It offers a cup of wine at common days!
x0000



 『NANA』

矢沢あいの人気コミックス『NANA』。
現在12巻まで。
2000万部突破という少女マンガでは珍しいブレイクぶり。
黒一点くんも気になっているそうな…(*;´д`)ゝ”

ということで、
家族に全巻おねだりして(爆)、読破してみた。
ほんとはやらなくちゃいけないことが
山のようにあるんだけどぉぉぉぉぉ
・・・_| ̄|○・・・はうぅ・・・毎度過ぎる・・・


主人公は 小松奈々と大崎ナナ。
性格が全然違う二人がルームシェアして、
繰り広げる恋愛とそれより上かもしれない友情のお話。
こんなに違う性格なら、一緒に生活なんて一週間もムリ
と思うのは、大人になりすぎ?

奈々は、子犬のように甘ったれで恋愛が全てという
ある意味女の子らしい女の子。
バイト先でも、必ず誰かに気があり、
恋人も、
既婚者、同級生の友達→恋人、憧れのアーティスト、ナナの友達
と、ほぼ切れることがない。
脇を固める男も、
どこか危い感じの男、15歳の美少年、ナイスガイな弁護士と
デーハー。
毎日楽しいだろうなぁ…(´▽`)

などと思うのは、当然読者だけで、
奈々本人は、お腹の子が誰の子かわからない有様。
そんな修羅場を中途半端に潜り抜け、
ビックネームのアーティストと結婚を前提に暮らし始める。
すごいよー 羨ましいっ!!(笑)
しかし、
顔もかわいらしく、スタイルもよく、センスよく、
料理上手、床上手な上、子犬系キャラ。
こんな女の子、誰でもゲットしたいのでは?

かたや、ナナは純愛路線一直線。
正統派の美人で、性格は男勝り。
奈々とはまったく違う。というか違いすぎる。
とは言え、
始終ぴーぴー泣いてる奈々より精神的には実は弱くて、
本人は過呼吸症候群だし、恋人もクスリやってるしと
脆すぎる二人の末路は、もう目に見えるようで。
ナナは、自分を追い詰めて死んじゃうんだろうなと推測。
奈々の友達であるほうがタイヘンのようで、
実はナナのが重い。

この漫画の魅力は、
人気のアーティストとつきあったり、
実在の場所とリンクした東京暮らし(調布…汗)をしたり、
メインの登場人物が全て美人・美形で、悪人ゼロ、
恋愛だけじゃなく、主軸には友情が…と、
所謂女の子の夢がそこかしこに鏤められてるという
ありえない甘々の状況の中だけれども、
奈々の等身大のズルさと弱さとしたたかさが
生身として伝わってくる
というところなのだと思う。
ナナのキャラだけでは、暗くておキレイな話となって、
一定ラインの読者しか増えなかっただろう。

なんてじゃなくて、
どの男がいいかと思いつつ読むのが正しいのかな。

となると、私はやっぱりノブ~w
純情で素直。しかも正しい感覚の持ち主なんて、
癒されるぅぅ!!
でも、すぐに飽きるかも…(笑)
レンは、B型の某氏を思い出させるからダメ。
とことん優しく、とことん冷たく、とことん脆く。
こんな面倒くさい人、いりません。
タクミは、よくも悪くも男らしいしビジネスマンだし、
男だったらこうなりたいと思わせるタイプ。
唯一尊敬できる相手かもしれないけど、
結局レイラとの関係をうまく処理できないで破滅する気がする。
ヤスは、クールじゃなくて実は不器用なだけだと(笑)
真の属性はレン側なんだしね。
シンは、苦手だなぁ…
10万円でどんなサービスしてくれるのか知りたいけど(笑)
ありがちな子供らしい歪み方がオバチャンには、最早面倒…。

まぁラストになるまでわからないけど
今のところ面白いゾ。

2005年06月22日(水)



 銀の流星

今はブクブクに太って見る陰もないフランケンくんだが、
昔(注:彼は現在25歳)はかっこよかったんだ
という話をよくする。

① スコア150~160
顧問が「ボーリングが得意で、2種類の球が投げられる」
という話をしていたら、
「ぼかぁ だいたいスコア150~160ですネ」
とフランケンくん。
今度、証明してもらうために、顧問招宴のもと
ボーリング大会が開催されることになった…(笑)

② フッションリーダー
Yシャツは、背中やお腹からはみ出たまんま
ベルトは、お腹の下
アンダーシャツを着ない
ネクタイは、襟からはみ出まくり
髪の毛は、ほぼ起きたまんま
という彼だが、高校時代は桐○でファッションリーダーだった
とのこと。
毎日、課長に、
「ちゃんとシャツしまえ」と怒られ、
最近は、髪の毛まで梳かしてもらっている彼からは
想像もつかない つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

③ 写真
フランケンくんは、大学3年を過ぎてから太り始めた。
しかし、就活時の写真には痩せていた頃の写真を貼り付け、
社報の新人紹介のコーナーにも、
その頃のお坊ちゃんお坊ちゃんした写真を掲載した。
だから、みんなすれ違っても、それが彼だとは誰もわからない…。

④ 銀の流星
車が好きなフランケンくん。
今はアルフェスタに乗っている。
「学生の頃は、"銀の流星"と呼ばれていたモンです」
そのあだ名、どう…なの…? (´-ω-`)

彼の逸話には事欠かない。

2005年06月20日(月)



 『フォーガットン』鑑賞

原題:The Forgoten
監督:ジョセフ・ルーベン
出演:ジュリアン・ムーア、ドミニク・ウェスト他

あらすじ(ネタバレ):
14ヶ月前に起きた飛行機事故で失った息子の死から
未だ立ち直れない主人公。
ある日、家の荷物や写真、ビデオテープから
その息子の存在が消えた。
精神科医と夫は、息子など最初から存在しなかったと言う。
図書館で調べても飛行機事故の記事はない。
息子はいたと頑なに信じる彼女は、
同じ飛行機事故の遺族である男のもとを訪ねるが、
彼もまた記憶がない。
記憶を取り戻させた彼女は、彼に助けられ追手から逃れ、
親子の絆というものの強さを調べるために
記憶操作や子の拉致などを行っていた男と
その男の上司格の宇宙人から息子を取り返す。

感想:
まず、英語をそのままカタカナにするという風潮、
どうにかならないのかなぁ?
ガットンさんが何かされちゃう映画だと思ってたよ、ずっと(笑)
映画見てやっと「忘れる」の過去形だと思い出した…(^▽^;)
ところで…
『シックス・センス以来、もっとも衝撃的なスリラー』
というキャッチに踊らされたのは、私一人ではあるまい。
楽しみにしてたのに・・・_| ̄|○・・・はうぅ・・・
"話に"じゃなくて、"キャッチに"騙された。
まったく、ふざけんなってオチですなぁ(´ー`)y━~~
いや、オチでも何でもないか。
途中から、それが宇宙人の仕業だってバレバレだし。
出産の記憶から消してもダメ、妊娠の記憶からあるから、
わが子の記憶は消えないのよ!甘いわ、宇宙人( ̄‥ ̄)=3
って話だよね、これ…。
妊娠の記憶から消しても、子作りした記憶があるから…
子作りの記憶から消しても、男と出会った記憶があるから…
とか延々言いそうだよ、このお母さん…。
記憶を失った他の母親たちと主人公との違いがわからない。
父親は論外っていうのもどうなんだかね? 母は強し?
宇宙人にブンってマンガみたいに空へ飛ばされた人、
かわいそうだけど、傑作。
ここだけは面白かった。
あと、飛行機会社社長の存在の意味は?
話の中に彼がいなくても全く問題ないような。
結局、この映画のどこに衝撃を受ければいいんだろう?
私という観客を置いたまま、映画は勝手にハッピーエンド。
素直に母子ものとして宣伝して欲しかった…。
まぁ、母子ものとしても面白いとは思えないが、
サスペンスとしてはもっとどうにもならんっ!( ゚Д゚) 金返せ!!

お薦め度 ☆(←UFOとか宇宙人とか好きな人に)

2005年06月14日(火)



 フランダースの犬

今月末に、幼稚園児のいる友人宅へ泊まりに行くので、
『フランダースの犬』のDVDを持っていってあげよう
と思い立つ。
我ながら名案じゃないかと自己満足に浸りながら、
自己満足の極みに、レーベルまでせっせと自作していると、
参考として検索したジャケット(最終巻)の絵に、
ふと手が止まる。
ネロがパトラッシュとともに小首を傾げて、絵を見上げている。
この1カットを見ただけでも、涙が…

ん・・・? 待てよ?
これって、ルーベンスの『聖母被昇天』じゃん?!

「パトラッシュ、ボクは見たんだよ
一番見たかったルーベンスの2枚の絵を…!」
アベ・マリアが静かに流れて。
『フランダースの犬』の最高のクライマックスシーンだ。
し・か・し!
ネロが最期に見たのって、
ルーベンスの『キリスト昇架』と『キリスト降架』でしょう!
最終巻のジャケット、違うじゃーーーん!!
ま、いいけど・・・w

ところで、このアニメ、子供向けの名作と言われて久しいけど、
子供に何を伝えたいアニメなんだろう。

倹しく暮らし、正直と善意で物事にあたってきても、
周囲は冷たく利己的で不信な人間ばかりで、
日々の糧にもついには困ってしまう有様。
最後の望みを賭けた得意とする分野においても結局勝てずに、
失意の中、生活拠点も失って当所なく彷徨う羽目に。
しかし、偶然にも見たかった絵を見ることができ、
それをマリア様に感謝しつつ、凍死。

こんな話から何を学べと?

大人は信じるな?
貧乏人は金持ちに勝てない?
人生はしょっぱいんだぞ~?
どんなに辛くとも人を恨むな?

誰か正しい主題を私に教えて…_| ̄|○

2005年06月11日(土)



 たかが あひる色

わが部は、某社から転職してきた人が多い。
また、得意先も某社関連の所が多い。

この部に異動になるにあたって、
人事本部長からは
「あの部は、うちの会社のカラーがないんですよ(*^-^)」
人事部長からは
「あそこさー、反体制的なんだけど、
お前自身、反体制的だから、バッチリ合うんじゃん?w
ダメだぞ、同調しちゃ~( ^∀^) むしろ止めないと!」
と言われたくらい、特殊なところらしかった。
本部長が廊下ですれ違う度に
「大丈夫?」
と聞くのは、このことを意味しているのかもしれない。

んーな たかが
 同業他社の あひるのストラップ
を全員携帯につけているくらいで

んーな たかが
 同業他社の あひるのぬいぐるみ(お腹押すと叫ぶ)
が部屋のそこかしこにあるくらいで

んーな たかが
 同業某社の あひるのクリアケース
を全員いろんなバージョンで持っているくらいで

んーな たかが
 同業他社の あひるの卓上カレンダー
を全員利用しているくらいで

んーな たかが…(以下略)

ゴタゴタ言わなくたっていいじゃんねぇ?w

2005年06月06日(月)



 『オペラ座の怪人』鑑賞

蓼科エクシブで只今上映中!なのは、この映画デス。

監督: Joel Schumacher
製作: Andrew Lloyd-Webber
製作総指揮: Paul Hitchcock、Austin Shaw
原作: Gaston Leroux
出演: Gerard Butler、Emmy Rossum、Patrick Wilson他

あらすじ:
コーラスガールのクリスティーヌは
ファントムというオペラ座に巣くう姿無き男に指導され、
歌姫として開花する。
クリスティーヌは、
恋人ラウルを人質にとってそれを脅しに使ってまでして
自分と結婚させようとするファントムに幻滅し、
警察に追われたファントムは、オペラ座の奥深くに逃げて行く。

感想:
最近見た映画の中で『2046』に勝るとも劣らないツマラなさ。
ミュージカルの不朽の名作である『オペラ座の怪人』を
映画という手法で、
どのように鮮やかに色づけしていくのか?
舞台にはない空間的広がりをどこで活かすのか?
舞台にはある生の臨場感をどこで補うのか?
期待して見たものの、
なんだよー 舞台で見た時のが全然良かったじゃんんんん(-ε-)
という具合でしかなかった。
とりあえず、前半なんかは眠くて失神しそうだったヨ…(´ρヾ)
唯一の救いは、Emmy Rossumが私好みの美人だったこと!!
それだけだったね。。。。

お薦め度:☆☆

2005年06月04日(土)
初日 最新 目次 MAIL HOME



My追加

日記才人日記リンク日記の森