悔しい - 2017年05月10日(水) 思えばママは、四つ葉のクローバーをお守りにするような人ではなかった。 占いとか、お守りとか、まったく信じてなかった。 強く、気丈にふるまっていた。 一度だけ弱ったママを見たことがあった。 ママが弱くなることに免疫のないわたしは、どうすればいいのかわからず戸惑った。 クローバーをお守りにするくらい、毎日毎日、つらかったんだろう。 わたしはその当時、まだまだ子供で頼りなかったし、病んでもいた。 今なら、少しは強くなったし、判断することができたはず。 助けてあげられなかった。 そもそも、助けを求められなかった。 悔しい。 ...
|
|