Just for today !
re-invention



 生活習慣は大事

早朝,学年集会での話の材料をネットで検索していると,
面白いものを見つける。
新潟県が今年1月に行った調査結果
Ⅳ 児童生徒の学習に対する意識や生活実態と学力との関係
は必見。
朝ご飯を食べない生徒のテスト点が低いことや,
適度な睡眠時間が大事なこと。
姿勢や私語とテストとの相関関係。
他にも見ていくと,
少人数やTTがマイナスの評価になっているのも見て取れる。
素晴らしいと思うのは,この冊子の最終ページ(P391)。
現場の英知を広く集約しようという姿勢がうれしい。
静岡の教育委員会も,こういうスタンスが欲しいもの。
広島県の調査も,是非とも自校で調査したいと思う項目。

進んでいるクラスの授業は天秤の2時間目。


このクラスでの反応はもう一息か。
どうまとめていくのか,自分も迷いがある。
Voyageをそろそろ活用していこうと思う。


文字式のラスト。短縮授業のため,駆け足で。

授業を終えて職員室に戻り来客対応。
いろいろな経験を今年はさせてもらう。
何が大事なのかの判断を求められる。
さらにいくつかの対応に追われる。
当たり前に思うことが,実は当たり前ではない。

三者面談のため,授業は午前中。
今朝見つけた新潟県の調査結果のいくつかを拡大コピー。
当たり前のことを当たり前にすることの大事さを呼びかける。
面談中は,宿題がたまった生徒たちを残してやらせることに。

面談でも,様々なことが見えてきた様子。
保護者と話をする最前線の担任をどこまで支えているのか。
今回は先手を打つことに失敗か。

夜は久々の山田会。
懐かしいメンバーだけれど,それだけでないのがいい。
それぞれが今も熱い思いで生きている。
「創造的な力を伸ばすには,知識理解中心の教育では駄目」
と,今の時流をさらに進める附属中のS先生に対して,
「それなら詰め込み教育された今の40代50代は,
 今の若者よりも駄目なのか?創造性がないのか?」
と反論するK先生。
こういう話ができる仲間がいることに感謝。
ついでに,スタンドアップ方式を前面に出す予定の
10/28の自分の授業研究会をPR。
さらに11月22日の小牧での授業研究会も大々的にPR。
このメンバーで行けるのなら,さぞや楽しいことだろう。
(玉置先生,よろしくお願いいたします。)
解決しなければ行けないことが山盛りの今,
他で解決している問題で,振り回されている静岡の現状を憂う。
学校も,委員会も,
それぞれが,言い訳をしながらやっている状態を打破したい。
勝算があると思うことに思い切ってチャレンジしたい。


2004年09月30日(木) やりとりを磨きたい


2005年09月30日(金)



 コーチングスタッフを招いて

合唱コンクールの朝練習が始まり,登校時間はまずまず。
気になる服装の生徒への声掛けを朝打ち合わせで確認。

進んでいるクラスではてんびんで考えようの2時間目。

釣り合うてんびんに乗っているχの重さを求めさせる。
①2χ+3=11 と ②4χ+3=χ+9 
2つの問題を一度に出したのは失敗。
途中から,①のみに専念させる。
久しぶりに逆スタンドアップ方式。
わからない生徒が立って,
わかる生徒に聞くスタイル。
当然,逆算で求める生徒が多い。
方程式を持ち出した生徒もいたが,
てんびんの図で説明できる生徒は
驚くほど少ない。
図を書いた生徒の意見を聞いて
「ああそうか」とうなずいていた。
塾では単に計算方法だけを学んでいるだけ??
てんびんの図での等号と,今までの等号との違いを問う。
教師が問うばかりではなく,
どうしたら生徒が問いをもつ展開にできるのか。
今の展開で,それができたらもっといいのだが。

昨日の「不思議な天秤」の授業が好評だったようで,
何人かの担任から,
「日記にてんびんのことが書いてあったよ」と教えてもらう。
家庭学習のノートにも,同じものをやってくる生徒がいた。
「もっと大きな重さで釣り合わせるには?」という問いも。

午後から,コーチングスタッフを招いての参観授業。

いつも以上に張り切り,反応する生徒たち。
自分を盛り立ててあげようという生徒たちの気持ちに感謝。
(実は,いつも通りで十分なんだけれど。)
文字式ラストの授業。
デジカメ画像で,前時の板書を見せて復習し,
割合の意味を数字の問題で解説した上で,
3つの問題を解かせる。
当然スタンドアップ方式。
文章の意味を読み取り,
文字式で表していく。
1割なら1/10,2割なら2/10,3割なら3/10。それならa割ならa/10になるというだけのことも,マンツーマンで説明することで,互いに納得・理解できる話。
なぜそうなるのかという話も,
「どうして?」「わからない」と問う相手がいるから。
黒板の前で説明したから理解されるものではない。
特別な問題を出すわけでも,発問に工夫があるわけでもない。
教科書にあるような問題を,教え教え合うというだけの授業。
でも,この柔らかな雰囲気が自分は好きだ。
「教えてもらってわかってうれしかった。」
「今日は教えることができてうれしかった。」

こんな言葉も自然に飛び交う。
自画自賛してしまうのも恥ずかしいが,
学ぶものは同じ内容でありながら,
これほど個に応じた授業はないのではないかと思う。
15年ほど前,「道徳授業の基本型」なるものが静岡で流行った。
どんな資料であっても,価値を共有し自分を振り返る展開。
なるほど基本はこれでいい。そう思わせるものだ。
今の自分にとって,「数学授業の基本型」になっている。
参観された先生方も,ご理解いただいた。
コーチングスタッフの元校長先生も,
生徒同士の自然な教え合いで生まれる柔らかな表情を
沢山見て楽しんでくださっていた。
ラスト5分で10進法。
教科書をdbook+プロジェクターで投影し,
説明しながら教科書に書き込ませ一気に進める。

放課後の事後研では,dbookの話題がまず出される。
プロジェクターを利用すると子どもが集中する。
集中しているところが見えるだけなのだろうが,
でも,見ているかどうかがぱっとわかるのは大きいこと。
また,書き込めるよさもご理解いただいた。
どの教科でも,教師なら使いたくなるものだと思う。
スタンドアップ方式も,多様な意見が出てこないから,
常に使えるものではないだろうという指摘もその通り。
みんなが理解するためのものであって,
決して数学的に深いものをねらっているわけではない。

県版カリキュラムについて,もっとつっこんだ話が出されると思ったが,
そうでもなかった。
「教出の教科書を元に,高校の先生が書いたものだから無理がある」
とあっさり。
「核となる事柄が,単元の目標」
「主な学習内容を普通の授業で扱えばいい。」
「それ以外は,選択や進んだ生徒のためのもの。
 必ずしもやらなくていい。」
とこのこと。
しかし,主な学習内容だけでもこの文字式のところでは山盛りの内容。
・文字を用いて数量や数量関係を式に表現したり, 事象に対応させて式の意味をよみとったりすること。として,
◎ 200円のa % の値段 ○ 200円のa % 引きの値段 ◎ 偶数, 奇数 ◎ 3 の倍数◎ x ㎞の道のりを, 行きは時速2 ㎞, 帰りは時速5 ㎞で往復したときにかかった時間◎ マッチ棒を規則性をもって並べていくときのマッチ棒の本数○ 身長の平均がa ㎝である35人のクラスで, 男子16人の身長の平均がb ㎝であるときの, 女子の身長の平均 ◎100a + 10b +c ( 3 けたの整数)◎ 面積, 体積等の公式 ○式に表現するのに思考を要する図形の面積や長さ

とてもこなせないボリューム。
削るものがなければ,新しい何かをすることはできない。
あれもこれも載せたくなるのはわかるが,
よほど面白いことでなければ,
限られた時間の中,それは難しい話。
現場を確かに変える力にならなければ,
強制することではないはず。


終了後,いくつかの連絡をとり,ノートを点検し帰宅。

ネット上でいつも刺激を頂いている先生方の中に
dbookを使われている方が増えてきた。
「無駄な時間を短縮して,
 思い切った授業をする時間を生み出すための道具だ」

という認識が生まれると,さらにいい。
いろいろなところから,改革は生まれる。
静岡でも,もっとdbookの普及を,是非行いたいもの。
プロジェクターの台数が限られている静岡市の現状が
何とも痛い。
教育委員会の方々が,それを感じてくれるといいのだが。

2004年09月29日(水) 関数関係のとらえ方いろいろ


2005年09月29日(木)



 不思議なてんびん

気になることが増えてきた。
サインを捕えて動きたい。

1時間目で,さっそくワイヤレスプロジェクターを試す。
焦点距離が短いのもいいが,音は気になるところ。
検診になってしまい,それだけであとは自習。
進んでいるクラスの授業は,いよいよ方程式に。
川上先生が作られた不思議なてんびんの授業で楽しむ。


釣り合いを考えることを学びながら,
法則を見つけることをねらう。
最初のクラスでは
27gがなかなか出なかった。
27gが出されたクラスも
あくまで類推であって,
数学的に納得させるには
どうすればよいのだろうか。
等式の性質に絡んだ法則の発見はなく,3進法的な法則が出された。
1g,3g,9gの重りの動きを縦に見ていくのは面白い。
また,χ=1から13までで,
「1g,3g,9gのそれぞれの重りが9回ずつ使われている。」
というのもなるほど。

昼休みや,休み時間の過ごし方が気になるところ。
提出物に関しても,甘さが目立つ。
放課後の学年部会でも,このあたりについて話が出される。

放課後は,いくつかの処理。
方程式の授業について,再度検討する。
文字を変数的に扱いたいと思っていたが,思うよう組み立てられない。


2004年09月28日(火) 新役員決定


2005年09月28日(水)



 何で文字を使うの?

休み明け,まだ体育祭の余韻が残る学校。
長澤まさみさんの大型ポスターを作成して掲示する。
当たり前のことが当たり前にできる学校でありたいもの。

授業は一当たりの量。



今までになく,文字式で表す授業をじっくりやっている。
これが方程式の応用でどう生きてくるのか楽しみだ。
とはいえ,
「何で文字を使うの?別に文字を使わなくてもいいじゃん。」
という鋭い一言。
思わず,「そうだよな。その通り。」と答えてしまう。
とにかくいろいろなパターンを覚えて欲しいと思うのは,
教師の都合であって,生徒の思いとは離れている。

いくつかのことが今日もあり対応。
松下からワイヤレスプロジェクターが届きテストする。
ケーブル一本のことだが,ないのはありがたいもの。
明日から早速使ってみようと思う。

2004年09月27日(月) 祭りの後


2005年09月27日(火)



 代休

寒さで目が覚める。
体育祭の代休。
昨日遅かったこともあって,のんびり。
昼は妻,母,義父と外食に。
本屋へで「ドラゴン桜10巻」「拒否できない日本」を購入し,
さっそく読書。
やらなければと思っていた仕事は進まず。

2004年09月26日(日) 雨の体育祭


2005年09月26日(月)



 文字式のよさ

朝から学校へ。
通信票関係の仕事を。
全クラスの仕事が集中管理でき,
担任は楽になるのかもしれないが,
気になることは多い。
打ち出しにも意外と時間がかかる。
さらにテストノートを採点。
こうしてみると,わかっていない生徒が何と多いことか。
説明したからわかるわけではない。
わかるということの難しさを痛感。

昼過ぎに帰宅。
玄関ホールのポスター原稿を作成。
今回は静岡(磐田)出身の長澤まさみさん。
公式サイトを調べてみると,使いたくなる話が多い。
「ファンの皆さんからおめでとうの言葉が沢山来ているのに,
あなたはなぜ返事をすぐに返さないの」

いいご両親なのだろう。
そしてそれを素直に受け止めて
ごめんなさいと言える感性。
生徒たちも,こんな若者に育って欲しいもの。

コーチングスタッフに送る書類を書き始める。
県版カリキュラムに物申すスタイルに意外に苦戦。
批判するのは簡単だが,そこから先が何とも甘い。
文字式のよさを感じる展開に,自分自身もできていないのだ。
「マッチ棒で数学しよう」まではなかなかいい感じだが,
それ止まりになっている。
文字式のよさは,構造を簡潔に表せること把握できること。
速さ,濃度,割合,10進法・・・扱うだけで精一杯になっている。
関係を文字式で表すだけで終わっているから,
それを感じさせることができない。

県版カリキュラムには,面積の公式や,奇数・偶数などまで
扱うとなっている。
そこまでやれば,文字式のよさが見えてくるのかもしれない。
が,実際はとてもそんな時間的余裕はない。
久しぶりに深夜2時まで。
車を飛ばして本局に投函。

2004年09月25日(土) 延期の一日


2005年09月25日(日)



 黒潮旗大会

黒潮旗柔道大会,東海大翔洋高校へ。
全国の強豪が集まる大会が,
新チームになって初めての大会。
多くの学校が集まり,練習がほとんどできないのは仕方がないが,
もう少し,いいものを見せたかった。

試合は愛知から来た学校と。
思いがけず,大将戦までもつれ込み,
負けはしたが自信になったかもしれない。

H中のI先生と市の教育課題研の打ち合わせ。
授業案検討を事前に設けることに。
授業展開そのものは単純なだけに,
ビデオでも撮っておく方がいいのかもしれない。
学校名がスレッドになった掲示板の話題が出る。
こういうものに振り回されない力を付けるのは,
簡単ではない。

プロジェクターについてネット上で調べる。
最近のものは,液晶パネルがD5(?)になり,
コントラスト比が格段に上がっている。
無線LAN接続可能なプロジェクターTH-LB20TNを
松下から来週借りることに。
輝度は今のものより落ちるが,見え方はどうなのか楽しみ。
こういう無料のキャンペーンはありがたい。

義父が一緒に生活するようになって,
我が家のムードがちょっと柔らかくなったような気がする。

2004年09月24日(金) 久々の全員出席


2005年09月24日(土)



 楽しかったですよ

体育祭。
看板を付けていると手伝いをしてくれる生徒も。

場内の盛り上がりを遠くに聞きながら,
終日,正門と西門を行き来する。
PTAの校外育成の方とも話ができた。
地域の方から支えられているという思いを,
生徒も教師ももっと持てる学校にしていきたいもの。
1年の学年種目では,当初の予想を大きく覆す結果とのこと。
気になることもいくつかあったが,大きなことはなく終了。
帰りがけに数人の保護者から「楽しかったですよ」という声も聞け,
うれしい限り。
卒業生もたくさん駆けつけてくれ,
ちょっとだけ大人びたなつかしい顔を見る。

反省会は,ほとんど話題について行けない。
それもまあ,仕方がないか。

2004年09月23日(木) エラーをチェックするシステムを


2005年09月23日(金)



 「できる」より「わかる」を目指して

体育祭前日。
出席率がよいのはうれしいこと。

今日も1当たりの量の話。




短縮授業で時間的には苦しいが,
前回の授業をデジカメ画像で振り返ってから。
それだけなら,黒板横のスクリーンでよかったか。

スタンドアップ方式で,
生徒個々が行っている対話を通しての学びを
どう取り上げ,どう広げるのか。
このスタイルの授業の可能性を
さらに広げられないか,考えていきたいと思う。
面白いと思うのは,
生徒に黒板等に書かせて全体に発表するときに,
案外しっかり発言できるように感じること。
スタンドアップで,相手を意識して話をして
自分の考えを説得しているからかもしれない。
特別な授業ではなく,でも誰もが参加し理解する授業。
できる生徒ではなく,わかる生徒を育てる授業。
佐藤学先生や,故大瀬校長が見て下さるとしたら,
どう評価してくださるのだろうか?
来週のコーチングスタッフの授業もこのスタイルで。
生徒を惹きつける発問もなく,
授業構想やテクノロジーを全面に出すのではなく,
「授業スタイル」で勝負するのは,自分でも今までにないこと。
どんな評価が得られるのか。
とはいえコーチングスタッフに関しては,
こんな掲示板も見つけてしまい,
実はちょっと拍子抜け。
どれほどの方が見えるのかはわからないが,
現場からしばらく離れている方に,
果たしてどこまで自分たちを理解し,指導してもらえるのか。


午後から体育祭の準備。
きびきび働く学年委員。核になるリーダーとして育てていきたい。
昔からある今は使われていない校門を点検。
ネットを針金で固定する。
さらにイエローテープを張り巡らす。


来客も有り対応。
いくつかの連絡を経て,新たに見えてきたこともある。
目先も大事だし,でもどう生きるのかを見つめることも大事。

先を見て動く主任の下,成績処理関係の仕事を開始。
一年部級外としての仕事もきちんと果たしたい。
疲れがずいぶん蓄積している。日記のUPも滞っている。

2004年09月22日(水) 体育祭総練習で


2005年09月22日(木)



 会の運営方法

3年生を中心とした生徒の盛り上がりはうれしいが,
ケジメがいまいちで気になるところ。

今日もフル回転で授業。


1当たりの量の授業。速さ編・濃度編・割合編。
文字式の単元が終わるクラスも。
いつもなら,単元の感想をまとめて書かせる時間をとるが,
今回は,それもパスすることにしようかと迷う。
それでいいのか悪いのか。
自分の目指す学びは何なのか。

午後から家庭裁判所へ。
各校の生徒指導主事を集めて情報交換会。
以前お世話になった調査官ともしばし話をする。
それぞれのポジションから,
少しでも解決につながればと話を出すが,
もう一つかみ合わない。
会の運営方法を,もっと研究すべき。
何のために,何を目指して会をもつのかという
ごくごく基本的な部分が明確でないのもよくない。
事案を処理しなければ先に進まないが,
それだけでは,何の解決も見ない。
学びの場である学校が,
子どもにとって意味ある場になっているのか。
単純だが,本質的な問いかけ。
授業がわからないと言う生徒に対して,
「それは君が勉強していないからだ」とか,
「君が話を聞いていないからだ」と言うだけになっていないか。

終了後帰校し会合。
さらにいくつかのやりとりをして,家庭訪問へ。

2004年09月21日(火) 支えて支えられて


2005年09月21日(水)



 連休明けもハードに

連休明け。
生徒たちも先生方もいよいよ体育祭モードに。
その中,取り残された感じで一抹の寂しさもある。
そんな時も必要なのだろうと自分に言い聞かせる。

授業数は多いが,
がんばろうとする生徒と共に過ごせる時間は幸せ。

自分にとっては定番の1当たりの量の授業。


黒板のみで突っ走る。
「1当たりの量」をきちんと理解すれば,
速さの問題も濃度の問題も,お菓子の問題と変わりがない。
当然,スタンドアップ方式で。
一つ一つの文章をきちんと読み取れない生徒が多い。
意味を読み取れても,文字式にしていくところで,
何が何だかわからない生徒も多い。
そこを,マンツーマンで生徒同士がやりとりをしてつなげていく。
生徒同士の方が粘り強くやりとりをして頭が下がる。
問題を解くこと,理解させることはできているが,
文字式の良さを感じさせる展開ではない。
問題を解く量が少ないのも気になり,
家庭学習の練習用のプリントを作成。
もう少し時間が欲しいところ。
家庭学習をきちんと消化できない生徒が出てきているのも
気になるところ。

午後から総練習。
雨のため,40分ほどスタートが遅れる。
生徒の動きを見ながら,バックネットを動かす算段。
責任の重さを感じる。
立ち入り禁止のイエローテープをカウネットで購入依頼。
翌日に品物が届くのは,ありがたい限り。

今日もいろいろな連絡が入り,その対応。
関係機関にも連絡や相談。
さらに家庭訪問へ。
電話ではなく顔を合わせて話をしてみると,
互いに伝わるものがある。
共に生徒の幸せを願っていることがわかれば,
できることも見えてくる。

2004年09月20日(月) 久しぶりの部活動


2005年09月20日(火)



 義父退院

3連休最終日。
義父の退院を祝い,昼からビール。
夕方から友人の結婚式。
結婚式も参加型になってきたよう。
お二人の幸せを願いつつ,旧友と話し込む。
前向きにバランスよくに生きることの難しさ。
毎日いろいろあるが,
今の自分は,恵まれていることを感じる。

2004年09月19日(日) 伝えたいことは


2005年09月19日(月)



 そのまま自分に

午前は部活動。
審査の書類がなかなか集まらない。
いくつかの仕事を進め,夕方まで。
それでもまだ,やるべきことは残る。
追われていてはいいものはできない。
生徒に話す言葉が,そのまま自分に返ってくる感じ。

夕方,散髪へ。
明日から,義父が退院。
しばらくは一緒に生活することになる。
部屋の片付けなど。

2004年09月18日(土) 娘の運動会で


2005年09月18日(日)



 何を集約し,どう示せば

部活動へ。
もう少し元気が欲しいと思うが,本気でつきあう時間のない自分。
途中から通信表処理が入り,今日も後半はコーチ任せに。
自身の成績処理も入力。
堀田先生の「歯医者の情報化」が頭をよぎる。
何を集約し,どう示せばよいのか。
知識理解ならば,単元ごと評価する項目が必要かもしれないが,
「数学的な見方・考え方」や「関心・意欲・態度」などは,
どの単元でも共通の尺度があるのではないかと思う。
そういう割り切りが欲しいと思うのは自分だけか。

疲れがあり,しばし休息。

夜は,女王の教室。
ドラマ仕立ての立派な先生。
心を打つ言葉も,もちろんたくさんあった。
最後は目出度くハッピーエンドで終わるが,
・・・どう考えても納得できないお話。
生徒とこれほど心が離れていては,
実際は教師として何もできない。
どんなに素晴らしい言葉も,何の力も持たないはず。
人を動かす力は,根底に信頼があってこそ。

このところ「強い教師」の番組が多いのは,
そんな強い教師がいない現実の裏返しか。
「自分が間違っていると思ったことは一度もありません。」
自分にはとても言えない言葉。
もっとも,そんなことを言いたいとも思わない。
悩みながら,自分は自分の道を進んでいきたい。

2004年09月17日(金) もしやとの思いも


2005年09月17日(土)



 生徒の問いから

急に涼しくなり,朝の練習も気持ちがいい。
長縄をうまく回すコツを伝授するが,伝わったか。

授業は今日も教科書中心,スタンドアップ方式で。









生徒全員が教え教わり,納得して進む展開のよさは,
何と言っても生徒全員が学びに取り組むこと。
とはいえ,気になることもある。
生徒の問いを軸にしていない展開,全体の場での討議が少ないこと等。
授業者の役割は,何だろうか。

ちょっと余裕があり,章末の練習をやらせようかと思っていると,
生徒から質問。
「(χ+y)÷2 で,カッコがが無いとどうなるの?」
これはすんなり片づくが,別なクラスではさらにもう一つ。
「(6-a)÷4 を約分して,(3-a)÷2 としていい?」
(この日記で分数を表示できるのでしょうか?)
これはいい!さっそく全体に投げかける。
いつもはできた生徒を立たせるが,
今回はわからない生徒を立たせて,
わかる生徒の元へ行かせる。
いつも以上に本気で説明し合う姿。
式変形で,ちがうことを示す生徒
反例を示す生徒など。
納得できない生徒がいると,
説明にも熱が入る。
「もしこうだったら・・・」
「じゃあこれはどうなるの?」という問いを出した生徒を
大いに賞賛。他のクラスでも名前を出して褒める。
こんな小さな問いを拾い上げることも教師の役割。
ちょっとした余裕があることが,授業を面白くしていく。



午後からは複数の事柄に対応に追われる。
今日も新たに気になることがいくつか。
生徒の幸せを願い,精一杯の対応。
さらに報告や連絡で今日もあっという間に19:30に。
部活動を見る余裕がない。

分会長会議に遅れて出席。
来年度から,公務員の人事制度が大幅に変わる話。
これから先の道もなかなか厳しい。

2004年09月16日(木) 止まるところを知らないエネルギーに


2005年09月16日(金)



 どうして?と聞く相手がいるから

今日も朝から練習。
いくつかの報告。
気になることもいくつか出てくる。


このクラスは座席がコの字型なので,
スクリーンをセンターに。
書けるスクリーンと一緒だと,コントラストが違いすぎて
写真が上手く撮れない。
今日も当然のようにスタンドアップ方式。








どうしたら相手に伝わるのか,
それを本気で考えるから,説明にも工夫が加わる。
a本の鉛筆をb人に分けるところを,
3本の鉛筆を4人に分ける場面設定に置き換えて説明。
どうして?と聞く相手がいるから,
それはこうだからと答える。
今まではクラス全員に説明させていたが,
それは,相手を意識することなしに説明させていたということか。

dbookを使うと,画面を切り替える必要があり,
書けるスクリーンではそのたびに消すことになり,手間取る。
パソコン上に書いてしまえば,そのあたりも簡単。
玉置先生の学校でのタブレット型パソコンは,
そのためのものだろうかと思ったり。
教科書に沿ってこれだけ授業するのも自分には珍しいこと。
教科書執筆者の意図も,自分との感性の違いもよく見えてくる。
画面が残らないことから,板書は中途半端に。
ノートとの切り替えなど,判断すべき点も多い。

午後もいくつかの対応,電話での情報交換など。
校長先生とも,かなりの話をする時間が持てる。
気がつくと,あっという間に19時に。

本屋に寄って注文しておいた本を受け取る。
数学教育10月号に関するメールがいくつか。
普及させるためには,まだまだやるべきことがありそう。

2004年09月15日(水) 絶対評価について


2005年09月15日(木)



 それにしても・・・

運動会の練習が続く。
大きなクラスの流れについていけない生徒もいる。
自分の存在を見いだそうと,それぞれがもがく。

進んでいるクラスの授業は,一当たりの量で考えるもの。

自分にとっては定番の授業だが,
この流れの中に組み込むのは初めて。
速さは一当たりの量であることをきちんと認識すれば,
そう変わらない問題であることを理解させたい。
速さの問題を鉛筆やノートの問題に置き換えることをすれば,
さらに関係を理解できるのかもしれない。

その他のクラスは,関係を文字式で表したり,
×を省いたり,累乗で表す内容。
同類項をまとめる計算を先にしていることが,
結果としてプラスに働いていると実感。
こうしてやてみると,そんな流れの教科書がない方が不思議。
とはいえ,当然個人差は大きく,
今日もスタンドアップ方式が中心。








このスタイルに
生徒も慣れて,
どのクラスでも
自然な関わりができる。

全体の場で発表させる時間は少なく,
やりとりもほとんどできないことが,
気になり始めているが,
それぞれが精一杯に取り組む時間。
みんなを大事にする授業なのは間違いない。


いくつかの大きなことが起きる。
一つ一つ丁寧に対応。
今後の展開がよいものになることを祈るばかり。
それにしても・・・。
後追いではなく,前向きな攻めの指導が欲しい。
余裕がない今こそ。

帰宅後,いくつかのメール。
励ましの一言をいただけるのは,うれしいもの。

何気なく息子のサッカーボールを見ると,
いつもの正6角形と正5角形のパーツではないことに気づく。

三角形のように見える部分が,
実は6角形。
しきつめくんのようなもので,
動かして見ると
楽しいだろうなあと思う。


2004年09月14日(火) トラブルも


2005年09月14日(水)



 光が見えてこない

運動会が来週。
毎朝の練習も本気モード。

今日もdbookを使っての授業。
スクリーンを中央に持ってくるには
プロジェクターも中央にしなければならない。
それも今の座席では難しい。結局左側に。


関係を文字式で表す授業では,個人差が大きい。
スタンドアップ方式で,全員の理解を図るよう努力。
どう教えたらいいのかを考えさせたり,
関わりがうまくいくように全体を見つつ指示を出したり,
なかなかうまい説明を拾い上げることが,教師の役割か。
さらにいい授業になるように考えていきたい。

今日もちょっとしたトラブルがあり対応。
誠意を持て話をすることしか自分にはできないが,
それでもご理解いただけることが多いのはありがたい限り。
しかし,守ってばかりではいいことはない。
学校として攻める姿勢が必要。

放課後は会議。
なかなか光が見えてこない。



2004年09月13日(月) ちょっと前進


2005年09月13日(火)



 dbookを使ってみる

登校すると,さっそく多くの報告。
金曜日はかなりのことがあった模様。
報告を受けて終わりではなく,
何らかの手だてを打ちたいもの。

授業はさっそく教科書をdbookにして使ってみる。
文章(関係)を文字式にする授業では,
日本語をたくさん書くのでは,
ついて行けない生徒が出てしまうので,
教科書に書き込むスタイルで。
dbookがあると,生徒の手元と同じ感覚で手軽に進められるのがいい。
教室のスクリーンに映し出していたが,
当然,書き込みたくなる。

次の時間からはマグネットスクリーンで。
スクリーンのサイズは小さいが,
後ろからでも十分見える。
スクリーンの位置はどこがいいのだろうか。
今日はいつもの感覚で左隅にしてみたが,
センターの方がいいのかもしれない。
試行錯誤してみたい。

スクリーンに書き込めるとなると,
生徒が書きたくなるもの。
でも生徒に書かせてみると,
慣れていないこともあって
字のサイズが小さい。
自分の影がじゃまして,書くのも難しい。
今回は余白に書き込むのだからいいが,
図などに合わせて書くとなると,
プラズマか,天井吊り式のプロジェクターが欲しくなる。

来年度からは教科書のサイズも大きくなり,
教科書書き込みスタイルの授業も増える。
ますますdbookの需要が増えることだろう。

放課後は会議と電話での対応。
暑さもあって,疲れが残る一日。

2004年09月12日(日) 授業プランで悩む


2005年09月12日(月)



 立場が違えば

朝,息子をサッカーの試合会場へ。
そのまま車の修理。Dレンジの電球を交換。

帰宅し,さっそくdbookを試そうと試みる。
スキャナーで画像を取り込むソフトで手間取る。
いつもはWORDでそのまま画像を挿入するが,
それでは画像をファイルとして保存できない。
いくつかのフリーソフトを試して,
結局OFFICE付属のPhotoEDITORで。

なるほど。使ってみると,教科書を裁断して,
影のないものにしてみたくなる。
裁断機の話題で盛り上がるのも無理はない。
拡大の操作方法も,枠をBOX上に指定してから拡大する方法と,
拡大ボタンを押してから,場所をクリックする方法の
2種類があるのは便利。
プロジェクターでどこまで文字が出るのか,明日が楽しみ。

雨の中,投票。
思いがけないところで,Voyageの説明。
中学生の使い方とは違うところで,
使える道具として見てくださる。
立場が違えば求めるものは違う。

2004年09月11日(土) 9.11は覚えているが・・・


2005年09月11日(日)



 思いがけない一日

久しぶりにゆっくり起床。

上原さんの車で岐阜大へ。
午前は,両角先生お勧めの国際交流委員会セッションへ。
アメリカのNSTAの委員長さんや,
オーストラリアのBishopさんの発表を聞く。
久しぶりに英語のシャワー。
耳の後ろ側の脳が働いているような不思議な感覚。
ヒアリングはできても,意味が十分わからないのが残念。
アメリカの教員の離職率が5年で約4割とは驚き。
教師が授業で大事にしているつもりの「価値」と
実際の授業における「価値」のずれについての話は興味深かった。
(自分もそうなのだろうな。)
もう少し詳しい内容を知りたいところ。
特に,教師への質問紙の内容を知りたかった。

午後はシンポジウム。
自分にはどうもぴんと来ない内容。
できの悪い生徒の心境。

帰りはなんと上原さんに送っていただくことに。
途中,ツインアーチ138を偶然見つけ立ち寄る。


















下から見上げると,また違った感じに。
アーチは放物線だと思っていたが,双曲線とのこと。
何で双曲線なのだろうか?
直行座標でない双曲線は,残念ながら中学では扱わない。
(でもどんな式になるのだろう?)
帰りの車の中でもいろいろな話をしていただく。
思いがけない一日に満足。

2004年09月10日(金) 何とか週末


2005年09月10日(土)



 ちょっと違った感じ

新幹線で岐阜・科学教育学会へ。
思えば昨年はこの会で,
いくつものヒントをもらうことができた。
岐阜駅で佐伯先生にお会いし,幸先のいいスタート。

午後からの自主企画の発表は,
モデリングとWebコンテンツの部会を行ったり来たり。
期待していたものとはちょっと違った感じ。
後半の部会はさらにその印象が強い。

モデリングの部会の方々とさらに話をするつもりが,
予定の時間をちょっと遅れ,残念ながら合流できず。
原さんに声をかけられて,上原先生や飯島先生と廊下での立ち話。
MLで流れ始めたプロジェクトが,どうやら始まる模様。

上原先生の車でホテルへ向かいそのまま夕食・飲み会。
具体があるのかや次に何をするのか,
考えさせられることは多い。
とりあえず目先にことに追われている自分を感じる。

2004年09月09日(木) 疲れを感じつつも


2005年09月09日(金)



 久しぶりに

久しぶりに天気のいい朝。
運動会の練習が始まり,生徒の登校も早めに。
練習で苦労した分だけ,楽しさも増すが,
流れについて行けない生徒もいる。

昨日報告を受けた件で電話でお話を伺う。
多少でも人間関係ができている方なら,
電話でのやりとりでもわかっていただけるもの。
こちらの対応を説明し,ご理解いただく。

授業は,小数・分数のある計算。

分数を理解していない生徒が多いのはどのクラスも同じ。
計算をさせて,その中でタイル図で説明することに。
(正方形のタイルを書いているつもりでいたが,
 板書を見ると,どう見ても正方形には見えない。
 これではいけない!)
分数式の文字式の表し方についても確認。
できるよりも先に,わかる授業でありたいとは思うが,
ドリルの時間が足りない。

さらに,言葉を文字式にしていく授業。
教科書を教材提示装置を使ってプロジェクターで映そうとするが,
驚くほど映りが悪い。これでは使えない。
dbookを使ってみようと,本気で思い始める。
ここは,英語の作文のような感覚ですすめたい。


文字式を読む場面で,ゲーム的な展開にできないか考えたい。

給食前に交番へ出向く。
日頃のお礼や情報交換・さらにはお願いなど。
もっと頻繁に顔を出すようにすべきだと感じる。

久しぶりに給食を教室で。

午後は自習の監督。応援練習をちょっとだけ。
流れを説明するのは,なかなか難しい。
思い通りに行かないと,感情的になる生徒もいる。
恥ずかしながら自分も同じようなところがあるのだろう。

さらに出張。近隣各校と情報交換。
帰校途中に田んぼで作業中の方から一件お話をうかがう。
一つ一つきちんと向き合うことで,サポーターを増やしたい。
帰校後もいくつかの対応。


2004年09月08日(水) 燃える思い


2005年09月08日(木)



 理屈じゃないが

台風の余波が残る一日。
授業に向かおうとするところで,トラブルに立ち会う。
人間は感情で動いている。理屈じゃない。
でもトラブルの中でそれを全面に受け止めることは難しい。
自分の中学校時代のことが思い出される。

授業は小数・分数を含んだ同類項の計算。

分数計算を忘れている生徒が多い。
-3χを通分して-3χ/3としてしまう。
スタンドアップで,何とかフォロー。
「3/3+3/3+3/3だから9/3でしょ。」なんて声が飛ぶ。
わからない相手に話をするのだから,互いの気持ちが真剣なら,
本物のやりとりになる。
問い自体は当然稚拙なものだが,
生徒の問いを生徒が追求スタイルと言えなくもない。

放課後は,保護者との対応。
電話でのやりとりもいくつか。
少しだけ部活を見る。
忙しいけれど時間を作って,見る努力をしなくてはと思う。

生徒指導便りを印刷・配布。

2004年09月07日(火) 台風が近づく


2005年09月07日(水)



 原理を理解していない

授業は,小数・分数の混ざった同類項計算。
χを小さく書く生徒がいて,
(2/3)χとすべきところを2/3χとしてしまう。
χ+χ/2=2χ/2のように,
分母同士と分子同士をそれぞれ足してしまう生徒も多い。
原理を理解していない。


いつものスタンドアップ方式で,何とか対応。
個別に対応させていくと,
本当にわかっていない生徒が多い。
もっとドリルする時間が欲しい。
定着するまで面倒を見れないから,
自分で学習する習慣がない生徒は,
できなくなってしまう。

テストを返すクラスは,テストノート作り。
いい例を紹介し,
少しずつよくなっていくのが見える。









雨の間隙を縫って,午後から運動会の練習。
学級を持っていないと,寂しいもの。

気になる事件がいくつかあり対応。
失敗しながら人は成長する。
それに関する情報も入る。

久しぶりに生徒指導便りを書いて下校。

2004年09月06日(月) ふいごのように


2005年09月06日(火)



 はっきりと開いた瞳

テストを返却。
気持ちを込めて,本気になれ・あきらめるなと語る。
残りの時間は,テストノート作り。

台風の接近が気になるところ。
明日からの運動会の練習もどうなるのやら。
成績を出すための処理も始める。

夕方,お通夜に。享年40歳。
どれほど無念な思いだっただろうかと手を合わせる。
生徒とも少しだけ話ができる。
ほとんど寝られない状態とのこと。
はっきりと開いた瞳での対応に,
悲しみの深さと,これから先の決意を感じる。
「しっかり送ってあげるんだぞ」
主任の言葉。

義父の再手術は朝の検査で必要がなくなったとのこと。
こちらはホッと一息。



2004年09月05日(日) 勝つことは大事だが


2005年09月05日(月)



 言葉がない

テストの採点を進める。
どうしたらできるようになるのかを,もう一度考えたい。
授業では,一応できるようになっている。
それを定着させるために
いろいろなパターンの問題を解くトレーニングが必要。
宿題の出し方を変えることが一番か。

修理を依頼していた腕時計が届く。
驚いたことに修理ではなく,新品に無料で交換されて。
その方が安く,ユーザーにも受けるのだろう。
うれしい反面,本当にそれでいいのかと思ってしまう。
コスト意識が欠けている今の学校では,考えられない対応。

夕方,生徒の保護者が他界したと訃報が入る。
言葉がない。

夜,義父母のお見舞いに。
明日が再手術とのこと。

2004年09月04日(土) 反応あり!


2005年09月04日(日)



 思うように進まない

息子をサッカーに送り,部活動。
3年生が抜けて,ずいぶんムードが変わる。
みんなでがんばるのだという意識が欲しい。
2年生が3人。1年生のレベルアップが急務。
途中,大会の申し込み等をしていると連絡が入り対応。
結局今日も部活をきちんと見られずに終わる。
地域ともっと関わる必要性を感じる。

昼過ぎに息子を迎えに行き,ちょっとだけ試合も見る。
いいプレイもあるが,それが続かない。

「公教育の未来」を読み始める。
やるべきことは,思うように進まない。

2004年09月03日(金) 大人って・・・


2005年09月03日(土)



 課題確認テスト

3年生は県学力調査。1,2年生は夏休み課題テスト。
今回のおすすめの一問はこれ。

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数学のテストは2時間目で,ありがたい。
午前中で計算問題の表面は採点が終了。
この夏休みの徹底した補習で,
ほんの少しだが計算ができるようになっている生徒もいて,
これはうれしい。
計算が4~5問できただけの話だが,
でも,「やればできるのだ」という確信を持てた。
逆に再テストで合格したために,補習を免れ,
結果として今回のテストがほとんどできない生徒もいた。
何が幸せなのか,わからないものだ。
生徒を責めるだけでなく,こちらの姿勢も再考すべき。
人間だから,忘れて当たり前。
1ヶ月間,全くやらないのでは,正負の数も文字式もズタズタ。
宿題の出し方を,考えないといけない。
自分で取り組める生徒に育てたいが,
ただやらせるだけでは,できない。
自分だって,決して意志が強いわけではない。

裏の説明主体のものは,1クラス1時間程度かかる。
第5時終了あたりから,いくつか電話でのやりとり。
久しぶりに登校した生徒とも,少しだけ話をする。
何を伝えるのか,何を受け止めるのか。
受け止めるつもりでいても,
気がつくと,相手に要求ばかりしているのかもしれない。
スクールカウンセラーや支援担当教員とも会合を持ち報告など。
それぞれが輝く場,チャンスを提供していきたい。
さらにいくつかの報告を受けて,気がつくと,19:00。
採点は,ようやく2クラス。残りは6クラス。

3年の学力調査でこんな作図問題が出題される。

線分PAについて,直線に対して対称な線分を作図せよ。
こんな解答の生徒がいたのだけれど・・とS先生から相談を受ける。
Pを中心にAを通る円と,Aを中心にPを通る円をかいて,
その交点をとるというのだ。

(画像をクリックするとGC/JAVAに飛びます。)
こんなものこそ作図ツールで遊んでみると,よくわかる。
この図の状態では,正しく作図できそうな気になるが,
いじってみると,かなり特殊な場合であることがわかる。
(生徒に操作させてみたいものだと思う。)

思いがけないお誘いのメールを
吉野先生@元吉原小からいただく。



2004年09月02日(木) 二次方程式の応用で


2005年09月02日(金)



 スタンドアップ方式で復習

今日から9月。
昨日に続いて,朝の登校状況は気になるところ。
朝遅いということは,
生徒の家庭での生活や学校への意欲が黄色信号ということ。
陰山先生の「早寝・早起き・朝ご飯」のような運動を
起こしていかないと,何をやっても駄目だろうなと思う。

朝打ち合わせでは,いいことカードについて呼びかける。
学年部のみのプリントでは,刺激が少なかったか。

授業は今日も文字式の復習。
やはり,久しぶりだと全く抜けている生徒がいる。
今日もスタンドアップ方式で。
多くの問題を解けないのは気になるところだが,
何がポイントなのかを本気で考え,伝える必然性はある。
今の自分にはこれがベストだと思える。
さあ一回の授業でどこまで思い出したのか。
明日はテストなのに,
確認テストという響きでは,生徒も本気になっていない?

主任会,防災訓練。
放課後も電話でのやりとりをいくつか。
さあ,どこまで何ができるのか。
テストを印刷して帰宅。
まだ3日目だというのに疲れがある。



2004年09月01日(水) 9月スタート


2005年09月01日(木)
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