あたしと彼のこと
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2003年11月25日(火) ふたり暮らしシミュレーション

わたしの、二人暮らしパートナーへの希望。

心理面、その1
生活が必ずしもうまく行くとは限らないことを分かっている上で、良い関係を
築くための努力を惜しまない、そんな姿勢や気持ちをもっていること。

要は、生活力をともなった向上心のこと。
良い関係を築くための努力は、愛情で補うものではなく、その人と成りから
にじみ出てくるもの。成熟した健康的な心で持って共に生きていきたい。
その点で彼は二重マル。わたしもこの点に関してはいつも念頭において
彼とつきあってきたから自分にも二重マルをあげれる。

ちなみに、わたしが離婚に至った原因はここに全てが集約されています(^^;
前の人とは、つきあいは長かったけど「一緒に暮らすとなると別物」でした。
趣味も話しも好みもあう素敵な人だったけど、でもそれは楽しさだけで
生活までは伴なえなかった、、、でもまぁ当然の結果です。
わたしも相手も若かった。今なら分かる。


心理面、その2
お互いの性格を好ましく思う。相手の根本的な葛藤にたいして理解を示せる。

生活してゆく上で葛藤はつきもの。
特にこういうのは、環境が変わったり、生活を変えたりした時に、表面化しやすい
ことだと思っています。そして葛藤と一口に言っても、小さいことから大きいこと
自分で気付くこともあるし、パートナーが気付くこともある。もちろん本人も考え
付かないような核心が現れることもある。ただ、そういう変化に差し掛かったとき
その変化をしっかり受け止めることが大切で、そのうえで乗り越えたいなら協力し
見過ごしたいなら二人で停めておく、、、というレベルの「理解の示し方」が
出来るとベスト。

とか書いてるけど、これはたいへん難しい。
訓練を受けたカウンセラーじゃあるまいし、ね。
なので、お互い何かあったその時は必ず傍に居ようと思い合ってる二人であれば
それで良い。というか、かなり充分。

その点に関しては、彼への私の覚悟みたいなものはとっくに出来ている。
今後、自分自身と彼自身に起こり得る葛藤も、だいたい予測できている。
それが楽しみだと思える程に、準備万端。 でも彼はどうだろうか。。。


心理面、その3
二人で行動する時間と、個人行動のバランスがうまく取れること。
つまりどちらも楽しめること。個々の趣味や友人関係を充実させるための
時間を尊重しあえること。

バランスってのが難しい。だって一緒に暮らすとはいえ二人は別の時間のなかを
流れているのだから。
それに相手に邪魔にならないというのが有る筈がない。
だって一人暮らしじゃないのだから。

肝心なのは、そういうことを理解していること。理解して納得していること。
自分は尊重されるべき人間であり、相手も同じである。
そういう私も貴方もOKである姿勢で話しあっていけば良いんだろうなぁ…
って、こればっかりは暮らしてゆくなかで調整してゆくことね、その1〜2が
わかる相手なら乗り越えられるかと思う。


心理面はこんな感じかな。

「二人で暮らしてゆく心の準備」というものがあるとしたら
きっと、こういうことを話しあうんだろうなぁ。
きっと、結婚前のカップルとかがそうなんだろうなぁ・・・なんて思いながら
今日は日記を書いてみた。

わくわくする、でも不安もある。
この人とほんとうにやっていけるのかしら、という甘い心配。
決して失いたくないものを手にいれる時の、いとしい気持ち。

これは、今だけのしあわせだな。例え半分嘘だとしても。


2003年11月20日(木) 問題を見据えて

彼に、悩んでいることを打ち明けてみた。

「わたしは何時までこのままでいるのだろう?」って思う時があることを

自分の将来を考えたときに、誰かと二人で暮らしていたい・・・
今その相手として彼を見てるのに、その準備をしていない
つまり将来の相手としての見極めを怠っているという気持ちにあることを打ち明けた。

静かに聞いてくれる彼に信頼を寄せて、同時に不安も伝えた。

彼とも彼女とも呼べず将来も考えないでいるつきあい事体が、私にとって
しっかり相手を見極められる状態では無いこと。
そして希望の未来にむかっていない自分への不満。

もう31で、でも「将来子は産まない」と決めていない自分に立ちはばかる出産適齢期。
彼と共に暮らせるのならともかく、そうで無いのならひとつも希望は叶わない。
なら別れたほうがいいのに、今のままでは別の男と幸せになろうとは到底思えない。

たくさんの不安を打ち明けたあと、締めくくりにこう伝えた。


「私に、別れや決断をできるための材料をください」と


貴方と二人で暮らした時に『全く話しにならないほど論外』な相手で無いことは
分かるのだけど、具体的な道徳観や金銭観、また生活スタイルが伴なった場合
それに寄り添えあえる相手かどうかは分からない、そこを知りたい。

なにより二人暮らしは二人で検討するものだから、一人で考えても答は出ない
だから、ちょっと手伝ってほしいの、、、とそうお願いしてみた。
ちゃんと今考えて、検討していきたい。そうすることで私ジブンの将来に対して
責任もてるから。と言い添えて。


そしたら彼はあっさりと
「いいよ、分かった、で何すればいいの?」
そう真顔で応えてくれた。

あまりの率直さにちょっとビックリしたけど、嬉しい返事だった
「そか、じゃぁまず、二人暮らしの希望というか構想を、心理面と生活面で
考えてみたと思います。いちおう私は結婚(離婚)経験者ということで
二人暮らしの経験があるので、経験などを踏まえて考えてみるので、貴方は
それが「意に添うか、否か」を教えてほしい。そう意見した。

「わかった。」
またもや快い返事の彼。



ここへきて、思わぬ(良い?)方向に進みはじめたみたいです。

私の考える期間を約1週間にして、まとまったら色々話し合いをしてゆきます。
どうなるかな、この1週間。。。
半分現実で、半分想像の域、だけど一人で悩むよりはずっと建設的。
だから、心持ちはすこしラクになりました。

あぁ、今たぶん踏ん張りどきなんだろうな、、、精一杯頑張りたい。

どうか良い未来が待ってますように。。。


2003年11月11日(火) 現実問題

例えの嫌いな彼。
未来に想像を描かない彼。
希望のある展望というのに諦めている彼。

だからこそ諦められない。
二人で生きていくことを想定してみたら、実はお互い価値観が
違っているのを発見した!とか、そういうのが全く分からない。

わたしは何時までこのままでいるの?

わたしは自分の将来を考えたときに、誰かと二人で暮らしていたいのに
現実的な環境が整っていない、整えようともしていない。
そういう相手ともつきあっていない。

だってこのままだと女盛りに子を産めずして老いていくばかりだもの。
彼と別れて、別の男と幸せになる選択もあるのにしていないもの。
そしてその為には、まず彼と別れなきゃ話しにならないのだもの。

分かっていたけど、放ったらかしにしておいた現実的問題。
でも、別れるったって今のまんまじゃ難しいのよ。

心がはらはらしてる。


2003年11月05日(水) 仲直り

「心はちったぁ広がった?」
そんなメールが来た、無性にハラがたった。

自分がつまらない事をしている自己嫌悪と
彼の気のきかないコメントに対して。

でもよくよく気付いてみたら、彼はなにもしらない。
気付いてほしい事を、何のガイドも付けずに見つけてもらえたなら
私はとても大切にされていると強く感じられるけど
相手をコントロールするために、自分の欲求を満たしたいために
感情的になっていてはいけない。

折れるんじゃなくて、あきらめよう。
そう思いながら家に帰って彼に電話。

1時間くらい話した。

長くなるので、あらすじで。

『心は狭いのではなく、容量がいっぱいなのです。
うつわに溜まりつつあった水が溢れた感じです。
わたしには大きなストレスが溜まってます。
自分で気付かなかったストレスがありました。
わたしはお金を借りている貴方がきらいです。
わたしはお金を貸している自分がきらいです。』

そんな事を言った。

ストレスの原因に彼の現状がからんでいることを知り
彼は「ごめん」と言った。

先に過ってくれたのですこし気が晴れた。

さぁ元にもどろうか。

そう思って電話をきったら、すぐさま彼が家に来た。
急いで返す必要のないCDを手にし「返しにきた」と言って

会いたかったんでしょ。なんて言わなかったけど
玄関に立ってなかなかあがろうとしない彼を
「さっき洋梨切ったのよ、どう?」と言って
いっこ口にほおりこんで迎えてあげた。


桑田そら |MAILHomePageBBS

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