Just for today !
re-invention



 Voyageで大きな数を代入して

朝練では,肩胛骨の動きを意識した放り込み面と
素振りのスピードにこだわる。
限られた時間の中,前半の体操を簡略化したい。

授業は,マッチ棒で数学しようⅠ

数え方が様々あるのは楽しい。
ムキになって取り組む生徒達。
逆スタンドアップの動画を今日も撮影。

続きの授業は,前時デジカメ撮影したものに再度書き込むスタイルで。

まずまず見えるのが有り難い。
そしてVoyageを活用する。

ワークシート画面と書画カメラの画像を,
ダブルスクリーンで対応したが,
こうなるとプロジェクターも2台欲しくなる。
書画カメラは10年以上前のものながら,解像度は優れている。
Voyageでは数値を計算させるだけだが,
代入する形式の方が良かったかも。

Voyageを使うことで,
生き生き活動する生徒もいる。
「すげー」「おー」と声を上げる生徒。
文字式の本質に迫ることは
できていないかもしれないが,
正方形が371個や2716個など,
とんでもない場合の
マッチ棒の数を求めることが,
感覚的にでもできれば
いいのではないかと割り切る。
生徒同士の自然な会話もいい。
二人に一台を使える幸せ。
2年前に科研費で購入したものだが,
公立中学で,常時使える学校は
少しは増えたのだろうか。
使いこなすにはコツがある。
面倒な部分も当然あるが,生徒の順応性は凄いもの。

放課後は職員会議。
夏休み前半に家庭訪問あり。体力・気力が持つのだろうか?
生徒の情報を共有化する手だてがほしいもの。

遅れて部活へ。
基本をみっちりやった模様。
もっと打ち込みや技練習に時間を割きたい。
コーチの磨く面技を身につけさせたい。
先週の負けを越えられる練習になっているのだろうか。
腰を痛めた生徒は今日も素振り。

職員室へ戻り,SCと打ち合わせ。
夏の研修会について相談と依頼。
さらに,秋の授業研について。
絵本を使うこと,VLFという聞き慣れないスタイル。
さっそく購入して勉強しなくては。

仕事をかかえて帰宅するも,暑さと疲れでダウン。

2005年06月30日(木) 予定通りにいかないときに
2004年06月30日(水) 自分との対話


2006年06月30日(金)



 自然な流れ

朝の清掃は,道場だけでなく体育館1Fに広げて。

正負の数,最後の授業。

最後に,守備範囲を広げて問題を解くことを教える。
これができでば,社会や理科は随分できるようになる。

文字式の導入は,昨年度同様フレームの天井写真から。

今年購入していただいた書けるスクリーンが,
大きいサイズでよかった。
プロジェクターで十分ワークシートを提示・活用できる。


スタンドアップのよさは,
互いの立場が明確なこと。
だから,自然に話が始まる。
知りたいと思う生徒と
伝えたいと思う生徒。
グループで話し合う場合だと,
そこからまずは明確にしなくてはならない。
わからないというのはなかなか難しい。

生徒は学ぼうとしている,
知りたい,わかりたいと思っている。
わかった生徒は伝えたいと思っている。
当たり前のことを,生かさなかったのは,
「教師が関わらなくては」と
思っていたからか。
突破してしまえば,こんなに凄い手段。

夏の日数教の日程が届くが,
何とワークショップとダブルブッキング。
これでは,どうしていいのやら。
さっそく事務局宛にメール。

Voyageを活用した研修会についてもメールあり。
自分の時間を増やしていただき,有り難い限り。
あれもこれも紹介したいが,やれることは限定されている。
実際に活用する中でしか,伝わらない。
ワークショップも,スタンドアップを活用しようかな。

2005年06月29日(水) 伝われ この思い
2004年06月29日(火) 選択授業4回目


2006年06月29日(木)



 こういう意見を待っていた!

朝の練習は,細かいフットワークが上達。
全員で闘うチームに近づきつつはあるが,まだまだ。

道徳は「小さな勇気」

前段の発問は2つ。
「重そうなお婆さんと通り過ぎるまわりの人を見たときの私の気持ちは」
「とても幸せそうなおじいさんの笑顔を見ていたときの私の気持ちは」
後段の発問は
「小さな勇気を出すことができた・できなかった経験と
 その時の気持ち,今の気持ちは?」
基本型のスタイルでも,
ぐいぐい本音に迫ることができるようになってきた。

正負の数最後の授業が2クラス。分配法則がメイン。

デジMATHの活用もごく自然に。
それにしても分配法則の問題が,教科書の章末にも,
まとめのページにもないのはどうしてなのか。

文字式の第一時。

今までは模造紙を使っていたものを,
プロジェクターで。

正方形の数からマッチ棒の数を求める方法を,
考えるのも説明するのも,生徒は本気で取り組む。
逆スタンドアップを活用していくと,
活躍する生徒が増える。何本か動画で撮影。

分配法則の導入の問題でユニークな意見が出る。

大円の中の円が,3つや4つでも,同じことが言えるのでは
こういう意見が出るのを待っていた!
数学の面白さと深さを堪能。生徒のすごさも。

部活は,前後の動きからの打突。
間合いがまだまだ見えない生徒が多い。
互いに短く教え合う姿は板に付いてきた。
生徒同士の関わり合いで,強くなれるのが実感できるといいが。

初任者と,道徳について話をする。
校内夏季研についての職員会議の資料を何とか作成。

2005年06月28日(火) 見てもらうと,気になるところだらけ
2004年06月28日(月) 人は変わる


2006年06月28日(水)



 ケイタイとの付き合い方

朝の練習への集合状況がいまいち。
思いのズレを感じるが,もう待ったなし。

空き時間に,昨日変更を求められたプレゼンを再度見ていただく。
昨日は言い過ぎたと思われたのか,随分フォローしていただく。
気配りが,今の自分にはかえって辛い。
過去のスケボーの事例を挙げて
「携帯を持たせるだけの指導力が保護者になければ,
 持たせるべきでない」
という話を結論に。
メディつきの話とはちょっとずれるけれど,
明確な結論が見えると,話もしやすくなる。

授業は計算練習と分配法則。

計算練習を10分間。スタンドアップでない時間もいい。
その後,GCLを使って「小円の円周+中円の円周」を求める。
最初から線が太いのはプレゼンにはうれしい。
でも,線の色はどうやって変えるのだろうか?
多様な問いが出てくるといいなあと思いつつ。


第5時の授業参観は,スタンドアップのねらいの解説も。
目指していることを説明すると,保護者も納得するもの。
分配法則のイメージは,やはりこのタイル図がいい。
説明がいつもより長いが,まあいいか。
その後の練習問題では,スタンドアップで生徒の活動を見ていただく。
明日から転入してくる生徒の保護者とも対面。

そして特設の第6時は,格技場にて,
生徒と保護者前に,メディアとの付き合い方付き合わせ方講座。
プロジェクターの移動や
セッティングに手間取るが,
校長の助言もあり
すっきりした内容に。
昨日起きた誘拐事件を
ケイタイから読み解く入りはなかなか。
途中でNHKの
「ケータイ社会の落とし穴」も見せながら。

プレゼンは5画面にしたが,一画面の文字情報が多い。
もっと端的なプレゼンにして,要所でまとめる画面とすべきか。
遅くなった学級懇談にも多くの方が残っていただきありがたい。
学級の様子を話す。
どこまでどう話せばいいのかは,なかなか難しいところ。

終了後,息をつくまもなく部活動へ。
短時間でも,本気で関わることが次につながる。
切り札と考えていた生徒の故障が発覚。
今週末の大会に向けて,さあどうなるのか。

2005年06月27日(月) 久々のVoyage
2004年06月27日(日) 大会まであと3週間


2006年06月27日(火)



 自己満足に過ぎない

早起きをして,明日の保護者会資料を再確認。

今年は,教科部会が時間割の中で位置づけられている。
通信票の観点の言葉を検討。
言葉を検討するだけでなく,本質を検討したいもの。

授業は,いよいよ正負の数の終わり。

分配法則のイメージをタイル図で説明する。
分配法則という言葉ではないが,
計算の工夫として,小学校でも扱っているはずだが,
どのように扱っているのかを確かめていないことに気づく。
教科書の問題を説明しながら解き,
そして,スタンドアップで分配法則の問題を確認。
教科書では,分配法則について十分な時間と記述をしていない。

計算練習を10分と,GCLを使っての分配法則。

GCLで,線の色を変えることはできるのか?
まだまだよくわからない。
図が動いて,それでも変わらないものに言及できる生徒もいる。
どこまでそれが広がるのか。
広げるやりとりを学びたいもの。

第5時の学活はテストの反省。以下の3点を書かせる。
①計画の立て方は具体的だったか・先の見通しを持てたか
②今回のテストで頑張ったこと。
③テスト以降,改善されていること
後半は,花屋さんの仕事のビデオ。
このシリーズのビデオをもっと録画しておくべきだ。

保護者会資料はメッタ切り。
「こんなのは自己満足に過ぎない」
「画面は5つにせよ」
プレゼンの在り方の根幹にも関わる話。
まだまだ修行が足りない。
放課後,慌てて手を入れる。


少しずつ夏らしくなり,暑さから体力が持たない。

2005年06月26日(日) 強い思い
2004年06月26日(土) 学べることに感謝


2006年06月26日(月)



 課題ははっきりしている

早朝から練習。
今日は3校を招いての練習試合。
限られた時間の中,コーチの動きはさすが。

5人組での総当たりのランキング戦。
後半は団体戦形式。
課題ははっきりしている。
攻め手相手を出させてそこを決めるパターンがないこと。
受けた後,次につなげられないこと。
いいムードの練習試合になる。
「今にこだわれ」という講評も心に染みる。

帰宅後,メールをいくつか。
メールを書きながら,判断にぶれのある自分を感じる。
妻と外出し,夜は火曜日の保護者会での資料作成。
今回は,パワーポイントのプレゼンを並べてみることに。



2005年06月25日(土) 感覚の違いに
2004年06月25日(金) 情熱を持って生きる人


2006年06月25日(日)



 選抜大会

県の選抜大会。
県内の強豪24チームを招いて。
4校での予選リーグは難なく突破。
とはいえ,勝てる相手にきちんと勝てないのは気になるところ。
決勝トーナメント1回戦は圧勝。
2回戦で,以前の大会でも負けたM中と対戦。
一進一退で勝負は後半に。
副将,大将も引き分けで代表戦へ。
延長2回,惜しい小手は旗一本。
思い切って出た面に対して胴を抜かれて終了。
勝負の厳しさ。
磨いたはずの面技はまだまだ。
M中は準優勝。

大会終了後,一位と三位のチームと申し合い稽古。
少しは差が詰まってきているのかもしれない。
でも,フットワークの差はまだまだ。
来週に向けて,さらに相面も磨こうと思う。

2005年06月24日(金) 生徒の成長のスピードに
2004年06月24日(木) 小さなことでも継続していこう


2006年06月24日(土)



 GCLを使って分配法則

久しぶりの朝練。
素振り,フットワークに最後は打ち込み。
女子でこれだけ素振りができるメンバーを見たことがない。
さらなる向上を願う。

授業は変則日課。
スクリーンを今日は縦に貼ってみる。
スクリーンの貼りやすさも,黒板の1/3に収まることもいい。

正負の数もいよいよ終盤。
いつもの3問計算プリントをスタンドアップで行った後,
計算練習を10分間限定で。燃える生徒達。
できない生徒をどうフォローするか。

その後は初めてデジMATH付属のGCLを使って。
小円+中円の円周=大円の円周になる話から,分配法則を導く。
気がついたことは?という問いかけに戸惑う生徒達。
塗り絵の数学を続けてきたことを反省。



とはいえ,四則の混ざった計算をやってみると,
できない生徒が目の前に。
式全体を見る難しさ。もっといい方法はないものだろうか。


もうひとクラスではGCLの測定機能を使ってみる。
まだまだ使い慣れていない。

午後は部活動に専念。
短時間ながらいい練習。
とはいえ,自分の理想とするパターン練習にはなっていないが。

職員室に戻りいくつかの報告。
学校は日々動いている。

2005年06月23日(木) 生きている実感
2004年06月23日(水) なんでもない発問でも


2006年06月23日(金)



 自己課題(過大?)を掲げて

実技教科のテスト。
2教科ながら,緊張感のある一日。

途中,今年度前期の自己課題をようやく校長先生に提出。
いくつかの目標を悩みながら掲げる。
数値目標にすることの難しさを感じつつ。

***************************
①不登校ゼロの学級作り
 ・生徒の日記に毎日真っ赤にコメントし,全員とつながる
 ・生徒を前面に出し行事に燃える
 ・心を揺さぶる道徳を毎月3回以上実施する
②生徒の満足度・理解度を上げる数学授業
 ・数学授業が楽しい  56.3%→65%へ
 ・数学授業は力がつく 76.5%→80%へ
 ・定期テスト20点未満30人→30人をキープ
 ・Voyageを使った新たな授業を1つ開発する
③特別支援教育を自身が学ぶ
 ・関連書籍を5冊以上読む
 ・講演会・勉強会に3回以上参加する
***************************

本当のことを書き出せば,
・部活動で,生徒を育てて勝つ
・ITを活用した生徒が数学する授業の開発
・授業記録やネットでの日記の継続
・メディアとの付き合い方学習(数学バージョン)の開発
などなど,まだまだやりたいことばかり。

これでは35までの目標だ。
 もっと時間を上手く使え。
 マネジメント的な意識がないのも気になる」

ともっともな指導を校長先生からいただくが,
今のところは,これで精一杯。

その後は総合が4時間。
気になる生徒の方向性をはっきりさせる。
同時にいくつかのトラブルがあり。
最前線で生徒を指導することの難しさも感じる。
話せばわかる。でも,行動がすぐに変わるわけではない。

放課後は部活動。
気になっていた生徒が一年ぶりに復帰。
こういう姿が,チームに勢いをつける。
何よりもうれしいこと。





2005年06月22日(水) 次の一手
2004年06月22日(火) 選択授業三回目


2006年06月22日(木)



 わかっていない場面で

第一時の道徳は急遽総合に切換え。
夏の体験先を確認する。生徒に行き先を開拓させる。
体育祭の応援リーダーも決定する。
立候補で男子が3人,女子が5人。
意外な生徒も出て,いい感じ。
こういうチャンスをつかんで,是非とも大きく成長して欲しい。
この学校の昨年度までの応援がどんなものなのかも知りたいところ。

二時間目からの授業は,四則の混ざった計算。

式全体を見て構造をとらえる→区切れるところを意識
と板書したが,上手く伝わったのかどうか。
教科書に区切りの線を引かせ,周りで確認せよと指示したが,
関わり合いが案外低調。
つまり,わかっていない生徒が多いということ。
きちんとスタンドアップの方が良かったか。
(それなら問題数を限るべきだ!)

次のクラスでは,前段の小学校での復習問題を教師主導にして,
後半に時間を割く。この方が賢明か。
とはいえ昨日同様,中カッコに手こずっている感じあり。
加減の計算で出てこないのに,
四則計算で急に中カッコが出てくるのだから無理もない。


もうひとクラスではテスト返しを。
dbookで解答を示しながら。
これまでのクラスは,見通しを持たせる説明を先にしてきたが,
説明が長いとかえって混乱する。
このクラスでは,段階を追って説明することに。

放課後もテスト前の学習相談。
周りで問題を出し合う。
自由に動かすと,人間関係が見えてくる。
その中で,意識して周りを巻き込んで動ける生徒もいる。
反対に孤高を気取る昔の自分のような生徒もいる。

時間があっても仕事の進み具合はもう一つ。
気になるメールも届く。

2005年06月21日(火) 前期テスト
2004年06月21日(月) 台風の日に


2006年06月21日(水)



 もっと具体的に

朝の練習がないと,時間に余裕がある。

テスト後の授業は四則の混ざった計算。
まずは,カナダの数学教室で撮影したポスターの紹介から。











これまでの計算の復習をしつつ,四則計算の順序を確認。
バルーンのポスターは傑作。
さりげない累教の旗に生徒達も気がついてうれしそう。

時間数削減の関係が,教科書の問題は難しいものが多い。
スタンドアップも時間切れ。特に中カッコで戸惑っているようだ。
基礎問題集を中心に解いた方がいいのかもしれない。
今年購入してもらったスクリーンは,サイズが大きく,
貼るのに一苦労。黒板半面が埋まってしまうのも苦しい。
マーカーで書いた時の消え具合は,昨年のものよりいい感じ。
付き合い方を再度考えよう。
テスト返しを2クラス。

特別支援教育の研修のため,市教委から4名の専門家が来校。
2名づつ,2学年での研修。
この会をお金に換算したらものすごいことになると話してスタート。
自分の作成した個別の支援計画は,
実態把握+教師の願い止まりであることを痛感。
一つでいいから,
本人とも話し合って具体的に目標を定める必要を感じる。
昨年の2名の生徒と同じように,
シールを貼れるようなものにできるといいのだろう。
校長先生発案のこの企画。
どこまで思いが伝わったのか。自分の準備不足を感じる。

テストの採点が残り一クラス。

2005年06月20日(月) 0の計算
2004年06月20日(日) 思っているだけでは・・・


2006年06月20日(火)



 テスト処理で考える

朝,テストの解答やプリントを印刷する。
昨年度までは,誤答ノートを作らせてきたが,
今年はそれを止めた。
計算に関しては各問題ごと類題を示し,それを宿題とすることに。
解説を書くことよりも,
問題をたくさん解く方ができない生徒には取り組みやすいはず。
また,テストをA4版にして,採点後ScanSnapで取り込む。
個人の理解状況を把握するカルテとするためには,
さらに個人ごとに集約できるといいのだが,そこまでは難しい。
集団の理解状況を把握するデータにするには,
SQSを活用すべきか。
まだまだ指導に生かせる蓄積レベルになっていないことを感じる。
どこまで何をすればいいのか,この一年掛けて考えていこう。
テスト返却を3クラス。

午後は,総合の話をいくつか。
そして放課後の長縄大会。
最初の一周目からいい感じ。
これまでの練習でなかなか跳べなかったのが嘘のよう。
5分間の1回戦目で25回。
そして2回戦目には34回のクラス新記録。
学校全体のTOPは52回ということで表彰されなかったが,
満足な笑顔で教室に戻る。

県の総合教育センターからようやく具体的な連絡が入る。
夏の研修会では,実践発表でよく,
会そのものをコーディネートできるわけではない。
考えてみれば当然のことか。
実践発表もいいが,
具体的な操作をしなくては,見えて来ないことを説明し
ワークショップ形式で行うことを依頼。
Voyage200での自分の実践は,
数式処理・ボール落下・作図ツールの3種類があるが
限られた時間の中,どれを扱うのがいいのか。
初心者なら「グラフを歩く」授業からが無難か。
その後の活用は難しいが,ボール落下をすれば面白い。
Voyageを使った授業を考えてもらうという企画は面白いが,
初めて使って「さあ,授業を考えよう」が本当に可能なのか?

テストの採点があと3クラス。
帰宅して,2クラスを何とか終わらせる。

2005年06月19日(日) 発信する側に
2004年06月19日(土) 出会いの中で学ぶこと


2006年06月19日(月)



 一点が遠い

早朝から学校へ集合し,K中での練習試合。
雨の中,車で約1時間。
同じ静岡市になったとはいえ,飛び地で本当に遠い。
立派な体育館で練習。
メニューがきちんと定まっていない。
今回は途中から自分がリード。
1年生を交えての練習は,3列で行いたいところ。

これまでBチームでしか出場させてこなかった2年生2人を
今回はAチームに混ぜてみる。
スピードはないが,なかなかいいところを打つ。
きちんと練習している強さを感じる。
どんなチームと対戦しても課題は作れるもの。
女子はコーチが制限を加えて試合。面技を磨く。
17時過ぎに帰宅し,家族で外食。
父の日のプレゼントを子どもたちから。
心遣いが何ともうれしいもの。

テストの採点をしながら,日本戦。
川口の好セーブに絶叫する息子。
しかし一点が遠い。


2005年06月18日(土) ドラゴン桜
2004年06月18日(金) 仕掛けがあるのはいい


2006年06月18日(日)



 数値化して分析する習慣のなさ

いつも通りの起床。
岡山の川上先生から温かいメールをいただいていた。
本当に有り難い限り。
でも日記に書いたわけではないのに,
自分の不調がどうして伝わってしまうのだろうか?
なんとも不思議な思い。洞察力の差か??
遅れていた病状日記(?)を,慌てて書き進める。
薬のおかげで,少しずつ快方に向かうがまだ胃がある感じ。
組合の定期大会も申し訳ないがパス。

テストの採点に手をつけ始める。
計算だけだが,まずまずのできと言ったところか。
とはいえ,この時期,この程度の計算の正答率が
どこぐらいだといいと言えるのか?
この生徒達がどのぐらい伸びたと言えるのか?
感覚的にしか把握していない自分に気づく。
昨年の一年生と比べてどうなのかすら,
データを消去してしまった今,きちんと比較ができない。
個人情報データを消去していくことは,
集団としてのデータを消去することではないはずなのに。
結局こういう積み重ねのなさが,教育方法改善に結びつかないのだ。
せっかく到達度調査をやっているのに,
それをも生かしていない。
数学を学び指導する立場でありながら,
物事を数値化して分析習慣がないのは,恥ずかしい限り。
それに今頃気がついたというのも恥ずかしさに輪を掛けている。

午後から部活動へ。
自分のやりたいことと,コーチのやりたいこと。
大きな差ではないが,限られた時間の中では,
更に詰めた摺り合わせが必要。
こちらが引いてもいいのだが,迷いがある。
連続技や,前後への移動の中から技を出すための間合いを練習する。
捌いたところからの技をもっときちんとやりたいもの。
さらに「合い面-相懸かり」を必ず入れていきたい。
心技体の全てをどう磨くのか。
下級生は消化不良を起こしそうになりながらも,
4時間の練習が終了。

帰宅して,更にテストの採点を進める。

2005年06月17日(金) 生徒が主役に
2004年06月17日(木) 心を動かす力


2006年06月17日(土)



 お休みをいただいて

昨日に比べれば寝られたものの,
まだまだ登校できる状態ではない。
一日お休みをいただくことに。
薬が切れると,胃が痛む。

夕方から起きて,少しだけ仕事。
ICT活用実践事例原稿を作成して送付。

テストの採点は明日に。

2005年06月16日(木) 学びの躍動感
2004年06月16日(水) 選択数学2時間目


2006年06月16日(金)



 早退

一年生初の定期テスト。
昨夜から何も食べていないが,胃の痛みは治まらず。
熱も出てきたようで,
この時期に長袖のジャージを羽織る。

3階の教室に上がるのもやっと。
テストの注意事項を板書するのもイスに座ったまま。
生徒の日記に入れるペンにも力がない。
テスト監督のない第2時は保健室,
第3時の数学テストを見届けて早退。

横になって休むも,胃が痛く何度も起きてしまう。
通院し,薬をいただいて少しは治まる方向に。


2005年06月15日(水) 一人の生徒の主張が
2004年06月15日(火) 前期テストを採点して


2006年06月15日(木)



 自分の甘さ

テスト前日。
クラス全体のムードは悪くない。
でもここには気になることも。
第一時の道徳は「足りなかった一言」
最初から「一言の重さ」と授業のテーマを板書して。
雪国の話が続く。
雪の中を歩いたことのない静岡人には,
イメージの沸きにくい話を,何とか語る。
「違います」と言われた主人公の気持ちを追わせるが,
生徒の気持ちは中学生の女の子の心情に近い。
途中から,これではダメだと思い「冗談じゃない」と語り出す。
道徳としては禁じ手だが,やむを得ない。
後段の「嬉しかった一言・辛かった一言」につなげる。
自分を振り返り,じっくり書ける生徒が増えてきた。
中でも自分が怪我をして入院した時の「頑張れ」は辛かった。
これ以上なのを頑張れと言うのかという体験を,
涙ながらに語ってくれた生徒には頭が下がる。
生徒はもちろん,自分も自分の甘さを痛感するも,
こんな話ができる人間関係になってきたことがなによるうれしい。

授業はテスト前の復習ということでほとんど自習状態。
これがいいのか悪いのか。
もしかすると昨年度はこんなことがなかったかも。

放課後の学習相談はいろいろあり。
あえて互いに問題を出させるスタイルに。
それでも何をすればいいのかが,見えない生徒もいる。
どこまでサポートできるのか。

放課後,個人情報管理についての全体研修が入る。
自身にも認識の甘さがあるのは確か。

テストの解答を作成。
教頭先生に許可をいただいて,印刷直前にA4版にすることに。
これならScanSnapで取り込んでおくことも可能に。
夕方から胃が痛くなり,明日が心配に。

2005年06月14日(火) やわらかい関係を
2004年06月14日(月) こだわりを認めていただく


2006年06月14日(水)



 式全体が見えるようになるには

日本中ががっかりしながら迎える朝。
テスト前の緊張感がクラスにも生まれる。
家庭学習時間を班で競わせるのも,いい感じに。

授業はテスト前の追い込み。

時間を掛けて除法と乗除の混ざった計算を。
式全体が見えるようにするのには,どうしたらいいのか?
スタンドアップでサポートしているものの,決定打はない。
分数・小数に対する抵抗感も払拭させたい。
宿題を出すようになって,
少しはできるようになってくれると嬉しいものだが。

日課変更で2時間連続のクラスも。


さすがに2時間連続のスタンドアップは息が詰まる思い。
それでも頑張る生徒は立派。

放課後の学習相談も一年生として,初めての経験。
この積み重ねが今後を作っていく。

テストをなんとか作成。

2005年06月13日(月) 幸福の笑顔
2004年06月13日(日) 何が大事か


2006年06月13日(火)



 Triangle

今日からしばらく朝練も無し。
昨日作成したアンケート結果を印刷。
朝のセレモニーも順調に。

第一時の教科部会では,テスト問題を互いに検討。

授業は割り算の復習と乗除の混ざった計算が2クラス。

ポイントを押さえて解説し,スタンドアップでフォロー。
じっくり時間を与えてやれば,できると思えるようになる。
割り算について,機械的な処理のみなのは気になるが,
できることにこだわろう。
もうひとクラスは,テストの予想問題を解かせる。
説明する問題に,苦戦する生徒達。

第5時は進路ノート未提出者がいて,テスト勉強について解説。
覚えるために何をするかを解説。
わずかの時間ながら自習。

帰りの会ではSMAPのTriangleを歌う。
何となくいい歌だと思っていた程度だったこの歌,
こんな政治的なメッセージを含んだ歌詞だったとは。

FAXで24日の選抜大会に出場できるとのこと。
約束していた練習試合をキャンセル。
波風を立てることになるだろうが,致し方ない。
仕事の処理をいくつかして早めの帰宅。

オーストラリア戦を見る。
残りわずかを守りきれない日本。



2005年06月12日(日) テクノロジーを活用するよさ
2004年06月12日(土) 仕事を終えた爽快感


2006年06月12日(月)



 SQSに感動!

昇段審査のため,練習は休み。
仕事を処理するために学校へ。

ScanSnapで400枚のアンケート用紙を読み込む。
そこからMarkReaderでの処理に難航。
PDFの基データがないとのエラー表示。
入れてあるのに,何が原因なのか?
いったんあきらめて昼で帰宅。

マークシートを作成した状態からのものを入れると,
一気に動き出す。
驚くほど短時間に表組みしてグラフ化。
何とも凄い!これは使える!!
クロス集計をいくつかして,生徒の実態をつかむ。
データを処理することの価値を実感。
現状では,携帯やネットよりゲームの害が大きいことも見える。

テストを途中まで作成。

部活の懇親会へ。
昇段審査の結果を聞く。
概ね良しだが,気になる話も。
切り返しで感じていなながら伝えなかったことを悔いる。
挫折をバネに生きることができるか。


2005年06月11日(土) 再インストール
2004年06月11日(金) 呼吸する間


2006年06月11日(日)



 差を詰めるための手法

早朝に学校へ集合。
支度に随分かかるのは,困ったもの。
大須賀体育館での錬成会。
強豪チームが多数集まっての練習試合。
目標とするT中との差はまだまだあるが,
その差を詰めるための手法を今日もいくつか見つける。
時間は限られているが,できることがあるのは嬉しい。
最終試合のM中とは惜敗。
大将戦の逆胴に対して逆胴を返す意地の張り合いは見応えあり。
試合を通じて二年生の成長が見られ,収穫も。
理合をいくつか感じ取る。

疲れが更に増し,仕事も進まず就寝。

2005年06月10日(金) 受け止めることの大切さ
2004年06月10日(木) モノよりヒト


2006年06月10日(土)



 自分の役割は

早朝,生徒の総合の問いや体験先を入力。
どこまで何ができるのか,

朝練の素振りのパターンもほぼ確立。
細かい動き+下がりやターンを取り入れてみる。
朝のセレモニーは順調に。

今日は総合DAYで授業は2時間のみ。
累乗の復習と除法が2クラス。

計算問題数は相変わらず少ないが,
昨年に比べて宿題をきちんと出しているので,
少しはテストもいいのではないかと思うのだが。

総合は,初めに全員の進み具合を示すプリント配布。
次に席を順にまわって全員と面談,方向性を確認する。
こうすると一人に言うことで,周りの生徒も刺激される。
後は生徒の調べ学習の時間に。
とはいえ,4時間あっても使い切れるものではない。
途中で,マークシートのアンケート。
午後は途中から「With・・・若き女性美術作家の生涯」のビデオを見せる。
2年前,3年生のクラスで見せたこのビデオ
一年生ならどう感じるのか。
今回もキーワードを板書しながら。このパターンはいい。

一本のペンが,一つの言葉が,人の心を動かす。
世界が少しだけ変わるかもしれない。

今回はこの言葉が心に残った。
願いを持って生きていきたい。
「作家活動を,世の中での自分の役割にしたかった。」の言葉に,
自分の今の役割を振り返る。
数学教育を世の中での自分の役割にできているのか?

放課後は部活指導に専念。
連続の打ち込み,さらに前進後退の中での攻防。
短時間ながら,いい練習。
明日が少しだけ楽しみ。
全員で闘う集団に育ってはいないが。

机の上に山積みのアンケートを残したまま帰宅する。

2005年06月09日(木) 生徒が発表するときに
2004年06月09日(水) 繰り返すことの大切さ


2006年06月09日(金)



 先の見通しがないまま

道場の清掃でスタートする木曜日。
指示を出すだけで,自分自身が働いていないのが気になるところ。
早く自分達で動けるようになって欲しいもの。

朝の打ち合わせで,ネームプレート活用事例を依頼。
どのぐらい集まるものなのか。
小技をきちんと集めると,できることがたくさんある。

授業は3種類。
進んでいるクラスは,除法の復習と乗除の混ざった計算。

昨年は「割り算→逆数のかけ算」変換の問題をペアでやらせ,
かったと思っていたが,時間の割りに面白くない。
後半の計算練習&スタンドアップの時間も不足。
すっきりと教師の説明で通した方がよさそう。
逆数は,両手の位置を上下変えるハンドサインが効果的。
ここに来て,難しいという生徒が多い。
できない生徒を残して時間切れになっているのが何とも残念。

次のクラスは,累乗の復習と割り算。

このあたりは復習しながら進む感じでちょうどいい。
「二倍と二乗は違う」に関しては,
テスト返却の時に,「あれほど言ったのに・・・」
と言うことになるだろうと予告する。
期待を裏切ってくれるといいのだが,さてどうなるか。
割り算は,逆数のかけ算で押し切るが,
本当は一当たり量を求める割り算か
いくつ分を求めるの割り算なのかに言及したかったところ。
掛け算は「一当たり量×いくつ分=全体量」の一種類だが,
割り算は2種類ある。
量感覚が育たないまま,計算を進めている怖さを感じる。

最後は,乗法の工夫と累乗。

説明主体の授業。遅れているが,
何度も授業をしているので,ペース配分はバッチリ。

放課後は,体育祭企画全体会。
この学校の体育祭がどんなものなのか,
イメージが沸かないので発言しようがない。
応援にしても,競技にしても
わずか2週間あまりでどこまでできるのか。
忙しくなりそうなことは予想できるが,そこから先は何とも。

いくつかの大きな出来事があり,その後の経緯を見守りたい。
自分にできることは何だろうか。
あちこち誘っておいた同好会もパス。

SQSのMarkEditorを使って,生徒アンケートを作成。
マークシートのアンケート用紙ができてしまった。
本当にこれで読み取れるのか。
ちょっぴり不安を感じつつ,大きな期待。
両面2枚に印刷。綴じ込みまですれば完璧だが,
そこまでできずに帰宅。

2005年06月08日(水) 小中連絡会
2004年06月08日(火) Voyage200を使った選択開始


2006年06月08日(木)



 Voyageを使うなら

朝の打ち合わせは,教員の不祥事防止について。

進んでいるクラスの授業は,Voyageを使わせてみる。

1時間ぐらいの使用では,
機器を使う面白さはあってもそれ止まり。
効果的でもなく,これではだめ。
発展的な学習に持ち込まないと
Voyageを使う本当の面白さは感じられない。

計算の工夫と累乗計算を2クラス。

ポイントは2つ。
・2倍と二乗は違うこと。
・一番近いものにしか働かないこと&一番最初に計算すること。
「累乗は我が儘だ」という他クラスの感想を紹介すると,
それを聞く生徒達もすんなり。

清掃カットで,第5時は半分だけの道徳。
学年で,「メディア社会の道しるべ」を見る。
生徒達の今にぴったり。
食い入るように集中して見る。
生徒の実態をつかむアンケートを早く作らなくては。

そして夏の大会の組み合わせ会。
男子は第2シード,女子は第3シード。何とも不思議な感じ。
迷った末,帰校して部活動へ。

疲れから頭痛があり,思うように仕事が進まない。

2005年06月07日(火) ペア学習で学ぶ
2004年06月07日(月) 選択のベースを決定


2006年06月07日(水)



 授業の愉しさを堪能

昨日は,ダウンしてしまったため早朝に起床。
生徒の振り返りカードを見ると,
Voyageを使った授業が,予想以上に好評。
物珍しさもあるのだろうが,短時間の間に遊んでいて,
0乗が1になるのはなぜ?
3の-2乗はどうなるのか?
0.2の0.2乗をやったら,すごい数になった。

などといった疑問が書かれていた。
これは授業で扱わなくては!


成り行きで,授業を進めていく。
まずは,0乗が1になる話から。
帰納法で考えていくのは,
これまでの加減乗法を考える中でも
行っているのでスムーズ。
さらには-2乗の話にもふれていく。

このあたりをやりとりしている間は,
自分にも余裕があったのだが,
「0の0乗は1になる?」という
質問あたりから,怪しくなってくる。
Voyageで確かめてみるとundef。
定義できないということ。
0の-1乗もundef。これは納得。
ところが,そこからが難しい。
何と0の-2乗は∞(無限大)
0の-3乗はundefに。
どうやら
0のマイナス奇数乗はundef,
偶数乗は∞になるらしい。
試しに0^100と0^101をすると,
やはりそうなる。

「先生,小数乗は?」という声が出て,そちらに話を振る。
思い切って0.5乗の話に限定。
なぜそうなるのかも,話ができる。

この日の振り返りカードには,
「累乗のとんでもない世界,とっても楽しかったです。」
「4の0.5乗とかは,なんとなくわかったけれど,
 すごい面白いし,不思議。」

こんな訳のわからない話は,生徒たちは大好き。
「0.5乗すると,なぜあの数になるのか何となくわかったけれど,
 5の0.5乗や,6の0.5乗は何になるんだろう?」

という,平方根に直結する疑問も出る。
「計算の奥深さがよくわかりました」
それは自分も同じこと。Voyageも生徒も凄すぎる!!

遅れているクラスでは,乗法の計算練習。

「(-)×(-)×(-)はどうなるか?」は,
全員を立たせてハンドサイン。
違いが見えたところで,
そのまま互いに話し合わせる。
何でもない話のようでも,
わかるということは素晴らしい。
「そうかー」「わかったー」という叫びが,
あちらこちらから聞こえてくる。

全く種類は違うけれど,
授業の愉しさ・面白さを堪能した一日に。

放課後は,急遽,学年部会。
互いに主導権を譲って,それがかえってよくない感じ。
とはいえ,この学校の流れが見えない中では,
自分が発言してリードできることは限られる。

明日の道徳で,「ネット社会の道しるべ」を見せることに。
情報モラルについて,ここから一気に進めていこう。
生徒アンケートを遅くまで掛かって作成するも,
どうせならSQSを試してみようと思い,作成し直し。
何とかなるかもしれない。

2005年06月06日(月) 堀田先生の講演
2004年06月06日(日) 梅雨入り


2006年06月06日(火)



 久々のVoyageで愉しむ

仕事が進まないまま迎える月曜日だが,生徒の顔を見るのは楽しい。
朝のセレモニーは今日も行えず,気がかり。

授業は進度の差が大きい。
乗法の計算練習。










楽しそうにスタンドアップで学ぶ。
この表情を見れるだけでも
授業者としては幸せな瞬間。
スタンドアップの意図を語り,
目指しているものを指導。
「だったら・・」「じゃあ・・」という
訊き方をする生徒を見つけ
これはずごい!と褒める。

計算の工夫と累乗計算の授業。

乗法の符号の問題を,
生徒を立たせて並べて出題者にし
座っている側が回答者に。
せーので出題し,せーので解答する。
アイーンとスペシューム光線は
楽しいけれど,
出題者が照れると,
思うようにスムーズにいかないもの。

累乗計算は教師主導で
注意事項が多いが,
まあしかたがないか。
練習問題の時間が少ないのは,
気になるところ。
宿題をきちんとやってくるかどうかが
生命線になる。

進んでいる我がクラスでは,悩んだ末に久々のVoyage活用

慣れない機会を相手に,
興味深く操作する生徒達。
人間関係にもよるのだろうが,
二人に一台なのがいい。
簡単な操作を教えた上で,
累乗計算。
隣同士で生徒が問題を3問ずつ作って,
互いに解き合い,Voyageで答え合わせ。
残りの時間はVoyageで遊ばせる。
短時間ながら遊び心のある生徒は,どんどん発想を広げていく。
とんでもなく大きな数であったり,0乗にしたり,
さらには,0.2乗なんてのも。
面白そうなものを適当に全体に紹介していきつつ遊ばせる。
この時間の持ち方が授業者としては難しい。
時間的な余裕があるからできる楽しさ。
愉しさの余り,
「これを使った授業で
 3年以内にテレビ出演を目論んでいる」
などど,大きなことを吹いてしまった。

学活は,進路について。

中学校と小学校の違いは,
 その先の道が用意されていないことだ」

という言葉に,生徒達の表情が締まる。
自分の進路を自分で決めていくために何が必要かということで,
2つのことを示す。
1)自分自身を知ること
2)社会・世の中を知ること
ただし,自分自身は変化する。
だから,なりたい自分を持って,それに向けて努力することが大事。
後半は,以前録画したビデオ。美容師の仕事。
技術を生かすためには,相手の心をつかむことが大事。
カウンセリングの差で,お客様の満足度が違うことを
具体的に示すいい内容。
生徒に教え,語りながら
自分の仕事は,どこまでプロの仕事になっているのか。

思いがけず終了間際に登場。
朝できなかったセレモニーを行う。
話を聞けるようで,実は聞けない微妙な感じ。



2005年06月05日(日) 贅沢な時間と空間
2004年06月05日(土) 自分のやろうとしていることは


2006年06月05日(月)



 互いに作り上げる

朝から練習。
時間前にスタートするのはさすが。
やらされているだけではない彼らに感動。
でも全員で闘うチームになってはいない。
昨日見たことから,今できる練習を考えた。
まずは,フットワーク。
間合いに入ったり外すフットワークがあるかどうかは,
細かいフットワークができるかどうか。
そして,各学年一列の3列での練習。
合間合間に互いにコーチング。
1年生の甘さが目立つが,それも互いに指摘し合って改善される。
生徒同士の力をもっと大事にしたい。
基本稽古の後は,5本つなぐ打ち込み。
その中で,段階に応じて技を入れていく。
さらに下がり端と下がってからの技を交互に。
タイミングをどこでつかめるか,続けていけばなんとかなるはず。
昼まで4時間。

研修のまとめを作成に向けて議事録を再度読み込む。
自分が一人で文書を作成することよりも,
教員が互いに参加して作り上げることが大事なことに気づく。



2005年06月04日(土) 八面体の対称性から
2004年06月04日(金) 「数の法則」終了


2006年06月04日(日)



 中学生の本質を目指す

早朝から学校へ。
今日は女子の県チャンピオンチームのI市立T中へ。
マイクロバスにテレビがなく,
せっかく持ってきたビデオは空振り。
代わりに黒澤先生の評価についての本を読む。

東名で約1時間,会場校に到着。
「中学生の本質を目指す」を掲げた徹底指導。
実に気持ちのよい,心技体を磨かれた生徒達。
女子も丸刈り。
「よほど腹が据わっていないとあそこまではできない。」
という言葉に頷くものの,返す言葉が自分にはない。
「剣道に賭ける思いを試して欲しい」という言葉が,
生徒達にはどこまでどう響いたか。
アップの練習を見る限りでは,軽快なテンポが目立つのみだが,
いざ試合になると,錬り上げられた多彩な技に圧倒される。
相手の打ち間をフットワークではずし,
チャンスと思わせて,逆に相手を仕留める技量。
間合いに入ってからも腹の据わった攻め,先を取る打突。
これほどまでに試合をさせてもらえないとは。
指導者の差。練習に対する哲学の差。
あまりの衝撃に,生徒の気持ちを支えることに精一杯。
大将の生徒のみが,唯一きちんと攻め合え勝負できたのは収穫。
自分の目指して指導していたものと似て非なるところが多い。
最大の差は,上体や竹刀で捌くのではなく,足で捌くこと。
攻めに至る細かいフットワークもその一つ。
さらには,練習を互いに指導し合う雰囲気。
指導者が指導して終わりではないところ。
スタンドアップ同様,生徒同士の関わり合いを生かすべき。
どこまで追いつけるのかはわからないが,
やるべきことが見えてきたのは嬉しい。
帰りのバスの中で,今後の練習の構想を練る。
以前に比べると,イメージする力が働かなくなっている気も。

帰宅して,研修のまとめをはじめようとするも,
まとまりがつかない。
結局,ノートを出して再び練習メニュー作成に着手。



2005年06月03日(金) 延期した遠足で
2004年06月03日(木) 真価が問われる


2006年06月03日(土)



 嬉しい驚き-マイナスのグラフ!

朝の練習に遅れる者がいてかなりがっかり。
明日は県チャンピオンとの練習試合だというのに。

今朝のセレモニーは??連絡はつかず心配なまま第1時に。
進んでいるクラスは累乗計算。

スタート時の
計算スタンドアップに
生徒も慣れてくる。
今年強調しているのは,
相手をわからせること。
「全部説明してしまったら,
 結局わからないままだ。
 自分一人ででできるようには

 ならない。
 相手に合わせて,
 教える所と,
 待って自分でやらせる所を
 使い分けよう。」

生徒相手に,
指導法を語っている自分。
スタンドアップでは,
教える側のスタンスが大事だということ。
前半は,交換法則や結合法則で計算の工夫,
後半は累乗計算の注意点。いずれも説明主体の授業。
進んでいるのなら,次回はVoyageを使わせてみようかとも思うが,
さて,落としどころはどこか。

「乗法の意味を理解する」

前回全て板書させてしまったが,改めて全て説明となると,
プロジェクター画像より,板書があった方が比較しやすい。
生徒に説明させながらポイントを自分が再度板書。

このクラスでは,
グラフを描く生徒がいて
うれしい驚き!
「マイナスの数のグラフはあるのか?」
という問いを
ちょうど書いていた生徒もいて,
合わせて紹介。
「比例」という言葉も,
説明の中でごく自然に出てきた。
乗法は繰り返しの変化。
一当たり量×いくつ分=全体量となれば,
比例に行き着くのは当然のこと。
他のクラスでも,是非紹介しよう。

放課後は部活総会。
自分の指導方針を説明するが,どこまでどう伝わったか。
書面を用意すべきだったか。


いつものメッセージを書いて部活へ。
練習方法について,コーチと確認。
本気で考えてくれる熱い方。いい方がいて有り難い限り。
いくつかの仕事を処理。それでも追いつかない。

帰宅後は,久しぶりに娘に意見。
「服装はその人の生き方そのもの」
「感謝の気持ちがどこまであるのか」
「相手との距離感がわからない人になるな」
こんな話を家でもするのかとも思うが,大事なこと。
本気で壁になる。
約2時間,最後は思いを語り,娘の決意を引き出す。
仕事どころではなく一日が終わる。
自分の父親も,こんな思いで自分と相対してきたのか。
「今頃わかったか」と,あの世で笑っているのかもしれない。

2005年06月02日(木) スペシュウム光線VSアイーン
2004年06月02日(水) 久しぶりの授業


2006年06月02日(金)



 悩んだ末だと求める姿も本物に

朝は道場の掃除から。早めに切り上げる。
今日から,朝のセレモニーが一つ増える。
真剣に考えると,複雑な思いが交錯する。

生徒と話をしていて,朝の打ち合わせに遅れる。
話をすべき事柄をきちんとまとめておかないと,
話にならない自分。

授業は「乗法の意味を理解する」から。

今日は最初に予告しておいて,
できた生徒の説明を聞かせ,
隣同士で自分の理解度を説明し合う。
やはり最初に予告することがいい。
発表の聞き方が,更によくなる。
理解しているなら,説明できるはず。
もちろん正しいかどうかは怪しいが,
聞いて終わりよりはるかにいい。
次に割り箸と画用紙で作成した
+-のフラッシュカードで遊ぶ。
自分が出しているだけでは
面白くないので,生徒にやらせてみる。

こうしてみると,
3人ぐらい並べてやるともっと面白そう。


あまりに遅れているこのクラスは,
自分が説明して,後半は互いに説明し合う。
悩ませないとつまらない。
生徒の振り返りカードにも同様の感想が。

明日も授業があるこのクラスは,「乗法の意味を考える」

悩みに悩んで,乗法の意味を考えて・・・・。
結果のみを教わってしまうと,何を考えていいのかわからない。
それを乗り越えて考えられる生徒は,かなり優秀。
時間をかけて考えさせることの意味は,何だろうか。
今後の学習に繋げられる落としどころは,一当たりの量か。








悩みに悩んだ末だと,聞く姿勢もいい。
できた生徒のところへ,
わからない生徒が立って聞きに行く逆スタンドアップ。
教える側も聞く側も本気で本音でぶつかり合う。
授業を通して学び合う空間。
この場を共有できるのは教師として幸せ。

総合は,生徒の書いたものを入力している途中で時間切れ。
31人のテーマをこちらが掌握するのは苦しい。

放課後,6,7月の個人目標を掲示する。
そしていつものクラスへのメッセージを書く。


滞っている仕事や書類をいくつか発送。
研修のまとめもどうするのか。
追われている中だと,いい案が浮かばない。
自分だけで処理しようとしすぎているのが一番ダメなんだろう。

電話連絡もいくつか。

2005年06月01日(水) つながり・輝き・未来への希望
2004年06月01日(火) 夢から覚めて


2006年06月01日(木)
目次