私信)。感傷的……かもしれない。いつもよりも感情的です。これまで、そう言うものは見る人によっては不快だったり、呆れられたりする気がして避けるようにしていたのですが、恥ずかしくって描けなくなる前に、描いておきたいなぁと最近思います。

 卒展開催中です。銀座の画廊にて13日まで。意外にも人が来てくれて嬉しい。場所も(分かりづらいと言われるけど)一階だから人が入りやすいし、私の絵の展示位置もいい場所でした。本当は卒展までにホームページ(作品のね)を作って、連絡先を確保しておこうと思ったのに、間に合いませんでした。今ちまちま作り中ですが、作品数が少ない……。自分の4年間が忍ばれます。荷造りしていたら中途半端な作品ばかり出て来るし。

 そんな感じに日々を送っています。引っ越しやさんが見積もりにきました。入らない荷物は自分で運ぶと言うことになりました。やはり入らないのか。しかし後はない。15日までに引っ越さねば家賃が倍でかかってしまうのだ。荷造りするべしするべし。……「明日のジョー」読み返したいなぁ。ジョーはやっぱりかっこいいです。


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連続日記 - 2004年03月05日(金)

 やはり、言葉は毎日使っていないと駄目だ。どんどん使えなくなってしまう。久々に長文日記を書いて、自分のいいたいことが全くかけていないことに悲しくなる。今、この文章を書いていてもだ。整理出来ていない。話がまとまらず、飛躍する。
 2月も終わったことだし、できる限り文章を書こう。何でもいいから、言葉にしていかないと脳味噌まで整理出来ていないぐちゃぐちゃの垂れ流しになってしまいそうだ。

 


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王の帰還メモ - 2004年03月04日(木)

 見てきたので忘れないうちに。
 以下ネタバレです。見たく無い人はここでおしまい。


 色々「こうして欲しかった!」はあるのだけど、それでもやっぱり良くやった! スタッフ! と言いたいです。これを映像にしただけでもすごい、と思うところでいっぱい。ミナス・ティリスとか死者の道とか。人々の武器や、服装、建物の作りとか細かいところにきちんと背景が感じられて、制作者たちの原作への愛が感じられました。無理だと思っていた灰色港のシーン、ホビット床への帰還が掛れていたのも良かった!

 そして、見る前に唯一聞いていた感想が「P・Jは腐女子だ」だったのですが、本当でした(笑)。いたるところサムフロ(略すな)の嵐。昼メロか!?と思うような展開が……。原作では少しも不審に思わなかったサムの献身が何か違うものに見えてしまってびくびくしたのはサムがあんまり従者に見えないからでしょうか。三部作通して、フロドよりも堂々として見えてしまったからか。庭師だって言うことを映画ではほとんど忘れていたし。
 フロドは前回よりも気骨を見せていましたが、やっぱり笑いどころでした。あの白いミイラ(違)がアップにある旅、映画館で一人笑いを堪えてました。指輪の消耗は分かるのですが、その演技がなぁ……もうちょっと抑えて欲しかった。ホラー監督だから仕方ないのか? 全体的にフロドは若く、いたいけな感じで、指輪所持者としての重荷に耐えた聖人という感じがあまりしなかったのです。いつも弱々しいと言うか……。そこらへんが腐女子風味に見えちゃったのかも。
 それでもやっぱり、エンディングはほろりときました。ホビット庄に帰って、皆で何も無かったように酒場で飲んで。周りがちっとも変わっていないからこそ周りから確かに違ってしまった自分を意識してしまう。このあたり、原作とは違うのですが、とても好きです。ホビット庄が変わっていないところが余計切ない。私、ホビット庄のあの雰囲気がとても好きなんですよ(見る度寝てしまうんですが)。のどかで、おとぎ話のようで。きっととても居心地が良い。すごくすごく好きだ−!と思うから、それなのにここにはいられ無かったフロドが切ないです。自分には出来ないからこそ、サムには二つに引き裂かれること無く生きて欲しいと思う(この辺も映画だと腐女子チック)。うわ−やっぱり切ないよう。フロドは苦労のわりに報われない人と言う印象があります。光の中に舟が消えていくシーンは美しかったです。
 エオウィンに関しては、アング・モールを倒すシーンがすごく良かった。原作で強烈な印象だったあのシーンが実写で見れたと言う感動がありました。想像と違いはあれど、それだけでも幸せ。ただ、エオウィンがそこにたどり着くまでの過程、なぜ、女の身でありながら剣を持ち、戦いに参加したのかとか出して欲しかったなぁ。そこまでやっちゃうと、エオウィンがヒロインになってしまうか。「人間の男には俺を邪魔立てできぬわ(台詞うろ覚え)」が聴けただけでも十分幸せです。セオデン王の最期、ちゃんとエオウィンが分かっていたのも良かった。実を言うと原作ではあまり印象に残っていないセオデン王なんですが映画のセオデン王はとてもかっこいいですよね。エオメルもかっこいいし。ローハンがらみのシーンはだいたい好きです。テーマ曲も好きだ。

 残念だったのはデネソールと言うか、執政家。見事なまでに駄目一家だ……。すごかったです。ガンダルフにどつかれるわ、馬に蹴られるは(ショックだったけど、思わず笑っちゃったよ、このシーン)。原作では偏ってはいたものの、十分に正気で、ちゃんと頭脳のある人だった気がするのですが、映画では最初から愚者でした。
 笑うとこじゃ無いんですが、デネソールがらみのシーンはかなり笑えます。ほろりときたのはピピンの歌ぐらいで。確かに頭の硬い駄目父なんです。でもちゃんと、子供達を愛していたし国を愛していたし王を敬っていたように原作では思いました。ファラミアも今回はよい人になっていましたが、2部ではアレだったし……執政家で原作よりもイメージアップしたのはボロミアだけでしたね。

 あとは、色々と笑いどころが。狼煙のシーンとか、高いところじゃ無くちゃ意味無いんだろうけど、そこは高過ぎだろ、人いないだろ!と突っ込みたくなりました。雲の上にまでって……見えないじゃん。
 相変わらずレゴラスは人外な戦いぶりだし、ガンダルフは魔法使っている時よりも杖で人を殴っている回数の方が多い気がするし、戦闘シーンは色々な意味でわくわくしました。
 そしてエルロンドがすっかり花嫁の父の顔になっていてうけました。眉が違うよ! どう言う豹変だ。

 全体を通して思ったのはやはり原作はすごいなと。映画ももちろんすごいのですが、良くやったと思うのですが、やはり映画では出来ないことがいっぱいあったなと思いました。わかりやすい対比を作る為なのか、人がだいぶ卑小になってしまった気が。人間らしい弱さを見せるのは演出として必要なのでしょうが、全体として賢者の数が減って、皆幼く感じられることも。高潔さ、賢さや人を越えた存在の表現は難しいです。サウロン様もすっかりサーチライトと化していたし(笑)。映画は原作を読む時のイメージの源泉にさせて頂きます。前よりもどこがどう言う状況なのか、想像しやすくなったし(アルウェンの脳内イメージがリブ・タイラーになってしまったのはちょっと悔しいが)、戦闘がどれだけすごいのかも、映画で改めて感じました。また見に行きたいです。と言うか行きます。チケットあるし。


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いろいろいろ - 2004年03月01日(月)

 やらなきゃいけないことと、やる前に考えなきゃいけないことと、いっぱいあり過ぎて、どれを優先したらいいのやら。やっぱり食っていくことかしら。

 今日は卒展の梱包作業でした。額が今日届いて今日梱包。無事に届いて良かったよー。寝坊したら、助手さんが代わりに受け取っていてくれました。最後まで迷惑のかけ通しですいません。うう。
 額もまあいい感じだし、一安心です。大枚はたいて失敗だったら自分を呪うしか無いし。

 卒展までに作品ファイル作りたいなぁ。明日の撮影に混ざろうか。

>秋乃さん
 『パーンの竜騎士』押し付けられたいです!(笑)。


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昨日



 

 

 

 

INDEX
昨日  明日


 けっこう、嘘も多いです。と言うかその場の思いつき、嘘ばっかです。


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