つぶやける乙姫
辛口なのか、毒なのか・・・

2003年01月31日(金) 「アザーズ」

はぁ、面白そうで気になってたのですわ。ゴシック・ホラー好き好き♪
ニコール・キッドマンって、こういうちょっと硬い雰囲気のコスプレが似合う顔なもんで、イギリスものの方が向いてると思うんだ〜。とはいえ、制作はアメリカ、フランス、スペインの共同というから、これがまた面白い。


というわけで、あらすじ。
1945年、イギリス。グレースは霧に包まれた孤島・チャネル諸島のジャージー島に二人の子供と一緒に住んでいた。夫は戦争に出かけたまま帰ってこないし、使用人はなぜか一週間前に集団で家を出て行ってしまった。二人の子供は光アレルギーのため、昼間も厚いカーテンで家中を覆い、電気も使うことが出来ない。
そんな時、かつてその屋敷で働いていたという三人の使用人が「雇って欲しい」とやって来る。ちょうど消えた使用人たちの代わりを探していたグレースは、その三人を雇うことにするが、彼らがやってきた時から、家の中に見えない「誰か」がいるような気がし始め・・・。


ぶっちゃけた話、オチは最初の二十分くらいで見えます。そんなに難しい話ではないです。ただ、1945年くらいのあの雰囲気っつーかが、非常に好きで、話としては決して気持ちのいいものではないのですが、ワシは浸りながら観てしまいました。なんでもトム・クルーズが惚れこんでどうしても映画化を!ということで製作総指揮に入ってるのですが、ある意味夫婦の共同作業ということでしょうか?これが離婚前の夫婦一緒の最後の映画かな?(←未確認)

思うに、ゴシック・ホラーってカラクリやオチの斬新さよりも、「いかに雰囲気を作り上げるか」というトコロが最大のポイントになると思うのです。服装やら小道具やら、家の作りやら生活習慣やら・・と、いかに手を抜かずに世界を作りこんでいくかが、成功の鍵を握っているのです。そういう意味で、この「アザーズ」は非常にいいです。また、ニコール・キッドマンがハマってる。夫がいない中で、病気を抱えた子供二人を気丈に守ろうとしながらも、時に緊張の糸が切れるところなんか、上手いな〜と思う。また、アンとニコラスという二人の子供の中のお姉さんの方、アンが非常にいい!!なんともいい子役なのです。ゴシック・ホラーの顔だよ!ってな顔してるし、ニコール・キッドマン相手に引けをとらない迫力を出しています。母親のことを愛しているけれど、でも一方で「母の言うことが必ずしもすべて正しいとは思わない」子供ゴコロといいますか、よくでていて、まぁ見てくれいって感じさ。

実はニコール・キッドマンの出演した映画ってたくさんは観てないんだけど、コレを機に観てみようかな〜と思います。特に、離婚した後の女優さんって、いい演技したりするしね〜。覚悟が決まった感じが、皮一枚剥くような・・・。


というわけで、ホラーが苦手な人も楽しめる作品です。一人暮らしの人でも大丈夫なホラーですぞ!



2003年01月30日(木) 「スパイダーマン」

・・・あれ?これってまだレビュー書いてなかったっけ??観たのは結構前なモンで、書くのを忘れてただけかな?

というわけで、あらすじは言わずもがな、遺伝子操作されたスーパー蜘蛛に噛まれたことから、冴えない学生ピーター・パーカーが超人的な力を手に入れてしまうというモノ。お隣さんのメリー・ジェーン(キルステン・ダンスト)に想いをよせながらも、自分の友人が彼女を付き合い始めたことから、陰ながら彼女を守るヒーローに!そして、そのチカラを使って、みんなの危機を救うスーパーヒーローへとなっていくのだが・・・。


さて、公開されるや抜群の興行成績をあげたのも納得の出来。CGを駆使した失踪感溢れる映像は、まさに21世紀の映画というにふさわしいです。また、主役ピーターを演じるトビー・マグワイアの肉体もすごい。ヒロイン役のキルステン・ダンストや、悪役やらせたらこの人!といいたいウィレム・デフォーなど、演技力も充分なキャスティング。コレで売れないわけがない!といいたい一本!
しかもこの、ピーターの星回りというか、なんとも因縁深いを感ぜずにはいられない状況が「孤独なヒーロー」を上手く作り上げている。なんつーか、鉄腕アトム・・・・(←どうしてこの例?)って言えばいいのかな?
みんなのためにやっているのに、理解してくれない人もいるし、みんなのために身を粉にしているうちに自分の身内に火の粉がかかってたり、好きな子には本当のことも明かせなかったりとか・・・。
いや〜、でも街中を蜘蛛の糸の力を使って飛び回る姿は、すごく気持ちがよさそう。とはいえ、もしも自分にあの力があっても、いきなりビルから飛び降りるなんて怖い真似はワシにはできんじゃろうな〜(笑)。

なんか終わり方が「続編あるのか?」という思わせぶりな感じで、気になるのです。続編決まってるのかなぁ?もしもこれの続編を同じキャストでやるのなら、きっと観ると思うわ、アタシ・・・♪

うちの母は「スパイダーマンって、あの格好が気持ち悪いから観たくない」と言っていたけれど「だまされたと思って観てくれい!」と熱く主張したらしぶしぶ見始め、結局最後までハラハラみたあげく「面白かったわよう!」と言ってました。っつーわけで、食わず嫌いな方にもオススメ♪昔のウルトラマンとか仮面ライダー感覚でみるべし!



2003年01月29日(水) 「エネミー・フォース」

さて、スカイアクションものです。
とはいえ、ちょっと前に見たので記憶が微妙ですが悪しからず(^^;)


あらすじ。
飛行機がビルに突っ込む事故がアメリカで発生。航空管制アナリストのニールは、それが何者かに操られていると気付くが、いつも挑戦的な態度を取っているニールのことを誰も信じてくれない。ニールはその何者かのターゲットが次なる飛行機を狙っていることに気付き、そのジャンボに飛び乗る。しかし、その飛行機は既にハッキングされており、ニールを乗せたまま原子力発電所に突っ込もうとする・・・。


とまぁ、こんな感じです。テロではなく、死期を悟ったハッカーが道連れに世界全人類をつれていこうという話。


むーん・・・ぶっちゃけ、そこまでたいしたことないです(^^;)
だって、あまりにも主役をヒーローにしすぎているというか(でも演技とかが日本で言うところの火サスとか土ワイレベルなモンだから、まぁ、できもその程度って感じかなぁ)、ご都合主義の総出演なもんで、「へぇ〜」としか言いようがない。
だってさー、まずアナリストが事故結果を分析した結果を周りがはなから聞こうとしないってのも変だし、ソリの合わない上司が、ハイジャックされた飛行機にニールが乗ってることに気付いたとたん「君に任せた!」みたいになるのも変だもの・・・。しかも原子力発電所に本当に突っ込もうとしたら、それこそ米軍機にもっと早く撃墜されててもしょうがないと思うし・・・。
やっぱりスカイアクションものは「乱気流〜タービュランス」に勝るものがないなぁ・・・。あれの方が展開のテンポとか、なんかハラハラ感があって面白い。

というわけで、レンタルであったにもかかわらず微妙に損した感じ(−−;)。
むぅ〜。面白いスカイアクションものってないのかなぁ?



2003年01月28日(火) 「O」+「パール・ハーバー」

ジョシュ・ハートネット、二作れんちゃんレビュー♪
本当は「恋する40days」も早く観たいんだけど、発売直後なので一週間レンタルにはまだ遠い(TT)でも、ジョッシュの下ネタ満載ラブコメディ〜なんて、まさに「大人〜」の世界!珠ちゃ〜〜ん!!ってな感じで期待大!!なのじゃ〜。

というわけで、最初に「O」の方から。
これはそのまま「オー」と読むのだけども、結局はシェイクスピアの「オセロー」の焼き直しです。
あらすじはというと・・・。
全寮制のエリート高校、バスケ部所属のヒューゴ(ジョシュ・ハートネット)の父親はそのバスケ部のコーチ。チームメイトのオーディンはバスケの腕をコーチにかわれて唯一の黒人生徒になる。見る見るうちに学校のヒーローになるオーディンと、そのオーディンを我が子の様に可愛がる父の姿に、ヒューゴは自分も認められたいと必死になるものの、父は自分を見てくれない。ヒューゴのオーディンへの羨望のまなざしは、いつしか激しい嫉妬となり、彼をあらぬ計画へと駆り立てていく・・・。

一応公式サイトはここなんですが、そこをみて「へぇ〜」と思ったのが、いまや人気爆発のジョシュなのですが、彼のチャームポイントには「ハートネット・グランス」と言う名前がつけられてるんだそうです。どんなもんかっちゅーと、相手をチラっとみて、視線をすぐに外すってやつ。は〜、言われてみれば、確かにそうかも!それが「シャイな好青年」っぽくて、乙女心をくすぐっているのだわ!ちょっと俯き加減で(とはいえ、ジョシュは188センチの長身なので俯かれてもまだ高いんだけどね、ちょっと猫背気味でさ〜。首長いしさ〜。いいなぁ〜いいなぁ〜)チラっと見るの。
ぎゃ〜〜〜!見られたい〜〜〜〜!!

落ち着けよ、アタシ・・・(−−;)
でもまぁ、今回はその必殺技を監督に封じられ、ジ〜〜〜っと相手を見つめてるざんす。それはそれでまた、乙女心にガツンとくるんだけどね(笑)それ以前に、まだ高校生の制服が似合ってしまうというトコロに彼の人気のポイントがあるんだと思うんだけど・・・(笑)。なんかかわいいんだよね〜〜。腐女子ドキドキ。「ハロウィンH20」でも「ヴァージン・スーサイズ」でも「パラサイト」でも、この「O」でもずっと高校生・・・。しかし1978年7月21日生まれってことは今年25歳になるわけで(←蟹座だからさそり座のアタシとも相性最高ね!とか思うあたりがちょっと悲しい)、そんな歳になっても高校生やるのなんてマイケル・J・フォックスくらいかと思ってただけに、ちょっとビックリ。
まぁ、それはさておき。今回は悪役です。濡れ場もあります。けけけ。ジョシュの濡れ場は好き(>▽<)!!そして、高校生役多いけど、モテる役が多いので、濡れ場も結構あるのよね、この人(笑)。まさにウェルカムよ!ほっほほ〜い!でも今回の濡れ場は悪役っぽい濡れ場よ〜(^^;)手先にするために身体で払う・・・みたいな感じ。

払ってもらいてぇ〜〜〜!!


いや、だから落ち着けよアタシ・・・(−−;)
とにかくまぁ、切ない話です(TT)。人種差別とか親子関係とか、いろんな問題が盛り込まれています。ちなみにお父さん(コーチ)役はマーティン・シーン。エミリオ・エステベスとチャーリー・シーンのお父さんです。エミリオとチャーリーをそれぞれ見るとあんまり似てない感じがするけど、間にお父さんが入ると「は〜、なるほど」って思う。この兄弟ってお母さんが違うんだったっけ?最近共演してたよねぇ。とりあえずそこら辺も一緒にみると面白いかも。


で、次に「パール・ハーバー」です。
ちなみに公式サイトはここです。

よく見かけるポスターというか、メインジャケットのジョシュがあんまりカッコよくないので「ちっ」と思っていたんだけど、主役はベン・アフレックだから仕方がないのよね・・・(TT)。でもいいの。アタシはジョシュの方が好きだから・・・・(一人上手)。

さて、あらすじです。まぁ、説明するほどでもないほどに、みなさんご存知とは思いますが、一応。
レイフ(ベン・アフレック)とダニー(ジョシュ・ハートネット)は幼馴染で、兄弟同然のように育った。共に幼いころからパイロットに憧れ、夢は戦闘機乗りになること。その夢通りに海軍に入った二人は、航空部隊のパイロットを志願。しかし、視力検査で字が読めないことからテストに落とされそうになったレイフをひとりの看護婦が救う。それが、イヴリン(ケイト・ベッキンセール)だった。恋に落ちるレイフとイヴリン。しかし、レイフはパイロットへの夢を捨てられないが故に、中立国の志願兵で構成されるイーグル戦闘隊に入り英国へと旅立ってしまう。
一方、ダニーとイヴリンはハワイのパールハーバーへと転属になり、ダニーはレイフの帰りを待つイヴリンの心の支えとなった。そんな折、レイフが戦闘で命を落としたという知らせが入る。悲しみにくれるイヴリンを慰めるうちに、ダニーの胸にはイヴリンへの想いが溢れてくる。そしてレイフの死の知らせから3ヵ月後、イヴリンはダニーと一線を越えてしまうのであった。
が!、なんとレイフは生きていた。戻ってきたレイフに、ぎこちない二人。親友に彼女を奪われたショックで荒れるレイフ。そんな時、日本軍がパールハーバーに攻めてきて・・・。

とまぁ、こんな感じです。っつーかさ〜、将来を誓い合った相手が死んで3ヶ月でその親友と寝るか!?っちゅーのがそもそもの疑問。しかも、そんな女を奪い合う価値があるか!?っちゅーのも疑問(−−;)ワシ的にはいっそのことレイフとダニーができてくれた方がハッピーエンドだとさえ思えたわ・・・・、腐女子だから・・・(笑)。

日本軍の日本語は過去のハリウッド映画に比べれば、まだマトモな方だったけど、やはり怪しさは拭えず・・・というか、この映画って日本公開版とハリウッド版でセリフが変わってるって話だったもんね。日本軍のセリフと口の動きがあってないところがシバシバ発見されるのですが、本当はもっと日本軍ったらアホらしいセリフを吐いてたんじゃないの?だってなんかさ、結構カッチョいいこと言ってるんだもん。うそ臭いわ〜。でもさ、ハリウッド映画の興行収入に日本がこんだけ貢献してるからって、こびうるようなことしなくてもいいのにさ。ど〜んと勝負して来いよって感じ。
でもさー。笑っちゃったのは、日本軍えらく優秀なんだよね〜。攻撃が的確で無駄がないのだ。でもさー、いくらなんでも主人公タチが乗った車一台をゼロセン6機で追いかけるってのは、ないと思うわ(^^;)たかが車一台よ!そんな燃料あるんだったら、戦艦攻撃するっちゅーの。

ただ、戦闘シーンはね、エリア88みてるみたいで、ちょっと面白かったわ(そりゃ不謹慎なのはわかるけど、美術さんも褒められないとねぇ)。あのスピード感とハラハラ感はすごいです。がんばったねぇ〜。
それと、キューバ・グッディング・Jrが出てたりして、しかもまたいい役貰ってるんだ〜。「ザ・ダイバー」を見たばかりなので、一瞬「カール・ブラシア?」と思ってしまったんだけど、別人です。お間違えのないよう・・・(←アタシぐらいか?)。
主役のレイフは、死んだって話が出ても「どうせ生きてるんだろ〜?主役がこんな簡単に死ぬわけないじゃん!」と思いながら見てるうえに、なんといってもベンよりジョシュラ〜ヴなもんだから、自然とダニー視線で話をみているアタシ・・・。しかもダニーったら、どこか腰が引けててアンタこそいつ死んでもおかしくないんじゃあ・・・って感じなわけよ。だもんで、余計にハラハラ感は増し・・・ある意味スリリングに拝見することができました。

しかし、公式サイトに行くと、主演のベン・アフレックのはないのに、なぜか脇役ダニーを演じたジョシュ・ハートネットの「フォト・ギャラリー」があったりする(爆)。ダニーの方が人気あるのか?スペシャル壁紙まで用意されてたぞ!去年の全米アンケートでは「今年もっともセクシーな男」に選ばれたのはベン・アフレックだったけど、日本で人気なのはジョシュの方なのか?やはりアル中になっちゃったり暴力事件を起こしたりするベンよりも、ミネソタ在住で好青年の噂も高く、穏やかさんって感じのジョシュの方が!?(←くどい)
さらに笑ったのは、公式サイトに「愛情テスト」なるものがあって、問題に答えていくと、最後に「あなたにピッタリのパートナーは」みたいなのが出てくるんだけど、アタシがやってみたらまんまとダニーだったよ(爆)。これには本気で爆笑した。まんまとジョシュ・・・・思う壺だぜベイベー。

歴史的背景がどうとか、恋模様がどうとかもはや関係なく、「タンクトップにドッグプレートのジョシュ」とか「軍服姿のジョシュ」とか、「水着姿の〜」とか「脱いでる〜」とかにひたすら萌え萌えしていたアタシ・・・。も〜、一日レンタルでもいいから「恋する40days」を借りてこようかなぁ。好みの顔じゃないのに、どうしてこんなにジョシュが好きなんだろう。いっそDVD買おうかなぁ(笑)。
と、いうわけで、ワシにとってパールハーバーはジョシュのプロモのようなものでした・・・。だって他に見所って・・・空中戦くらいしかないんだもん(−−;)イヴリンが妊娠したってところから、ラストはすご〜〜〜〜〜〜〜〜く見えちゃってたし(^^;)。そうそう、ラストも微妙にエリア88だったよ・・・。草原に立って空をみちゃうようなね・・・(遠い目)。

は〜、ハワイに行きたいなぁ(←ここでこの発言も不謹慎?)。



2003年01月27日(月) 「コレクター」+「スパイダー」

コレクターのシリーズ二作です。どっちもモーガン・フリーマン演じる心理捜査官・クロスが主役のもの。

ではまず一作目の「コレクター」から。

姪のナオミが失踪。ワシントンから現地へと飛んだ、刑事であり心理学博士でもあるアレックス・クロス(モーガン・フリーマン)は、現地で失踪している8人の女子大生との関連から、これが連続誘拐事件であるとみる。そして既に三人は死体で発見されていた。死体の状況から、犯人は誘拐した女性たちに異常な執着を持ち、かつ残忍な手口で殺害するまでの間に、かなりの期間があることから、姪がまだ生きてると判断する。そんなとき、誘拐されながらも女医のケイト(アシュレイ・ジャド)は脱出することに成功。クロスと協力し合い、犯人を追い詰めることになるのだが・・・。


とまぁ、こんな感じ。
誘拐されているのは10代から20代の女子大生レベルだったのに、突然誘拐される30女のアシュレイ・ジャド・・・いや、そんなことはどうでもいいのだけども(笑)。女医なんだけども、キック・ボクシングなんかもやってて、なかなかに強い。根性もある。アシュレイ・ジャドは好きな女優さんだし、モーガン・フリーマンも大好きなので、そういう意味で先ず楽しめました。ミステリーとかサスペンスの観点から行くと、やはり「羊たちの沈黙」なんかには「心理サスペンス」の点では及ばないし、美しい女性を集めては愛でる「コレクター」の異常性の表現もややインパクト薄って感じでしょうか?この手のものって、「犯人が意外な人物」であるか、「犯人を見つけるまでの過程が絶妙に描かれている」かしないと、なかなか面白い作品にならないもので、両方が微妙に中途半端な今作品はちょっと惜しいできではないかと思います。でもモーガン・フリーマンの誠実さと重みのある演技はやはり「さすが」という感じだし、アシュレイ・ジャドの「誘拐されたトラウマを持ちつつもそれに負けまいとする姿」はなかなかのものです。っつーか、ダブル・ジョパディーのときも思ったけど、この人こういう役上手いよね〜♪最近、このコンビ(モーガンとアシュレイ)の法廷映画「ハイクライム」もDVDリリースされてるので、気になる方は要チェックですぞ!ワシも早く借りてみようと思いますです。軍事裁判もので、モーガンが弁護士なのだ。アシュレイの旦那役の人が裁判にかけられ、旦那の無実を信じる妻が、モーガンに弁護を依頼するというもの。ワシもみたら、レビューアップしますです。


で、次はこの「コレクター」の続編になる「スパイダー/コレクター2」です。

今度の事件はワシントンDC。上院議員の娘が誘拐される。犯人は議員の娘が通う小学校の教師。しかし、周到な犯人はSPの目をかいくぐり痕跡を残さずにどこかへと消える。そして犯人はなぜかクロスへと電話をかけ、挑戦するかのように自らの犯行を認めるのだが・・・。

前回のコレクターと違う点は、ひたすらに犯人はだれじゃ〜と追いかけた前回と違って、今回は犯人側の状況も見えている・・・ということ。犯人の顔も分かっているので、「来るぞ来るぞ・・・」という風にドキドキする。ただもちろん、それだけで終わることもなく、犯人の「本当の目的はなに?」とか「なんでこんなことに?」など、様々な疑問が見ているうちに沸いてくる。おまけに、現場に残された監視カメラの映像や、メールやPCデータなどもイチイチ伏線に・・・(^^;)そういう意味では前回よりもちょっとテンポアップしてるかも。ただ、そういう「何か」に気付いて観ていないと、わけも分からずポンヤリしちゃうかもです。常に「画面の裏」を読みながら観ると面白いかも。でも、ヒロイン役というか、相方役がイマイチなので、前作の方が「バディもの」としては面白いと思う。まぁでも、あのオチじゃ仕方ないかなぁ??

心理サスペンスものというと、やはり「羊たちの〜」を基準に考えてしまうので、はやくシリーズ三作目の「レッド・ドラゴン」が観たいと思う。ハンニバル・レクターの昔もまた出てくるようなので、アンソニー・ホプキンスとエドワード・ノートンのカラミも期待!エドワード・ノートンといえば、かつて日本に住んでたことがあるだけあって、日本語の発音が綺麗だった(笑)。今回も「レッド・ドラゴン」の記者会見で「え?日本語で?・・・全部忘れた(笑)。学生のころ勉強してたけど、いまは全然」(←これ全部日本語で語る)と言ってたけど、その日本語が上手かったよ(爆)。たいしたもんだ。しかももっと話すと関西弁なんだよね、あの人(^^;)関西弁を話す外国人ってちょっと面白い。得だなぁ(←?)。


てなわけで、あんまり血が出ないサスペンス希望の人はどうぞ。



2003年01月26日(日) 入稿完了

なんだかんだ余裕を見せていたものの、時間は結構ギリギリに入稿(^^;)
余裕がかえってアダとなったか?(笑)



でもこれで本がでるので、こりゃひと安心だわい!・・・って感じです。



あとは次の原稿をえっちらおっちら書かなければなりませんです。


でも死ぬほど眠いので、とりあえずしっかりがっつり寝ようかと思います。



ではオヤスミなさい〜〜〜♪



2003年01月25日(土) 修羅場ラ・バンバ

編集作業でゆたちんの家に行き、そのまま泊り込み〜。

が、美味しいおフレンチをご馳走になってしまい、ほくほくなのであった。
余裕のある修羅場っていいわねぇ(笑)。


ここ一月ほど、ず〜っと「レストランでステーキが食べたい!」と家で呟いていただけに、望みが叶って嬉しい限りでありんす。



たまに肉を食べたくなるのよねぇ・・・。美味しい肉がさ〜。



そして肉のブームが去った今、今度はきっと寿司ブームがやってくるに違いない・・・(笑)。



2003年01月24日(金) コンピレーションアルバム

DVDやCDの売り場に勤めるようになって、気付いたこと。
それは最近やたらと「コンピレーションアルバム」なるものが売り出されているということ。違うアーティストのおいしい曲が一同にかいする意味では、お得な一枚といえよう。

しかし・・・・昔(←こういう言い方すると歳を感じるなぁ)あったオムニバスって言い方はどこに行っちゃったの〜〜〜!?

それともオムニバスとコンピレは根本的に何かが違うのだろうか・・・?悩ましいところである。本当に気になるから、あとで調べてみようと思う。もしかして、コンピレーションアルバムとは「オリジナルのアーティストが歌わずに、カバーである」とか、なんとか違う理由があるのかもしれない。けど、新着アルバムについている「80年代のホットなコンピレーションアルバム!」とかって解説がついてるCDを店でかけてみたが、やはりオリジナルのアーティストが歌ってた・・・・(TT)

チガイはあるのか?コンピレとオムニバス。


誰か違いを知っているのなら教えて欲しい・・・。


そして特に洋楽は80年代のコンピレアルバムで、新着売り場はギッシリです(^^;)確かに80年代洋楽は分かるけど、レコード会社別じゃないコンピレがでたらいいのになぁ〜と思う日々でありんす・・・。


そして、違いはまだ分からない(^^;)



2003年01月23日(木) 「フレンズ」

はぁ〜、ハマってます。本当の本当にハマってます。一話25分という気楽さか、今のところレンタルで出ている36巻(アメリカではまだまだ続いている)のうち、すでに23巻まで観終わりました。このままだとDVDを買ってしまいそうな勢いです。でもそのくらいおもしろいんだも〜〜〜ん(>_<)!でも先も観たいけど、全部観終わっちゃうのがいや〜んなくらい好き好き♪

さて、あらすじ・・・といいますか、おおざっぱな設定。
モニカ(コートニー・コックス(←スクリームシリーズで御なじみ))はNYに住んでいる雇われシェフ。いつかは料理長を夢見るミドル20代。最近ルームメイトのフィービーが実家に帰ってしまったため、女の一人暮らしをしている。アパートの隣室には、大会社に勤めるサラリーマンのチャンドラー(マシュー・ペリー)と、役者の卵のイタリア系アメリカンのジョーイが一緒に住んでいる。なんとなくみんなの溜まり場になっているモニカの部屋だが、そこにモニカの兄のロスがやってくる。最近離婚したのだが、その理由が妻がレズに走ったというのだ。さらにそこに、モニカとロスの昔馴染みのレイチェル(ブラピ夫人のジェニファー・アニストン)がウェディングドレス姿で飛び込んできて、結婚式を逃げてきたを言うのだが・・・。

と、こんな感じからはじまる、上記6人を軸にしたシチュエーションコメディなのです。下ネタ満載。アホネタ満載。そりゃもう面白いったらありゃしない。みたら絶対にハマル作品・・・だと思う。っつーか、ハマらない人とはきっとセンスが違うとしかいいようがない。ひゃ〜ひゃ〜笑える。

特にワシは、リーマンの毒舌家チャンドラーと、天然オトボケ色気虫のジョーイのコンビが大好きで、この二人の男の友情はたまらなく可笑しい!
キャラ的には正反対なのに、妙にいいコンビネーションなのよね〜。一度ジョーイが部屋を出た時の二人の「もやもやしたすれ違い」とか、ケンカした後の仲直りの仕方とか、とんでもなく可愛いと思うのよ〜!

そういや最近向かいの「裸のブサイク男」の話があまりでなくなったけど、彼はどうしてしまったのだろうか・・・(笑)

ストレス解消をしたい方、また日常英会話のヒアリング能力を上げたい方にはオススメの一作。単語もイージーなので、字幕無しでも楽勝だと思いますよ〜♪う〜む、やはりDVDボックスシリーズを買うべきか・・・。

悩むわ〜。



2003年01月22日(水) 食欲減退

食欲が落ちてきて、しかも酒を飲みたいと思わないわ・・・と思っていたら生理だった。


生理前になると、身体がむくんでくるし、胸が張ってくるからすぐわかるし、身体がそうなることも分かる。


が!なんで食欲が落ちるのかがよく分からない(^^;)
なぜ?なんで食べる気がなくなるのかなぁ?仕事がオフの日だと、心のままに「食べない」でいるから、余計に貧血気味になってフラフラくるんだわね〜。そのくせ、想像力はみょ〜にたくましくなってくる。うんうん。生理前が一番原稿がはかどるときだったりします。けど、ひとたびはじまると、恐ろしい睡魔に襲われて、ただひたすら眠い・・・。冬眠のクマのようです。


余談ですが、「パタリロ!」の最新刊に「未来のパタリロ」の姿が初公開になったんだけども、本当の本当に「美青年」になっていた・・・(−−;)


ちくしょー、パタリロにはいつまでも「つぶれ肉まん」でいて欲しかったのに・・・。頭もいい上にルックスも良くなるなんて、ずるいよ〜!(TT)

なんか最近、パタリロが終わりそうな気配。やだなぁ、あれは魔夜峰央が生きている限りのライフワークにして欲しいよう!!お願いします!魔夜先生(>_<)!!パタの西遊記も面白いけど、やはり元祖が一番おもろい。アタシのバイブルなのに〜〜〜〜!!



2003年01月21日(火) CDやDVDがてんこもり・・・

今日はひたすら忙しい日だった(^^;)
ダブルヘッダーの日な上に、仕事そのイチのAVソフト店員の方では、新着のCDやらDVDやらがムチャクチャたくさん届いて、


「ひゃ〜(@@;)」

って感じだったのです。

なんでも明日付けで発売の新着モノが、今月で一番多い日だったらしい。

でも、明日付けとはいえ、店頭には一日前に並ぶので、せっせと売り場を作り始めるのですが、大学生の試験シーズンとあって、バイトも手薄。人手が足りない〜〜(TT)みんなコマネズミのように走り回ってるのに、それでも仕事はてんこ盛りであるの・・・。

そして、そんなバックに、新着アルバムの中でも売り上げに一番貢献してくれそうなあの方の歌声が流れる。








「んお〜お〜きなのっぽのふるどけい〜♪おじぃ〜さんのぉ〜とけい〜〜〜〜♪」





そう、昨日までのケミストリーはバイバイキンで、平井堅の新しいアルバムが今日からしばらく店内をにぎわす予定なのです・・・・が。



にぎわってない?(^^;)



アルバム的にはいいと思う。ぶっちゃけた話、ケミの新しいアルバムよりも、平井堅のアルバムの方が、ワシの好みである。なんというか、まとまりがあるし、「金出して買ってもいい」アルバムって感じがするのである。



が、あの曲「大きな古時計」だけは、ちと勘弁(^^;)
あの歌は大好きなんだけど、平井堅が歌っているのを聴けば聴くほど笑っちゃうのである。唱歌なのに、「ため」とか「アレンジ」とか入れて歌われると申し訳ないが爆笑である。おまけに、以前「うたばん」でスマの木村が「どんぐりころころ」を平井堅のモノマネで歌ってるのを聴いてからは、ますます笑ってしまう。
さらに「内P」で、「水泳猛練習」のバックにも「大きな古時計」が流れて、しかもたまに画面がスローモーションになったりしてたときにも爆笑だった・・・。


で、話は店内に戻るのだけど、そんな風に店内で「ひぃ〜(@□@;)!」としてるワシらのバックにも、語りかけるような歌声で



「んお〜お〜きなのっぽのふるどけい〜♪」



と流れてるのを客観的に考えると、ヒジョ〜〜にワシのツボに入ってしまうのである。かなりの爆笑ものだ。
というわけで、しばらく職場で「ぷっ」と来る日々が続きそうである。
買っちゃおうかな、ワシも。


余談ですが、ケミの


「凍てついてる〜小さな手を〜♪
握り締めることしか〜♪
僕には与えられる〜〜♪ものはないけれど〜♪」


に、乙女が「甲斐性なしソング」という名前をくれました。

すまん・・・笑ったよ・・・・(爆)


そうよね・・・愛は大切だけど、愛しかないってのも・・・ねぇ(^^;)
そんなことを考えるワシはただれた大人かしら・・・?



2003年01月20日(月) センター試験

センターなんだね〜〜!



けっぱれ受験生!!!


というわけで、新聞に載ってた問題をとっておいて、あとで解いてみようと思います。軽く目を通したんだけど、なかなか面白そう。
さすがに英語は簡単そうだったので、

「ワシも、もう一回大学受験しようかな」

な〜んて思ってしまった。

受かったら、また大学生しようかな〜。
社会人経験があってから大学生に戻るのも、なかなか趣き深いと思うのですよ。

アメリカの大学では社会人なんかクラスに結構居たりするし、ワシの伯母(父の姉でアメリカ人)なんか60過ぎて大学生になったしね。
年齢が行ってから「勉強したい」と思った時に、学校へ戻る環境ができあがっているのです。

日本も早くそういう感じになってくれないかな〜。

この歳になって、やっと勉強を好きになってきたのになぁ(笑)

遅すぎるか(^^;)


関係ないけど、もっと過ごしやすい時期に受験の方がいいのにね(^^;)
寒さに震えながら試験受けるなんて、あほらしいと思うんだけどなぁ。
雪で電車が止まって試験場にいけないとかもなくなるだろうし。

みなさん、どう思います??



2003年01月19日(日) 素朴な疑問

旧正田邸取り壊しに関してもめているようですが、それについての素朴な疑問。



そんなに取り壊しに反対なら、反対の人でお金を出しあって買えばいいんじゃない?



って思うんだけど・・・(−−;)



ワタシャよく知らんのだけども、あの家に「現皇后の実家」という以外に何か付加価値があるのだろうか?まぁ、最初の「民間から皇室に入った人」という付加価値くらいはつけてもいいと思うけど、それにしたって、取り壊しに来た業者に向かって「人として恥ずかしいと思わないのか!?」なんていうほどのことが、どこにあるのかしら・・・・??
豊郷町の小学校みたいに、建物自体に存在価値があるのなら話はまた別だと思うんだけどね。

取り壊し反対の署名をした人が5万人なんでしょ?
一人千円でも五千万円じゃないさ。
いっちゃなんだが、取り壊さずに保存をするとなると、またそれなりのお金がかかるわけで、それを国だかに「負担しろ!」と言ってるんだってことに気付いてるのだろうか、あの人たちは・・・。だったら、自分たちのものにして、自分たちで負担すれば万事丸く収まるような気がするんだけどなぁ・・・。

とりあえず皇后本人が「壊してくれて構わない」と言ってるんだし、天皇の病気のことでも疲れてるんだろうから、これ以上事態を悪化させないであげた方がいいと思うワシであります。
いや、別に皇室ヒイキとかは特にないけどさ・・・。なんとなく、ニュースを見ながらそんなことを思った次第です。はい。



2003年01月18日(土) 壁紙

かなり長い間、PCの壁紙を窪塚のセクシーショッツ(かなり前(おそらく十代の頃)の半裸の窪塚←軽く犯罪ちっくのような気がしてきた・・・(−−;))にしていたのだけども、ロードオブザリングの公式サイトをうろついていた際に、「二つの塔」の壁紙をゲット。それに変えてみた。


いや〜、なんかしらんけど壮大な気分だ・・・(笑)



そして、なんだかしらんけど、ファンタジーを書きたくなってくる。



どっちにしても悪魔モノの締め切りが近づいているので、そっちを書かなくちゃいけない。っつーか、そっちの気持ちを盛り上げるための作戦でもあったりするのだ(笑)。



すまん窪塚。




でも原稿の為なのだ(笑)。





壁紙が変わると、気持ちも随分変わるもんだということを実感。



あとは自分のがんばりだけか・・・(遠い目)。




2003年01月17日(金) 地獄確定らしい・・・

今日はダブルヘッダーで、ふたつの仕事をハシゴしてやります(^^;)。



移動の合間に食事を取って、おまけに日付越えるまで仕事しました。
これからこんな生活が春頃まで続く予定。体力勝負って感じ(^^;)あはは。



貧乏暇なし。



そんな言葉が骨身に染みる今日この頃です(TT)。




2003年01月16日(木) 終わりを知らない漫画

ただいま部屋の模様替え&掃除と同時に、本の整理もしてるのだけど、漫画を整理してて思うのが


「あまりにも長すぎて途中で買うのをやめてしまった作品のラストって、どうなったんだろう・・・」


ってコト。


整理していたら、あるわあるわ・・・。あれもこれも、ラストを知らないとか最終巻だけ読んでないとか(^^;)。

「北斗の拳」もそうだし、「HOTEL」もそうだし、「伊賀の影丸」もそうだし、「CAT'S EYE」も最後だけ持ってないし・・・。他にも途中がぽっこり抜けてたり(←途中で留学してて日本に居なかったからとか、勢いで掃除をした時にどこかにしまったままとか)不ぞろいだったりするの・・・。そういうのって、片づけしてるとすご〜〜〜〜〜く気になるんだよね〜〜!!

かといって、新たに買うと、そこだけ新しくって変な感じだし。
そして売るにしても間が抜けてると値段が安くなりそうだし。


もしも自分で「漫画喫茶」を経営しよう!ってんだったら、心置きなく買い揃えられるのになぁ・・・。テナント借りて漫画喫茶でも経営するかな〜。

レディース漫画喫茶とかにして、女性も24時間安心♪とかペット同伴可とか、託児所付き♪とか、病院の隣に併設させてもらって、待合室代わりに漫画読んでいられます♪とか・・・。受けるかな?


いいなぁ。本気でやりたくなってきた・・・。
蔵書数バリバリの漫画喫茶。う〜ん、夢は膨らむ・・・。



2003年01月15日(水) 寒〜〜〜〜〜!!

なんなんじゃ・・・この底冷えする寒さは!!


でもまぁ、一月だもんなぁ・・・が!!!



寒すぎると、つい冬眠したくなります(^^;)



関係ないけど、あの二つ折りのゲームボーイアドバンス・・・欲しいなぁ。


でも「予約しないと買えないよ〜」って、ゲーム担当の子に言われた。



PS2を買うかアドバンスを買うか・・・。




選択が迫られているワシであります・・・・。む〜ん。




2003年01月14日(火) 「アメリカン・スイートハート」

ジュリア・ロバーツです。実は「プリティ・プリンセス」よりもコッチの方が見てみたかった。というわけで、あらすじ。

キキ(ジュリア・ロバーツ)は大スターの姉グウェン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の付き人として働く33歳の独身女性。グウェンには大物俳優エディ(ジョン・キューザック)という夫がいて、夫婦俳優として二人の恋愛映画は大ヒットを放ち続けてきた。
が、一年前、「時を越えて」という映画の撮影中にグウェンはスペインからきたしがない俳優ヘンリーと不倫関係におちいり、以来二人は別居状態。夫婦であったからこそ人気のあった二人の人気も同時に低迷する。
そんな折「時を越えて」の編集が終了。宣伝担当のリー(ビリー・クリスタル)は、なにがなんでも試写会場にグウェンとエディの二人を仲良く出席させなければならない状態に。二人も、ここが人気の分かれ道ということを理解して、試写会場のラスベガスまでやってくる。
一方、姉の旦那エディこそ、キキがずっと想いを寄せていた相手。姉の別居から一年の間に体重を30キロも減量。綺麗になったキキを見て、グウェンに未練タラタラのエディも驚く。わがまま放題のグウェンに振り回され、マスコミにはプライベートをほじくられ、波乱含みの試写会は、いま幕をあげようとしていた・・・。


とまぁ、こんな感じ。
実は、もっとロマンティックでしっとりした感じのものを期待していたのですが、フタを開けてみたら、下ネタ満載のラブコメディでした(爆)。でも、いい意味で裏切られたので、楽しく拝見。確か制作はディズニーだったと思うんだけど、コレでもかといわんばかりの下ネタの波状攻撃にはビックリ。ひょえ〜って感じでした。
そして、見所はといえば、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ!!この映画はやっぱりこの人。まるで叶姉妹を見ているような、ジコチューな姉。サイコーです。この映画ではジュリアよりもこの人の方が面白いし、得してると思う。大スターであることが生きがいの女優をよく演じています。かなり笑えるほどに。えぇ。
マイケル・ダグラス夫人ということで、非常に私生活もむふふなんでしょうね・・・とマスコミに散々言われていることを逆手にとった、いいキャスティングだったと思います。ビリー・クリスタルが脚本と制作にもかかわっているせいでしょうか。いいラブ・コメディにしあがってました。

「時を越えて」の全編を見たかったのはワシだけではあるまい・・・(笑)



2003年01月13日(月) 成人式

まだいまいち、成人式の日が変わることになれないワシです。

そして、自分の成人式の思い出にも、これといった感慨も無いワシです。

ただたんに、ワシの市はそんなに大きなもんでもないので、ひさしぶりに中学の頃の同級生に会えた〜ってだけで・・・。もらったもんで、なにが嬉しかったとかって記憶もないなぁ・・・。うん。



でも、鎌倉市ではそんな感じだけども、お隣の横浜市は大変らしくて・・・というのも、人数が多いから、成人式も「昼の部」と「夜の部」があって、横浜アリーナを使っても一度に入れないから、二部構成なんだと、かつての生徒が教えてくれました。ほえ〜、大変なのねぇ・・・。

しかし、昼の部と夜の部・・・。それこそコンサートみたいだよ(笑)


成人式というと、「大人の仲間入り!」ということよりも、もっぱら周囲の話は「誰が来るか」の方にしぼられていた感じがします。
さすがの二部構成というか、横浜市はゲストも豪華で、簡単なライブまでやってくれるのです。鎌倉市は・・・まぁ、そこそこに(笑)。成人式の予算も、市の裕福度で変わってくるのね・・と思いました。はい。


でも、最近思うのは、やはり「大人」うんぬんって年齢じゃないよね・・・と(^^;)

ニュースで討論されているように、成人式を25歳にしたところで、なにも解決にはならないと思うんだけどな・・・。どうでしょう?


しかし、成人式で騒ぐ子たちって、何がしたいんだろう??
それもよく分からないわ・・・(^^;)
しかも、逮捕されると「悪いことをしたと思う。ごめんなさい」とかって言い出すんだよな〜。謝るくらいなら、最初からやらなければいいのに。

っつーか、謝って済む問題になってるところもオカシイと思うんだけど・・・。
一度「いいや、許さん!」って市長がいてもいい気がするわ。大人になったら、「ごめん」じゃすまない世界なんだって分からせることも成人式の勤めなんじゃないのかなぁ?
許してる時点で「まだまだ子どもだな」って言ってるようなもんじゃない?


なんか矛盾を感じるんだけどなぁ・・・。



2003年01月12日(日) はぁ〜、どすこいどすこい

やっとこさ体調も上向きと思いきや、今度は腹に来たワシです(^^;)。
突然親子して下しているから、食あたりかもしれない・・・。でもそうじゃないかもしれない・・・。

スマステで、風邪の菌が胃にきたんだと思っていたら、肝炎だったっちゅー怖い話をやっていたために、ちょっとドキドキ・・・。

でもお腹に優しいものを食べていたら、なんとなくよくなって・・・きた?う〜ん、微妙だ・・・。


というわけで、やっとこさ、休日を部屋の片付けと通販業務に当て始める。

まぁ、どうせ年末年始に出しても郵便事故の元だから、丁度良かったかもしれない。
以前、年末年始にきた通販の申し込みが郵便事故で届かなかったということが何回かあったので、やはり気になるのよね・・・。

そして、春に向けてのイベント用の原稿とか、再版ものの入稿とか、イロイロとやらねばならないものがたくさん・・・。とりあえず出来ることから片付けてはいるので、前進しているとは言えるでしょう・・・。


しかしまぁ、時間の経つのが早いわ〜(^^;)予定を考えていると、あっちゅーまに二月のことになってるよ。怖い怖い。



2003年01月11日(土) 「ロード・オブ・ザ・リング」

さぁてさて、随分と前に観ていたのですが、かなり解説に時間を要しそうなので知らず避けていた作品です(^^;)おまけにカルト的な人気があるし、はては字幕問題で大きく揺れているので、下手なことも言えないかしら・・・という気さえおこったのもあります。でも忘れる前に解説。


あらすじ
はるか昔の中つ国、悪の指輪を手にしたホビットの青年フロド(イライジャ・ウッド)とその仲間が、かつて一度退治され復活を狙う悪の王サウロンの追っ手から逃れ、指輪を葬り去るまでの話。


短すぎるかもしれないけど、細かく説明し始めたらこの日記も三部作になってしまうので(笑)、大筋だけ。観てない人は、多少分からない話もあることは覚悟の上で。はい(^^;)すんません。

言わずと知れたトールキン作「指輪物語」の完全映像化です。
実はワシは何度かこの「指輪物語」を読めと友人に薦められていたのですが(それももう15年くらい前だよ・・・)何度も挫折した一作品。元々ファンタジーを字で読むのは苦手で、実はいまだに漫画で読んだりするのも苦手だったりします。なぜか。それは・・・



カタカナ名前の登場人物や地名がゴッチャになってワカランくなるのよ〜〜(^^;)


おまけによっぽど特徴のある人物じゃないと、絵で見ててもごっちゃになるし、右脳で理解してると、その登場人物の話をストーリーの中でされてる時にも「はて・・・その人はどの人だっけ?」と繋がらなくなる・・・。世界史も苦手だったんだよな・・・。マジで・・・(−−;)


と言うわけで、「指輪」の存在は前から知っていたのだけどもちゃんと読んでないのです。でも、ある一場面の挿絵を友人に見せられているので、ラストがどうなるかは分かってしまっているというなんとも中途半端な知識(−−;)最悪じゃね。ホント。

でもでもでも。
この度映画を観ました。したらば!


マジで面白かった〜〜〜〜!!


こりゃー続きが気になるばい。観るべし。
でも、やっぱり途中までアラゴルンとボロミアがごっちゃになってたし、ピピンとメリーに至ってはどっちがどっちかさえも分からない(未だにな・・・)。でもコレを告げたところ、「指輪」の大ファンで何年に渡ってワシに読めと薦めてきた友人も同じことを言っていたので、ちょっと安心した。一人じゃないって、ステキなことね♪
個人的にはガラドリエルさまとガンダルフが好きなので、ガンダルフが闇に飲まれた時は

「あ”あ”あ”〜〜〜!!(TT)」


と、フロド並みにショックを受けたのですが、ビデオで観たため予告編をみて「にやり・・・」。そして即座に前出の友人に電話をし、ストーリーの先を聞いて安心するワシ。ガンダルフとこんなに早くさよならするなんてイヤンなのさ!そしてそのガンダルフとサルマンもできればあまり並んで欲しくなかったりする・・・。判断基準はもはや「汚れてる方がガンダルフ」。最低である。

リヴ・タイラーも大好きなので、アルウェンが白馬に乗ってフロドを助ける場面は大好き。なまじなカーアクションよりもハラハラドキドキする。やっぱり馬って綺麗だなぁ。乗馬始めたいといつも思うのだけども、近くに乗馬クラブがないんだよね〜。アメリカにいた時に乗せてもらったけど、ちゃんと走れるようになりたいわ。

ガラドリエルさまもケイト・ブランシェットなだけに、これまたグー♪綺麗で凄みがあるのだ。オーストラリア出身なのになんであの人あんなにイギリス人っぽいんだろう?不思議だわ〜。

そして主役のフロドことイライジャ・ウッド。子役のときから見ているだけに、なんとなく「ちっちゃいイメージ」があるのだけど、今回はイメージでなく本当にちっちゃい。そのフロドも場面によってサイズが微妙に違っているのも笑える・・・が、そこには触れてはいけないのさ。「パラサイト」で彼のキスシーンをみて、なんとなくショックだったよ・・・。「お母さん許しませんよ!」みたいな感じで・・・。それにしても本当に目の青い子だねぇ。

そしてレゴラス。絵に描いたような美形さん。オーランド・ブルームは今作品が映画デビュー作だそうです。でも、こんだけのインパクトでデビューしちゃうと、今後が大変そう(^^;)。しかし原作ではこのレゴラスが、最初は嫌いあっているギムリ(ドワーフの族長)と徐々に熱い友情を培っていくっていうのがポイントらしい。かたやエルフの王子、かたやドワーフの族長、それだけでも「仲悪そ〜」って感じなのに、それが仲良しさんになっていくなんて、なんかいいなぁと思う。これでギムリの外見が違うものだったら、腐女子のみなさんはドッキドキだったに違いない(笑)

腐女子のみなさんといえば、世の中は結構「アラゴルン×フロド」なんだってね〜(爆)。でもさ・・・ホビットさんって、足の裏にも毛が生えてるんだぜ・・・。だから靴をはかなくてもいいんだぜ。あんな雪山でも裸足・・っつーか、常に裸足なんだぜ・・・。アタシはどっちかっつーと「ボロミア×アラゴルン」なんだけど・・・。いいんだ、きっとトモダチはいないのさ・・・(いじいじ)。そりゃルックスの問題だけで言えば「アラゴルン×レゴラス」とかが一番ありそうな感じなんだろうけど、でも話的にそういう感じじゃないしね〜。いやでも、ワシはこの話はあくまでもノーマルな!目で楽しんでおります。本当です。本当・・・・です(^^;)

それにしても、本当はそこまで身長差のない人間なのに、しっかりと画面では違って見えるのもすごい。エルフと人間とホビットとドワーフと・・・みんなそれぞれにサイズが違うために撮影もかなり大変だったそうです。でもCGを多用するとすごくお金がかかるので、遠近感を利用して撮影したりしたんだそうです。ホビットとかドワーフさんが画面の奥の方にいったり、エルフが手前の方に来たりと。だもんで、妙にサイズが極端なときもあるよね。でもそれは言っちゃダメ!(何回言っているんだか)

おまけに全三作分の撮影を全部終えているというのだからすごい。15ヶ月かかったそうだけども、でもその方がいいよね〜。でないとハリポタみたいに「ガンダルフ役のイアン・マッケラン他界のため、ガンダルフは三作目にはでません」みたいなことになりかねないものね(^^;)ホント、どうするんだろう・・・ハリポタ。

それはさておき問題もあるのです。二作目の「二つの塔」の公開がイギリスと同じにならなかったのもここにあるのかも。それが何かと言うと。


字幕問題


なのです。第一作目が公開されたときに、前出の友人が憤怒しながら電話をかけてきて・・・というのも戸田奈○子の翻訳がサイテーだとかなんとか・・・。前にも言いましたが、「指輪〜」は全世界に数多くのファンがいるわけで、何度も何度も読み返しては指輪ワールドにひたっているわけですよ。そして今回の映像化に際してはきっと誰よりも心をときめかせていたであろう人たちなのです。その人たちが
「あんなんじゃ指輪の雰囲気ぶちこわしジャイ!」
と、怒りまくったのです。でもまぁ、話を聞けば納得だったりするのですが(その一例を書こうと思ったのですが、それを書くと話のすごく大事な部分のネタばれになってしまうので、やめときます)、でも本当にその怒りはすごくて配給会社やら翻訳協会やらに苦情が殺到し、だもんでビデオ&DVD版の翻訳が、劇場公開時とは違うものになってるんだそうです。
「原作ではこう書かれているのに、なんで映画ではこんなアホなセリフに?」
とか、そんなことなのですが、ビデオ化に際しては書籍の方の「指輪物語」の翻訳家が監修にあたり、修正を加えられたそうです。で、「二つの塔」の方では、あらかじめ翻訳家が訳したものを映画の字数に(字幕の字数は制限が決まっているので)戸田奈津○さんが直し、さらにそれを最初の翻訳家さんが確認して、それを戸田さんがさらに字幕に書いていくという四段作業にすることでファンにも納得してもらおうということになったそうなのです。



がっ!



日本語版の不評が監督に耳に届いたのか、なんとこの監督ピーター・ジャクソン。日本の配給会社にも言わないままに、記者会見上で勝手に


「日本語版の翻訳家を変える!」


と言ってしまったのです。あいやビックリ(@□@;)。
これには日本側もドギモを抜かれたらしく(そりゃそうです。すでに公開に向けて翻訳作業は後半部分に差し掛かっていたのですから)、ただいま監督にその真意を確認中とのこと。これでもしも監督が「いやじゃ!絶対に戸田にはやらせん!」というのならば、他の字幕書きさんに変えられることになり、当然2月の劇場公開にも間に合わなくなるかも・・・という状態なんだそうです。こりゃ大変じゃ〜〜。

でもな〜。これを言っちゃいけないんだろうけども、元々字幕になってる時点で本当のセリフの情報は幾分かカットされてるわけだし、原作があるものに関しては、原作の方が面白いというのが普通・・・だとワシは思うのですよ。長くても3時間の映画の枠の中で、長い小説の全てを表現することを期待しちゃいけないと思うんだけど、どうでしょう?特に指輪のようにそれぞれの立場があってのそれぞれの行動や思惑が多角的に描かれている作品に関してはなおのこと、むずかしいと思うんだな〜。ただ、今回その「この訳はあんまりだ!」の一例にあがっているものたちは、上記の問題の外にある、いわば「その訳はないだろうよ・・・(^^;)」とワシでさえ思うものなので、ファンが怒るのも無理はなかったと思われ・・・。
それ以前に「アンチ戸田」という人も少なからずいるようで、その人たちも盛り上がってるようですねぇ・・・。

ワシは英語のものに関してはできるだけ耳で聞いてるんで、確かに「そう訳しちゃうの?」ってものがたくさんあるのは分かるけど、でもその場その場の訳に反していても、全体を通してみるとつじつまを合わせてあることもままあるので、それが字幕書きのテクニックか・・・と感じるときもあるのですよ。ワシも一時字幕書きになりたいと思ったけど、こんなにバッシングされるんだったら、いっそのことクソ面白くないと評判の映画の字幕を書いて、面白く見せた方がオイシイかもね〜とか(笑)。

でも、英語以外の外国語ものだったりすると、それがいい訳かわるい訳か分からないだけに、翻訳家の担う任務はナカナカに重いぞと思います。がんばれ!世の翻訳家たちよ!いつかはワシも!(←マジ?)

とまぁ、そんなこんなで、非常に映像的にもストーリー的にもドキドキの一作です。どのくらい面白いかは、ファンタジーがキライなワシの母が、二巻分を無駄口たたかずに全部見入っていた・・・ということでも分かるでしょう(笑)。まだごらんになってない方はぜひ!

関係ないけど、オークに襲われる場面。観ていてマジでFF11を思い出させるのです。ワシのやってるキャラの出身国の周りにはオークがウヨウヨでるので「オークだ!」と言われるだけで、心臓が縮まるのさ(^^;)
オークの大群なんてイヤよ〜〜〜(>_<)!!



2003年01月10日(金) 「耳に残るは君の歌声」

今の「職場そのいち」ではDVD担当のワシ。売り場改革をしていいと言われたので、遠慮なく改革しています。そうなのです。この映画レビュー日記そのままの売り場になってきています(−−;)まさにこの日記を売り場化した売り場です。平積みDVDにはワシの生解説をつけて、オススメものにはオススメマークを。そして季節のコーナーも作ったりして、かなり面白いことになってきています(笑)。楽しいです♪お近くの方でDVDを購入される方は是非当店へ(爆)。それにしても、なんとも趣味と実益を兼ねた仕事だこと・・・。


さて、営業活動はさておき、「耳に残るは君の歌声」です。
タイトルに惹かれました。えぇ、そうです。おまけにクリスティーナ・リッチとジョニー・デップです。見ないわけがありません。
というわけで、あらすじ。


1927年。深い霧につつまれたロシアの貧しい村の中の、さらに雪にまみれた針葉樹の森林。母を亡くしたユダヤの少女フィゲレ(“小鳥”の意)は父と祖母と暮らしている。教会で賛美歌を独唱している父は娘に美声で子守歌を歌う。
 その頃、ユダヤ人迫害の危機が迫り、歌の上手かったことから、父は友人に誘われ渡米を決意する。お金持ちになって必ず迎えにくるよと言い残し去る父。フィゲレに残されたのは、父の写真一枚だった。
 その後、村は暴徒に襲撃され、祖母はアメリカへ行こうとしていた青年達に、無事父親に会えるようにとフィゲレを託す。しかし、青年たちと引き離されたフィゲレが乗ったのはイギリス行きの客船だった。
イギリスについたフィゲレは移民局に預けられスーザンという新しい名前を与えられ、キリスト教の家庭を与えられる。しかし父の写真と祖母が死ぬ前に託した金貨を取り上げられ、深い傷を心に負ったフィゲレは固く口を閉ざしてしまう。学校でも英語が全く分からないことからいじめられ、つらい日々を送っていたフィゲレの前を、ジプシーの楽団が通りすぎる。その時、彼女の口から透明な美しい声で母国語の歌が漏れるのであった。
歌えることを察した教師が、母国語の歌を禁じ、英語の歌を教え込む。体罰を伴った厳しい練習に耐えた彼女は、10年後奪われた父の写真と金貨をかえしてもらい、父を探す旅にでる。オペラのコーラスガールになった彼女(ここからクリスティーナ・リッチ)はパリへと行き、そこで同じくロシア出身で野心家のローラ(ケイト・ブランシェット)や、ジプシーのチェイザー(ジョニー・デップ)と出会う。そしてジリジリとユダヤ狩りの手がパリにも伸びてくるのだが・・・。

とまぁ、こんな感じです。
いや〜〜〜、クリスティーナ・リッチも可愛くてよかったけども、ケイト・ブランシェットが最高にすごかった。野心のために女を武器にする凄みがよくでている。「ロード・オブ・ザ・リング」や「エリザベス」にキャスティングされるのが納得な女優さんなのです。あの細さが薄幸な感じにするせいかなぁ。ブリティッシュ!!って感じがするのもいいわぁ〜♪おまけにジプシーのジョニー・デップもセクシーひゅ〜〜!って感じだし。あの人ってばホント、ジプシーとかネイティブアメリカンとかって役が好きよね。そういうはぐれ者の役を好んでるあたりもワシの好みだったりするさ。
そして映画の全編を通して様々な形の「歌声」が登場するんだけど、その歌声の迫力や「こういうシチュエーションで歌っている」という背景が絡み合った上での歌は、なかなかに趣き深いです。
はたして、フィゲレはお父さんに会うことができるのか。

じっくりしっとりとごらんになりたい方向けの映画です。

戦争はよくないわ。うん。



2003年01月09日(木) ママリーナの誕生日

だというのに、ワシがステーキ食べさせてもらっちまったぜい♪


うちの両親は三日しか離れていないので、とても覚えやすく、そして財布も一気に軽くなる・・・(−−;)


しかし、不思議なもんで、母の誕生日プレゼントが一番難しい。


以前あげた鍋とかフライパンのセットがものの見事に焼け焦がしてくれたし、服もあんまり着てくれない。も〜〜〜わからんちんである。


かといって食事とかいっても、あーでもないこーでもないとうるさくてかなわん。


みなさん親の誕生日ってどうしてるのかなぁ?


親の誕生日プレゼントって、むずかしくないですか?


ネクタイで済む分、父親の誕生日の方が楽でいいよ〜(TT)



2003年01月08日(水) 人語を解する猫。猫語を解せない人。

最近茶々丸との蜜月が続いているワシ・・・。

えぇ、本当に蜜月。目と目で交わす「そろそろ寝ようか」の合図。
無言で腕枕をして、寄り添いあい立てる寝息。

ワシが寝返りをうてば、反対側へ回り反対側の腕枕へと自ら移動する茶々丸。





蜜月です




で・・・でも、ちょっとそのたびに起こされるワシは寝不足。


そして、そんなグチをちょいと母に漏らしていたとき、ドアのトコロに顔半分で茶々丸が佇んでいました。

そう、彼は全てを聞いていたのです。
ワシが
「可愛いんだけど、疲れるんだよね〜」
と言っているトコロを・・・。


ワナワナ・・・・



そんな感じで佇む茶々丸。

ワシは慌てて「いいのよ!愛しているのよ!一緒にネンネしようね!」と言いました。


でもその夜、茶々丸はワシが寝付くのを見計らって、一人部屋を出て行き、寒い他の部屋の押入れで小さくなって寝ていたのです。












ゴメンネ!丸クン!!(TT)




丸には人の言葉が分かるのです。
そして傷つきやすい茶々丸の魂・・・・(号泣)。



熟睡できないけども、茶々丸の悲しい顔を見るほうがもっとつらいし、いつまでもベッタリと甘えて欲しいのようようよう(><)!!



というわけで、ただいま懺悔週間です・・・・(泣き伏す)。




さ、これから茶々丸のゴキゲンを伺いに行って共に寝ようぞ・・・。



2003年01月07日(火) 黙祷

蔵原監督がお亡くなりになりました。

蔵原監督といえば、ワシが一番好きな映画と聞かれた時にあげる「キタキツネ物語」の監督でもあります。その後「南極物語」で大ヒットを飛ばしましたが、ワシは個人的に「キタキツネ物語」派でございます(いや、無理に派閥にしなくてもいいんだけども・・・)。

いまだに「キタキツネ〜」で使われた「赤い狩人」を聞くと目頭がジワ〜〜〜っとくるほどに、大号泣した映画なんです・・・。監督がお亡くなりになったから、今度DVDでもスペシャルボックスなんぞがでてくれないかと、密かに待っているんだけども、どうでしょうねぇ・・・。


とにかく、「キタキツネ物語」を見たことのない方は、ぜひ!
ワシは将来自分に子どもができたら、絶対に見せようと思っているもののひとつです。
特にお母さんキツネが・・・・うっ(TT)


これ以上は書けない・・・。涙で画面が曇るから・・・・。



2003年01月06日(月) パパリーナの誕生日

せっかく父が誕生日でも単身赴任先に行ってしまっているので、祝いようもなく(^^;)

なんか勝手に母とケーキを食べてみたり。うわははは。


そして母にうつされた風邪が、母に戻って行ったらしく(爆)。


やだなぁ、せっかく治ってきたのに、またアッチにいって、コッチに戻ってきやしないだろうなぁ??


二人の間で永久機関っていうのもヤな感じです(^^;)。


みなさん、風邪ひかないようにしてくださいね♪



2003年01月05日(日) 休日なのに・・・

トドのように寝ています。

えぇ、ここぞをばかりに風邪を治しにかかっているのさ!


そして年賀状はまだ手付かず・・・。



今月中には届けたいなぁ・・・(−−;)



ダメ人間に拍車がかかってるなぁ・・・新年なのに。



2003年01月04日(土) 本当に不景気?

不景気が嘘に思えるほど、みなさんモノを買いに来ます。
そりゃまぁ、モノを売ってるお店なんで、親に言わせれば「暇ってよりズ〜〜っといいわよ!」とのことなのですが、本当に本当に、みなさんよく買い物してますよ。うちのお店。


浜崎のアルバムは再入荷するたびに完売だし、PS2も良く売れてるし、風のタクトもアンリミテッドサガもメタルギアソリットも売れてます。

しかし、ゲームはあまりやらないワシですが、テレビでCMを観ていて気になったゲームが・・・。うちの売り場にも出てるんだけども、あれ・・・名前を度忘れしちゃったよ。今日も並べたのになぁ・・・。

え〜〜〜っと、最近でたヤツで、ディズニーキャラとかも出てくるみたいなの。キングダムハーツだっけ?間違ってたら、「あら、違うわよ」くらいに思っていてください。どうせ仕事に行けば平積みになっててんこ盛りであるから、否が応でも思い出す。

そう、それのCMに「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のジャックが出てたように見えたんだよね・・・・。

あれって、本当にジャック?


アタシのジャック?


マイ・ラバー・ジャック?



ジャックがでるなら、ちょっとやってみたいな・・・。(ぼそ)


でも、そのためだけにPS2を買うのはちょっといやかも・・・(−−;)。

でも「かまいたちの夜2」もやりたいしな・・・。社割で安くなるしな・・・。




というわけで、毎日職場でPS2への購買欲求と戦っているワシであります。


でもゲーム始めると、本当にダメ人間になっちゃって原稿がすっかり書けない身体になっちゃうのよね・・・。だから、やめておいた方がいいのかも・・・。でもDVDプレーヤーを買うと思えば・・・。いやでも・・・。


まったく関係ないけど、売り場になぜか「オスカー&オリヴィエ」(当然アンジェ)の限定DVDボックスがあるのよね。誰かが買う瞬間を見てみたいわ(爆)、ぜひ!!

そしてビーボーイマガジンもあるの(笑)
まだ誰かが買うところを見てないなぁ・・・けけけ。



ふぅ・・・。PS2かぁ・・・。(悩み)



2003年01月03日(金) 早くも仕事始め

三が日にして、仕事です。


くそ忙しいです・・・。



風邪は半分くらい治りました。


そして職場でぶり返し、帰ってはただ寝る。



そんな感じです。

Kick The Can Crewが職場でズ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っとかかっているせいで、すっかりアルバム丸ごと覚えてしまいました。

でも仕事は楽しいです。
ヤングなピーポーさんがたくさんで、精気を奪い取ってます(←おい)。

そして・・・微妙に風邪をあげちまったようで・・・・。





・・・・・・ごめん(^^;)



2003年01月02日(木) 全部ドラ

すごいです。ついついテレ朝の方の麻雀番組まで観てしまいました。かなり爆笑です。
というのも、その番組はフジの「割れ目〜」のコピー番組のようなんだけども、オリジナリティを出すために独自ルールというのをバンバン出しているのです。で、最初はまぁ、親にちなんだルールが多かったのですが(桂三枝が親の時に、「頭が3か4だったら役満」とかね。すごいのは山本陽子ルールで、「山本陽子があがればなんでも役満」・・・(−−;))、最後のゲームになったときに、

当たり牌、捨て牌全てドラ


という、とんでもないルールが飛び出したのです。

(すんません、今回は麻雀が分かる人のためのお話です)

要は、卓上に倒された牌全てがドラで、ポンで当たれば一気にドラ9(3×3=9)、カンならドラ16っつーことなのです。
そして対戦中画面の下にドラの表示があるのですが、その表示がぞろぞろと増えていく(爆)。
早朝だというのに、父と二人で爆笑してしまいました。あまりにもバカバカしくて・・・(爆)

だって、中のみであがってもドラ23とかついて20万点近く稼いじゃったりするんだもの〜〜!一発逆転とかって騒ぎじゃないでしょう!

割れ目ルールも結構すごいものがあるなぁと思ったけども、このドラルールよりはおとなしいな・・・と思いました。いやはやビックリさ・・・。


しかし、ガッツ石松の麻雀の打ち方はやはり面白かった・・・。ミラクルだよあれは・・・(笑)。ちなみに解説は「割れ目〜」よりも、テレ朝の方が面白かったです。ホント。言いたい放題で・・・。


う〜〜〜、麻雀やりたいよ〜〜!

関係ないけども、父が以前ワタシにくれた中国土産(仕事で行った)は、竹と牛の骨でできた、ホンマもんの麻雀パイでした。

いまでも宝物さ♪
でも、盲牌しにくいんだよね・・・あれ(^^;)しちゃだめだけどさ(笑)



2003年01月01日(水) 謹賀新年♪

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします〜♪

というわけで、年があけましたな〜。
相変わらず年賀状は一枚もできてません。
おまけに3日からは仕事です。休む間もございません(^^;)

しかし、我が家はすでに正月に飽きてる感じで、すでにおせち関係も食べる気をなくしているファミリーです。
というのも、伊達巻なぞを売り始めている時期が始まると、年を越す前に先ず食べたくなってしまい、そしてその欲望のままに伊達巻だの錦玉子だのを食べてしまうのです。当然、栗きんとんなぞも・・・(−−;)
で、特番テレビなんかもすでに飽きているので、大体年始は大量のビデオを借りるんですが、それも観終え、なんともまぁ、まったりとした空気が流れております。

とりあえず初詣にはかなぴんと行ってきまして、寒い中で益々へんな病気をもらいそうな感じです。ちなみにおみくじは末吉(^^;)。
11月に箱根でひいたくじは大吉だったのに〜〜〜。

でもまぁ、スタートが末吉で、これから大吉に向けてあがっていけばいいかな〜?

そして父と二人でついつい「割れ目でポン」を観てしまい、マージャンがやりたくて仕方がない今日この頃・・・。


全自動雀卓欲しいなぁ・・・。
TVゲームも面白いけど、やっぱり人間相手のギャンブルの方が格段に面白い!!宝くじ当たったら、ラスベガスで豪遊したいわ〜〜〜♪

アトランティックシティで48時間カジノで過ごした若いころがなつかしい・・・。完全に時間の感覚が麻痺したもんな〜(−−;)
あ〜〜、やっぱりNYに二つ目の家が欲しいよ〜〜ん。

お台場あたりに合法カジノできないかな・・・・(ぼそり)。


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