Just for today !
re-invention



 渾身の思いを込めて

午後からは今年最後の岡本先生宅での勉強会。
年末も押し迫ったこんな日でも、
自分達の実践を受け止めていただく場を設けていただき、
ありがたい限り。

自分は鏡に映る高さの実践を持参。
岡本理論には少し遠い実践で申し訳ない限り。
「なぜ反比例になるのか」という生徒の問いを
今まで以上に追うことが出来たことを報告。
また実験値に最後までこだわるのではなく、
途中から作図ツールでの仮想実験に切り替えるべきだという
実感を話す。

土屋先生はいつもながらに、岡本理論を突き詰めている実践。
「問いの質を高めるにはどうしたらいいのか」
という自分も追っているテーマをきちんと追いかけた内容。
荒削りながら、
渾身の思いを込めて授業されていることが伝わってくる。
まだまだ甘く、軸足を生徒の発想に置いていない自分を感じる。
「創造的な力を伸ばしたい」という願いはまだまだ遠い。

岡本先生の最終講義を、なんとか聴きたいもの。
上手く日程をやりくりできるといいのだが。

2007年12月28日(金) 家族で
2006年12月28日(木) Grapes3Dに感激
2005年12月28日(水) 部分にこだわると
2004年12月28日(火) 作図ツール検定!?
2003年12月28日(日) 卵を10個割ったら次は・・・


2010年12月28日(火)



 人間の骨格ができるとき

都大路を走る高校駅伝を中継するテレビを見る。
どこをどう走っているのかがよく分かるようになった。

思いがけず、遠い親戚に当たる方がみえ、たくさん話を聞く。
機械製作の会社畑から、学校の事務長・理事長へ。
教育についての根幹を持っている方。
言葉の端々に、具体を伴った経営手腕を感じる。
「高校時代は、人間の骨格が出来るとき
 いかに生きるべきかを本当に考えるときであってほしい」
「論語の素読と、スクワットを毎日せいとにやらせている」
「中学校がもっと丁寧に面倒を見てくれないかと思う」

目の前の障害を恐れて、
やれば出来るはずのことを、まだまだやっていない自分を感じる。


2009年12月26日(土) 熱意の賜物
2007年12月26日(水) 贅沢で濃密な1時間
2006年12月26日(火) 雨の一日
2005年12月26日(月) 義母の葬儀式で
2004年12月26日(日) 富士山を見に
2003年12月26日(金) 出来るようになりたいと強く思う事


2010年12月26日(日)



 断捨離

この冬、「断捨離」「自炊」という言葉を知る。
今の自分にこそ必要なこと。
ScanSnapをフル活用して多くの書類を廃棄。
これを始めると、いい裁断機が欲しくなる。
昼前に学校へ。
やらなければいけないことをいくつか進めておく。



2009年12月25日(金) 角の二等分線の性質
2007年12月25日(火) 3点から等距離にある点
2006年12月25日(月) 統合的な理解を目指そう
2005年12月25日(日) 恵みの中で
2004年12月25日(土) GC活用研究会in小牧
2003年12月25日(木) 思いを形にする難しさ


2010年12月25日(土)



 亡き父を思い出し東山へ

娘を見送り、コーヒーを入れ、今日の段取りを考える。
まずは、結露の激しい西の窓を二重化すること。
光が入らないと朝も分からないだろうから、
アクリル板のようなものを購入するためにホームセンターへ。
アクリル板は高価で、大きさも足りない。
代用できそうな薄型の断熱材を発見。
荷造りテープや、隙間テープも購入し帰宅することに。
気になっていた和菓子のお店にも立ち寄る。

窓の二重化はまずまずのでき。
せめて暖かい空間であることを願う。
その昔、父もこんな思いで自分を送り出していたのだろうか。

昼過ぎになり、丸太町まで歩く。
堀川通りには面白いお店がいくつもあるもの。
バスで東山へ向かい、久しぶりの霊山歴史館。
当館設立に関わった松下幸之助という人物の大きさも改めて知る。
歴史の中で、限りある生を精一杯全うしようと生きた志士たち。
その隣にある、二次大戦での戦没者を祭るいくつかの碑。
激動の時代を生きたもう一人の主人公、
明治天皇の人となりについても知りたくなる。
参道の石碑は昭和14年の日付。
どんな思いで、この碑は作られたのだろうか。


2009年12月24日(木) 本当の意味での探求
2007年12月24日(月) もう一つ上の段階に
2006年12月24日(日) 本気で生徒を育てる姿勢
2005年12月24日(土) 区別できないものか
2004年12月24日(金) 失敗の発想の幅
2003年12月24日(水) リフレッシュ


2010年12月24日(金)



 大学での授業

今日の授業展開が気になり,早朝に目が覚める。
昨夜完成させたはずのプレゼンにもう一度手を入れながら,
短時間で自分の今の授業らしきものをどう体験していただくのかを考える。
まとめていくと,今の自分は5つの構成要素を使っていることが見えてきた。

①音声計算カード(愛教大 志水廣先生)
基本的な処理能力や知識を徹底してトレーニングし,身につけさせる。
②学びの共同体的授業形態(東京大 佐藤学先生)やスタンドアップ方式
「生徒全員のわかった」を目指し,人間関係をより良いものにしていく。
③授業振り返りカード
生徒の問い等を日常的に評価し紹介することで,生徒の問いを持つ力や数学的にものを見る目を培う。
④ICT機器の積極的活用
簡単にできることは簡単に見せて,授業効率を上げる。
現実の問題に数学を積極的に活用する。
生徒にも機器を活用させ,生徒が積極的に問いを持ち・追究する土壌を育てる。
⑤生徒の問いを軸とした「生徒が数学する」数学(常葉大 岡本光司先生)
生徒の創造的な力(問いを持つ・問いを追究する・法則を見出す・活用する)を伸ばす。

5つ全部を紹介するのは時間的に無謀だと思いながらも,
紹介したい授業風景写真や授業風景ビデオクリップを確認し,
参加体験型の授業にすることを考える。

昨夜購入したパンで一緒に朝食をとり,娘を送り出す。
娘も昨夜は深夜までプレゼンを作成していたのだが,
元気に出て行く姿を見て,少しだけ安心する。

せっかくなのでご縁のある西本願寺付近を散策。
これだけのお堂を構えているということは,
戦国の大名とも対等に張り合うだけの気概があっただろうことが,
十分に想像できる。
10:00からちょうどお勤め(?)があり,
本場で南無阿弥陀仏の唱名念仏を聴く。
弥陀の本願に全てをすがるというこの一途さ。
この時代の日本人のすさまじいまでの思いは,
今の時代でも十分に通じるもの。
でも残念ながら今の時代に,そんな人物はなかなか現れない。

伝統ある龍谷大の大宮学舎で大西先生と落ち合い,
授業会場のあるへ瀬田キャンパスへ案内していただく。
チャイムの音楽が四弘誓願なのは、さすがに仏教系。
でも、大学生は四弘誓願を知っているのかな?
なかなかの規模のキャンパス。
20年の年月を経ているとは思えない外観。
直前にグラフ電卓が思うように動作せず焦るが、
これまでの経験から何とか対処。

授業教室へ移動。
簡単に自己紹介をして,まずは距離を縮めることから。
県の授業づくり研修会を始め,
これまでいろいろな場面で授業をさせていただいていることが
役に立っていることを感じる。
質問をあらかじめいただておいたことが好反応に。
1/3ぐらいの笑顔のある反応に助けられて,
音声カード,スタンドアップ方式などの持ちネタを
実際に体験していただく。
大学ではあまり行われていないであろう,少人数でのやりとりに
戸惑いと動揺を見せながらも,
何と参加していただき、その感触を味わっていただく。
積極的に関わってくれる学生さんもいて,とてもいい雰囲気に。
単なる受験勉強だけでは,人は育たないことを改めて感じる。
話をしながら,ここぞという場面で
ハンドサインを上手に出せるようになりたいと思ったりもする。
ラスト30分でボール落下の実験。
これまでにVoyageにさわったことがあるとのことで,
時間一杯でなんとか終了。
内容盛りだくさんで,最後に質問や感想を書く時間が十分とれず,
申し訳なく思う。
これからの日本を背負う彼ら彼女らの生き方に,
ささやかでも迫ることができたかどうか。

貴重な機会をいただいたことに心から感謝。
できなかったことへのフォローもしなくては。

2009年12月23日(水) 積み上げてきたもの
2007年12月23日(日) 当たり前ではないことに
2006年12月23日(土) 第4回GC活用研究会
2005年12月23日(金) 表情から
2004年12月23日(木) 親の思うようには
2003年12月23日(火) 無限のバリエーション


2010年12月23日(木)



 休日に

コーヒーミルを換えて、朝起きる楽しみが一つ増えた。
蒸らし段階での豆のふくらみ方が違うのもうれしい。
豆の持ち味をクリヤーに引き出す優れものだが、
同時に豆の特性がわかりすぎる怖さも感じる。

中学校の「評価規準作成のための参考資料」をようやく発見。
11月30日に出されていたとのこと。
いろいろな方の思いが詰まっているのだろうが、
見方考え方については、本当にこれで良いのかと思う。
単元別に、あらかじめ決められているものなのだろうか。

溜まっている日記を数日分書き進める。
(これを書くのは禁じ手か?)

さらに、大学生からの質問を分類し、
23日の授業を少しだけプランニング。
刺激的な内容もいくつかあるし、これに答えるだけでも時間はかかるが、
数学的な授業をしてみたいと思う。

「学校事務職」というプランを、京都の池田先生のサイトで知る。
なるほど、分業していくのならこういうところからだろうな。、
宿題点検をその場でしていただけたら、どんなにいいかと思う。

ネット上で情報を得るようになって何年になるのだろう。
せっかく校内パソコンには全てアクセスがあるのだから、
「いいことみつけ」のイントラ版を作ってみようかと思う。
本当はこういうことに手を染めてはいけないのだろうけれど。

タイヤを交換して、冬の準備。
今年は何回活用する機会があるのだろうか。


2009年12月12日(土) 時間がいくらあっても
2008年12月12日(金) 4人組でじっくりと
2005年12月12日(月) 大事なことを忘れてしまうのは
2004年12月12日(日) 構造的な欠陥に
2003年12月12日(金) 計算ができなかったわけ


2010年12月12日(日)



 盛りだくさんの一日

基礎テストの合格率は9割を超える。
前回よりは大幅UPで、満点も約2/3とまずまずの結果。
とはいえできなかった生徒を、どこまでどうしたらいいのか。

1時間目はスクープ写真の道徳を。

初任者のクラスで基本形の授業を。
自分の言葉で登場人物の信条を語る
前向きに生徒たちに支えられ楽しい時間。
自分を振り返る後段の発問を、後悔した経験に限定したが、
そうでないものも並列するべきだったか。

線対称から入らない展開なのだが、
これまでの流れから対称軸などの話も出てくる。



たこ型や対称性でつなぐのは、やはり難しい。

そして、プロフェッショナルの話。
各クラスに担任がゲストを招いての授業。
それぞれが、本当に思いのある方を連れてきていただく。







営業のサラリーマンから古本屋店長に転職された方。
今年看護師になられた方。
来年から教職に就かれる方。
オーラのある方々から、力のある話を聞く。
そんな経験が、生徒を変えることにつながるはず。

2009年12月10日(木) これはどうでしょうか
2008年12月10日(水) 音楽の力
2005年12月10日(土) 積もる仕事を
2004年12月10日(金) 楽しく仕事を
2003年12月10日(水) 2年選択でTI92を使わせてみる


2010年12月10日(金)



 たこ型では・・・

垂線をコンパス2回と3回で。
コンパスを使う回数が少ない方がいいのに、
なぜ2回だけではないのかという疑問が出るクラスも。
これを次の話につなげていきたい。


とはいえ、コンパス2回はその理由を説明するのが難しい。
3回だと、等しい半径で描けばひし形。
ひし形なら、生徒にとっても落としどころがある。


とはいえ、たこ型だととても難しい。
三角形の合同、線対称・・・いろいろなことを言うが、
それだけでは、まだまだ遠い。

コンパスでやったことを黄色の囲みで、
結果として導かれたものを、矢印で示していくことに。





2009年12月09日(水) アイディアが広がると
2005年12月09日(金) 学年合唱を披露
2004年12月09日(木) 聞き取る力
2003年12月09日(火) さあ!もうひと勝負


2010年12月09日(木)



 エンドレスで見せるアイディアは

朝は基礎テスト。
前回よりは合格率が上がっているはず。

平面図形の3時間目。
冬休みの課題についての話をする。


デジMATHでは、エンドレスで描き方を見せてくれるコンテンツ。
こういうアイディアを誰が考えたのだろうか。
繰り返すことで、見えてくるものがあるのかもしれない。
垂線の描き方は2種類。
円の対称性でこれを示すことが本当にいいのか。
2年生の図形の論証につなげるステップを、
もっと真剣に考えるべきではないかと思う。
チャレンジ問題として、通る一点が直線上にある場合を考えさせる。


もう一クラスは、平面図形の2時間目。

2009年12月08日(火) 今日も紙を折る問題
2008年12月08日(月) 地曳先生のメールから
2005年12月08日(木) 探していた答えは自分の中に
2004年12月08日(水) データ分析力
2003年12月08日(月) 力を発揮していない?


2010年12月08日(水)



 生徒に新鮮な平行線の描き方

平面図形の2時間目。
明日の計算基礎テストのための練習があり、授業の進みはゆっくり。

直線二本でできる平行線と垂線。
平行線は意外に描ける生徒が多くてうれしい。
でも、それを直角でないところで使わせると、
それだけで生徒には新鮮な驚きがあるよう。
そして、垂線の作図。
コンパスで描かせることの面白さがここから始まる。
理由をどう説明していくのか。
今回は仮定と結論に分けて、説明してみたいと思う。


授業の少ない次のクラスでは、少し駆け足で。
合同な三角形をコンパスで描かせる話を飛ばしてしまった。

2009年12月07日(月) 紙の三等分に
2005年12月07日(水) 誰もが大事な存在だから
2004年12月07日(火) 数学の力,恐るべし!
2003年12月07日(日) 本を読む習慣を復活させよう


2010年12月07日(火)



 平面図形の授業

今週から平面図形の授業に入る。


黒板左側にスクリーンを貼っているので、
板書は右側からスタート。
図形の話は、例年この直線と線分の違いからスタートしている。
今シーズンは、作図にこだわってみようと思う。

遅れているクラスは鏡にうつる高さのラスト。

データが大きく違うものを棒磁石で隠す。
でも、そうされた班は辛いだろうな。
データからも比例定数を見いだすのなら、
実験を途中で作図ツールにすべきだったかと反省。

2005年12月06日(火) じっくり向き合う
2004年12月06日(月) エクセルとにらめっこ
2003年12月06日(土) 今の自分は・・・


2010年12月06日(月)



 振り返りカードから






























先週で比例反比例の授業を終了することにする。
授業振り返りカードをピックアップ。
クラスによる差は大きいが、
自分たちで発見があったクラスでは、充実した内容。
学びを振り返っての指針が書かれているものもある。
そんな余裕(余韻)を持たせる授業にしなくては。


2007年12月05日(水) 思いがけず
2005年12月05日(月) 本気で思う強さ
2004年12月05日(日) 問いが生まれる醍醐味
2003年12月05日(金) 統合的にとらえる力を育てたい


2010年12月05日(日)



 相似な図形の性質で

昨日、データから関係に迫れたクラスの授業。
今度は図形的に見て考えさせる。
作図ツールを使って変化を見せて、
壁~鏡と、鏡~人が同じ時、見える高さ=目の高さという
あたりまえのことに気がついてくる。
そこを手がかりに、図形的な関係に気がつく生徒。


「どんな三角形?」という問いに「同じ形の三角形」
相似という言葉を出して、比の関係に持ち込む。
比例式を出すとあとは気がついた生徒が一気に説明。

もう一クラスはGRAPESを使ってここまでの復習。

反比例のグラフの美しさと性質が、
こうやってたくさんの残像を表示することで見えてくる。

2007年12月03日(月) サッカーゴールの見える角度
2005年12月03日(土) 危機感だけでは
2004年12月03日(金) 生徒のおかげで
2003年12月03日(水) 挑戦することは楽しい


2010年12月03日(金)



 相似な図形で・・・

そろそろ今週でこの授業を終えようと思い、
データからの解析ができそうにないクラスは、
一気に図形の問題として考えさせる。


限られた時間ながら、
比例式を扱っているので、相似な図形を元にした説明も
今までよりも入る感じ。

このクラスでは、
データから比例定数の関係に気がつく生徒が出る。


そうなってくると、謎解きは面白い。

2009年12月02日(水) 後悔の中で
2007年12月02日(日) 自分を磨く時間を
2005年12月02日(金) 元には戻れない
2004年12月02日(木) 第二回学力調査
2003年12月02日(火) いいこと,気になること


2010年12月02日(木)



 少しだけ足踏み

いよいよ12月。
体調も昨日よりは持ち直す。



このクラスのデータも、
ここから何かを読み取れない感じ。

データの信憑性を高めるため、再実験をさせたりして、
少し足踏み。
限られた時間の中、本当は、進みたいけれど、
生徒の足取りを意識しないと、面白さを味わえない。


2007年12月01日(土) 「感謝」とはほど遠く
2005年12月01日(木) テストを採点して
2004年12月01日(水) 生きているということ
2003年12月01日(月) 雨・雨・雨


2010年12月01日(水)
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