A Thousand Blessings
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「ブログ更新したら?」と友だちに促されているのだが 何を書いたらいいのやら。 3年前のブログを読んでいたその友だちが、当時の僕の荒んだ精神状態に 驚いてた。そう、荒んでたと思う。 音楽にのめりこんではいたが、それでも抱えた孤独感からは抜け出せず いつも袋小路に入り込み、突き当りの壁に向かって何かを叫んでいた気がする。 際立って不幸な状況でもないのに、死にたいほどの絶望感。 友だちが言うには「あなたの当時のブログを読むと女性に対する思いとか欲求とか そういうものが全然感じられないね。それどころかそういうものからわざと遠ざかろうと している感じさえするよ」と。
その通り。
あれから3年。今は、女性が好きだし、現実に愛してる人もいるし。 でも。今度は別の不安が頭をもたげてる。
「上原ひろみ/スパイラル・ツアー・エディション」
上原ひろみの前作は酷評したが、 このアルバムは素晴らしい。 際立った個性はないが、このアルバムで聴かれるピアノの音色は 相当に、美しい。キレイという意味ではなく、音楽の美感に 満ち溢れていて、音それ自体に希望があり、憧れがあり、夢がある。 非常に前向きで明確な目的意識があり、また演奏家としての鍛練も 確実に積み重ねてきているというのが音から感じられる。 何よりも、他を圧倒するピアニズムをこれでもか!と 全面に打ち出してこなくなったのが、成長の証と言えるだろう。 これを聴く限り、彼女の今後には十分期待できる。 いつまでも憧れのピアニストはチック・コリアです、なんていうことも 言わなくなるだろう。
フランス映画のワンシーンみたい。 満面の笑みだね。僕なんだけど。 走っていく先は、親父かオフクロか? この家族は海ばかり出かけてた気がする。 潮干狩りに何回行ったことか。 朝6時から晩の10時まで働く夫婦が、一週間にたった一日の 休みに息子たちを空気がいい海に連れて行くことは どこからどう見たって、我が子への愛情以外の何物でもないのだ。 その息子たちは、揃って親不幸者で・・・。 それでも弟は家庭を築き、子供を3人育て上げた。 夫婦仲はよく分からないが、少なくともまともに生きようとはしている。 それに引きかえこの僕は、いい歳して、フラフラしてて・・・ 何も築き上げていない。 一寸先の未来さえ、僕には見えていない。そこが闇なのかどうかも
前向きに生きる。それを教えてくれる人もいるのに。
しっかりせねば。・・・ね。 。
Yahooに作った2ndブログをそれなりの体裁にしようと頑張ってたので、 エンピツ、忘れてました。気がつけば、アクセス数も激減し 墨田妖児(現在は本名の響一朗に戻ってる。本名じゃないけど)という名前が すでに懐かしいぞ。 僕のおかしな動向を心配してメールを送ってくださった方々、すみません・・・ 上手に返事が書けません。この場をお借りしてお礼とお詫びを。。。
以前の日記を読んでみると、僕はとにかく音楽を夢中になって聴いてたのね。 我ながら、のめりこみ具合に驚きます。 すごいと思うわ。もちろん今でも音楽は好きだし、聴きたいと思うものだって いくつかあるけど、別に聴けなければ聴かなくてもいいや・・って 思ってしまったりするんです。
なに?それ。なんなの?
音楽が人生で一番大切だ、なんて思えなくなっちゃったから。 今、一番大切なのは、かけがえのない人の健康。 それだけ。そっちが一段落したら、音楽に戻るかもしれないけど、 でもその時はまた別のことに夢中になってたりして(笑)
ま、そういうことで、今日はこのへんで。 別にブログを閉鎖したわけではないので。
2007年05月05日(土) |
ゆっくり書き直していく |
5月4日までの全ての日記を衝動的に削除してしまった。 ゆえに、墨田妖児という僕の名前が響一朗に変わっている理由も ブログ名が「A Thousand Blessings」に変更された 理由・意味も理解できないと思う。ま、そんな理由はどうでもいいのだが。 ただ、大好きな女性が読むのを楽しみにしていたという 彼女に関する記述のすべてを削除してしまったことを申し訳なく思う。 消してしまったものはもう取り戻せないから、 またこれから少しずつ書いていくだけだ。 ゆっくりゆっくり書いていくつもりだ。。
響 一朗
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