A Thousand Blessings
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2004年05月26日(水) “胸の振子”と“SIGN”

オリンピック出場を目指しているような選手には、人前で柔な部分を
絶対に見せて欲しくない。
全日本男子バレーのエース、山本が昨日の試合後「ふがいない・・・」と
つぶやき涙を見せたが。白けた。
もう、こいつだけは応援しないことにした。
ふがいないのは、言われなくたって分かってるよ。
「自分を情けない」と思う事は、僕も毎日だが、
勝負師はそれこそ年中そういう際で戦ってるわけでしょ?
そういう時に流す涙は、どこかいい訳じみててキレイじゃない。
中学生女子バレーの地方予選じゃないのよ。
とにかく、山本は駄目だ。


駄目ついでに、筑紫哲也。
「視聴者の復帰を望む声が多く、復帰決定」ってなー、
そんなのシナリオどおりじゃん。
筑紫哲也は好きだけど、少なくとも自分に厳しい部分を降板という形で世間に見せたしまったのなら、二度と復帰すべきじゃないね。
懲役に行ってきました、ってなもんじゃないすか。
最初から、責任(誰に対しての責任?)をとって番組を降板なんか
しなきゃいいんだよ。
小倉が朝のワイドショーで言ってた。
「俺なら、降りないね」
その言葉の裏には、「ワイドショーよりニュース番組の司会者の方が
クリーンなイメージが大切なの?俺達より偉いの?」という
意味合いが込められているように感じた。
筑紫や小宮がみそぎに走っちゃったっていうのはさー、
一種の職場放棄とちゃうん?
降板じゃなくて、
「わたくし、筑紫哲也はクリーンをモットーとしてやってきましたが、
今回そんな自分に恥じる行為をしてしまいました。
ですので、今後半年間はわたくしがTBSからいただくお給料(年俸制か(笑))
の半分を恵まれない子供たちへ寄付させていただきます。」
だったら、よかったんじゃない?



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『胸の振子』 サトウ・ハチロウ作詞 服部良一作曲


柳につばめは あなたに私
胸の振子(ふりこ)が なるなる
朝から 今日も
なにも言わずに 二人きりで
空を眺めりゃ なにか燃えて
柳につばめは あなたに私
胸の振子が なるなる
朝から 今日も

煙草のけむりも もつれる思い
胸の振子が つぶやく
やさしき その名
君のあかるい 笑顔浮かべ
暗いこの世の つらさ忘れ
煙草のけむりも もつれる思い
胸の振子が つぶやく
やさしき その名




霧島昇が歌った昭和23年の大名曲。
霧島自体は大した歌手ではない。
小畑実やディック・ミネのような艶のある即興的なこぶしまわしができる
クルーナータイプではなく、非常にアカデミックで優等生的な歌手である。
10曲入りのCDを持っているが、“胸の振子”以外は、つまんない
服部良一じゃないからね。

“胸の振子”を聴く時は、ほぼ100%一緒に歌っているので、
まあ、僕の声が理想といえば理想だが。(冗談ではなく)

バックの演奏が素晴らしい!これはアレンジの力ももちろんだが、
当時のコロンビア専属のスタジオミュージシャンのレベルの高さを
証明していると思う。
バックトラックだけに耳をすますと、ハワイアンとスィングジャズの
とろけるような融合が聴いてとれる。
ここにマジックあり!だ。

雪村いずみがキャラメルママと吹き込んだヴァージョンもよかったが、
オリジナル盤が持つマジックはなかった。ただし、雪村さんのミュージカル風歌唱は良いと思う。

うーーん、誰が今歌ったらいいかな?いろいろ考えてみる。

生きてたら、まちがいなく水原弘。
死んじゃったから、う〜む。やっぱり菅原洋一しかいないかな。


’・’゜☆*..☆ *★ *☆ 


そういえば、アンディー・スターマープロデュース以前の
パフィーで一番好きな曲は“愛のしるし”だ。
スピッツの草野君の作詞・作曲だって知ってた?
あ、知ってたぁ。なぁんだぁ〜。


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初期の楽曲を思い起こさせる瑞々しいミスチルの“SIGN”。
テレビドラマの為に書き下ろされたと聞く。
第1話だけ見たが、なるほどあのドラマのイメージには
ピッタリだと思う。
“くるみ”には、中年(「もう、若くはない者」という言い方に変えよう)
のかさついた心を代弁する部分(作者の意図ではないにしても)
があったが、この“SIGN”では、若者の若者らしい部分が描かれている。

そして中年はふたたび、胸をしめつけられてしまうのだった。
ただし、まったく別の意味で。
恋の歌を書かせると、桜井は実に上手い。
それがどのようなシチュエーションの恋であっても、上手い。
今回は彼も僕同様、かつての恋に思いを馳せているのではないだろうか。
明らかに桜井より10歳は年下の恋だ。
それは、やはり瑞々しい。


2004年05月24日(月) シンガー・ソング・ライターの岡崎律子が、亡くなっていた。知らなかった・・・。

昨年、アルバム「LIFE IS LOVELY」を購入したのに・・・・・。

シンガー・ソング・ライターの岡崎律子が今月の5日、44歳の若さで死去した。
肺血症性ショックだという。
まったく知らなかった!スポーツ新聞の芸能欄は見ないし、テレビのワイドショーで訃報を流すほど有名な女性でもない。
僕は、かなりのショックを受けた。
アニメマニアはもっとショックを受けている事だろう。

岡崎律子は元々は普通のシンガー・ソング・ライターとしてデビューしたが、
天性の作曲能力がTVアニメの分野で認められ、数々の主題歌や挿入歌を書いてきた。
代表作に「ラブひな」を挙げる人は多いと思う。
僕も「ラブひな」で作曲家としての岡崎律子を知り、その後彼女自身の
アルバムを聴くようになった。
年齢からは想像ができないほど、ラブリーな声だ。

そっかぁ・・・もういないのか・・・。人って突然この世から消えてしまうんだな・・。



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1999年4月の新聞記事より。

【左腎臓摘出…脾臓、膵臓も手術】

『7日の中京競馬で馬場入り後に落馬負傷し、
 19日夜に手術を受けた福永祐一騎手(22)=栗東・北橋厩舎=の
 術後経過が20日、JRAから発表された。
 同騎手は19日午後、入院先の愛知・豊明市の藤田保健衛生大学病院で、
 損傷を受けていた左の腎臓を摘出。
 また、脾臓、膵臓にも損傷がみられたため、こちらについても手術が 行われた。』


天才ジョッキーの父親に続き息子までもが・・・!と、
競馬ファンを悲しませた。

あれから5年、福永祐一は、今日行なわれた第65回オークスで
6番人気の馬に騎乗し、見事に一着でゴールした。
父親は喜んでいるだろうなぁ。
いやぁ〜、素敵なニュースだった。


それにひきかえ、朝青龍の優勝は何とも胸くそ悪いニュースだ。
だいたい、北勝力もあんな相撲をしてちゃ駄目だよ。
おそらく初めての経験で、ものすごいプレッシャーはあったと思うが、
昨日までとは別人のような情けない相撲を見せた。
これじゃ、朝青龍が負けるわけが無い。
ひとり勝ちをいつまで続けさせるのか。
物凄い力士が彗星のように登場しない限り(ありえないが)、
来場所も優勝だと思うよ。
勝った瞬間に口の端を歪めてニヤっと笑うのは、己の強さへの過信から
くるものだと思っている。
過去、そういう力士を見たことがない。
勝負師としてのストイックさに決定的に欠けるのだ。
僕は、やっぱり貴乃花が好きだった。





今夜は、岡崎律子を偲んで、“For フルーツバスケット”と
“小さな祈り”の岡崎ヴァージョンをしんみり聴きたい。


2004年05月23日(日)

全く個人的なことで恐縮だが(日記だから恐縮は変だな(笑))、
精神的にどこにも出口のない状況に追い詰められてしまうと、
砂漠で一滴の水を求めるように、「歌」を渇望してしまう。


アメリカン・フォーク界の重鎮、ピート・シーガーはこう言った。

『歌というのは、臆病者が強くなれるほど良い曲でなければならない。
 また、ある歌は、怒りに満ちている人々を笑わせるほど
 愉快でなければならない。
 そしてたとえば、会社勤めなどで心が冷え切ってしまっている人々の
 心を暖かくさせ、目に涙を誘うような曲でなければならない。
 しかし、一番重要なのは、人々を、たとえば子供でも老人でも
 全ての人の心をつなげていけるものでなければならない。』




2004年05月22日(土) PUFFYってもしかして、日本一のデュエット?

【 誤爆の疑いに米司令官「謝罪の必要ない」】 「ニュース記事より」


イラク西部カイム付近で米軍機の攻撃により住民40人以上が死亡した事件で、
周辺の治安維持を管轄する米海兵隊のジェームズ・マティス司令官は20日、
「海兵隊員は決して女性や子供の背後に隠れたことはない。謝罪の必要はない」
と述べ、責任は反米武装勢力の側にあると主張した。
フランス公共ラジオ(電子版)が伝えた。

米軍が結婚式会場を誤爆したとの見方が強まっているが、
駐留米軍は外国人武装勢力の隠れ家を攻撃したとしており、
同司令官も誤爆を否定。
「兵役に就ける年齢の男が20数人いた」と説明、
女性や子供の死亡を伝える映像については
「見ていないが、戦争では悪いことが起きる」と述べ、
「敵こそ全世界に謝罪すべきだ」と語った。

また現場が「シリア国境から約16キロの砂漠で、町から遠い」として、
結婚式を開くような場所ではないと強調した。

同司令官によると、米軍機による攻撃は19日未明に行われ、海兵隊は加わっていなかった。



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ブッシュを持ち上げるアメリカ人にとって、ベトナム人もイラク人も
その他のアメリカによって侵略された国の人民もすべて、人間以下の
生き物としか扱われていない事が良く判る。
それはかつて日本人が中国人や朝鮮人を家畜同然に扱った事と全く同じ。

南京で虐殺された中国人の実数は遥かに少なかったとか、
いや、そもそも虐殺など無かったのではないか?とか、頭のイカれた都知事が
妄言を繰り返しているが、奴を都知事にしてしまったのは、日本の中心で暮らす
人々だ。民度の低さは相当なものだ。
まあ、地方でも大して結果は変わらないだろうけどね。
そういえば、石原慎太郎とブッシュってどちらも
ヒットラーに似た表情を一瞬だが見せることがある。
劣等感だけが人一倍強く、その反動としてとんでもない傍若無人な行動に
出る。
石原慎太郎がどれほど「男らしくなく」「劣等感のかたまり」であるか、
格好のエピソードがある。

かつてヨットで、無寄港世界一周をした堀江謙一に対して、
「あいつは、世界一周なんてしてないよ。それが証拠に
船底にいっぱい貝がついてるじゃないか!」と言ったそうである。
無知でバカで、劣等感そのものといった発言だ。妬みと言っても
いいかもしれない。
堀江はやんわりと答えた。
「世界一周をすれば、自然と貝は船底につくものです。。」
それは事実だそうだ。そんな常識的なことすら
石原は知らなかった。だから、バカだと言うのだ。

まともな演説も出来ないブッシュ(実際に相当頭が悪いらしい)と
脅しと睨みだけ、それ以外に全く何のとりえもない石原慎太郎は
そっくりだね。しかも、どちらも支持されている。
支持率のパーセンテージがそのまま国民のバカ率になる。
現在アメリカ人のバカ率は40%くらい?
日本人はどれくらい?


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奥田民生はパフィーから色物の部分を引き出して
成功した。
ある種のノヴェルティソングとでも言うべき歌に傑作は多い。
ただし、奥田作品では、僕はパフィーではなくて奥田民生を聴いているんだな。

それが元・ジェリーフィッシュのアンディ・スターマーの作品に
なると、パフィーは俄然パフィーとして輝いてくる。
不思議だ。
まるでシュープリームスを聴いているかのような錯覚にとらわれる事がある。
二人の声が見事に溶け込んで、その響きが実に美しい。
奥田作品で美しいと思ったことは一度もないが、
アンディ作品ではそこらじゅうに美しさが溢れている。
こういう魅力を持った女性二人組って、今の日本に他にいるのかな?
花・花に近い部分はあるが、もっと洗練されている。
(もちろん、洗練されない花・花の魅力も理解している)

アンディが全曲作曲・プロデュースした
アルバム「NICE」と「59」は傑作だ!
「NICE」が50分、「59」が29分(短い!)。
この79分間は一枚のアルバムと考えた方がいい。
通して聴くと、ポップスの奥深さに打ちのめされる。

「NICE」のラストナンバー、モータウン風の“ともだち”は素敵だな。


2004年05月20日(木) 食うだけのデブタレントのおぞましさ。相田みつをの薄っぺらいおぞましさ。イジメを生き甲斐とするM・T・Y・K4氏のおぞましさ。

子供のデブが多いそうだ。
先天的な体質と親が過食をさせた(特に好きなものばかり。
子供でわかめ酢が好きでたまらないっていう奴はいないが、
ハンバーグはみんなの大好物だ。)ための2つの理由がある。
水泳教室やヨガや腹筋で少しづつ痩せる訓練を子供のうちから
しておくべきだろう。ダイエットと称して、飯を食わないのはバカが
することだ。飯は食っていい。食った分、動けばいいんだ。


竹中労はかつて、こう言った。

「石原裕次郎が嫌いだ。不摂生なデブは役者の資格を欠いておる。
あの入院騒動はなんぞね?
ところが、同情票が集まって人気回復。
TVは愚者の楽園である。大衆は電気仕掛けで判断中止、ノーテン
壊了の状態に置かれている」

若い人には何の話だか分からないだろうけど、お父さんかお母さんに聞いてね。
竹中の言葉って、全く今の時代にも当てはまるから可笑しい。


・'゜☆。.:*:・'゜★゜



僕が「相田みつを」が、もう虫唾が走るほど嫌いで、名前を聞いただけでも
ゲロを吐きそうになるほどなのはいつか書いたと思うが、
好きな人ってかなり多いのね。
あんなの、便所の日めくりカレンダー程度の意味しかないのに、
ありがたがって神棚に飾っている(もちろん喩えよ)奴もいる。バカか?
鰯の頭も信心から、というが、鰯の頭は栄養の固まりだ。

いつから何が原因でこんなに嫌いになったのかは分からないが、
おそらく見た瞬間、おぞましいと思ったのだろうな。

彼のお言葉は、書店の店頭で、ネットで随分読んだ。
相当な野郎だとおもう。
相当の「意味」は「相当な厚顔無恥」ということ。
てめー、何様なんだよ!って鼻先をパチンとやりたいが、
死んじゃっているからそれもできない。
残された家族が一生懸命商売に励んでいるんだろう。

そう、重要なのは「何様」ね。
「何様」でもいいんだよ。書かれた物に、それなりの力や美しさがあれば。
「何様」でも許す。天皇陛下でも東京都知事でもなんでもいいが、
内容があれば、とりあえずは許す。認めはしないが。

相田みつをは許せない。
書店の狭いスペースを占領しているあのいかにもっていう感じの
本だの日めくりカレンダーだのを見るたびに、
「こういうものに感動し、癒されて、明日も頑張ろう!なんて思っちゃう
単純でおめでたい思考回路に乾杯!そしてご愁傷様」って思う。

「相田みつをギライ」で有名な評論家の佐高信が著作「私の喧嘩作法」に
いろいろと書いている。
何箇所か抜粋してみる。

その前に佐高が嫌悪する詩(らしきもの)を載せておく。

『がまんをするんだよ
 がまんをするんだよ
 くやしいだろうがね
 そこをがまんするんだよ
 そうすれば ひとのかなしみや
 くるしみが よくわかってくるから』   「忍」より

※書いていて、腹が立ってきた(笑)
 こいつ、てめーを何様だと持ってるんだ、って、さっき書いたね。

「アミューズ」誌の相田礼賛連載の37回目に佐高の知り合いの
俵万智(ちなみに我が俳人のおふくろは彼女の事を
「短歌の価値を著しく下げた女」と呼ぶ)が登場して、褒め称えたそうだ。

以下は佐高の言葉

『私はこの変なことばを操る書家が嫌いです。無色無臭に見えて
有害だと思っています』

『(「忍」に関して)これは怒りの雷管を抜くものではないでしょうか。
 もちろん、やみくもに立ち上がって怒りをぶつければいいわけでは
 ありません。しかし、このガマン教めいた呪文をいったい誰が
 喜ぶのか?』

「アミューズ」誌の相田礼賛にはかなりの数の経営者も
登場しているそうです。中にはいろいろと問題のある人も。

『つまり、無責任な社長たちが一番喜ぶコトバなのです。
 デタラメな経営をやり、その結果、社員を放り出す事になった
 社長から、自分は相田みつをが好きだなどと言われたら、
 どんな感じになるでしょうか?
 己の無責任さを棚に上げて、もっともらしいことを言いたい日本の社長たち
 の、相田は格好の代弁者なのです』

『俵さんは、相田を「弱くたっていいじゃないか」と、温かいまなざしで受け止め
 励ましてくれる、と特徴付けています。
 しかし、相田のガマン教が広がってしまう精神風土だから
 政財界や官僚の横暴がまかり通っているのではありませんか?
 私は、踏みにじられる者が「弱くたっていい」とは思いません。
 まず、こうしたガマン教の教典を破棄し、怒りをもって立ち上がる
 事が必要だと考えます。』


相田みつををもてはやす国民って、日本人だけじゃない?
そんな気がする。日本人の弱みにつけこむとんでもない野郎だ。
っていうか、みんなもっと怒ろうよ!



・'゜☆。.:*:・'゜★゜



業界では一流といわれる会社に長年籍を置いてきた僕だが
つまらないことが原因で喧嘩をし、結局、クビになった。
僕のことっす。(一生恨むぞ!T&U!)
45歳で、同業種の会社に転職した。
そこでひどい嫌がらせ、つまりイジメに遭った。
相手は全員20代のガキどもだから、技術面でいえば
僕の足元にも及ばない。
しかし、自分達が勤める会社よりはるかに格上の会社から
やって来た、「訳ありの」オヤジは格好のイジメの対象となる。
はっきり言えば、誰にも気兼ねせずに、自分よりもはるかに
年上の人間をイジメ抜いて胃に穴をあけさせる事が許されるのだ。
旧軍隊と同じ構図だ。
そういう、低俗会社にしか勤めるあてがなかった自分が情けないが、
とにかく、よくガマンしたものだと思う。
さっきの相田みつをじゃないが、ガマンしたんすよ。バカバカしいと
思うその瞬間までね。

本当は会社名もそいつらの名前も出したい。
何故なら、彼らが僕を鬱病にしてしまったのだから。罪深い。
この文章を読めば、本人なら判るだろうな。

頭文字がBという会社の話だ。
僕をイジメ抜いた人間は、
Mという23歳の女。Tという29歳の男。Yという22歳の女。Kという
29歳の男。
「山ほどある」彼らの語録から印象的なものをそれぞれ一つずつ。
中年の再就職は、本当に辛いものだ。

Mという女の場合

『何回教えたら、伝票の書きミスなくなるのよ〜!(意味無く複雑なので
覚えにくい)もうやってられないよ〜!どうなってるのよー!!
(と、ボールペンを何と(!)投げた!!)このひと、何とかしてよ〜!
(ほとんど怒鳴り声で)』

Yという女の場合

『ちょっとこっちへ。お客の前でこちらのミスを認めたらおしまいでしょ?
勝手な事しないで。どういうやり方をしてきたか知らないけど、
ここにはここのやり方があるの。ちょっと出すぎよ。引っ込んでて!
もう〇〇さんも墨田さんになんか言ってよ!!!
(事務所に引っ込み、中からYの声がドア越しに聴こえてきた)あいつ、口先だけで謝ってるね!絶対私のことバカにしてるんだから!!!むかつく!!
(Yさん、そのとおりです。最初からあなたのことはバカにしています)』


Tという男の場合

『どうしてレジがあわないんですか!
何をどういう風にやったらこうなるんですか!
言い訳はいいですから、なにをどうやったのか、だけを
教えて下さい!
じゃあ、そういう風にやったんですね?やったんですね?やったんですね?!
で、そこをいじったんですね?!なんで勝手なことをするの〜〜〜!!!
もう・・(独り言で)いじるなよ〜!!
めちゃめちゃじゃないか。もう、いいっす。帰ってください。
(結局、その問題はTの勘違いだったが、当然謝罪はなし)』


Kという男の場合

『どこを見てるんですか?話を聞いているんですか?
(そこまでくる経緯で、当然バカバカしくて話など聞く気なんてサラサラなし)
もう、いいです。それじゃあ、自分の思うように今やってみてください。
私がここで見ていますから。判断させていただきます。(何様?)
全然、なってない!(実はかなりなっている。難癖をつけたいだけ)
ダメ!ダメ!ちゃんと人の話を聞いていないからです!!!』

さあ、MよTよYよKよ。
世の中にはなぁ・・・生霊ってもんがあるんだぜ。いひっひひっひっひ。
僕は、こう見えて、しつこいぞ。
どこまでも恨んでやる!うふぇっふぇっふぇっふぇ。



今日のCD鑑賞メニューは、

「シンク・オブ・ワン・ウィズ・マラケシュ・アンバラージュ・アンサンブル
/マラケシュ・アンバラージュ・アンサンブル3」
「和田アキ子/1973日劇リサイタル」
「遠藤賢司/純音楽一代」
「セオ・パリッシュ・プレゼンツ・ローテーティング・アセンブリー/
ナチュラル・アスピレイションズ」
「パフィー/59」
※全曲、アンディー・スターマー(元・ジェリー・フィッシュ)
作曲の名盤!パフィーの良さを奥田民生以上に引き出してるかも。
ただし、収録時間が29分というのは、あまりに短すぎない?
値段の割に。

追記

怒りだけで終わるのも健康に良くないので、
僕と友人のT氏が思わずほくそえむ秘密の「いい話」を最後に。


1991年、八ヶ岳高原ロッジで行われた音楽祭(武満徹とリヒテルが
プロデュース)のトークショーにて。
参加メンバーは武満徹、小室等、井上陽水。
小室と井上が歌い、武満とトークするのですが、
そこで小室がちょっとイタズラをしたそうです。

「徹さん、『胸の振子』という曲を用意してきたんですが、
ギターで伴奏しますので、歌ってくれませんか?」と突然切り出した。
すると武満は、アッサリと「いいよ」と言い、ぶっつけ本番ですぐ歌ったそうです。武満の歌謡曲好きは有名ですが、それにしても
よりによって『胸の振子』とは(笑)
思わず、笑顔になってしまった僕でした。


2004年05月17日(月) ボケ同僚の尻拭いをさせられる僕を優しく慰めるひでしまふみかチャン。粗悪品企業が常識の世の中って・・・いったい・・。

そもそもが同僚の技術の無さがまねいた問題。
(おっと!職場でCD8枚も聴ける僕は技術屋なのか?)
そんな同僚の尻拭いをさせられている。
ブッチャけて言えば、客の商品に傷を入れた訳よ。そいつが。
(おっと!職場でCD8枚も聴ける僕は客商売なのか?)
でもって、客は当然怒るし、同僚に処理能力はないし、
結局、給料ほとんど変わらない(名前だけの、っていうか名前もついてないが)
責任者の僕がその後の処理に当たっている。

ところが、悪い時には悪い事が重なるもんで、客への細かな連絡を僕がついうっかり忘れちまった、と思いなされ。
そりゃ、客も怒るわな。ほんとごめんなさい状態なのだが、
思うんだよね。
平身低頭に謝罪している僕って、いったい・・なに?

そんな僕の苦労も知らずに、そのボケ同僚は他にもいくつかの問題を残したままで、今月末会社を辞めていく。
問題だけが残る→それをひとつひとつ処理する僕の今後は暗い、ネガティブな気持ちになる→薬の量が自然と増える→そしてひでしまふみか
・・・・っていきなり、ふみかちゃんに行っちゃうの?
結局、人生なんて逃避よ。ああ・・・西伊豆の温泉にでも逃げたい。
会社なんて行きたくない。引きこもりたい。そして、ひでしまふみか。
「あなた、それは言わない約束でしょ・・・。」
「だ、だって・・・ふみか・・お、おれ・・・。」


・’゜☆。.:*:・’゜★゜



今日から、僕のパソコンのデスクトップの壁紙が、大山加奈っちの
拡大写真になった。
か、かわいい・・・・・♪




・’゜☆。.:*:・’゜★゜



「有給休暇」はアルバイトでも半年以上勤務すれば、もらえる。
しかし、会社によっては「半年未満ずつの契約更新」を義務づけて、
有給休暇を与えないところがある。あまりに姑息だ(怒)
そういうところは、当然残業手当など最初から一円も
出す気などない(怒)
。アルバイトで働く人間の労働賃金を「搾取」しているのだ(怒)
一分、一秒でも残業したくない!という気持ちは十分理解できるし、
もちろん残業などする必要はない(怒)。
(考え方が)まともな企業は、きちんと労働者の権利を保証している。



 ┗(-_- ;)┛ ┗(-_- ;)┛ ┗(-_- ;)┛ ┗(-_- ;)┛



「あなた、お仕事おつかれさま。。。」
「ふみか・・・お、おれ・・・・。会社・・・辞めたい・・。」
「あ、あなた・・・。かわいそう・・・(泣)。」

人間なんて、人生なんて、 ┗(-_- ;)┛←こんなもんよ。

バレーボールはストレート負けだった。
でも大山加奈っちが出場したから、僕としては満足。

 ┗(-_- ;)┛ ┗(-_- ;)┛  ┗(-_- ;)┛ ┗(-_- ;)┛

睡眠時無呼吸症候群の恐れがある。僕だ。
しっかり眠っているはずなのに、昼間の眠さは異常だ。
ついに職場で眠ってしまった。
(おっと!職場で眠れる仕事って、いったい!?)
お客に起こされた。
先日も朝の通勤時の電車で眠ってしまい、ずっと遠くの駅まで
行ってしまった。
これはイカン!と思い、座らずにいることにしたら、
みんなが見ている前で立ったまま眠ってしまった。
お決まりの膝カックン〜で我に返った。
会社に行くのが怖い。どうなってもいいや〜。



今日のBGMは、「Fine Time〜A Tribute to NEW WAVE」
日本人アーチストによるニュー・ウェーヴ作品のカヴァー集。
こういうコンピは面白い。参加メンツとカヴァー・アーチスト名を見ただけで、
欲しくなる人も多いはず。

1 バッファロー・ドーター /  ヤング・マーブル・ジャイアンツ
2 石野卓球 / D.A.F
3 スパングル・コール・リリ・ライン / プレファブ・スプラウト
4 コンヴェックス・レベル / バグルズ
5 リミテッド・エキスプレス / リップ・リグ&パニック
6 ポリシックス / ソフト・セル
7 岡村靖幸 / トーキング・ヘッズ
8 ロザリオス / ピッグ・バッグ
9 モーサム・トーンベンダー / ギャング・オブ・フォー
10 半野喜弘 / 坂本龍一&トーマス・ドルビー
11 クラムボン / バウ・ワウ・ワウ
12 EY∃ / キャバレー・ボルテール
13 サイコバブ / バウ・ワウ・ワウ
14 スーパーカー / ヤング・マーブル・ジャイアンツ
15 ヘアー・スタイリスティックス / スペシャルズ
16 ワールズ・エンド・ガールフレンド / スタンプ
17 ROVO / ザ・ポップ・グループ


ダントツの出来は、中原昌也の新ユニット、ヘアー・ステイリスティックスの
スペシャルズのカヴァー。
どこの何がカヴァーなんだかわからないほど、ぶっ壊れている。
原曲のイメージは欠けらもない。
全く新しい一個の作品としてみた場合、これは傑作ナンバーだと思う。
何度も聴き返してしまいそう。そのたびに鼓膜がダメになっていく気が
するが・・・・。
あとはROVOのポップ・グループのカヴァーは純粋に素晴らしい。
曲目も傑作の“we are time”だしね。

岡村靖之のトーキング・ヘッズのカヴァーは
ファンにも人気のある名曲“burning down the house”。
岡村のファンクはすごいな。録音にもう少し広がりがあったら満点だった。
いや、、これが岡村かな?これでいいのかもね。

D.A.Fをレゲエ/ダブにしてしまった石野卓球の才能。
直球勝負で来るだろうと思ったら、手元でストンと落ちた。

みんな、一生懸命で実に気持ちのいいアルバムだ。


2004年05月15日(土) puffyのリミックス盤。アニメDVD「岸辺のふたり」。土曜の夜はNHK教育テレビで60年代フォークを!

女子バレーが韓国にストレート勝ちした!
もう、あまりに気分が良くて、puffyのリミックス盤を聴いてしまっている。
全然、つながりはないけど。

これで念願のアテネ行きが決定した。
前回の悔し涙を非常によく覚えているだけに、感激もひとしおだ。
今日は大山かなっちの出番はなかったが、佐々木の活躍に
目頭が熱くなった。
やっぱり、野球と女子バレーと女子マラソンだな。

で、puffyのリミックス盤は2種類(「PRMX」と「PRMX TURBO」)出ているが、どちらもすこぶる出来がいい。
リミキサー陣は、小西康陽、高木完、ファンタスティック・プラスティック・マシーン、キャプテン・ファンク、DJ HASEBE、クレイジー・ケン・バンドetc

個性がはっきりと分かれていて、聴いていて実に分かりやすい。
いつ、どこで、どういう状況で聴いても、この2枚には刺激されるな。
名盤。それにしてもpuffyの曲っていいね。
奥田民生自身の作品よりいい。

クレイジー・ケン・バンドのリミックスによる“アジアの純真”は人選の段階で
すでに大成功。僕は愛聴している。曲は横山剣の咳で始まる。
歌詞に出てくるマラリアにかかったという設定らしい(笑)
イイ〜ネ!の連発攻撃になると気分が高揚してくるのを抑えられなくなる。
最後は、剣さんの「ゆみちゃぁ〜ん、あみちゃぁ〜ん・・・ぱふぃー〜・・」
という囁きでエッチに終わる。

高木完のリミックスもすごいぞ。ちょっと尊敬してしまう。
“海へと”という曲。。。原曲がなくなってしまっている。
リミックスというより、これ・・誰の何という曲?
“サーキットの娘”は「Moon Dog MIX」になっているが、
ここでバックトラックに使われているのは、あの知る人ぞ知るムーンドッグの
音源でしょう。おそらく。ぶっ飛んでます。マジで。

それにしてもピチカートの小西のリミックスは分かりやすくていいなぁ。
最初のベースとタイコの一音で小西って判っちゃう。
ピチカート自体がリミックス的な音作りしてたしね。
石野卓球はアナログ盤で山口百恵のリミックスをやってるらしいけど、
小西や高木あたりが演歌のリミックスとかしたら面白いかも。
それもかなりディープな演歌を。
北原ミレイの“ざんげの値打ちもない”とか藤圭子の“圭子の夢は夜ひらく”の
「The Shaggs MIX」とかね。うへぇ〜〜俺がやってみてぇーー!!!


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


昨日の三木たかし特集(?)だが、
大事な曲を忘れてた。
“アンパンマンのマーチ”!!



・’゜☆。.:*:・’゜★゜



友人のT氏の刺激されて、僕もアニメDVD「岸辺のふたり」を購入してしまった。
約8分間のアニメだ。
監督は、マイケル・デュドク・ヴィット。イギリス・オランダ合作2000年の作品。
興味がある人はネットで検索してみてね。
いろいろ考えてしまうシーンが多い。
そういうことを全く無視して見ても充分に感動できる。
しかし、そういう疑問を解き明かす試みをしながら、見るのも面白い。
結局、答えは作者の胸の中にあるだけだから、結論は出ないのだが。
むしろ、疑問を持つほうが野暮ってもんかな?性格なもんで。

何故、父親の自転車は木陰に立て掛けられたままなのか?
5〜6歳の娘を、まるで永遠の別れでもするかのように二度も抱きしめて、
ボートで河に漕ぎ出していく父親は何のためにその地を離れるのか?
途中までは父親を待ちつづけている(ように見える)女の子のシルエットだったのが、ある時期を境に、父親との想い出に浸っている女性のシルエットに変わっていく。
娘は何を知ったのか?
ラストで5〜6歳の頃の娘に戻らなかったのは何故?

美しい影絵を見ているような気がした。
夜の小道を走っていく少女の自転車の灯りが悲しかった。
でも、力強さも同時に感じた。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


15日、土曜日の夜10時からNHK教育テレビで
「60年代フォーク歌手たちは今」という特集を90分やります。
見ましょう!高田渡が出るでしょう!!!




2004年05月14日(金) 三木たかしを語りたい、語れない。

筒美京平、中村八大、いずみたく、浜口庫之助、三木たかし。
以上が僕が好きな日本の作曲家ベスト5。
人に「筒美京平ってどういう人?」と聞かれれば3時間でも語れる。
以下、八大さんもハマクラさんもいずみたくも同様に語れる。
三木たかしだけが語れない。
理由はわからない。これが三木たかしだ!という決定的なものが
ないせいかもしれない。
しかし、先日も書いたが、僕が、沁みる曲だなぁ・・と思ってクレジットを見ると
実際に三木たかしの曲の場合が何度もあった。
僕には三木たかしの曲に無意識に反応してしまうアンテナがついているのだろう。
要するに、それは「好きなのだ」ということである。単純に考えれば。
しかし、単純に済ませたくない性格の僕は、必死で三木たかしを
分析しようと試みる。そして何度も挫折する。試みの最中に聴きこんで
しまうのが常だ。

「で、三木たかしって・・何なのよ?」
「え・・・っと、作曲家です。いっぱいいい曲書いてます。」
「で、どういう個性なのよ?」
「え・・・っと、メランコリック・・・というか・・。」
「転調とかするの?」
「い、いえ・・・あんまり。」
「三重構造とかなってるの?」
「い、いえ・・・あんまり。でも時々は三重っぽかったりして・・・。」
「ハーモニーは斬新なの?」
「い、いえ・・・特に不思議な和音とかは使っていないかと・・・。」
「結局、メロディが覚えやすいとか、そういうこと?」
「ああ・・・、覚えやすい事は覚えやすいですが、あの・・
でも、あんまり普段口ずさむことはないです・・・ね。」
「じゃ、ダメじゃん。」
「あ・・言い方が違ってしまった・・。えっと、声に出しては歌わないけど、
心にはいつも流れているっていうか・・・。上手く言えないけど。」
「ほんと、上手く言えてないね。漠然としててわかんないよ。」
「で、ですよね・・。ぼくも漠然としててわかんないんです・・実は、、あはは・・。」
「ま、今度聴いてみるわ。」
「い、いえ・・・いいっす・・。僕の心の中にだけしまっておきますから・・。」


三木たかしは、いわゆるヒットメイカーではない。
しかしかなりの数の曲を書いていて、無名な歌手が歌ったものでも
佳曲は多い。
おそらく「三木たかし選集」が万が一発売されたとしても
一般の人が知っているのは6〜7曲くらいじゃないかな?

石川さゆりの“津軽海峡・冬景色”と “能登半島”それに
わらべの“めだかの兄弟”、あとはテレサ・テンの“愛人”“つぐない”
“時の流れに身をまかせ”“別れの予感”。それくらいじゃない?

もちろんそれらの曲は大好きだ。
他に僕のお薦めは(誰に薦めているんだか・・・)
伊藤咲子の“乙女のワルツ”
18歳浅田美代子の傑作!“想い出のカフェテラス”
あべ静江が清純派オナペットだった頃の傑作!“コーヒーショップで”
うざいナオタロの影も形も無かった頃の森山良子の“禁じられた恋”
前川清の“花の時・愛の時”
そして、美空ひばりの“さくらの唄”
坂本九ちゃんが世を去る直前に録音した曲。恐るべき傑作!!“心の瞳”
(この曲は、九ちゃんBOXにしか入っていない。何故普通のベストに
入れないのか?中学生や高校生の合唱曲にもなっているのに)

これ以上書くと、誰も知らない曲のオンパレードになっちゃうから
やめとく。



T氏への私信追記

大事な2曲をお忘れです。

T・レックスの“チルドレン・オブ・ザ・レヴォリューション”と
CSN&Yの“ティーチ・ユア・チルドレン”。
あと、、、ディープ・パープルの“チャイルド・イン・タイム”もあったぞー
子供をテーマにしてるかどうかは知らないけど。

そういえば、磯野貴理子が若い頃組んでいたコントグループは
面白かったなぁ。けっこう笑えた。
「チャイルズ」。チャイルドの複数形だから「チャイルズ」というギャグに
結構ハマってた。(笑)


2004年05月13日(木) さくらの唄


現在、生活苦の真っ只中。給料日までまだ12日もある。
っていうか、給料もらってからまだ17日しか経っていないのだが・・。
CD買ってるからだった。貧乏の理由は。あはははは・・・。


山田太一脚本のずっと昔のTBS名作ドラマに「さくらの唄」というのがあった。
一時期、半分本気でシナリオライターを目指した僕も、特にこのドラマは
お気に入りだった。
若山富三郎と加藤治子の両親に樹木希林と桃井かおりと
(名前忘れた)男の子の三人の子供たち。
樹木の亭主に美輪明宏。桃井があこがれる弟の家庭教師に田村正和。
様々な出来事が時に可笑しく時に哀しく描かれていく。
まさにホームドラマの決定打である!と僕は思ったものだ。

いつも最後にマッサージ師の若山富三郎が診療に行く場面で歌が流れた。
美空ひばりの“さくらの唄”だ。
これが聴きたくて、毎回、放送のエンディングを楽しみにしていたものだ。

ちょっと話はそれるが、
吉田拓郎は「いい曲だなぁ!と思うといつも筒美京平だった!」と語っている。
僕の場合は「すごい曲だなぁ!と思うといつも筒美京平で、
沁みる曲だなぁ・・・!と思うといつも三木たかしだった」になる。
話は戻る。

“さくらの唄”の作曲が三木たかしであることをつい数日前に知った。
これにはちょっと驚いた。
自分の感性に驚いたのだ。やはり心に沁みる曲は、三木たかしが書くものなのだ!
という定理(?)みたいなものを発見した。
実は、この曲、歌手時代の三木たかし自身によって歌われていたという
事実も突きとめた。あ〜ら、おどろき!
まったくヒットもせず、そのままになっていたのを番組の為に
美空ひばりがわざわざ歌ったのだそうだ。
作詞は、なかにし礼。

「なかにし礼アンソロジー〜昭和・忘れな歌〜」という3枚組が出ている。
そしてその3枚組はすでに僕の部屋のデスクの上にある。あははは・・・。
貧乏まっしぐら。水を飲んで暮らすか??

“さくらの唄”を聴くためだけに買った。というわけではなく、
やはりこういう風に、なかにし礼の全体像が見渡せる全集というものは
持っていなくてはいけない。
今でも、かつて発売された「阿久悠選集」を高いという理由で購入しなかった
ことを悔いている。

なかにし礼も詩人だなぁ、と思う。
何でも書けるタイプの阿久悠とはちがって、
どちらかというと人間の悲しみや人生の虚しさといった負の部分を描くのが得意である。
さらに情念や恨み、といった部分にまで至ると、もう、なかにし礼にしか
描けない世界がリアルに見えてくる。




『何もかも 僕は失くしたの
 生きてることがつらくてならぬ
 もしも僕が死んだら 友達に
 卑怯な奴と 笑われるだろう 笑われるだろう
 今の僕は何をしたらいいの 
 こたえておくれ 別れた人よ
 これでみんないいんだ 悲しみも  
 君と見た夢も終わったことさ 終わったことさ
 愛した君も 今頃は
 僕のことを忘れて 幸福だろう
 おやすみを言わずに眠ろうか 
 やさしく匂う 桜の下で 桜の下で 
 桜の下で』







2004年05月12日(水) パティ・スミスの「トランピン」。

アメリカの軍隊はイラクから出て行け!
イラク人が抵抗するのは当たり前だ。
僕がイラク人だったら、銃を持って抵抗する。
アメリカがやっている事は、ただの犯罪行為である事は明白なのに
裁かれない国家とは一体何なのか?

パティ・スミスは新作「トランピン」で完全にイラク側にその立場を置いている。
素晴らしい内容だ。もちろん音楽的にも詞同様に極めてラディカルだ。
かつては公民権運動にも参加していたボブ・ディランは宝石会社の
CMに女性と出演しているときく。
ダメなアーチストとそうでないアーチストの差が激しすぎる。
ブッシュの支持率が急激に落ちはじめてから、発言するアーチストも
出てくるだろう。
でも、それは勇気ではない。

パティ・スミスはNYに住んでいて、自宅の2階からは世界貿易センターが目の前に見えたという。
あの旅客機が突っ込んだ、20分後に、アメリカのアフガニスタンに対する
報復戦争を危惧したという。

「トランピン」より10曲目の“レディオ・バグダッド”から一節。

『西洋社会の掟は 永らく不在
 もともとなかったのか 今 、どこにある?
 あなた方はやって来た やって来た 西方から
 一民族を滅ぼし そして私たちの元にやって来た
 でも 私たちの方が年上よ
 あなた方はやって来て そして欲しがる
 こちらに来て 盗もうとする 文明の揺りかごを』


続く、最後の11曲目“トランピン”への流れは見事というしかない。





話はまった変わるが、
僕は本当に女子バレーが好きなんだなぁ。。
野球の次に好きかも。
今日はかなり格下の相手だったが、それでも大山かなっちが戻ってきたのが
うれしい〜〜!
やはり全日本の顔、かなっちがいなければイカン。
絶不調からの脱出。よくやったぜ!かなっち!
今日の試合はレシーブミスが目立ったが、まあ、攻撃的に攻めていけたので
良しとしよう。しかし、韓国戦は甘くないぞー。やはり、つまらない失点は避けよう。しかし、今のメンバーは最高じゃのう。オ〜ホッホホ。


今夜のBGMは「セオ・パリッシュ/ナチュラル・アスピレイションズ」だ。
遅めの4つ打ちには、感激。音色もお見事。ブラック・ミュージックの
最新型って意外とこんなのかもね。
小さな音量での鑑賞にも充分耐えうる、ハウスミュージックだ。お薦め。










2004年05月11日(火) 職場でCD8枚聴いて帰ってきたら、菅が辞めてた。

本日、職場に持っていったCDは8枚。
って、どんな職場なんだよー。(前から疑問?)

全て聴けた。

「東京ボブ・ディラン/グレイテスト・ヒッツ」(昨日の日記を参照して下さい)
「ぱぱぼっくす/花降る午後」「フリッパーズ・ギター/カメラ・トーク」
「黛ジュン/ゴールデン・ベスト」「太田裕美/シングル・コレクション」
「マイ・リトル・ラバー/風と空のキリム」「ミスター・チルドレン/Q」
「スゥイング・アウト・シスター/ホエア・アワ・ラブ・グロウズ」

暇だったので、聴きいってしまった。


70年代の太田裕美はオリジナルCDで全部揃えないといかんな。

黛ジュンの圧倒的なリズム感のよさ。楽曲の完成度の高さ。
作曲家・鈴木邦彦の才能。すごい時代ですわ。

フリッパーズに関しては、相当気に入って聴いている。
楽曲にクレジットがないので、どちらが作詞したのか作曲したのかを
想像しながら聴いている。
声の違いはすぐに分かるが。オザケンがリードヴォーカルをとる曲で
小山田が下にハモりを入れている。これはいつもと逆のパターンで
面白かった。(いつもは下がオザケンで上が小山田。)
響き方の景色がガラリと変わった。圧倒的にオザケン的になったのだ。
さ、この辺に何か秘密があるのかな?まだ僕には解けない。

ぱぱぼっくすは男女2人組のフォークデュオだ。
何だか分からないが、好きだ。買ってよかったと思っている。
27分で2200円。高いか安いか。全然、安いと思う。
スピッツの草野の大のお気に入りのグループだ。
高田渡の息子、高田蓮がペダルスティールで参加している。

もはや伝統芸とも言えるスイング・アウト・シスターの音楽世界だが、
このアルバムは1stに次いで良いのではないか?と思う。
あいかわらずの60’s&70’sへのリスペクト感覚は健在だが、
以前よりずっと音に深みがでてきた。
あからさまな引用を避け、すでに確立している彼らの楽器のブレンド法
を全面に出し、オリジナリティがありながら懐かしいサウンドを
作り出している。傑作だと、僕は思っている。
さらに特筆すべきは、ミキシングの卓越した技術。
減点は、何ともくだらないライナーノーツ。
無記名なのでレコード会社の暇な人間が片手間に書いたのだろうが、
それにしてもただのデータの羅列だけでもムカムカするのに、
31行も続く筆者が「余談だが・・」とことわった「余談」の内容のなさ。死ね。
ユニヴァーサル・ミュージック株式会社が発売元。


’・’゜☆*..☆ *★ *☆


菅 直人が民主党の代表を辞めた。
我が家は反自民党一家だが、民主党が好きというわけではない。
その理由は鳩山と菅。
特に菅に関しては、相当以前から、我が両親はインチキを見抜いている。
菅が今の小泉の地位についたら、小泉よりもっと調子ブッこくだろう、と
語っていた。
しかし、菅が辞めた事に関する小泉のコメントは、人間性があまりにも
真っ裸の粗チン野郎なもんで笑っちまった(笑)
どっちもどっちってことよ。
ロクな奴はいないってこと。日本なんか滅びちゃえばいい、とさえ思っている。



’・’゜☆*..☆ *★ *☆


解散した(の?よく知らないけど)JUNGLE SMILEのアルバム
「林檎のためいき」から高木郁乃ちゃん作詞の“キスしてあげる”。

『私は絶対愛のない儀式なんてしない
あなた以外の男に抱かれたら
乳房切り取って死ぬわ』

『あなたがもしも 浮気したいなんてね
ちょっとでも思っていたら
そのかわいい坊やを 噛み切らなきゃ』

椎名林檎よりすごい。(偶然アルバムタイトルは「林檎のためいき」!)
今から6年前のアルバムだ。
他の詞にも、あからさまで怖い表現が見られる。
ルックスはちょっと脚が太いが、なかなかボーイッシュでセクシー。好みだ。


2004年05月10日(月) 知る人ぞ知るアーチスト、「東京ボブ・ディラン」のライブ盤を買う。

「東京モノマネナイト」と題したイベントが定期的に東京のライブハウスで
行われているという。
出演メンバーは、東京キャロル・キングさん、東京ザ・バンドさん、
東京ドゥービーグルスさん(ドゥービー・ブラザーズとイーグルスの合体)、
あるいは大阪ニール・ヤングさんetc。

その中でもひときわ異彩を放っているのが、東京ボブ・ディランさんだという。

そういえば、60年代の最後期には東京ベンチャーズや東京ビートルズという
グループがあったなー。
個人的なことだが、僕は20代のほんの一時期(数ヶ月)、
東京キング・クリムゾンというグループを作ったことがある。
5回のスタジオでのセッションで喧嘩消滅した。
そのセッションを録音したカセットを紛失。今聴かせたい!

さて、東京ボブ・ディランは自己のグループを率いて10年以上
活動し、CDも出している。
ちなみに今のグループの前身バンドは、豊島ホークス。
もちろんザ・バンドの前身バンド、ホークスからのいただきだろうが、
豊島とは豊島区のことか?ローカル色が強くて沖縄の人には
分からないかも。

今年発売した、ライブ盤「東京ボブ・ディランwithネヴァー・メンディング・ツアー
バンド/グレイテスト・ヒッツ」を買ってきた。
ルーツミュージックの評論では有名な鈴木カツ氏が監修した
「ストレンジ・ルーツ・シリーズ」の中の一枚だ。
解説も鈴木カツ氏。

全13曲。素晴らしい選曲。
オリジナル・ヴァージョンの感触と今のディランならどうやる?という想像、
その両方を取り入れたコンセプトで総ての曲はアレンジされている。
ただし、“レイ・レディ・レイ”のワン・コーラス目だけは
「ナッシュビル・スカイライン」のオリジナルヴァージョンそのままで歌われている。
バンドの演奏もディランのバックと同じでペラペラしてて実に良い!
サウンドの感触としてはNRBQに近いように思うのだが、どうだろう?
しかし、驚くのは東京ボブ・ディラン自身!

声、100%同じ。歌い方、200%同じ。
英語の発音もディラン独特の訛りをそのまま完璧に再現している。
ようするに、モノマネでしょ?と言われると困る。
そんな生易しいものではないのだ。
モノマネはモノマネでしかない。東京ボブ・ディランには
曲を新解釈で聴かせる能力がある!
ご存知の方も多いと思うが、ディランはライブごとにアレンジを変えることで
有名だ。
それを再現しているのが、東京ボブ・ディランだ。
しかも、今のご本家が考えそうなアレンジで。
これはすでに才能である。

ライブハウスという空間が生み出すパブロック的な感覚は
最高だ。客も尋常な乗りではない。
モノマネを楽しむという次元を超えて、東京ボブ・ディランの
パフォーマンス、つまりロックシンガーとしての資質に
酔いしれている気がする。
僕もCDを聴き始めて、20分ぐらいしてから、
あ!俺、今、東京ボブ・ディランを聴いているんだ!とハタと気づいた。
モノマネで笑おうとしたら、いつのまにかのめりこんで聴き入っていた。
コロッケのモノマネが優れているのは、やはりそこに精進があるからだと
思う。
東京ボブ・ディランにも同じものを感じる。

ライブハウスの星として、静かに燃え尽きていって欲しい。
間違ってもテレビなんかに出ちゃダメよ。

しかし、このライブアルバム、ジャケットのイラストが素晴らしい!

ああ・・・僕も東京ブライアン・ウィルソンで活動したいな。
東京ヴァン・ダイク・パークスでもいいや。
いや、今もしもグループを作るとしたら、東京CANだなー!!
「東京缶」にしようっと!!


'・'゜☆*..☆ *★ *☆


今、アテネ最終予選が行なわれている、日本女子バレーボールを
観ているが、いいいなぁー。大好きだ。
東京オリンピックの時から女子バレーの大ファンだ。
今は、セッターの竹下佳江のファンである。ちっこいのに、司令塔として
奮闘している。昔から、セッターが好きだったな。




’・’゜☆*..☆ *★ *☆


フリッパーズ・ギターの「カメラ・トーク」を買ってきた。
お恥ずかしい話だが、聴いた事がなかった。
もちろん「ヘッド博士の世界塔」は愛聴盤なのだが。
まだ一回しか聴いていないので、
「そうかぁ、こういうサウンドと詞だったのかー」状態である。
1曲目が、あの車のCMソングか?!と思ったのが最初の印象(笑)
あと3〜4回聴いてみてから、感じた事を書いてみる。
ちょっと心にひっかっているのは、黒人音楽(ブラックミュージック)感の
違いかな・・・・ってね。もちろん小山田くんと小沢くんの。


2004年05月03日(月) ミスチルのアルバム「ボレロ」のタイトルナンバーに夢中!

ミスチルのアルバム「ボレロ」のタイトルナンバーをここ数日聴きつづけている。
職場も含めて(職場で好きなCDをかけられる環境)、
ミスチルを全く聴かない日はほとんどない。
ヘビーローテーションは、もちろん「シフクノオト」。
それまでは「it’s a wonderful world」と「Q」が
よくかかっていた。
愛する「深海」は最近あまり聴いていない。
飽きたのではなく(飽きるという事はありえない)、
たまたまそういう気分じゃないだけ。

一番、聴かないのが「ボレロ」だった。
もちろん名曲を多数収録した傑作である事は知っているが、何故なんだろう?
ほとんどかけていない。
友人がタイトルナンバーをお気に入りに挙げていた。
それを読んですぐに聴いてみた。
ああ・・・僕はそのナンバーを真剣に聴いていなかったんだ。
僕とした事が・・・。反省、反省、猛反省。

そのタイトルナンバー“ボレロ”がアルバムの中で一番好きな曲になってしまった。
そういうことって、あるよね。
もちろん信頼できる好きな友人が挙げていたから聴く気になったわけだけど。
で、もう一度、アルバムを最初から聴き返してみた。
これはもうポップスのアルバムとしては「非のうちどころがない」、と
言い切ってもいいのでは?
“ボレロ”についで好きなのは“ALIVE”。


今日の日記は短い。
BGMは、「ベスト・オブ・ニルソン」。
名曲“ALL I THINK ABOUT IS YOU”でおやすみなさい。。。。。


2004年05月02日(日) 墨田オリジナルCD-R『にほんのうたぢから・にー』再選曲版。

先日、墨田オリジナルCD―R『にほんのうたぢから・にー』
の曲目を発表したが、大幅に内容を変えた。
先日の内容も面白かったが、人生何があるかわからない、
まず伝えたいものから伝えていこう!という主旨の元、再選曲がなされ
以下のような結果となった。満足。満足。
簡単なコメントを載せておく。



『にほんのうたぢから・にー』責任選曲・墨田妖児


1 高田 渡 / ボロボロ (2:54)
※ 高田渡再評価の兆しがある。なら、まずこれを聴かねば。22歳の青年である。

2 かの香織 / 太陽の理由 (5:06)
※ 高田渡との落差は激しい。中古盤屋でやっと見つけた!Jポップの
  恐るべき傑作!

3 浜口庫之助 / ドライヴィング・ラブ (1:59)
※ ハマクラさんと筒美京平の共通点は、洗練の極みに達しながら下世話に
  聴かせる曲を書ける才能。

4 坂本真綾 / ヘミソフィア (4:06)
※ 真綾の“Feel Myself”は、はっきり言わせてもらうが
  【絶対に聴かなければいけない曲】だ。坂本真綾関係は
   すべて菅野よう子が作曲・編曲を担当しているが、特に
  “Feel Myself”は菅野の才能が200%全開丸出し状態。
   そして、“ヘミソフィア”。
   こういう曲を書ける人がいたら教えて欲しい。
  
5 クレイジー・ケン・バンド / シャリマール (5:01)
※ 横山剣といえば、この曲が真っ先に浮かぶ。ライブ盤。才能じゃのう。

6 ディック・ミネ / スゥイングしなけりゃ意味がない (3:28)
※ これは十数年前にビックリした音源。ミネは大好きだが、彼はこれ以上の
  「ぶっ飛びもん」は残せなかったように思う。昭和初期の録音だ。

7 岡崎友紀 / 私は忘れない (3:07)
※ 筒美京平必殺のサビを聴け!僕はミスチルの桜井を想像した。
  しかし素敵なアイドルでした。
  今は「思いっきりテレビ」で・・・。うッ・・・・。

8 高田渡 / ヘイ・ヘイ・ブルース(4:29)
※ もう好きで好きでたまらない渡さんの最高のブルース。アメリカ録音。

9 桑田佳祐 / 祭りのあと (4:54)
※ 野暮でバカな中年はみんなこの曲を聴け!俺は泣いてるぞ。

10 小川みき / 甘い出来事 (3:01)
※ 才能爆発の元気ソング“燃える渚”を選曲しないところが偉い。(自画自賛)
  本来はこのように色気がある娘だったが、消えた。筒美京平恐るべし。

11 カーネーション / 幻想列車 (4:41)
※ ミスチルを知るまではカーネーションが日本一好きなロックグループだった。
  直枝の声が好きだ。彼は日本でも有数のソングライターだと思う。

12 マイ・リトル・ラバー / Survival (5:09)
※ 現在進行形の夢中ソング。ラジオで出会えた。J−WAVEよありがと!

13 くるり / グッドモーニング (5:08)
※ くるりは間違いなく生まれ変わった。歌ごころが以前と比べて格段に増した。
  素晴らしい詞であり曲だ。

14 ううあ / マーチングマーチ (2:07)
※ 童謡集から選曲。哀しいマーチだ。UAにしか歌えない世界だろう。
  「うたううあ」と「SUN」は共に揃えなければならない!

15 ちあきなおみ / 色は匂へど (4:02)
※ 最後は王道で。しかし、Aメロ〜Bメロの展開はかなり奇抜。
  歌唱は王道だが(本当に上手いし、こころがこもっている)、曲は
  「どういう発想でこういう旋律を思いつくの?」という世界。
  おそらく桜井も筒美京平全集を購入して、この曲を愛聴しているに
  違いない。

16 太田裕美 / しあわせ未満 (4:03)
※ と思ったら、最後は急遽、太田裕美になった。(5月8日に決定)
  爽やかに終わるのもいいでしょう。
  8日の日記にも書いたが、この曲を書いた人は天才だ。
  もちろん筒美京平。詳しくは5月8日の日記を参照。
  


2004年05月01日(土) SURVIVAL

イラクで拉致された郡山・今井両氏の記者会見をみてよかったと思う。
二人とも主張に一本強靭な筋が通っていて、
「自己責任」論を勝手に展開しているこちら側の我々日本人は
赤面せざるを得ないな、と感じた。
先日の今井氏の北海道庁への迷惑をかけたという詫びを、
勘違いして受け取った事を恥じている。大人としてのケジメをつけてから、
発言すべき事は発言する。



J・WAVEで曲がかかっていた。
10秒でノックアウトされた。聞き覚えある声にもしかして?と思い
最後の曲紹介を待った。
やはり、マイ・リトル・ラバーだった。
でもさー、知らないよー、2002年のマイラバなんて聴いてないもん。
1stアルバムでもうおなかいっぱいだったから、
その後のマイラバは4〜5枚目のシングルまでしか聴いていない。
今夜かかったのは“SURVIVAL”。再結成後、再びギターが抜けて
二人になったマイラバの再再スタートシングルらしい。

とにかく名曲!恐ろしくいい曲。いい声。いいアレンジ。
再編成版「にほんのうたぢから・にー」に収録すること決定。
発売したばかりの「マイ・リトル・ラバー/セルフ・コレクション」を
買ってしまったよ。
セルフコレクションだけあって「あの曲」も「あの曲」も入っていないところがミソ。
でも「あの曲」は入っているからご心配なく!

1 めぐり逢う世界
2 アスプレイ
3 赤いグライダー
4 ロンリーハート
5 スロウな恋
6 my sweet lord
7 free
8 evergreen
9 新しい愛のかたち
10 private eyes
11 survival
12 回廊を抜けて
13 delicacy
14 stardust
15 遠い河

なるほど、確かにセルフコレクション的な選曲だ。


今夜のBGMは、まったくバカに出来ない内容の傑作アルバム
「バグルズ/ラジオ・スターの悲劇+3」。
タイトルナンバーのベースにしびれるぜい!!



☆*..☆ *★ *☆ 



ブッシュ一派はテロの攻撃目標を事前に何らかの形で
知り、その上で隠していた、という思いが日に日に強くなっている。
大量の自国民の犠牲が必要な時期だったのではないか?
これは妄想か?人殺しはどのような手段を用いても実行する。
しないではいられない、という話を聞いたことがある。


響 一朗

My追加