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re-invention



 機器のよさを生かして

ipadを使っての2時間目。
二等辺三角形の底角が等しいことの証明のいろいろを,
三角形の分割線の引き方から考察する。


操作の手順や方法を見せるためには,
ipad画面をそのまま映すよりも書画カメラで投影した方がよい。
今使っているのはMimio viewという製品。
サイズが小型であること,USBケーブル一本でパソコンと接続でき,
AC電源が要らないことが何よりありがたい。
フレキシブルなカメラとLEDなど,これはなかなか便利な製品だと思う。

授業としては,黒板に書くスペースも必要で,
マグネットスクリーンを使用した第1時の板書は窮屈。
画面の見やすさからいっても,電子黒板で授業をしたい。
そうなると,Mimio viewの機能を生かすためにも,
ワイド画面のパソコンも欲しくなる。

次の時間は,新採の先生と教頭先生も参観。

見られていると,ここの生徒は緊張してしまう感がある。
もっとリラックスできるといいのだが。


それでも,ipadを操作するあたりでは生き生きと活動。
なんだか図形をいじっている感じがいいのだろう。

合唱コンクールまであと2日。
どのクラスにも緊張感が走るはずなのだが,
そういうことにどこかでブレーキを掛けている生徒もいて,
リーダーがどこまで何が出来るのか。
担任は最も苦しいところ。

2010年10月31日(日) 理想の授業は?
2008年10月31日(金) 4人組の学び合い
2007年10月31日(水) アサーションの授業研で
2006年10月31日(火) 学年発表で思うこと
2005年10月31日(月) 人が人として育つために
2004年10月31日(日) ハーバードリーム


2011年10月31日(月)



 見えなかったものが見えてくる

昨日の授業の余韻を感じつつ早朝に起床。
11月22日の研究授業案をなんとか形にする。
この学校だから出来ることに,ようやくたどり着いた感がある。
平行四辺形の授業を,ipadを使って普通にやろうと決断する。

今日は担任が休暇で,道徳を代打で。
クラス合唱の「旅立ちの日に」の歌詞を問う。
まずは季節と時刻。
全員に順に発言させるのも,なかなか難しいけれど,
こういう普通のパターンが,
今の彼らには必要なことなのかもしれない。

そして今日もipadを使った授業
二等辺三角形の2時間目。
前時の振り返りカードが面白いが,
いろいろなことを言わせてからでは進まない。
三角形の分割線のいろいろを書かせてみて,
さらに,ipadで操作させる。


垂線,中線,角の二等分線,垂直二等分線
これらが一致するのは,二等辺三角形のみ。
どんなことが分かるのかを,言わせる余裕はなく,
操作させながら,見せたいものをこちらが語っている。
まあ,それでもいいのかな。
証明の時間は短く,出来たかどうかは難しい。
振り返りカードを見て,今日も驚きの内容。

いろいろな三角形の関係について,語っているもの。


図形の性質について一般性に触れているもの。

変化の中で,見えるものがいろいろあるのだろう。



週末もやらなければいけないことがいくつもあって,
さあどうしたものか。



2010年10月28日(木) 「ぼくもその中に入りたい」 y=0χは比例か?
2007年10月28日(日) 自分の授業観も
2006年10月28日(土) 荒削りながら
2005年10月28日(金) スタンドアップの真価を問う
2004年10月28日(木) 涙のステージ部門


2011年10月28日(金)



 生徒に操作させることで

いよいよipadを再び使い始める授業に入る。
二等辺三角形の授業の第1時。
二等辺三角形の定義と性質の分離を,
今までは作図と,作図ツールの動く図で理解させようとしてきた。
今回は,それをipadを使って生徒に操作させる。
もちろん,こちらの意図通りだけではなく,
三角形をつぶしたり,一点に集めてしまったりと,
お約束のお遊びを始める生徒もいるのだが。
そんなことのために時間を費やす価値があるのかと
これまでは思っていたのだが,
生徒の様子を見て,価値があることを実感。
振り返りカードでも思わずたくさん写真を撮る。





見せるだけでは,わからないものがあるのだけれど,
操作している教師は分かったつもりになってしまう。
やってみないとわからないことに,気がつかない落とし穴がある。

11月22日の公開研究授業でも,この路線でいくことを決意。
自分の中でも何かが変わり始めた感じがうれしい。

2010年10月27日(水) 板書をするタイミングは
2007年10月27日(土) 幸せな時間
2006年10月27日(金) 輝き学級発表
2005年10月27日(木) 聴き取る力
2004年10月27日(水) キャッチボールの軌跡の美


2011年10月27日(木)



 アントキノイノチ

娘が急に読みたいと言った本のデータを送る。
便利な世の中になったものだ。
どうせならと,ipadで読もうとするが,
データのやりとりが意外に手間で,
Dropboxなどいくつかのネット上の保管場所をつなぐ。

自炊したものをipadで読んでみると,なかなかいい。
ついでに,とあるキャンペーンを利用して,
初めてネットブックを購入。
京都のガイドブックを2冊と「アントキノイノチ」。
いくつかの伏線が最後につながっていく。
重ねていくディテールの確かさもあって,
気がつくと一気に読み切ってしまった。
小説を読むのは本当に久しぶり。


クラウドコンピュータに
時代が動き始めていることを感じさせるあたりはさすが。
アップルの戦略にまんまと乗っている感じ。

2010年10月23日(土) 読売教師力セミナー
2007年10月23日(火) 借り物をそのまま拝借して
2006年10月23日(月) 生徒が出来る授業を目指して
2005年10月23日(日) 秋晴れの一日も原稿書き
2004年10月23日(土) 生徒の研究にワクワク


2011年10月23日(日)



 何かか変わる予感

来週からipadを使って授業が再開できそうで,
そのための準備をいくつか。

ICTの使い方として,今までは,
①スクリーン上で見せることで簡単に理解させること。
②操作させることで,創造的発展的な学習の手がかりに
と考えてきた。

今回は,これまでとはかなり違った使い方を試みる。
見せるだけではわからない。
基本的で簡単なことも,操作させることで,
理解が深まり,授業に参加できる生徒が増えるのではないか。

授業自体はきわめて普通の流れになる。
でも,何かが変わる予感がする。

2010年10月22日(金) 諒解に達すること
2007年10月22日(月) 二つの直角三角形
2006年10月22日(日) 指導が確立していない
2005年10月22日(土) 幸せを感じない不幸
2004年10月22日(金) 静岡テクノロジー活用数楽研究会


2011年10月22日(土)



 それでも挫けずに

昨日作ったプレゼンにもう一度手を入れる。
3枚でという指定だったが,動機と利点を入れて結局4枚に。
わずかな枚数で伝えるのはとても難しい。
まだまだ修行が足りない。

今日は市選抜バスケットの試合を応援に。
選ばれた彼女は本当にいい表情。
名前をコールされてから,
ダブルクラッチのドリブルシュートを見事に決める。
選抜メンバーとあって,それぞれが自分の技量を試し,
思い切り,切り込んで勝負していく。
得意のロングが早い段階で一本決まれば,
その後の展開もずいぶん違ったことだろうが,
「たら・れば」は,勝負事では禁物。
それでも挫けずにシュートを打つ姿勢は立派。
そういう場だから学んだことも多いだろうが,
それを本人から聞けないのが残念。
応援メンバーにもたくさん会えて,うれしい限り。


午後は,進路関係のワークシートづくり。
高校の情報について検索していくと,変化が見えてくる。
レイアウトや解答づくりなど,気がつくとあっという間に夜。

2007年10月16日(火) 明日を控えて
2006年10月16日(月) 生徒の力で
2005年10月16日(日) 緊張する機会
2004年10月16日(土) ガリレオ体験


2011年10月16日(日)



 熱くなれない寂しさ

午前中は卓球の応援に。
多くの生徒が一回戦を突破。
1つ勝だけでも,ずいぶん自信になることだろう。
いつもと違う表情を今日も見る。
自分が指導している部活がないというのは,
多くの生徒の姿を見られる楽しさはあるものの,
熱くなれない寂しさがある。(贅沢な話なのだが。)

午後から,提出書類とプレゼンづくり。
この秋からprincipalになったジェイソンのサイトを,
電子辞書片手に少しだけ読み進める。
マイケルジョーダンの話を引き合いに出して,
自分の学校をどう運営するのかなど,
彼の教育観やカナダの教育事情が垣間見えてくる。
自分の語学力がネックとはいえ,
教師としての教育観や指導などについても
交流をすべきだったと思うと,
なんとなく過ごしてしまった時間が惜しい。
今さらだが,彼のサイトを読むことを通して,
英語の文化圏からも学んでいこうと思う。




2010年10月15日(金) 対話が生まれる授業へ
2007年10月15日(月) 『わかった』で座らせるな!
2006年10月15日(日) 市民大会で
2005年10月15日(土) 大会前日も
2004年10月15日(金) いいものはいい


2011年10月15日(土)



 ipadを使い始めたが

ipadをはじめて授業で使ってみる。
4人で1台。


指で自由に図形を動かせるということだけなのだが,
それでも十分楽しむ生徒達。

飯島先生が話されていた,
グループ同士の顔が近づき,
対話がはじまるきっかけになるというのもいい。
複数の点を同時に自由に動かせるのも,
これまでのパソコンではできなかったこと。

ところが・・・,
ネットワークにつながらないものが出てしまい頓挫する。

担当者に聞くがわからず,すぐに対応してもらえないようで,
しばらくは使えないことに。
なかなか難しいものだ。





2007年10月04日(木) 当たり前が違いすぎる
2006年10月04日(水) 当たり前と思っていたこと
2005年10月04日(火) 久しぶりのVoyageも
2004年10月04日(月) 「君とみた海」のストーリー


2011年10月04日(火)



 ひび割れだらけの手で

週末があるのはありがたい。
自分をリセットすることができる。

午前中はバスケットの試合を見に,体育館へ。
教室では見えなかった生徒の性格や秘めたものが見える。
激しいものを持ってゴール下に切り込む生徒や,
何としてもゴールをするのだと,派手なプレイをする生徒。
何をしていいのか分からずに,
狭い視野でボールという名の責任をパスしてしまうする生徒も。
顧問はどんなことを思っているのかな?


久しぶりに散髪へ。
シャンプーがとても丁寧で,いつもの何倍も気持ちがいい。
セットの時もシャンプーされた方が付いてくれたので,
「シャンプーがとても丁寧ですね」と思わず声を掛ける。
そして,ドライヤーを持つ彼女の手を見て,
思わず言葉を飲む。
おそらく20代の彼女の手は,
冬でもないのにひび割れだらけ。
あまりに痛々しいその手で,
あれだけ心を込めたシャンプーをしてくれていたことに,
驚くと同時に,どんな思いなのかを聞いてみたくなった。
残念ながら,そこで担当が代わり,
彼女は再び他の客にシャンプーすることを指示され,
話をすることは叶わず。

あの手で,夢をつかんでほしいものだと,心から願う。
でも今,どんな夢を描いているのだろうか。




2010年10月01日(金) 最近の工夫
2007年10月01日(月) 良さを示す
2006年10月01日(日) 生徒に応じて
2005年10月01日(土) 10月
2004年10月01日(金) 放物線の美しさ


2011年10月01日(土)
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