おぎそんの日記
おぎそん



 やっと趣味(音楽CD)の話

やっと夏季講習終わりました。
もちろん、これから9月の予定表とか今回の講習の反省点とか整理しなきゃいけないのですがとにかく終わったことに感謝。
テストとかレポートとかは放置の方向で(えっ?

えーそれでは予告しておいた音楽の話題を延々としてみたいと思います。
でも、実際に購入に至ったまでのものが少ないんですが。

まずお勧めのCD。
「introducing CROSS YOUR FINGERS」佐藤竹善&Friends
SING LIKE TALKINGのボーカルである佐藤竹善(さとうちくぜん)がFM802の企画ライブで披露した曲々を収録。
ライブ録音であるがゆえに取り返しの効かない緊張感をそのままパッケージ。収録曲は彼の曲(slt)も含むが注目はカバー。豪華なゲスト陣(小田和正・Lyrico・コブクロ・akiko・GATS TKB SHOW・TAKE from S.O.S.)を迎えつつ自分が主となったり脇になったりととにかく飽きさせない。
元がアップテンポであったWILLなども塩谷が伴奏でみせれば伸びやかな(そして艶やかな)歌声で魅せる。
ファルセットが最も上手く出る人だと思う。(若い人だと森山直太朗?)
彼のファルセットが素晴らしいのは全く意識することなく自然になることではないだろうか。少なからずテクニックとしてファルセットを使う人は多い。しかし、どこまでは地声でここからはファルセットと意識せず全く自然に出ているようにすら感じてしまう彼のボーカルは必聴。
なお、お値段も12曲入りで2000円と求めやすくなっている。

気になるCD
「虹/ひまわり/それがすべてさ」福山雅治(マグナムシングル)
意外にもおぎそん、彼のCDを所有してません。聴きやすいのはわかるんだけどなんだかなーって感じで。(別にジェラシーとかではなく)
で、2年半ぶりの新曲ですって。
まぁ、良くも悪くも「わかりやすい」がコンセプトなんだろうなとは思うこの曲たち。
「虹」がいいかも、って思ったのですがサビの最後に微妙に萎え。
いきなり翼とか抽象的にならんでも。(正確にはおぼえてないけど)
ドラマがテンポ良く進み、青春路線に走ってもいいと思ったのですがそれはSTAND UP!!の路線になると言うことで少々苦味も感じそうな歌詞。
まぁ、そこまで期待しなくていいか。
サウンドがギター主体なんですが意外にもおぎそん気に入りました。格好いいです。てことで聞き流すのならいいですね。お洒落っぽいし。貴方のドライブのお供にでも。
・・・マグナムシングルってどうなのよ?ファンの人。イケてないと思うんですが。ファンはこれも「彼の魅力」なんでしょうか・・・。

それにしても。
彼が今年はポカリスウェットのCM出演&CM曲担当。Being系もタイアップ取れなくなってますね〜。CDTVなんか見てるとせつなくなってきますね。
まぁ、過去にもBeingじゃなかったときはあるのですがなんとなく違和感。

で。ポカリのCMを調べて見ました。


SONS OF THE SUN / 麻波25
travellin’man / 玲葉奈
スカート / Chara
Free World / LOVE PSYCHEDELICO
ミュージック・アワー / ポルノグラフィティ
Sunny Day Sunday / センチメンタル・バス
GOING TO THE MOON / TRICERATOPS
夏の魔法 / PEPPERLAND ORANGE
さまよえる蒼い弾丸 / B’z
心を開いて / ZARD
突然 / FIELD OF VIEW
200倍の夢 / Letit go
瞳そらさないで / DEEN
揺れる想い / ZARD
Shiny Day / 川島だりあ
BODY MODE / S.S.L.
いつまでも変わらぬ愛を / 織田哲郎
Shiny Day / 川島だりあ
君が降りてきた夏 / MOJO CLUB
CO−COLO上天気 / ミック・ブロズナン

ただし、S.S.L.だけはステビアのCMですね。で、意外や意外?ここ最近はBeing系から離れてます。うーん思いこみか。
まぁ、ポカリスエットは路線をどうしていくかが問題ですので音楽から変えていくのもいいかもしれませんね。
っていい加減。


「ちがうよ」Viki(デビューマキシシングル)
最近有線に流れてます。
ちがうよ ちがうよ ぼくはきみが好き〜
って。
で、ボーカルが憂いを含んでいるので最初はGARNET CROWかと思ったのですが全く違うことが判明。インディースで活躍していた人で5月にメジャーデビューをしたとのこと。
有線ってまだ電話からリクエストをする形なのかしたことがないのでわかりませんがそれならこういう後を引く曲って特ですね。
どうも気になるんですよ、この声。
で、CD屋にいくも置いてませんでした。むかついたので予約していきました。声に力があるのはとても有利なことです(奥井亜紀・篠原美也子・鈴木祥子・mawariなんかもそうですね)。あとはタイアップがつくなり長く歌い続けれるといいですね。

「Quattro」paris match
スペリングがあってるかとても不安です。クアトロってタイトルです。(最初から片仮名で書けよ)
とにかくお洒落って感じでこの夏はPushされてました。
キリンビール「氷結シャルドネスパークリング」CMソングに「Summer brezze」が起用されブレイクかと思われましたが。
シングルは180位に登場しその後下降。
アルバムは32位が最高位ながら未だに9週連続ランクイン中。
おぎそん的に、「KISS」をリリースしてその後のアルバム「PM2」であまり注目されなかったので忘れていたのですが(酷い)思いだしました。
でも、視聴ではよかったですよ。おぎそんは買うかレンタルですますか考え中なところです。

「WILD AND GENTLE」畠山美由紀
サイコー。もう、先行シングルの「海が欲しいのに」なんか良過ぎ。
なんつーかけだるい夏の午後。
それながらもゴージャスなブラスが加わり実は格好いい。
でも、ランキングで見るとじつは196位(1週のみ)と危ない。
「輝く月が照らす夜」なんかは50位だったのに。
で、今回のアルバムは前回のCCCD(いわゆるカバーアルバム)から一転してCD-DAでのリリース。(実際はCD-EXTRAですが)まぁ、EXTRAの内容はどうなのよ?って感じなんですがCCCD回避は評価。なんで、おぎそんは購入の方向で。もし誰かすでに購入してるならおぎそんにご連絡を。

「ギリギリサーフライダー」HALCALI(マキシシングル CCCD)
今更この曲って感じなんですが衝撃だったので是非とも。
なにがショーゲキだったかというとなんですがあのユニットは。フリを見てもどうこうというよりおぎそん的に「PUFFYのHIPHOPユニット?」って感じです。
てか可愛くないでしょあれは。プロモもなんかもう終わってると言うか。
どうでもいいっていえばいいんですが。

「女子十二樂坊」女子十二樂坊
CMみると素敵な彼女たち。で、胡弓とか癒しに持て囃されてるここ日本に本場モンが殴りこみ。まぁ、DVDもついてるしお買い得感がありますね。おぎそんも一瞬買いたくなってしまいました。
が、視聴機にはあるのにCDがなくしょうがなく帰宅したところ、このCDがWeeklyで1位を取ったとのことを知りました。(夏季講習の後期が始まる頃です)へー、そんなにヒットしているんですか?
てなわけで購入はしないことにしました(天の邪鬼)。
馴染みやすい曲を入れ、とてもよく練られたプロモーションだ思います。いやはや。

「ほんとの気持ち」松たか子(マキシシングル)
小田和正プロデュースの新曲が登場。つい先日にHEY!HEY!HEY!に登場し、絵が下手だと全国に曝してしまった彼女であります。翌日しっかり、ネタに使わせてもらいました。
てかこの人、紅白の司会をしたときには「親の七光りのこの女が!!」と思っていたのでが最近は音楽面に関してはおぎそんの評価は高いです。(ただし3rdアルバム以降。1st・2ndはイマイチ)
で、小田和正なんですが。うーん、この曲に関していうとどうこうというわけもなく。でも、加藤いずみ(「好きになってよかった」が唯一のTOP10ヒット。この9月に4年ぶりのオリジナルアルバムをリリース予定。応援してあげてね)に提供してる曲よりも出来がいいとはどういうことだ?
いずみちゃんは小田さんのために毎回バックコーラスで参加してるのにその仕打ちはどうかと・・・。
もしや、加藤いずみが南こうせつとかのバックコーラスに参加してるのが面白くないのでしょうか?
ってどうでもよかったです。

「ペルセウス」島谷ひとみ(マキシシングル CCCD)
とにかくカバーでしか生き残る道がないのかと思わされてしまう彼女の放つ渾身のシングル。
まぁ、アジアンテイストは悪くないのですが、編曲がh-wonderってどうなんでしょうか。
このh-wonderって和田弘樹(本間昭光がポルノグラフィティでak-honmaと使う感じ)なんですがなんかおぎそん的にはこういうピコピコ系(打ち込み系か)が苦手なせいか、彼のデビューシングルの出来がイマイチだったせいか(せっかくアニメ「天空のエスカフローネ」のタイアップがあったのに)評価できないと言うか。
でも、そのわりにexileの「We Will」をアレンジしてたりと器用だと思うのですが・・・。
まぁ、しばらくはまだ音楽業界(ただしエイベックス)に入れそうなんで応援してあげてもいいかもしれませんね。

「FIND THE WAY」中島美嘉(マキシシングル CCCD)
実は最近、中島美嘉が気に入ってます。
あの歌い方(背筋を曲げてなにかが憑依しているかの歌い方)はともかくとして曲自体はとても選んでいると思うんですよ。
アーティストに見られるように頑張ってるって感じで。
まぁ、あの歌声もクセに慣れれば特に問題はないのですが問題なのは顔。
あのエキゾチックな顔はなんとか・・・(できないから)。
で、接吻をカバーするものこの曲のタイアップがアニメ「ガンダムSEED」なのが難点と言うか。別にいいんですけどね、見てないから。
ガンダムと言えば、唯一ヒットしなかったのが石井竜也の「RIVER」。ほかはとりあえずTOP10に入ったのにねぇ・・・。石井竜也も映画とかに金を掛け過ぎなので多分もうすぐ米米クラブが再結成かもしれません。
どうせならEPIC20?周年にあわせてやればよかったのに。
儲かりませんけど。どっちかというと、レベッカ再結成の感じ(NOKKOのボーカルがイマイチ)でぶち壊しってイメージ。


まだ書き足りないですがまぁ、こんな感じで。
月1回は音楽ネタで行くことがおぎそんの中で決まりました。いつやるかわかりませんが。

2003年08月30日(土)



 幸福はカネで買えない

インパクトあり過ぎです。

まずはこちらの記事を。

幸福はカネで買えないことを科学的に証明

【ロサンゼルス26日】ビートルズやキューバの歌手シルビオ・ロドリゲスも歌ったように、幸福はカネで買えないことが科学的に確認されたと南カリフォルニア大学(USC)の学者たちが言っている。同大学が今週、全米科学アカデミー会報のウェブサイトに掲載する研究報告「幸せの説明」によると、人は、より金持ちになればより幸福になるのでもないことも判明したという。

この中で、1975年以来1500人を対象に毎年実施されている総合的な社会研究のデータを分析したUSCの経済学者リチャード・イースターリン氏は、多くの人はカネが増えれば増えるほど幸せになるという幻想にとらわれていると断定し、カネを持てば持つほど物質的な欠乏感が強まると指摘している。同研究は、幸福は、愛する人たちとクオリティーの高い時間を過ごしたり、健康であることから来ると結論している。〔AFP=時事〕

だそうな。
いやー、おぎそんは、お金があったらとりあえずの(たいていの)ものが手に入ると思うんですが。
いや、皮肉でなく。
なんでかっつうと迷作「幸福の条件」(デミ・ムーアが出てたやつです)とかあるし、結構お金って手段ではあるけれど目的になることが多いですよね。
(まぁ、お水は根源的なものであるのに未だにアダ花的存在であるけれども)

というか、必要十分条件から考えるだけですよね。
「お金を多く所有する」であれば「幸福である」(十分条件の懸案)
「幸福である」であれば「お金を多く所有する」(必要条件の懸案)

で、幸福であるの定義・お金の所有の程度が誰にとっても納得できるかどうかが論点になるでしょう。


で。
科学的にって・・・。
いやはや。それは単なる統計的にってことじゃないのかって突っ込みがいれたかったり。
何を持って「科学的」とするかは疑問ですし。

結構、こういうの(とくに亜米利加)は如何わしくて、以前もお間抜けな心理学者モドキが非在証明なんかをやってしまったからさぁ大変。
非在証明なんてだれもやらないのに。
(ようするに、証明の一種なんですが背理法を使った証明のように、正面からぶつかる問題としては全く持って困難な証明と言えます。で、この非在証明は「いる」と誰かが言い出したらもろくも崩れてしまう全く持ってなんらの効力を持たないトンでも証明といえるでしょう)


よーするに誰かが「私は幸福である」と言っているのに科学的にそれは違うって非難することが可能になるわけです。

プ。

お間抜け過ぎる気がします(とりあえず現時点においては)。
おぎそんは似非科学を非難しています。

お勧めweb
進化論と創造論〜科学と疑似科学の違い〜



2003年08月26日(火)



 はじめの一歩



ずっとおびえていた自分で 背中押されること待って
誰かの後ろに 隠れているつもり?
たとえつぶやきでもいい もっと自由な自分の
はじめの一歩は So,It's easy to go DAYS



もっと信じてごらん 飾り立てることより
自分の体に 閉じ込めてる本気
きっとなんとかなるって 空を見上げてごらんよ
はじめの一歩は So,It's easy to go DAYS

2003年08月24日(日)



 誰があの空 涙の色に

その涙は誰のためですか

自己満足のための涙ですか

なんの役に立たないのならば

流す必要のない涙ではないですか



2003年08月21日(木)



 意識改革を

みんなが休みだからと嫉んでもしょうががない。

意識を変えよう。

いつ休むかが重要なのではない。

どう休むのかが問題なのだ。

そう。
いくら南の島のバカンス(ババンとっ!)でもきっと飽きるだろう。

忙しい合間だからちょっとした休息が貴重に思えるのだ。


夏季講習後半は始まったばかり。



9月はバカンスするぞ!
できたらでいいんですけど・・・。

2003年08月20日(水)



 仕事ができないなのならイラナイ

おぎそん、今日も今日とて(泣)有性校舎でお仕事です。
で、困ったことに一人辞めるんですな。来月で。
まぁ、おぎそんから見てそうお仕事ができる人とは言いがたく(この仕事にそう求められるものは多くないのですけれども)辞めてもいいんじゃない?って感じです。
補充さえしてくれればね

もう本人は辞めると決めてからは気が楽になったのか仕事がますます遅くなるように。
残業代でも稼ぎたいわけ??

おぎそんは塾で物凄く無駄に時間を費やしているのですが(残業代でないし)それとこれは別として。
少なくとも時間内にできることをOVERしてまでやりたいとは思いません。
この人が辞めるのも体調が・・・などと言ってますが単に面倒になったからでしょう。てかオバ様との関係が著しく悪くなってますし。
(オバ様たちにシフトを相談せず、上に休みたいんですけど休めないんですよ〜なんて言ってしまったからさぁ大変。オバ様は徹底抗戦してるため居心地が悪くなった模様)
なんつーか、人間関係を上手く読めないというか。

やっぱりある程度お仕事なのですからどうしたら他の人が不快に感じないかとか、他の人が仕事を引き継いだ時にわかりやすくする、とか基本的なことを考えてもらいたかったかな、と。
本人がその意識を全然ないみたいですし、おぎそんも言うのがアホらしくなってきたので最近は放置。
なんかガキを適度に遊ばせておいて時間になったら〆るって感じです。

お仕事は自分だけではないはず。
廻りのことを考えるようになりたいものですね。


2003年08月18日(月)



 なぜだろう

あ〜。
せっかくお休みだったのに(でも、毎日有性校舎あったけど)。
なんでこういう時に日記を書いてないんだろう・・・。
書きたいことはたいしてないけれども、書けないと思うとなんだか悔しい(なににたいしてなんだか)。
今月中にCDの話もしたいのに・・・。

2003年08月17日(日)



 ZOO

「なんなんだ、これは」
が、褒め言葉になってしまう不思議な作家 乙一(おついち)。

西野君から無理やり快く貸していただき、先日読了致しました。
この、乙一は昨年からブレイクするブレイクすると言われていてある種作家のスピッツって感じです。
まぁ、実際に売上も上がってきているようなので(なにせ、ミステリー大賞とったし)ファンとしては嬉しいですけれども。

さて、短編集ですし、この短編それぞれが厳密なミステリーとは言いがたい面もありますが着想がおかしいです、この人(褒め言葉)。
どっかおかしいと思います(あくまでも褒め言葉)。

一応、彼の作品の紹介を。
ジャンプコミックノベル大賞を受賞し、その受賞作「夏の花火と死体と私」が綾辻行人らに絶賛される。
作品発表は角川スニーカー文庫に収録されるため(その後、集英社文庫にも収録される)どうしてもライトノベルと考えられがちであるが読んでみて驚くなかれ。
弱冠20歳にも満たない彼が紡ぎ出す物語の先の読めなさや彼の考える独特の世界を。
「失踪HOLYDAY」「寂しさの周波数」などを発表した後に満を持して「GOTH」を送り出す。
この「GOTH」はこのミステリーがすごい!2003でも第3位になり一般読者からも注目を浴びる。



興味が湧いたら、読んでみてください。サラッと読めるので図書館なんかで探してみてもいいでしょう。

ネタバレになりますのでいつもの如く伏せておきますので、ネタバレなんか気にしないって人とか読んだ人はご覧になってください。
でも、おぎそんのことです。
あらすじなんか書かないで個人的に思ったメモ書きをそのまま転載です。
詳しいことを話したい方(ここの感想って納得いかない!)はどうぞメールなり掲示板なりにお書きくださいませ。


<カザリとヨーコ>
王子と乞食のパターンだが、疎外されたもの同士の寄り添い。これからの暗示をあえてせず、簡単な救いを見出さない(見出させない)ところにこの作家の考え(人生観?)が出ているのかも。
自分が可愛い、これを上手く表現しつつ。これが意思を持った主人公にも例外ではなく、他の登場人物のその後を書かないでラストを迎えることにも暗示しているだろう。
しかし、スズキさんとおばあちゃんの表記をどう考えるべきか。わかる人居たらメールプリーズ。

<陽だまりの詩>
死が訪れる瞬間が孤独でなくなること。
「ひとり」ぼっちのたたかいとの共通点(共通の世界観)を見出せる。
死への不安・喪失感
なにかを好きになったとき
それが強ければ心が悲鳴を上げる
これを乗り越えて生きていくことがなんと過酷であることか。この反面(二面性)に気づかされる。


やっぱり乙一っておかしい。この考えを何処から出してくるんだ?
タイトルからして上手くないようを暗示しているとも言えるが狙い過ぎの感も。しかし、彼の才能としか言いようがない。星新一のショートショートに通じる無機質感も感じさせる。

<冷たい森の白い家>
So-farと同じ無機質感。あえて寂しいとかを書かず(伝えず)行動から我々、読み手が読み取ることができる(自然に)。読み手の考え(思い)が作品を読むときに投影される。
非現実的であるがゆえの筆のさえがみられる。

<神の言葉>
設定が意表を突く。ある種SFチックとも宮部みゆき的な感じもある(もうすこしトリップした感じだけど)。
その異質なごわごわしているものを彼のフィルターを通すことで何かをクロースアップする。この場合は自己不全・自己嫌悪・ええ格好しい。


不思議な自己暗示。伏線が引いてあり先が読めるという難点があるもののそのれが解き放たれる(伏線が繋がる)瞬間が秀一。


少年は受け入れた時に大人になる。それは哀しみを知ったからである。それは必要であると言いきれるわけではないが何か(痛み)と引き換えに大人への道が開くのだろう。人の痛みのうえに成り立つ成長という過程。

<落ちる飛行機の中で>
舞台裏を自覚させながら(ある種反則で、赤川次郎的)微妙に時事ネタを扱う。村上春樹のような小説のスタイルを意識しているのかも。



2003年08月11日(月)



 芝生が何色だって構わないけれども


「なりたい自分」を描くことはできるけれどそれに向かってやる姿勢がかけている。


なんだか「隣の芝生は青い」けれど自分にとってその芝生を青くする方法を知らないから指をくわえてみているというか。もしかしたら青くするためにいろいろしたいけど自分がやると枯れてしまったり、その土地が痩せてしまったりするかもしれないという不安感だけなんだろうけど。やってみればいいのに。

隣の芝生が青いのが羨ましいというよりも、その芝生を手入れできることに羨望の眼差しを抱く。その手入れをする行為に対して。
おぎそんにはその手入れの下を知らないように感じるから。

おぎそんお勧めの「時計を巻きに来た少女」(著:A・タイラー)に出てくるような気分。
自分が学校を休んだときに他のクラスメイトは皆そのことを習ったんじゃないかって。自分だけが知らないことのように感じて地団太を踏むのだけれどもどうにもならない。

このままこのまま。


2003年08月09日(土)



 


There's no other place in this world Where I rather would be...


2003年08月08日(金)



 ブルーを撃ち抜いて


頑張れなんていうのはおこがましい

頑張れなんていわれるのも気恥ずかしい
でも貴方からの見返りを期待してしまうからすがるんだ

貴方が触媒で私は反応物

私も貴方のようになれることを

まるっきりの貴方ではないけれどもその本質が私に備わるように


ありがとう

ただただありがとう


また会えることを

2003年08月07日(木)



 人が否定されないルール?

皆さんは昨年の大型連休にNHKにて放映された「奇跡の詩人」という番組をご存知でしょうか?
さまざまな論議を呼び結局うやむやになってしまった感があるのですが掲示板にも書いたようにBOOKOFFで見つけてしまいました。

人が否定されないルール

でも、100円w

別に年齢が若いから嫉妬してる(まさか!)わけではなく、純粋に本で主張されていることに胡散臭さを感じるというか。
ホントにこれがベストセラーになっちゃったわけ?な感じです。
まぁ、ブームと言うものですし、シャ乱Qだって売れていた時代があったんです(たとえが微妙過ぎる)。

ぱらぱらと見たのですがネタとして買ってもよかったのですが気になった個所を。



成功者についてなんです。本において「他者との比較における勝者」ではなく、「自分における勝者」だそうです。
( ´_ゝ‘)ふ〜ん
確かに「勝ち組」「負け組」とか言葉が先行しますが、他人が存在するから存在する言葉なのでありましょう。

しかし。

ありのままの自分でよい、とのメッセージを送っているのであろうこの本において勝者であったり成功だのの言葉はどうも場違いな気がするのです。
もちろんトータルすれば意味があるのかもしれませんが。
確かに、今の自分を否定したり卑下することでより高みを目指す。それはあってもよいのでしょう。
しかし、それは廻りからするとあたかもMr.childrenの「終わりなき旅」のように強迫観念的に「もっともっと」と自分を狩りたてて主客が逆転してしまう場合もあるのではないでしょうか?



おぎそんはマッタリと生きていきたいと思いました。
おぎそんは宗教ってちょっと偽善はいってるから嫌だわ〜と感じている皆様を応援しています!

2003年08月02日(土)



 何を考えているのやら

最近、よくパトカーに遭遇する。
それは朝に限らず夜でも昼食を買いに出る時でもだ。
おぎそん自身になんら容疑はかかっていないのは確かであり(でも自覚してないとも)腑に落ちない。
生徒にも話をフルとああそういえばそうかも、と気のない返事。

これはもしかして

報道協定の結ばれてる誘拐事件でも発生したのかしら?

と思ったおぎそんはどうも調子がイマイチっぽいですな。

2003年08月01日(金)
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