TRPG回顧録 DiaryINDEX|past|will
本日の目的はTRPGの大饗宴の発売イベントに行ってくることでした。 デモプレイの抽選予約はしたんですが、通知のハガキは来なかったものでサイン会だけでも参加しようと思いました。 今日のイベントのゲストさんは 山北 篤先生 鈴木 銀一郎先生 和栗 朗先生 設楽 英一先生 九月姫先生 田中 としひさ先生 です。 友人らと 「デザイナー陣はイベント開始まで何処にいるんだろう?」 って話して店内に入ったら 普通に店内に居たし。 去年AMCでご一緒させていただいた和栗先生にご挨拶させていただくと 「ああ、あの時の。」 と、ちょっと覚えてくださっていたのが嬉しかったです。 ココだけの話、 「サインするの久し振りだよ。」 と、AMCでも仰っていましたからね。 ちょっとは覚えていてくださったんですね。(ホントに涙出そうなくらい嬉しかったですよ。 それで、和栗先生と話していたので、関係者とかと思われたらしくスタッフの人に、 「デモプレイ参加の人は受付に来て下さい。」 と言われたもので、 「いやあ、僕は抽選落ちたみたいで。」 って言ったら、 「いや、とりあえず名前言って見てください。」 「でも、ハガキも来なかったんですよ?」 スタッフ「!?」 「………おかしいですね、通知は全部郵送したんですが、 てゆうか、全員受かってますよ。」 俺「!?」 おかげで僕らは全員(予約していなかった友人も含めて)ゲームに参加する事ができました。 確か、鈴木大先生の、モンスターメーカーRPG以外の全部の卓に均等に友人らが配分されました。 デモプレイの前に簡単に各先生のゲームの紹介を田中としひさ先生と髭面のおじさんが司会進行をしていたのですが、そのテンションの低いこと、間の悪いこと。 はっきり言って、他の人が司会した方が確実に良かったと思います。 だって、見事にデザイナーの言葉の味を消すような進行の仕方なのでつまらなかったです。 ただ、山北先生と設楽先生のコメントはやたら面白かったですよ。 デザインなさっていたゲーム自体もかなりの異彩を放っていましたからねぇ。(邪笑) さて、まったりとした前座も終わり(失礼) デモプレイの開始です。 僕は第2希望で出したセイギレンジャーを遊ぶ事になりました。 このゲーム何が凄いかって、 スポンサーの宣伝しながら敵と戦っていく戦隊モノRPGなんですよ。 このゲームの世界では 日曜の朝やっている戦隊モノの特撮番組は全て実際のドキュメントであり、セイギを行使するためには スポンサーにお金を出してもらい新しい武器やロボットを開発するというノリのゲームでした。 そして、ゲーム内時間で1年で(都合52話まで)ラスボス倒せない時はスポンサーが降りて番組は打ち切り、地球は悪に滅ぼされて終る。 というかなりイイ感じなゲームでした(笑) そしてその結果、俺達のデモプレイは時間が足らずに番組は打ち切り、 地球は悪の手に渡り THE END という結末になってしまいました。 ゲーム後はサイン会にいらっしゃっていたデザイナーさんと、イラストレーターさん全員にサインを戴きました。 そして友人らとその後はカラオケになだれ込み。 その日の一曲目は 「Burnin' X'mas」 でした。 その後はひたすら特撮モノを歌いつづけました。(笑)
と、いうよりも、今朝食事をしながらおばあちゃんの話を聞いていて思ったことなんですけどね。 先ず、発端はおばちゃんの昔話なのですが、 私の祖父の家は結構なお金持ちだったのですが (確か祖父は三男くらいで家は継いでおりません、 余談ですが、俺んちは裕福じゃないですよ、念のため(笑)) おばあちゃんの家から祖父の実家の方へ嫁いだ姉が居たそうです。 それで今回はそのお姉さんのお子さん達の話。 ………なんだか書いていて面倒な話になっていますがちょっとお付き合いください。 そのお子さん達のおばあさんが (つまり私の祖父のお母さん、いや、俺のひいばあさんか?) とても厳しい方だったらしく、 普通の子供達と一緒に遊ばせてもらえなかった そうです。 それで、当時の普通の子供達は近所の川でよく遊んでいたそうなのですが、 そのお子さん達(俺のお袋の従姉妹?)は、そのおばあさんの目を盗んで川に遊びに行ったらしいのです。 二人兄弟だったのらしいですが、名前は二人で『健康』になるように、健と康といったらしいです。 ここで問題なのが川で遊ぶのに二人が泳げなかったと言う事です。 今でこそ義務教育で水泳の授業がありますが当時は学校にプールがある所など無かったそうです。 つまり、学校で水泳の授業が無かったわけですね。 当時は、川で遊ぶことで、ガキ大将(死語)から泳ぎを教えてもらうというのが一般的だったそうです。 (おばあちゃんの住んでいた辺りではね) そういうわけでその二人は普段から川で遊ぶということをしていなかったので、 泳ぐ事はもちろん、川でどの辺りが深くて危険なところかと言う事を知りませんでした。 そうして結局その兄は川で溺れて亡くなったそうです。 それで結局何を言いたかったのかというと、 TRPG一般における技能についてです。 一般にTRPGで技能を有するゲームのほとんどは、 技能が無い行動の場合、概ねゲームマスター、プレイヤーの常識判断によって代替判定(ガープスでいうところの技能なし値)を用いることによって行動を解決するようになっていますが、 技能は基本的に、その技能を学ぶ環境下で生活していないと身に付けられないという事です。 現代日本では義務教育が行き届いているので、大概の事は実践、または予備知識として身についています。 ここで、問題になるのは、現代人の生活環境下での視点でファンタジー世界の代替判定を考えるのは必ずしも適当ではないという事です。 例えば、泳ぐという行動ひとつにしてもそうなんですが、 どんなに水に親しむ環境にいたとしても必ずしも泳げるとは限らないということです。 (ほら、よくバイキングのほとんどは泳げなかったっていう話、聞いた事ありません?) ここで、二つのゲームを例にして考えてみます。 D&Dとガープスです。 D&Dの技能は(GAZシリーズのオプションルールや、文庫版のD&Dを参照してください)採用すると、習得した技能の判定以外では技能なし値で判定が出来ません。 すいませんちょっとこの辺はうろ覚えで大変恐縮なのですが、 覚えた技能以外の行動のほとんどはガッチガチに判定できなかったはずです。 そして、ガープスの技能は大概の技能には技能なし値が設定されていてその値で代替判定が出来るようになっています。 見た目ではガープスの方が汎用システムと銘打たれているだけあって、何でもできるように見えます。(俺はそうは思わんけどな。) ですがそれは義務教育を受けて来た人間の発想に思えます。 だってどんなに簡単に見える行動でも、 それはある程度の予備知識を備えた人間の発想であり、そういった予備知識を持たない人間には理解できないものですよね。 ただ、ガープス・ルナルでは神殿が学校の役目をしている所もあるので、こういった問題は表面化しないように作られているようですね。 話は長くなってしまいましたが、 出来ないものは出来ないとしてシチュエーションを楽しむのもRPGのひとつの楽しみでは無いでしょうか? などと身の程も弁えず思ってしまったのですよ。
まず、みなさんはTRPGを遊ぶときに、 何処から始めますか? ゲームシステム選び? シナリオ作成? 俺の昔居た環境ではゲームマスターするのにはシステムを1から作らないとゲームマスターさせてもらえなかった場所が有ったんですよ。 当時はゲームするとしたら 1.高校の漫研の部室(注、俺は部外者) 2.中学の同期だったS藤の家 の二点です。 1.の場所なら特に問題ありませんが、 2.の場所だと、S藤が 大の国産ゲーム嫌いだったんですよ。 その癖外国ゲームも嫌い。 好きなのは 自分の作ったゲームだけ。 既製品のシステム持って行こうもんなら、 まず、ろくに中身も見ずに、 「良いか、このゲームはココとココとココがダメだから遊ぶ価値が無ぇんだ。わかったな。」 と言って、ゲームさせてくれないヤツだったんですよ。 しかも、俺はプレイヤーできるのはそいつの家に行ったときだけだったんですよ。 あとはひたすらゲームマスターのみ。 俺の周りではゲームマスターしたいやつがほとんど居ませんでしたから。 EX)だって俺、プレイヤーしかしない主義だから〜。>それ俺も一緒。 俺はこういう一人のゲームマスターだけに負担のかかる環境はいち早く改善すべきだと思いますね。 それはさておき、ソイツの家でゲームする時はたまに持ち回りでゲームマスターをしなくてはいけませんでいした。 でも、ソイツは既製品のゲームが大嫌いなので当然使われるのは、 当日ゲームマスターが作ってきたオリジナルのゲームシステムです。 もちろんそれなりに製作に手間はかけています。 俺も当然自分でゲームを作っていました。 でもソイツは海原 雄山の如く気に入らないゲームを片っ端から潰していく始末。 俺なんか、2回くらいキャラクター作成の段階で前日不眠で作ったキャラクターシートを突き返されて、 「作り直して来い。」 って言われましたからね。 でも、結局それはTRPGというものを知らなかったし、 ソイツに俺らがTRPGを教わったこともあって、 誰も知識で言い負かせない、 会場が彼奴の家なので文句は言えない という理由だけでなされるがままで ゲームをいくつも潰されてきましたからね。 終いには自分らが本命で作っているゲームは、 ソイツの家では絶対テストプレイしない というのが暗黙の了解になっていきました。>当たり前か…… 今にして思うと、ただTRPGをやっているという空気を味わいたくて、嫌なのに無理やりゲームして来たって感じでしたね。 何の自慢にもならない昔話でした。
デザイナー陣の詳しくはこちらに載っています。 さてこの本なのですが、 要はRPGの福袋らしいです。 JGCとAMCで聞いた話をまとめると、そうらしいです。 要は山北先生にイロものゲームデザイナーと呼ばれている人が イロモノ(失礼)ゲーム集をプロデュースしたという、 とにかく物凄いものらしいです。 JGCでデザイナーの人が言っていたのは 鈴木 銀一朗先生の作るモンスターメーカーRPGはなんと カバーの裏を使ってヘクスシートに!! カバーの折り返しにはそのヘクスに合わせた 九月姫さん書下ろしのユニットがついてくる!!!! ちょっと待て、 書下ろしってそのユニット一体にいくら使ってるんだ!! というシロモノです。>セルフツッコミ とにかく先行者の如くツッコミどころ満載なこのゲーム、いよいよ今月の25日に発売。 一体 このサイトは、イロものゲームデザイナー 設楽 英一先生を応援します。>ちゆ12才的にさ。 なんか今日の回顧録って手抜きくさいな。(滅
テロ牧師
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