今週で終わってしまう、オーシャン・オブ・ファイヤー…特に興味はなかったのだけど、どんな映画なのかな、と、
公式サイトを覗いてみたら、ああ、オマー・シャリフが出てる…(T^T)。「アラビアのロレンス」から、私はあなたに首っ丈(^^;)。砂漠を見るのは好きだしな(大画面で観れば素敵だろう…)、おまけに今日は水曜日だし、どうしようかな、見てこようかな(と、悩める今は午前中であった)。
で、公式サイトに「ヴィゴ様BBS」ってあるから、なんだこれ(^^;)、と思っていたら、指輪のアラゴルン役の人だったんですね。名前は把握してなかったわ。アラゴルンは小説で読んだ時は、すっごいかっこいいなあ、と思っていたけど、映画ではそうでもなかった。カリスマ性が今ひとつ私には伝わってこなかったなあ(小説の方では、さすらい人である時から、「こいつには何かあるぞ、なんか凄い人物みたいだぞ」という予感があったもんだが)。映画の方ではなんと言ってもじいさん達……ガンダルフでしたね(^^)。ああ、じいさん、かっこいい!
映画話ついでに、最近見たDVD。「夢の旅路」。いや、へんてこな作品でした。冒頭はとても好きなのだけどね。現代に話が移る辺りから、あれ?と。天使が出てくるあたりからもうすっかりさっぱり。あの手のは結構好みなのが多いのだけど、これはどう判断したらいいのかよく分からない。彼は結局求めて求めて、それをやっと手に入れたと思ったら回れ右してスタート地点に戻ってしまい、手に入れたものもなにもかもみんな捨てて飛んでしまったのだな。彼は救われたのだろうか。納得したのだろうか。しなかったんじゃないのかな。彼が納得して救われたのだとしたら、あの女性は哀れじゃないか。彼が救われる過程の道具になっただけなのじゃないか。…救われないなぁ(^^;)
で、ウン十年ぶりに「カッコーの巣の上で」も見る。地味な感じだが、やはり良い映画だな。と言うか、後に尾を引く映画だなあ。高校生の長男が、ロボトミー手術の事を知らなかったのと、「シャイニング」のお父ちゃんが出てるんだよん、と言う事で、息子のために借りてきたようなもの。見終わったあとでなにやら考え込んでいたようなので、まあ、良し、と。いっぱいいっぱいいろんなことを考えるべし。君はそう言う時期だ。
「バグダッド・カフェ」も再見。やっぱりジャスミンおばちゃんが素敵だ。これは中2の次男坊が喜んでみていた。まだ子供だと思ってたんだけど、彼なりになんか思うところがあったようで、息子もどんどんおっきくなって居るんだな、と感慨深かった。
【映画】