◇日記◇
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2020年06月05日(金)

先日、テレビで岩合さんは、
猫は、人語を解しているのではなく
そのニュアンスを聞き取っているのでは、と
おっしゃっておりました。
アクセントとか、語調とかということでしょうか。
そして、ほぼ正確に人間の言わんとすることを理解
するのではないか、と。

その例として岩合さんがあげたのが、
イギリスの猫でした。
岩合さんに背を向けて座っていたその猫に、
「Good morning」
と声をかけたんですって。アメリカ英語で。
猫はぴくりともしない。
で、岩合さん、イギリス英語で
「Good morning」
そしたら、猫がふり向いたって。
その体験から、猫はイントネーションやアクセントから
なにを人が言わんとしているのかを
うすうす感づいているのでは、と思ったそうです。

なんて、素晴らしい話しだろう。


2020年06月01日(月)

私の母親は、案外いい人だった
(過去形ですが、母は存命中です、大変元気です、おかげさまで)
のかもしれないなぁと
思いました。

私(ひとり娘)とは、全く気が合わないという
気の毒な人生でしたけれど。
(ええと、…なぜか過去形ではありますが、母は元気に生きております)

だって、映画につれていってくれたり
(ここは過去形でいいのよね)
その映画が
「カモメのジョナサン」で
小学生の私には、難解で、退屈で面白くなく、
カモメの飛ぶ姿を見てじっと耐え忍ぶだけの
つまらない映画ではありましたが、
でも、母は、母なりに
娘に何かを感じて欲しかったのでしょうね。
……とんでもなく退屈だった、という記憶は
ばっちり残っておりますので、
母の作戦は成功したともいえなくもないが。

そういえば、普通の子どもが観るような映画
「眠りの森の美女」だったかな、にも
連れていってくれたことがありました。
そういうマトモなところもあった母でした。
……いや、今日も元気に生きております。
なぜ過去形で語るかね、私は(笑)


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