モスクワ留学日記
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2008年04月11日(金) 感動の観劇

モスクワ プラス16度 コート要らない

ごくたまーに観劇に出かけますが、
中でも好きなのはモイセーエフの民族舞踊。

世界各国の踊りを10分弱に凝縮して、
次から次へと違う世界が目の前で展開する面白さ。

フォークダンス、コサックダンス、ジプシーもの、海軍系、東洋系、
ウクライナにウズベキスタンにカルムイキア、モルドバ、メキシコ・・・

あげたらキリがないほど色々なダンスを
時にシリアスに、時に面白おかしくわかりやすく、
そしてハッピーエンドで締めてくれるのです。

観ていてこれほど幸せな気持ちになれる観劇はそうそうありません。

例えていうと、ディズニーランド。
おとぎの国の世界に惹きこまれてしまうのです。

ボリショイ劇場が強気の商売でどんどんチケット代を吊り上げ、
演目によっては数百ドルもまきあげるという異常さの中、
こんなに素晴らしいダンスをこれでもかと魅せてくれて
一番高い席でも(!)4000円。


日ごろのストレスもふ〜っと軽くなる。
楽しい。純粋に楽しいぞこの瞬間!



趣味というか何か自分が没頭できるものって大切ですよね。

自分は踊れないので、ダンサーという人たちはとても尊敬します。

練習、体作り、節制、大勢の観客の前で演じる度胸


晴れの舞台に上がるまでの努力がどれだけ大変だったかを思うとき、

舞台で舞う靴先の、履きこなされたぼろぼろ加減を見るとき、





心の奥がドキッとするんですね。





努力して結果を出している人がそこにいる。


数多のダンサーの中から頂点を極めた人がここにいる。






ちょっと刺激受けました。


形は違っても、努力は報われると信じて


前を向こうと。




おばあちゃんが昔言ってました。


努力している人はね、必ず誰かが見てくれるものだよって。





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