おぎそんの日記
おぎそん



 サラウンド

ボーダフォンのCMで流れている「サラウンドクラムボン が気になってしょうがなくてついついベスト買ってきちゃいました。
初回限定盤でDVD付きのクセに3200円。リリースは2003年7月。

流石は東京と思えない外れのCDショップ。VIVA田舎。

まぁ、ベストの中で聞いていくとこの曲だけ激しく浮いているわけですがそれはベストというご愛嬌。
ただ。。。なんというかイマイチ方向性がぶれているというか売れ線ではないというか。
いや、売る気がないとも言えるな
タイアップを機になんかサプライズでもするかと思えばそうでもないし。

まぁ、ヴォーカルがソロでやり始めたり苦肉の策はしているようですが時間の問題かな、と>なんのだ



これしかないんだ 見つけたなら 渦巻きコードの ヘッドフォンから
わきでる音にしみこむ音に 背筋のばしてまちへでかけよう

はじめてごらんよ あるいてごらんよ 右から左から駆けぬけるサラウンド
上昇気流に飛び込んでいこうよ あなただってわたしだってだれとだって会えるよ





わらっていたいよ あるいていたいよ 右から左から誘われるサラウンド
上昇気流に飛び乗っていこうよ あなただってわたしだってどこへだっていけるよ
むつかしい顔しないでうたいつづけようよ わたしはあなたといつでも一緒だよ

ずっと
words:原田侑子 music:ミト

2004年10月25日(月)



 Welcome to the NHK

先日書いてた「NHKにようこそ!」(滝本竜彦)なんですが読了しました。
てか、今日はちょっと出かけてて移動時間が長かったこともあり同時に「FINE DAYS」本多孝好も終わってしまいました。
たまには関係ない本を読むと元気になりますね。

というか。
ここでいつものように感想を書き連ねようと思うのですが―なんというか―今回ばかりは書けるかどうかが自信ないのです。
というのも、特に前者が「アウトロー(もしくはドロップアウト)にピンポイント攻撃」のような趣きがあるためそうじゃない人が読んだ時に本当に面白いのか、と考えるとそれはそれでどうなのかな?と思うのです。
まぁ、どうせ紹介するんだけど

・「NHKにようこそ!」滝本竜彦
ひきこもりが高じて大学を中退し、輝かしい青春のひとときをフルスイングでドブに投げ捨てる。小説で人生の一発逆転を狙うものの、狭いアパートに閉じこもったままの薄暗い日々は、いまだ終わる気配を見せない。
「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」で第五回角川学園小説大賞特別賞を受賞しデビュー。

そんな作者が放つ第2作小説がこのNHKにようこそ!なんですが表紙に騙されてはいけません
あと、NHKとはいったい何事?なんですが多くの紹介文でもあるように日本放送協会ではありません>あ、ちなみに国営放送じゃないからね、公共放送だよ

とっとと感想、行きます。
素晴らしいです。最後の疾走感とか。
論理の破綻とかどーでもいいくらいのきらめきがあります。たやすい青春小説ではなく、痛みを含有している。「しょうがないなぁ」の日々を、空気感を表現できた作品といえます。ステキ過ぎ。
しかし。
ドロップアウトというかアウトサイダーが読まないと意味がないというか。>某巨大掲示板じゃあるまいし
いわゆる「優等生」が読んだ時に、細部のネタはともかくその本質を感じ取れるかどうか。。。

ただなぁ。角川書店さん、乙一と彼をあわせて「ネガティブキャンペーン〜青春を後ろ向きに駆け抜けろ」ってかなり明後日の方向を向いていると思いますよ?
あと、先日BIG ISSUEに彼が出ていたのも少し違和感を憶えたのも事実。
あんまり前面に出ないほうがいいのかも。

・「FINE DAYS」本多孝好
新刊「真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side - A
  「真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side - B
を同時に発売と言うことで話題沸騰の彼の昨年の作品であります。
うーん、静かなベストセラーということですが、恋愛小説だということですが。
恋愛小説なのか、これ?ってのが本当のところです。
むしろ、これら(全部で4本の短編収録)を恋愛小説と定義するのならばなんとも屈折した恋愛(小説)観を持っておいでですね。頑張っても「イエスタデイズ」「シェード」の2本だけですよ、恋愛小説は。
この人の作品って正直なところ、当たりハズレがあって(当たりは、「MISSING」、「MOMENT」でハズレは今回の作品「FINE DAYS」、「Alone,together」)その執筆順から行くと新作は当たりかもしれません。

ところどころはいいと思うのですがなんだかなトータルとするとイマイチというか。
ネタバレとしては「シェード」は書下ろしのクセに>偉そうO・ヘンリーの賢者の贈り物だし。筋が見えちゃうのが辛いかな、と。
もちろん、なにか新しいことを語るばかりがいいわけではなくて「どうやって語る」が問題だと思うんですが(この作品の場合)、上手く行ってないというか。
前も書いたかもしれませんが、彼は宮部の影響があるのかよくわかりませんが、トートツにSFチックな展開を持ってくることがあってそこがミステリーファンとしては評価しきれないのかも要因かもしれません。
なんてこと思ったり。

これで夏前に借りた本を消化できました。ああ、よかった。

2004年10月24日(日)



 アルカロイド・ラヴァーズ

今頃になって、「新潮」7月号 を読んでます。
目当ては、星野智幸氏の作品「アルカロイド・ラヴァーズ」。

今月末には初の文庫「人魚は目覚めよと歌う」が出ることだし、なにか大きな賞でも取らないかしら>てか、既に「三島賞」「野間文芸新人賞」を貰ってるんだけど
そんなわけで、読み終わった感想。

彼の作品って社会性が強いってよく言われるんだけど>「ファンタジスタ」「ロンリー・ハーツキラー」しかり今回の作品に関しては、デビュー作「最後の吐息」の雰囲気を踏襲しながら少し社会性に関しての直接的な表現は減ったように思えますな。
ただ、どうしたってその背景(バックボーン)には社会性はあるんだけど。

ただ、この作品の構造はどっかで見たような・・・って既視感を憶えるような。共通しているとはいえ。
そういえば、彼の作品って性描写がでてくることが多いんだけどロンリー・ハーツキラーにはなかった気が。そうすると、ちょっと異色なのかも、あの作品って。

さぁ、次はN君から未だに借りてる「NHKにようこそ」を読まないと・・・。

2004年10月21日(木)



 夕闇

何て言えばいいんだろう
何て言えばいいんだろう

抱きしめても 抱きしめても
きっと 足りない


離れても 離れても
離れても 離れても きっと消えない
Written By 矢野洵子(Junko Yano)

2004年10月17日(日)



 I'm here!

Be faithful,truthful all hte time.
Forget me not,here I am,all the time.

2004年10月15日(金)



 いざ行かん、茨の道へ

ひき返すのなど無駄なだけ
それならば逃げずにここに居る
Wtitten By Chihiro Onitsuka「声」

2004年10月14日(木)



 水曜の朝

一発屋といわれてるけど、河口恭吾の「水曜の朝」が意外にも好きで、個人的にヘビーローテーションしてる。
今回のアルバムは買ってないしシングル(再発)「桜」さえも買ってないけど>幻の1stアルバムの音源はある、なんかLyricoの「まいにち」とかああいった匂いを感じる。
いろんなことがあって、不愉快になって、いい気分になって。

コンサートのチケットが物凄い勢いで余ってるみたいだけど、契約解除にならない程度の売上をして、たまーに小ヒットを飛ばしてくれればおぎそんは何も望みません。

・・・しっかし。
「愛の唄」の売上から物凄い勢いで宣伝がなくなった気がするんですけど。
アルバムの宣伝も狂ったかのような”もう一つの桜”の時のように宣伝費かけてないし。
宇多田ヒカルのように7億円かけて回収できない>ビルボードチャートに初登場160位(実売は7000枚程度)ってなるとまた話は違うでしょうけど

また余裕できたら>精神的な音楽の話でもします。
あまりにも最近、日記が暗過ぎる。


2004年10月13日(水)



 差し伸べられた手

その手を待っていたのに
その誘いを待っていたのに
なぜか掴めない

それを掴むのがなんだか物欲しげというか
「ほんとはいらないんだ」という振りをしたい

とにもかくにも素直になれない

その手を掴みたいのに
その誘いにのりたいのに

2004年10月10日(日)



 Happy Endでふられたい

ハッピーエンドなんて幻想。
ハッピーエンドのためにいろんなことをしてもブチ壊れるのはたった一瞬。



何もしないで自分の手に何かが転がり込んでこんでは来ないから。
どれだけ努力をしても。
どれだけ工夫をしても。
どれだけ戦っても。

自分の思い通りにならないことが多過ぎるから。
自分の手で壊したくなる。


ハッピーエンドがないと知ってるから求めたくなる。

2004年10月07日(木)



 I'm sorry,but・・・

ごめん、うまくいかなくて。
ごめん、あまりにも自己中心的でマヌケ過ぎて自分のことさえ上手くできなくて。
ごめん、あまりにも混乱しているから、あなたのことをきちんと対等な相手としてみれなくて。

けど、けど、ソフトクリームでもどう?

2004年10月05日(火)
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