徒然駄文
DiaryINDEX|past|will| 【短い言葉】top | 【映画と本のBlog】 | 【お絵かき】
2002年11月27日(水) |
ぽやーんとしていると |
日々は飛ぶように過ぎ去っていく。 私は何をしているのか、と言うと何もしてなかったり。 行動に移さないと何も残らないのだけど、 考えているだけでは何も形をなさないのだけど。 形をなそうと思えば行動に移さなければならないのに 日々はぽやーんと過ぎていくのです。
などと言っていないで、行動しましょう(^^;) たまにはほやほやと日々を過ごすことも必要なんだけどね。 ちょっと過ごしすぎ。
私はテレビを見ません。小さいときはテレビっ子だったんですけどね。段々あまり見なくなって、ここ5,6年にいたっては自分からテレビを付けたことがほとんどない、と言う状況。特にここ1年ほどはレンタルビデオもろくに見れない(笑)。途中でいたたまれなくなる、と言うか、なんというか、見てられなくなってスイッチを切ってしまう事が多い、と言う妙な状況。
テレビを見ていると落ち着かないんですね。イライラして来るというか。ぼや〜と手元にある本をめくりながら、あるいはパソコンのディスプレイを長めながら何時間も過ごすのは平気なのに。友人に話すと、「テレビを見るのは一種の受け身だからしんどいんじゃない?本をめくったりするのは受け身じゃないでしょ」と言われて、なるほど、そうなのかな、と思っていたんですが。
が、ところが〜〜これがDVDだと最後まで一気に見られることが判明! …つまり、私は映像を受動的に数時間眺め続けていられないのではなくて、「テレビの画面」を眺めていられなかっただけなのかも! パソコンのディスプレイなら眺めていられるんだわ(爆笑)。…慣れの問題もあるか? 先日のAIも、面白くないぞーとか文句付けながらもしっかり一度で全部見きったし。
ともかく、これからはレンタルビデオじゃなくてレンタルDVDにしようっと。 で、今日借りてきたのは、ブルース・ウィリスの「キッド」でした。これは面白かったな。はちゃめちゃな話の作りなんですが、お子様仕立てというわけでもなし、妙に説教臭くもなし、実にすっきりした作りで素直に笑いながら見られました。あのくりくり目の子、可愛いな。憎めない表情だねえ。
2002年11月22日(金) |
しばらく放置(^^;) |
なんだか身辺慌ただしいです。 ぱたぱたぱたぱた しばらく放置状態かも。
あ、でもMIDIの方は近いうちに 短い曲を上げます。 (本題であまり放置してはねえ(^^;)) たった12小節〜(笑)。そう、ギロックのです。 プレイアデスの7曲目やら月の光やら ちょこちょこ触ってはいるのですが これらは長いのでなかなか仕上がりません。(^^;)
あ、YAMAHAのプレイヤーズ王国に 吉松隆の「水によせる間奏曲」のMP3を 登録して貰いました。 ビットレートを非常に低く抑えたので 音質はちょいと落ちてますが ファイルサイズは300kbちょいです ISDNの人もどうぞ聴いてやって下さい。 56kモデムだとどうなるかな。 ダウンロード不可能って事はないだろうけど、 数分はかかるかな?
ツタヤで半額クーポンキャンペーンやってたので 久々にCDやらDVDやら借りてきた(^^)
先日見かけて気になっていた、パスカル・ロジェのサティpiano作品集。 収録曲は「ジムノペディ」と「グノシエンヌ」、「4つのしまりのない前奏曲」、「古い金貨と古い鎧」、「ひからびた胎児」、「官僚的なソナチネ」、などなどに、人気(?)の「お前が欲しい」、と「ピカデリー」
サティの実演は多分初めて聴きます。ロジェの演奏なので、そうめちゃくちゃな演奏でもない、と信じます(ロジェ自体はあまり好きでないのだけどね)。で、感想。ふざけた音楽だなあ…(^^;)。いや、バカにしてるとか、そう言うのじゃなくて、ともかく『ふざけた音楽だなあ』というのが第一印象でした。ジムノペディとグノシエンヌを私は打ち込んでいるわけですが、印象が変わってきてしまいました。今打ち込んだらきっと全く別物の音楽になるに違いない(でも、現在打ち込んでいる曲の方がウケは良いに違いない。癒し系音楽として(笑)) ちょっと面白かったので、他のも借りてこようかな(でも他のってあったかな(^^;))
AI。話題作でしたよねー。あのシックスセンスのすっごい演技派坊や(名前が出てこない(^^;)なんとかフォワード?)の主演だし。と言うことで少し気になっていたのでした。シックスセンスはとても面白かったし。 感想。う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん…… 何が言いたい映画なのかよく分からない、と言うのが感想でした。でも、最近涙腺の緩い私は、ラストの方ちょっとじわんと来てましたけど(笑)。じわんときながら文句を言っている私(^^;)。が、あのラストならもっと泣けても良いはずだとは思うな。もっと切々たるものがあっても良いだろう、と思うんだけど、そこまで入り込めない。 たぶん、テーマをどういった方向性で表現していくか、と言うのが曖昧なのと、内容的にもどうにも納得できない部分が多いために、映画世界の中に入り込めず文句がたくさん出てきたのではないか、と思います。例えば、母親に無限の愛を捧げる子供。いらん!そんなのいらん! 子供は成長するから良いんです。成長せずにひたすら母親を愛してくれる子供なんて、絶対鬱陶しくなるぞ。重荷になるぞ。がんじがらめの愛。ああ、考えただけでゾッとする(いや、否定しているのではなく、愛とは変容して行くものだ、と思うわけです)
「愛」というのはとても難しいものだと思うんだけどな。母親と幼い子供の間の無償の愛、というのは確かに美しいものかもしれないけど、それは「永遠」のものではないと思うのだけどな。母親に依存しなければ生きていけない幼い子供が母親に捧げる「愛」、そして母親がその幼い子供に感じる「愛」は、人類が追い求める「愛」ではないと思うんだけどな(^^;)。
「テーマ」としては「いかに生きるか/生きるとは何か」「愛とは何か」「ユニークとは何か」どれが一番の狙った本筋だったのだろう。よく分からない。
と言うことで、私的にはAIは非常にイマイチでした。(でもじわんと来たけど(笑))…スピルバーグがそんなに好きじゃないってのもあるのかもね。あの映画の見方を私は間違っているのかもしれない。
あっちもこっちも手を付けては途中で放り出し。 MIDIもだけど、それ以外のモノも。 今日一カ所電話を入れて、それからバスの時刻を調べて この2つの用事だけが「完了」 完了、と言うほどものもでもないのだけど、 これだけあれこれ中途半端でほったらかしていると たったこれだけの「完了」が妙に嬉しかったり。
…バカじゃないかしらん(^^;)
せめてこないだフリーの方にアップした チャイコフスキーの「ママ」を きちんと仕上げよう、と触っていたのだけど なぜか玉砕。あれ? 余りにも音が単純すぎるのか 妙に機械的になるか あるいはベタベタな演奏になるかで うまくいかない…… (と言うことで、これも中途半端で放り出し)
しばらくは何もかも中途半端なままかも。
息子が昨夜夜ご飯を食べていていきなり。 どうやら私のサイトのMIDIコメントを読んだらしく、 「キモチワルイ」と抜かしよりました。 何がよ!と突っ込むと、フリーMIDIの方の シューマンの「最初の損失」のコメントが気持ち悪いんだと。 口調が別人で言ってることも別人だそうなんです。 そりゃそうだ。あなたにとって私は「母親」でしかなく あんな優しい微笑みをもった慰め方なんかしませんて(笑)。
そこから、人というモノは多面性を持つものであり人はいろんな「顔」を持つ、「一つの顔」や「本当の顔」なんてモノは存在しない、なんて言う話に発展していきましたが。 いや、私のあのコメント類は小さい子供にピアノを教えているときの口調が残ってるんですよね。子供たちに曲の説明をするときに、擬人化して話してやれば子供たちが理解しやすかったので。ただそれだけの話なんですけれども、いつもがみがみ怒っている母親がああいう言葉遣いをすると、キモチワルイのか。 あなたの前では私はお母さんだが、それ以外にも一人の人間としていろんな顔を持っているのだぞ。ふふん。
…だから〜。子供にこのサイトの存在を知られるのはいやだったんですよね(笑)。同じクラシック系MIDI仲間なんでいずれ知られちゃうだろうとは思ってましたけど。で、やはり結構早い時期に見つけられてしまいましたけどね。ハンドルネーム隠してたって、MIDIデータを聴けば丸わかりだものね。 と、彼はこの日記は読んでいないことは確認できているので 愚痴を書いてみたり(笑)
1週間近くもほったらかしてしまいました(^^;)すっかり気ぜわしい季節に突入しましたね。
今窓ガラス拭いちゃっても年末までにまだ汚れるだろうなーもっと後にしよう…とか主婦にあるまじきサボり根性でタラタラやっているうちに、12月に突入して青色吐息になるのよね。…いつものことだ(^^;)。でもチューリップの球根はそろそろ植えてしまわなければ(でも外は風が強くて寒いなあ……)
そろそろまたちょっとMIDIを触り出しました。最近長男がドビュッシーの月の光を触りだして、それをぼんやり聴いていたら打ち込みたくなった。あの曲は私の十八番だったのよね。何か弾いてって言われたらいつもあれ。音が簡単で、でもきれいで聴き映えがして、でもって、なじみのある曲。個人的には「亜麻色の髪の乙女」の方が好きなのだけど、あれは「退屈で眠くなる」って人も多いし(^^;)。
中途半端で放り出している曲もたくさんあるから、どれも仕上げてやらなきゃならないのだけど、時期的にもタラタラモードかな。のんびりやります。「月の光」は半分くらいまで音が入ったら、適度に触ってフリーオルゴールででもまずアップしようかな。小品曲ピアノで仕上げるには時間がかかりそう…。(同じ様な形で、「夢想」もほったらかしだな〜(^^;))
本の方は「ローマ人の物語」をタラタラと読み進め中。ダンナが「道だ!道を造るのだ!」とよく大騒ぎしてパソコンゲーム(セトラーズとか(^-^)私も一時期はまったなあ)してたのが、わかった。彼はローマが好きだったんだ。
相変わらず巷に溢れる「癒し」という単語 癒し系、とか癒し的、とかもう、軽い軽い(^^;) 「癒し」という言葉がもう使えない。 本来の「癒し」の意味で使われている文章までもが とても「軽く」感じられてしまう、その恐ろしさ。
でもきっと私も同じ事を、 他の言葉に対してたくさんしている。 その言葉の重みに気がつかないからできる。 やってしまう。
こうやって言葉は どんどん死んでいくんだろうな、と思う。
時々、自分が何気なく使っていた「言葉」の重みを思い出させてくれる(あるいは、教えてくれる、感じさせてくれる)文章に出会うことがある。その文章を読んだとたん、言葉が持つ意味が自分の中で変わる。凄いなあ、と思う。いい文章って大事。それが書ける人って凄い。
昨日のつづき。 宮部さんの「R.P.G.」。 書評を読んで、今ひとつかな、と思っていままで手を出してなかった。先日外出した時用の時間つぶし本を持っていくのを忘れていて近くの本屋で購入。やっぱり今ひとつだった。最初はそれなりに面白かったのだけど。「ネット」というバーチャルな世界でのバーチャルな関係、と言うちょっと今風な設定を使った、話題性だけの小説のような気がする。(あくまでもこれも個人的感想(^^;))。宮部さんのは当たりはずれが少なくて大好きなんだけど、これは今ひとつでした。人間の掘り下げが足りないような気がする。 「模倣犯」読みたいなあ。文庫ではまだ出ていないかな。図書館で借りてくるかなー
「沈黙の春」 いろんな本の中でこのタイトルをよく見かけていて、一度読んでみたいと思っていた。それが本屋に平積みになっていたので、中味も見ずに購入。なるほど、以前は違うタイトルで出版されていたのですね。だから気がつかなかったのだ。…確かに凄い「告発本」だ。当時よく出版が許されたなあ、と、そう言う部分に感心してしまった。いまでは時代が違うこともあり、この本の通りを受け取ることは出来ないけどでも、根本は変わってないのだろうなあ。タイトルからしてもっとロマンチック(と言うと言葉が悪いけど)なイメージを持っていたのだけど、赤裸々な農薬告発本でした。(まだ読了していません(^^;)が、多分最後まで同じ感じでしょう)。
「遙かなる時空と大河の辺」グレゴリー・ベンフォードだったか(ちがうかも)のハードSF。ずいぶん前にタイトルに惹かれて読んだ時は、意味が分からず。(SFは分からない私(^^;))今回暇に任せてまた読む。やはり分からない。でも、何となく好きなのね。雰囲気が。コンピューターが自我を持つ話が好き。
追記:外出時の時間つぶしにまた本を買ってしまう。書評で見かけて気になっていた、大石圭氏。角川ホラー文庫。…うーん、私には合いませんでした。気分が悪くなっただけで終わってしまいました(^^;)。最近ホラー苦手だな。昔は好きだったんだけど。江戸川乱歩とか横溝正史とか、小学生の頃(笑)。最近は読んでないけど、今読み返してみたらダメかもね。読み返してみようかな…。
名前を失念してしまいましたが「黒い家」等の某氏のも私はダメです。最後の救いのなさに気分が悪くなる。いや、ハッピーエンドで終わって欲しい、と言うわけでは決してないのですが。その結末に意味があるのか?と思ってしまうのでした。ホラーやサスペンスは軽く読めるので、よく外出先での時間つぶしにひょいと購入します。わりと面白いかなーと思ったのは帚木蓬生氏のかな。
|