It offers a cup of wine at common days!
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 新しい部署の仕事の引継ぎ

異動先の前任者が、体調不良で今月いっぱいで退職してしまう
ということで、30〜31日にかけて業務の引き継ぎを受けに行った。

「前任の方が作ってくださった『引継ぎ書』がありますので、
それに沿いながら、説明したいと思います」
3ヶ月で退職することになった彼女の前の担当者は、
新卒で入社し、翌年には寿退社してしまった子だ。

手渡された『引継ぎ書』をぺらりとめくると、
 1.電話の取り方
 2.受発信
などと書かれている。
入社2年目の女の子が、伝えなければと思う"業務"なのだろう。
派遣さんも、生真面目にそのあたりから読んでくれる。
「まず、会社のキャッチフレーズを言って、
会社名と部署、その後に個人の名前を言うんです」
「はーい」

まともに聞くのも飽きるので、
派遣さんのプロフィールなど聞き出してしまう。
彼女は、
前にいた会社ではコールセンター業務に携わっていたが、
そこは一般職の女の子でも全国転勤させる会社で、
彼女も、四国のどこかから数年前に横浜に異動になり、
今期、コールセンターを沖縄に作って、そこで人は新規採用する
いうことなったので、全員クビを言い渡された
という話をしてくれた。
うちの会社より鬼人事じゃのぅ…(((( ;゚д゚)))アワワワワ

そんな彼女は、
前の会社の優れたDBを扱うことに長けてはいたが、
普通のPCの扱いは、とても苦手だった。
「A列のデータを値でコピーし、C列にもってくる」
という『引継ぎ書』に書かれた一行に、
手書きでの捕捉が10行以上もついていて、
「このあたりは、とても難しくて、
実は私、いまだによくわかっていないんです(^▽^;)
わからないことがあったら、××さんに聞いてください…」
と苦笑いしていた。
よく見ると、
引数込みの数式の列の値をコピろうとして、
散々苦労したのだろう
やる度にマニュアルに書き加えたらしい痕があった。
私の置いてきた事務マニュアルなどは、
「本シートの入力ソースは、
××の××に保存されている確定データ××にあり…」
と書いてあるだけで、
A行のデータはどれとか、コピーの仕方などは書かれていない。
今更ながら、不親切だったのかも!?(笑)

そんなこんなで、PC関連はマジ苦手なのでと説明を端折られ、
「夏のお茶は、ペットボトルのお茶ではダメで、
お湯出ししたものを冷やして作っておく」
だの
「新聞は、朝何時にどれとどれを持って行き」
だの
「回覧用封筒は、開封後、線で消して新規の行に部印を押す」
だの
秘書的業務について、詳しく学させていただいた。

・取締役と顧問の世話
・部内の秘書的業務
・データを貼り付けるだけの簡単なPC作業
が、この部での私の業務の全てらしかった。

こんなん、タフな人が必要なのか?

毎日 ぜってぇ タルいって…(;´д`)

2005年03月31日(木)



 異動になったわけ

今年(2005年度)の定期異動は6月までない
という話を私は知らなかった。
事務センターにいると、そういう部分は天国耳になっていく。
だから、蓋を開けてみて、
部内異動以外で4月異動になったのは、なんと私だけだった
というのには、驚いた。

日比谷に赴くと、まずは人事部長が待っていた。
「いやぁ〜さ〜 実は呼んだの、オレなんだw」
この部長とは、
同じプロジェクトに参加してから、なぜかウマが合ってしまい、
今ではお互いデブだのアホだの言い合う仲になっていた。
「××部長に、体がタフで辞めない人が欲しいって
希望言われちゃってさー、
思わず、お前薦めちゃったw
ほら、見るからにタフそうじゃん、このへんとか!」
腹を掴む。
「金融会社の人事部長自らがセクハラ!!
って、マスコミに垂れ込む!」
腹を掴み返してやる。
「お前が言うとさぁ 自分を女として意識してるみたい。
気持ち悪りぃよ〜 ブハハハ≧∇≦」

そんなところへ、人事本部長(取締役、のちの常務)が来た。
「で、今回、呼んだのは…」
急にまじめになる部長。
その変貌ぶりは、まるでマンガのようだった(笑)
「異動ということももちろんあるんだけど」
「はぁ…」
「あなたが"毎日3時に帰っている"という話が出ていて、
人事では調査しなくてはという話になった」
急に意外な展開となる。
「はぁ? 3時ぃ!?」
ということは、これって懲罰委員会かリストラ異動?
あまりなアホな話に
「どしてまた、そんな半端な時間に帰るんですかね?」
と、思わず聞き返してしまう私。

しっかし アホな噂にしても限度ってない?
「そもそも、私の席って一番奥の窓際ですよ。
帰るとしたら、全員の目の前を通って出て行くしかない。
目立ちまくっちゃうんですが。
あまりにバカバカしすぎますね。
隣の席の人でも誰でもいいですよ、
確認していただければ、即座に判明するんじゃないんですか。
毎日3時に帰っているかどうか」
取締役の前だというのに、
呆れかえっていた私は、繕うことなく言った。
「まぁ 誰がそういう噂を流したかは、想像ついてます。
常に人を貶めていないと気が済まない人っているじゃないですか、
昔から私が気に食わなくてイロイロ言ってきてますからね。
最初は「あれはデート服だ。けしからん」とかいう話だったかな(笑)
そういうな可哀相な人を相手にするのもバカバカしいんで
放置していたんですが。
まさか人事まで真に受けて動くとは…( ´Д`)」
「いやー 一応、本人の口から確認したくて!」
心底ほっとした調子の部長。
急に背筋が伸びて得意げになる。
なんだよ? そんな噂信じてたのかよ?

取締役はニコニコとして聞いていたが、
その件について決着がついたと見るや否や、
次の会議があるからと消えてしまった。
取締役がいなくなって二人きりになると、部長が言った。
「今の話を確認するために、わざわざ来てたんだよっ」
「ひぇ〜( ゚Д゚) つーことは、かなりマジにとってたん?
ありえなー
んーなの、うちのK(今いる部の部長)が見逃すハズないじゃん」
「だよなぁ(笑) あいつの性格じゃありえないよな。
でも、話が出ちゃったからさ、
人事としては仕方なく動かなきゃてことに…」
「日比谷ってヤダねー 敵が多くってぇ」
「俺は信じてたよ? そんなことするわきゃないって」
「調子いいー」
「だって、新しい部に推薦したのだって俺だよ?
だから、ちゃんとやってくれよぅ?」
「さーて どうしようかな。
ほら、3時に帰らなきゃならないしw」
とりあえず、人事の本部長に
偏狭な執着心を持っている者の存在をアピールできて、
私にとってはプラスの会合になったのかもしれない。

「最近寂しかったんだよねー 話し相手いなくって
良かったよ、戻ってきてくれて」
「わー 職権乱用だわ、そりゃ!
セクハラと合わせてで、こら、飛ばされ決定!だ。」
「店舗、行きたい〜」
「人事に女の子いっぱいいるじゃん」
「みんな すんごい大人しくてさぁ
××(私)みたいに、ウルサイのいないんだよねっ!w
会話なんて全然ナイナイ(-_-)」
「うわー そら、柄じゃないねぇ ( ^∀^)ゲラゲラ」
「今度、飲みに行こうよ」

こんな異動の決め方でいいのか?
つーか
異動時に懲戒に関わる話するのってどうよ?

2005年03月30日(水)



 今年の昇格者

今年度の昇格昇級の発表が人事よりあった。

昇級ゼロ、昇格も10人もいない
という異例の少なさだったが、
その昇格も、事務センターの人間だけという不思議な状態だった。

不思議なことに、
会社の重点目標の1つは「残業削減」であるにもかかわらず、
この一年でかなりの残業をしてきた人だけが昇格していた。
というか、
極端な残業魔で周りから白い目で見られていた人だけが、
チョイスされている。

そのうちの一人で、
今回、非管理職から管理職になった黒一点くんは、
「昇格減給だ〜 これは嫌がらせだぁぁ」
と泣き叫んでいた。
彼は素直だった。
残業代のために残業していたことを隠そうともしていない。
代わりに、3時頃から5時頃までのデスクでの瞑想タイムがあり、
隣りの席の女の子も、最近は呆れるのにも飽きたと言っていたが、
これからはそれもなくなり、
彼は定時に帰るようになるのだろう。

また、別の人は、誰にも仕事を渡さないため、
当然のごとく、毎日残業になっていた。
「忙しくて引き継げない」
「引き継がなかったら忙しいままだし、誰も知らないのは困る」
そう他人と揉めたことは数知れなかったが、
その人などは一般職トップの昇格を遂げた。

かたや
残業時間の削減を
業務の効率化を成功させることで推進したチームは、
解体するほどの人員の削減という仕打ちを受け、
そのチームの先輩は、残業魔と同位だったが、
年上であるにもかかわらず、彼女より下となってしまった。

今枝本部長
あなたは本当にクズですね。
いっぺん 死にさらして下さい。
真剣にお願いします <(_ _)>

2005年03月24日(木)



 異動でました

本屋が1軒もないという悲惨なとある下町にある
事務センターに異動になって、早2年半。

最初は、場所の不便さで(-ε-)ブーブーだったものの、
家からは電車で15分ほどの近さである上、
古巣の部署に戻ってからは、
実務の実権をあっという間に掌中にし、
政治的な問題が発生した時だけ部長を表に立たせ、
配下の女の子たちにはチヤホヤして、
いつも愉快なハーレム暮らし!!
という心楽しい王様状態だったので、
最近は、全く文句なくこの過疎地に通っていた。

そんなところに、突然今日、
有無を言わさぬ調子で部長から別室へ呼び出された。
いつもなら、こちらの都合に部長の予定を合わさせるのだが(笑)、
なぜか今日は声に切迫度があって、
思わず気押されて、のこのこついていってしまった。

「突然なんだけどね?」
おぉ?きたか いよいよリストラ!?

「××さん、総合職として日比谷に異動の内示が出た…」

そっちか!!
ベースアップ(お昼代程度の)の話だと思ってたのに。

しかし、"総合職として"と念を押すいうことは、初の店舗勤務か。
(わが社は本社も日比谷にあるが、別に支社も日比谷にある)
「前任者が今月いっぱいで辞めてしまうので、
引継ぎに今月末の2日間来て欲しいということなんだ。
で、4月1日から完全に体も向こうという話が総務から来ていて…」
「はぁ? 今、何日だと思ってるんですか?
数日で全ての引き継ぎや業務の再分配ができるわけないでしょう。
それは部長もよくご存知のはず(←厭味)」
「それはわかってるんだよぅ(TдT) 俺だって言ったさぁ」
「今、新体制に変わったばかりで、
その対応も終わっていないんですが、誰がやるんですか?」
「後任はもらえない…どころか…ごにょごにょ…」
「ほぅ…( ̄。 ̄) うちのチーム、純減ですか。
残業ほぼゼロまでに纏め上げてきたら、その仕打ちがコレ?
××さんみたいに、理由なくたくさん残業するべきでしたワ」
「…まだ内々示なんだ。みんなには内緒にね?」
「無理です。
業務の再分担の話を全員で煮詰めなくてはなりませんので」

ということで、チームに話を持ち帰る。
全員が、たちまちどんよりした。
これからは、チームの立場が悪くなる上抱える仕事量も増える。
最大数の担当店舗を抱えていた私の業務の再分配は難しかった。
しかも、部長のごにょごにょが、
次に出る一般職の内示のことだとは容易に想像がつく。
つまり、まだ他にも人は減るのだ。
「××さんがいなくなっても、どうしようとか思うのに、
もしこれで××さんまでいなくなったら、絶対辞めます」
派遣でもうこのチームで5年以上も勤める有能な女性が呟いた。
彼女がいなくなったら、実質うちのチームは崩壊する。
重い雰囲気の中、
とりあえずの担当を、22時過ぎまで全員残って決めた。

それから数日後。
他人が携わったことのない特殊業務を引き継ぐために、
チーム全員を召集した。
過去になんとなく触ったことがあると言う正社員に期待したが、
テストしてみて一番理解していたのは、
やはり例の派遣の子一人だった。
しかし、その人でも一人でやって行くには、かなり無理があった。
それでも、役員は言うのだ。
「事務なんて、引き継ぐ時間など必要ないはずだ」
それは、事務システムが完璧に構築されていて、
今日入ったバイトの人でも直感的に理解できるインターフェイス
を持ったデータベースシステムがある会社の話なんじゃない?

部長に引継ぎきれないと文句を言ってみたところ、
「そのヤル気は新しい部署で使って」
と、頓珍漢なことを言ったので、一気にやる気を失った。
チームのみんなに、その部長の言葉をそのまま伝え、
「部長命令もあるし、異動先のことだけ考えることにするワ」
と、その日は仕事はせず、丸一日荷造りに精を出した。
その日の夕方に、今度は一般職の異動の発表があり、
うちのチームからベテラン2名と契約社員1名が減り、
代わりに1名が他のチームから来ることがわかった。

翌朝、会社に来てみると、
先輩とデキル派遣の子が席にいなかった。
また、別の派遣の女の子は泣いている。
「どうしたの?」
「不安なんです…」
デキル子はショックでお休み、
先輩は程なくしてトイレから帰ってきたが、
どこからみても、泣きはらしたばかりなのがバレバレだった。
8人チームで、4名を出し1名入れる という異常事態に、
チーム全員が動揺しまくっていたのだった。
いつも大人しい、たった一人の正社員となってしまう女性も、
「すごい不安です…昨日もイライラして夫にあたっちゃいました」
と重圧感から顔色が悪い。

以前に、40才以上の女性が全員リストラされた時のように、
また、このチームの事務は、めちゃくちゃになるだろう。
しかし、それでも会社は続く。
めちゃめちゃでも何とかやっていけるものなのだ。
それを前回の大量リストラ時で学んでいた私だった。

しかし、女の子の涙には勝てなかったりする。
それから丸2日。
文字通り一睡もせずに働いて、
1ヶ月かけて仕上げようと思っていたものを
突貫で、何とか形を見られるまでに仕上げた。

そんな朝の日差しが目に眩しすぎる私のそばに、
部長は誉めるどころか迷惑であるかのように、
朝一にやってきて、泊まって何をしていたのか聞いてきたので、
逆に聞き返した。
「私が何をしていたか、おわかりにならないんですか?
仕事を把握されているなら、
業務のプライオリティ、わかってますよね?
今、至急に必要なものは何でしょう?
そもそも デイリーで業務は動いているって知ってますか?
本部長への言い訳にヒアリングの事実作ってるだけ
じゃないんですか?」
「そうじゃないよ! 人事がうるさいから…」
「あぁ、人事のほうへの言い訳でしたかw」
疲れていたので、当然言葉もグンとソフトになる。
実務をしていない奴らなど、寄生虫でしかない。
現場の女の子たちの業務のクオリティがダウンしないよう、
精一杯守りたかった。
(でも…突貫だから多分不具合だらけで、ゴメンね)

ここまでしかできなくてごめん。
みんな 頑張ってね!!
きっと戻ってくるから!
(いらないって言うなよぅ…)

2005年03月23日(水)



 人気企業ランキング

ランク王国を見ていたら、
「人気企業ランキング」をやっていた。
そこらへんのおねーちゃんに聞いたランキングらしい。

10位「エルメス」
理由:高いから

「楽天」
パソコン売ってるのかなと思ったら、
インターネットとか野球とかやってて幅広いんですね

「JAL」
理由:パイロット金もってそう、スッチーかっこい

「パナソニック」
正式名知ってますか?の質問に、ソニー…?

1位:「ソニー」
理由:やっぱ世界のソニーだから

すんごいなぁ…
日本の未来も明るそうだ。

2005年03月20日(日)



 ホリエモン vs フジ・ニッポン放送連合

ほんとは、どっちが勝つかどーでもいいんだけど。
でも、どっち応援するかって言ったら、
やっぱ 平成の信長こと ホリエモン でしょ!!

自分の地位を守ることだけに必死で
株主なんざ当たり前、会社自身の利益すら無視しまくって
新株発行とか焦土作戦とかアホなことばっかりしようとする役員、
大株主に対して批判文書出すクレージーな従業員、
フジに残りたいかなんてアンケートしてしまうバカな子会社、
どいつもこいつも、抜本的に脳みそ改革したほうがいいって。
そんな奴らの平均年収が1300万円(39歳)と聞くと、
敵意すら抱けるわ。
そんなにイヤならその会社辞めろ!!

また、それに賛同する政治家もアホ全開で恥ずかしい限り。
公共性のある企業を金で買収しようとするのは
いかがなものか だと?!
株・式・会・社 なんだよ!!
イヤなら、国有にでもしとけ。
つか、もしもフジがなくなったとしても、別に困らないし。
株式会社でない金融機関をドコドコ潰していって、
国民に迷惑かけまくった癖に、
今更、ただの一企業ごときに何を…

TOBに応じ、市場価格以下でニッポン放送株を売却した会社も
バカ過ぎ。
逆に、自分の株主に訴えられてんのw

ということで、ガンバレ。ホリエモン。
理は君にある。

2005年03月17日(木)



 老化・・・?

最近、手からぽろぽろ物を落とすようになった。
特に、
ビデオのリモコンを、何度も床やパソコンの上に落とす。
こんなに落としたら、
リモコンはいざしらず、パソコンが壊れるのではないか
という思いを抱いた時、ようやく気づいた。
5回に1回くらいは落としてるって、落としすぎじゃない?
ずっと持ってるわけじゃないのに…。

もう手に力が入らないほど、耄碌しちゃったのかな?
それはいくらなんでも、ちょっとばかし早いんじゃないかぁ?

2005年03月16日(水)
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