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2004年01月30日(金) 明石はいいねえ

西明石の向こうの大久保というところに出かけた。

この駅に行くまでに海に最接近するところがある。明石大橋の少し手前。垂水あたりなのかな。

生まれてずっと海を見ながら暮らしていたので、どうも海をみると落ち着く。会社に入ってからは、海の見えないところに住んでいるので、こうして久しぶりに海をみるとなんだかホッとする。

生き物はみな海から生まれてきているから、帰りたくなるのかもしれない。

来週から週2回この大久保に通うので、海を見ることができる。海側の席に座ってぼんやりと海を眺められる。仕事に行くのだけど、少しうれしいな。

◆◇今日の読書◇◆
竜馬がゆく(五) 司馬遼太郎著 文春文庫 読了


2004年01月29日(木) 受験のシーズンですな

朝の電車がすいてきたが、受験シーズンなんですね。

受験なんぞでは良い思い出がないけれど、大学の入試の時のことを職場で話したら、随分わらわれてしまった。

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大学は公立なのだけど、なぜか受験会場は予備校。受験票に駅からの地図も載っていたし、同じような受験生がいっぱいいるから問題ないと思っていた。

が、試験当日寝坊したのか忘れたが、最寄り駅についたのが試験開始10分前。駅徒歩5分ぐらいだと記憶しているが、とにかく間に合うかなあと歩き出した。が予定と違い受験生らしき人がいない。地図もずいぶんいい加減で道の数がどうも違う。なんども行きつ戻りつしても予備校らしき建物がない。そうこうするうちに試験開始2分前くらいになってきた。本当に慌てたよ。

と、そこへ同じ年くらいの若者がかばんを抱えて走っていく。「おお、同志じゃ」と思いあとをつけていった。どうもラブホテル街だ。いくらなんでもこんなとこに予備校はないのではと思いながらも、その若者を追っかけた。しばらく行くと、視界が広がった。ああよかったここかなあ。。そこはマンション。若者はマンションに入っていった。。。。

ムム。。。キャーーもうどうしよう。。。。

もう滅茶苦茶混乱した。このあたりはどうも行き止まりの道が多い。レレどうしよう〜あああ。。。夢中で走った。もう一度地図を見る。どうも方向性はあってたと思うのだが、横切れない。マンションの裏くらいかもと思ったが、塀を乗り越えるわけにも行かない。仕方ないのでもう一度駅まで猛ダッシュ。

気を取り直して一からやり直し。もうとっくに試験は始まっている。もう一度ゆっくり地図を見て歩く。こんな時は冷静さが必要だ。どうも一本筋を間違えたみたいだ。むむ、さっきと同じ道やんか。。

しゃーない誰かに聞こう。。。でも誰もいない。人通りが少なすぎる。日曜日の朝は静かだ。げげげげ。だれかおらんのかあ。。

もう、すっかり諦めている。このまま家に帰ろうかなとも思ったが、気を取り直して探すとありましたよ、ありました。目立たない予備校が。。

試験開始から15分くらいたっていたのか、どの教室も静かだった。
あろうことか私の席は長机の一番窓際。。4人ぐらいの学生を立たせて入らせてもらった。

走りまくってもうめちゃくちゃ疲れている僕は、3月というのにポカポカした日ざしの中で睡魔に襲われてしまうのでした。。ああもうダメ。

いまだに時々このことを夢に見て心臓が止まりそうになります。
ふとんの上でぜいぜい言いながら「ああ、俺もう卒業したんだ」。。。僕いつまでこんな夢見るんだろう。

◆◇今日の読書◇◆
竜馬がゆく(五) 司馬遼太郎 文春文庫 読書中まん中あたり。。
坂本竜馬を歩く 山と渓谷社 
   → 読むというより写真をながめてます。面白い!


2004年01月28日(水) 文句をいいながら歩く人

最近なんかぶつぶつと文句をいいながら歩く女の人を2人見かけた。

飲み潰れたおじさんが帰りの電車でグダをまいているのは見慣れているが、女の人がそれも素面でなんかぐちゃぐちゃ文句をいいながら歩いているのはちょっと奇妙な感じだ。それも朝から。。

なんなんだろうと考えてしまう。どちらの人も一見正常に見えるのだけれど、なんだかおかしいのだ。

しかし、毎朝ちゃんと出勤している人のようなのだ(同じ時間帯にみかけるのだから)こんな人と同じ会社だったらちょっと薄気味悪いのだけど、それとも会社の机に座ると案外おとなしく仕事をするのかなあ??

ま、とにかくなんだか日本全体がおかしくなっているからいろんな人が世の中に出てくるのだろう。

◆◇今日の読書◇◆
竜馬がゆく(四) 司馬遼太郎 文春文庫 読了
日本人よ。成功の原点に戻れ マハティール・ビン・モハマド PHP研究所 読了
  → マレーシアのマハティール元首相が書いた日本人へのメッセージ。
    日本人はもっと自信をもつべきだ。頑張れニッポン!
反省的家族論 菅野純 実務教育出版 読書中


2004年01月26日(月) 竜馬関連本

「竜馬の夢は君たちの夢」(百瀬昭次著 学習研究社)を一日で読了。一気に3時間ぐらいで読みふけった。若者向けの本だが、われわれ大人が読んでもぜんぜん差しつかえない。というより、子供を持っている親はよく読んで子供達に夢を語るべきだろう。

坂本竜馬の夢をわれわれ平成の時代の人々が受け継がねばならないのではという気概がふつふつと湧いてくる本だ。竜馬はは明治維新に向けて日本を変革したが、現代の我々はさしずめ世界平和をめざす事になるだろう。少なくとも今おかしくなっている世界を変えていく盟主として日本は活躍しなければならないだろう。

2025年ぐらいだろうか?あと20年すれば日本を中心にした新しい時代が来るのではないだろうか?アメリカの戦争至上主義から日本の「和」の時代がくるような気がする。われわれは20年後にアジアを土台に世界平和の足掛かりを作れるような気がする。

そのためにも大人達は現代の子供達に竜馬の思想や日本人の古くからの文化を言い伝えていかなければいけない使命を帯びているような気がしてならない。

どうも「竜馬がゆく」を読んでると気がでかくなって、まるで幕末の志士の気分になってくるようである。

◆◇ 今日の読書 ◇◆

竜馬がゆく(三)   司馬遼太郎著 文春文庫 読了
竜馬がゆく(四)   司馬遼太郎著 文春文庫 読書中
竜馬の夢は君たちの夢 百瀬昭次著  学習研究社 読了
反省的家族論     菅野純著 実務教育出版 読書中


2004年01月23日(金) 竜馬がゆく

「竜馬がゆく」を行帰りの電車の中で読んでいる。

大河ドラマ新撰組の影響で随分幕末の本が売れているが、学生時代に読みかけたこの本をじっくり読んでいる。

時代の転換点という意味では今と幕末は良く似ている。世の中が変わり、過去の権威が崩れてしまうそんな大変革期なのだ。当時も市井の生活は今と同じように淡々と続いていたはずだ。幕藩体制がいつまでも続くと思って多くの人々は日々の生活をしていたんだろう。

今だってそうだ。日々の暮らしに汲々として、国家どころか、今日の御飯のことで精一杯の人たちは多いだろう。毎日聞かされる「リストラ」「勝ち組」「成果主義」「競争」という言葉に浮き足立ちながら、数少ないパイを求めて程度の低い競争に明け暮れている人のいかに多いことだろう。

そうやって多くの大人達がレベルの低い競争をしているうちに、この国家自体がなくなってしまうこともあるということにまだ気がついていない。本当に幕末に似ている。

若い人たちに夢を語り、明日の日本をつくる道筋を示すことが我々にできるのだろうか。

◆◇今日の読書◇◆

竜馬がゆく(一) 司馬遼太郎 文春文庫 読了 
竜馬がゆく(二) 司馬遼太郎 文春文庫 読書中  
反省的家族論   菅野純 実務教育出版 読書中

◆◇今日の買い物◇◆

掌/くるみのCD Mr.Children
    → 「くるみ」のプロモーションビデオがめちゃくちゃ泣かせる。



2004年01月19日(月) 今日は調子悪い。。

入社して2ヶ月たった。

どうも、会社に慣れてきてちょっと横柄になってきてるかもしれない。
あかんわ、ちょっとこの会社。私と水が合い過ぎて緊張感がなくなる。
初心に戻らなくては。。。。

話は変わりますが、今日始めて株を買った。というか注文した。
なんか大人になった気分ですな。

前の会社の株1株あるのだけれど、それ以外に株を買ったことなどなかった。が、銀行の金利じゃあ話にならないので、とうとうマネックス証券に口座を作って、さっき注文しちゃった。

「指値」ってなんかわからんかったけど、「さしね」って読むのかな?「ゆびね」ではないよな。。「しち」かな???多分その価格で売る人がいれば取り引きが成立すると思うんだな。

「成行」とかいうのもあったけど、それって成りゆきにまかせるってことだと理解し、やめといた。指値の方が手数料が高かったので多分そうだと思ってるのだけど。。

指値のとこに「出来ず引け成り注文を含む」というわけのわからない日本語が書いてあるのが若干不安だが、いちいち電話で聞くのもめんどうなので、明日の結果で判断しよう。(こういうのを成りゆき任せというのかもしれないが。。)

某食品会社の株主優待狙いで注文。めでたく注文が成立すればいいけどね。ちょっと低めに出したから無理かな?明日が楽しみ。フフフ。。このままギャンブルの道をひた走るのかな。。


2004年01月15日(木) 今日も電車で笑いながら

土屋賢二の「ソクラテスの口説き方」というエッセイを読みながら、また電車の中で吹き出してしまった。

この人の本を読んでるとテンションがだんだんハイになってきて、何気ない記述なのだけれど、現場がリアルに想像できてしまい、思わず吹き出してしまうのだ。

今日はホンマに声だして笑ってしまったよ〜。前に座ってた女性の訝し気な眼差しに耐えたいのだが、腹筋がへらへら笑うので堪えきれなくなる。ああ、たまらんわ。

要は文章の中に落語のような「間」があるのかな。冷静に読めばへりくつこねているような文章なのに、笑いの時間帯に入るとどうしようなく面白い。ハアーハアーと息も苦しくなる。

病気に打ち勝つのに笑いを取り入れるという療法があるが、私は今年に入ってすでに5年分くらいは寿命がのびたのではないかと思う。これからも大いに笑い、大いに飲んで、また笑おう。人生楽しいなあ。。


2004年01月09日(金) 帰りの電車の中で

終電2本前ぐらいの電車に乗って帰った。

地下鉄では、となりのアベックがいちゃついていて目のやり場に困ったのだが、乗り換えたJRでは、突然つり革を両手で持って「ウオーー」とか言いながら懸垂をし始めるおじさんがいた。会社でなにか嫌なことでもあったのかもしれませんが。。。

ずいぶん大きな声で5回懸垂をしたあと、何ごともなかったかのように窓際に立っていた。

周りの人は一体何がおこったのかと凍りついていた。

ストレス解消にしては随分変な解消の仕方だが、あんまり見たことがないからびっくりしただけで、こういう人が多数だったら別にどうということはないだろう。

帰りの電車で1車両に4人ぐらい「ウオー」とかいってつり革をつり輪のようにして体操する人がいれば、ひょっとしたら明るい国になるかもしれませんよ。


2004年01月08日(木) 朝から大笑い

今年は楽しく過ごそうということで、朝の電車の中で綾小路きみまろの「有効期限の過ぎた亭主・賞味期限の切れた女房」を読んだ。

しかし、これ文字を読むだけで面白い。読んでるのが電車の中だけにやりにくい。ニヤニヤしているぐらいならいいが、どうも声を出して笑いたくなるからたまらない。

「ブッ…」と吹き出しそうになるのを堪えて、口を閉じながら笑うので鼻水が出そうになる。腹筋が痛いのだ。今から思えば物凄い面白い顔になっていたと思うが、笑いをこらえて涙が目に溢れてくる。で、ふと目をあげると、可愛い女の子と目があったりなんかしてしまう。

物凄く気まずい。が、笑いをこらえるのはなかなか大変。そんな可愛い女の子を見て笑うわけにもいかず、もうどうしようもないですね、ほんま。

考えてみれば、これから会社に行くという時間なのだ。みんな企業戦士となるべく電車の中で頭を切り替えているさなか、ひとり抱腹絶倒をこらえ目に涙をためながら、身をよじって鼻水をだしそうになっているおじさんがいるのだ。オレってホンマにバカなのかもしれませんな。


2004年01月06日(火) 新年を迎えて

お正月のはなし。。

元旦のおみくじが大吉だったのはよかったのだが、その後、実家に帰ったところ、くしゃみが止まらず大変だった。

毎年、実家に帰るとくしゃみが止まらない。断熱材の入ってない寒い一戸建てだからか、それともハウスダストのせいか良くわからないが、実家に帰るととにかく鼻水が止まらなくなるし、目は充血してくる。

ところが、かみさんや子供達はなんともない。両親には「お前の生れ育った家なのに」とイヤミを言われるが、どうしようもない。仕方なく、今年もかみさんと子供達を実家に泊まらせて、私はマンションに戻ってきた。

不思議なことにマンションに戻ると、くしゃみも止まり、なんとかなるのだ。

来年からは絶対に、実家に泊まらないとかみさんと決めました。

それはそうと、そろそろ今年一年の目標を決めなきゃいけないな。


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