Just for today !
re-invention



 チャンスを逃してはいけない

時間を工面して,母校へ。
まずは,学校付近の馴染のお店で焼きそばを。
いつまでも変わらないお姉さま方から,
母校を愛して止まない話をたくさん聞かせていただく。

講演をお願いした同級生の話を聞く。
業界と御社位置を数字で示し,
突っ込みどころ満載の話なのだが,
こういう話は高校生には難しい。
距離感の微妙なズレが,反応を鈍らせていく。
難しいものだ。

最後の質問もほとんど手が挙がらず,
教員からの質問で,少しだけ盛り上がる。
「チャンスを逃してはいけない。」
「チャンスは何度もあるわけではない。
 それを手にできるかどうかで人生が変わる。
 何が何でも,しがみ付いてでもという思いで手にすべきだ。」
ご自身の高校・大学時代の成功と,
もう一息で手にできなかった栄光を振り返る言葉は,
さすがに説得力がある。


人と人をつなぐためには,
心の外濠と内堀をどう埋めるのかが肝要。
ちょんせいこさんのお話が思い出された。
情景を映像モードで再生できるような話が出てくるといい。
そこまでの距離を埋めるやり取りを意図的に行うことができた
前回の修学旅行の手法の有効さを,改めて強く感じた。

自身も,生き方の密度を上げなければ。
そういう思いから,facebookも再開することに。




2010年10月26日(火) 2つの部屋しか通らない
2008年10月26日(日) いい顔で
2007年10月26日(金) 問いの連鎖が始まる
2006年10月26日(木) 相乗効果で
2005年10月26日(水) 自信から確信へ
2004年10月26日(火) 虹は二次曲線!?


2012年10月26日(金)



 発信すること

ここに発信する習慣がなくなって,ずいぶんになる。
発信していないから,言葉や思いに冴えが見えず,
たまに発信しようとしても,
書きこむ自分の言葉の拙さが見えてきて,続かない。
とはいえ,授業を振り返る自分のサイクルを持つには,
ひと踏ん張りして,拙くても発信を続けることだと気づいた。

まだまだ前に進みたい。


2010年10月21日(木) 本格的に比例を
2007年10月21日(日) やりたいことの半分も
2006年10月21日(土) 生徒の本気を引き出すこと
2005年10月21日(金) スタンドアップに勇気
2004年10月21日(木) 迷いの中に


2012年10月21日(日)



 当たり前観を覆す

今日もボール落下の授業を2クラスで。
予想させると,2秒以上と予想する生徒ばかり。
この当たり前感が覆されるのも面白いもの。
二乗に比例することの凄さがここでも見える。



2010年10月19日(火) 若者の成長を見るのはいいものだ
2007年10月19日(金) 攻める姿勢
2006年10月19日(木) 一瞬のステージに
2005年10月19日(水) 方程式でも通分を
2004年10月19日(火) 学校ぐるみでの取り組み


2012年10月19日(金)



 3年ぶりのボール落下

いろいろなことがあった大きな一日。

授業は変化の割合を求める問題。



そして,3年ぶりのボール落下の授業。
初任者が見守る中,バタバタしながらの展開。
ボールを10m落下させるのに,
どのぐらいかかるのかを予測させる。

こちらの思うところは伝わったか?
こんな大胆な授業では,いけなかったかな?
繰り返していく中で,こちらが当たり前と思ってしまうことが,
実は当たり前でないことを指摘され納得。
ボールとセンサーからの距離が,グラフでは逆転することを,
もう少し丁寧に扱うべきだったか。

それにしても,何度やっても,
y=4.9χ^2の数式で表せることの美しさ。
実証実験は,次回のお楽しみ。

2010年10月18日(月) まとめきれずに時間切れだけど
2007年10月18日(木) 感謝して
2006年10月18日(水) まだ見ぬ未来の自分に向けて
2005年10月18日(火) 至福の時間
2004年10月18日(月) 数式化は難しい?


2012年10月18日(木)



 授業の在り方

計算問題を解かせた後は,
ここでの定番問題を解けるようになる授業。

まずは変化の割合。

ここまでくると,変化の割合の意味や価値も見えてくる。
ボール落下の変化の割合の意味あたりを,問題化できると,
問題解決的になるのかも。
でも,やはりそれでは結論が見え見え。
結局は,問題解決的な授業ではなく,
解説してあとは,生徒に演習させる流れ。
これで力がつく生徒は限られているが,
それ以外を刺激する方法が今のところない。

こちらは,変域を求める問題。
変域について,Voyageでもっと遊ばせればいいのだけれど,
それを許してくれる時間はない。


2007年10月17日(水) 合唱発表会で
2006年10月17日(火) 生徒のハートに火を
2005年10月17日(月) 事前検討会で
2004年10月17日(日) 秋の休日


2012年10月17日(水)



 磨くべきセンスは

まだ体調は本調子ではない。
ユンケル錠剤の力を借りてなんとか3時間授業を進める。
今日も投げたボールの軌跡を数式化する授業
動画をクイックタイムでコマ送りし,チョークでプロット,
さらに方眼をプロジェクターでかぶせて座標上にしていく。
こうすれば,頂点を原点にすることもたやすい。

読み取った天から数式化するだけのことで,
前時までの授業内容とそう変わらないはずなのだが,
何を勘違いしたのか,y=aχに代入していたり,
数値が大きいので40の2乗を160にしてみたりと,エラーも多い。
班ごと数式化させた結果を,板書し比較する。

こうして板書を見ても,放物線の美しさを感じる


数式化するには座標が読みやすいとうれしいが,
読みやすい点があると全部の班が同じになってしまい面白くない。
比例定数は19/300や1/24など,分数になるのだが,
小数にして比較しないと,違いがどのぐらいあるのかも分かりにくい。
こういった数量感覚,センスを多くの生徒は持っておらず,
ただ数式が出れば満足してしまう。
本当に磨くべきはこういうことなのかもしれないのだが。

また,読み取って求めた数式が正しいかどうかを,
GRAPESで表示したいのだが,座標を合わせるのに手間取り,
時間内に見せることができないのは残念。


2011年10月15日(土) 熱くなれない寂しさ
2010年10月15日(金) 対話が生まれる授業へ
2007年10月15日(月) 『わかった』で座らせるな!
2006年10月15日(日) 市民大会で
2005年10月15日(土) 大会前日も
2004年10月15日(金) いいものはいい


2012年10月15日(月)



 熱が出てダウン

久しぶりに熱が出てダウン。
やりたいことはあるのだが,思いだけでは動かない。
午前も午後もひたすら寝て過ごす。

2010年10月14日(木) 班ごとに質問していくのはいい
2009年10月14日(水) 待てないということなのか
2007年10月14日(日) 市民大会
2006年10月14日(土) 大会前の練習試合
2005年10月14日(金) 人を動かす難しさ
2004年10月14日(木) 魔法の杖


2012年10月14日(日)



 味付け一つで

グラフから式を求める問題を解く授業。
4回目ということもあって,なかなかいい感じ。
課題そのものは当たり前のことなのだが,
味付け一つで授業は変わり,深みのある学びが生まれるもの。


そして,投げられたボールの運動を数式化する授業

軌跡だけでいいと割り切れば,
数値そのものは違ってもOK。
GRAPESとの連動には時間がかかり残念。

2010年10月12日(火) 不等式・比例式
2007年10月12日(金) 疲れの出る週末も
2006年10月12日(木) やれることをやらなければ
2005年10月12日(水) 久しぶりの道徳
2004年10月12日(火) 後期始業式


2012年10月12日(金)



 時間と気持ちの余裕

グラフから式を求める問題の授業。
これを元に,次回のボール運動を式化するベースを作る。
玉置先生のご著書の流れを参考に,
教科書にある①のグラフの式がどれかを,3人の生徒に訊ね,
どうしてそうなるのかをスタンドアップで広げ発表。


グラフの見方を確認し,選択問題ならではの求め方を。
その後は,座標から比例定数を数式で求める方向に。
単調になりがちな問題演習も,奥行きが出ていい。
残りの20分は問題を4人組でひたすら解く。

別のクラスは,Voyageで楽しむ。




2乗に比例する関数の領域を超えて,
切片を加えたり,3乗に比例する関数を描いたり,
こんなことをやれる時間と気持ちの余裕がほしいもの。

2010年10月10日(日) 「学びの共同体」を学び直す
2009年10月10日(土) 学ぶ者だけが
2007年10月10日(水) 本当の強さを
2006年10月10日(火) グラフで示す
2005年10月10日(月) 連休最終日
2004年10月10日(日) 検索サイトから


2012年10月10日(水)



 見方を磨く

昨日の疲れもあるが,気分的にはかなり前向き。
こんな日に始業式があって,区切りになるのか。

授業は,いろいろな2乗に比例する関数の,
式(比例定数)と表とグラフの関係を言語化。


見方がいろいろあるけれど,つなげてとらえられるかどうか。
知識だけでなく,見方を磨きたいもの。

左は書画カメラで表をプロジェクター提示,
黒板ではグラフ黒板でグラフを
右は電子黒板でGRAPESを提示というぜいたくな環境。

もうひとクラスは,簡単な確認の後,Voyageで
グラフを描かせてみる。















2010年10月09日(土) 何をしたら喜ぶか
2008年10月09日(木) 覚え書き(オランダで考えたこと)
2007年10月09日(火) 後期スタート
2006年10月09日(月) 繰り返される過ち
2005年10月09日(日) 楽しさのある練習
2004年10月09日(土) 台風の中


2012年10月09日(火)



 龍谷大での授業

龍谷大で数学教育を志望する大学生相手の授業。
こういう機会を与えてくださることに心から感謝。
次の時代を支える若者に語ることで,自分の今が見えてくる。

今回は,Voyage+距離センサーではなく,
デジカメでボールの動きを数式化することをメインに。
とはいえ,授業の肝となるプロジェクターについて,
読みが甘かったことで失敗。
方眼が読み取れないのでは,数式化できるはずもない。
中学生の授業同様に,
形状だけ放物線であることの確認でもよかったか。




夕方から娘とさらざんへ。
店主のしげぞーさんは,松本へ行っているとのこと。
FaceBookをやめているので,細かな情報が入らない。
油断せず緊張感を持って,一期一会に思いを込めなければ。


2010年10月08日(金) ストレスの少ない
2007年10月08日(月) 達人の技に
2006年10月08日(日) この時代に生まれて
2005年10月08日(土) 練習試合に
2004年10月08日(金) 前期終業式


2012年10月08日(月)



 人の心を動かす力 安藤忠雄

どうしようかと悩んでいたのだが,思いきって大阪国際会館へ。
憧れの安藤忠雄さんの講演にギリギリ間に合う。

大胆に,自分の思いを語る安藤さんの主張には,
人の心を動かす力がある。
手書きでメモした言葉を連ねてみる。

可愛がられて育つから,自分で考えない人を育てている。
塾で学んで一流大学へという日本の志向は,ほとんど絶望的と言っていい。
豊かになってきてこのままいくと思っているが,それは大きな間違い。
原点から組み上げることをしてこなかった。
一本道のエリートを育てて,内向きだった。
外向きでないといけないのに。はっきりモノを言う子を育てたい。
モノを組み立てる子と,記憶だけで育てられた子,どちらがいいのか。
リーダーシップ=責任だ。
せめて3日に一日ぐらいは,「今日は感動した」という授業がほしい。
人生は答えがない。
暗記していくだけだから面白くない。
お金ではない,自分は想像力で物事を解決してきた。
あるものを生かし,無いものを作る。
精神の栄養は,好奇心。

サイン本を購入。
10年かけて,木を育て,人を育てる取り組みにも納得。
光の教会や,naoshimaの美術館も一度訪ねてみたい。


後半のシンポジウムは・・・・。
コーディネートのむずかしさを感じた。

2010年10月07日(木) 速さの問題2時間目
2007年10月07日(日) ネットデイフォーラム2007 inよこはま
2006年10月07日(土) 広島論文発表会1日目
2005年10月07日(金) 一次式の世界
2004年10月07日(木) 楽しく遊べるように


2012年10月07日(日)
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