モスクワ留学日記
もくじ


2007年06月30日(土) 交渉成立

モスクワ 19度 くもり 


サンダルが履けない肌寒さになっています。
かわいいサンダル持ってるのに活躍の場がなくてショボン。


◇◇◇



すべり込みセーフで上司と給与改定の話をすることができて、











昇給した☆











ちゃんと評価してるから、これからも頑張ろうな、と。












うーーれーーしーーぃ(はぁと)











昇給もうれしいし、評価してもらってると聞けたのもうれしい☆










モスクワはバブリーだから、
一般的な数字とはかけ離れてることは理解しないとダメよと
釘をさされたけどね。


でもこっちの現地職員の給与もどんどん上がってるからねぇ。

ついぞ3年前はごっつ少ない給料で現地職員やってた自分が懐かしい。



あの頃はそれでも暮らせたけど、特にここ数年の物価上昇激しく、

お金がないとつまらない街になってきたなと思う。



まぁ給料が多くなっても私の生活はそれほど変わらないけど、



にゃんこのご飯は豪勢になったなー。セレブにゃん。




2007年06月29日(金) ヌル湯

モスクワ プラス22度 くもり


ロシアでは配管掃除のため、3週間ほどお湯が止まる。

私の地域は8月ごろのハズ。





ンが。





ここ数日ヌル湯しか出ない。





お湯だけひねって、どうにかシャワーが浴びられる程度の温度。

20度くらいの日はめっさ寒い。サブイボ。




配管工事とは別の、何らかの理由でヌル湯しか出ない状況、


近頃(自分の中で)流行中の 半身浴できないのが悲しいぃーー!





2007年06月28日(木) 頭痛ーぃ

モスクワ 23度 晴れたり雨ったり


仕事が、ややこしいことになってます。



整理すると簡単な話で。



みんな自分の存在意義と居場所を確保したくて。



じたばたもがいて。



認めてほしくて。



あちこち根回し。





要は、我々より上のレベルが本来あるべき協力関係の図式を

今一度しっかり理解して、その上で今後の展開を話し合うべきで。


互いの意義を尊重できたら、



ドラマティックな変更よりも、



事業拡大に専念しましょうよと。




そんな解決ってアリなんじゃないかな。





ここんとこずーーーっとそんなこんな考えつつ、




話し合いしつつ、




通常業務をこなしながらも気持ちは晴れず。





ところでややこしい時期に絡み




待遇見直しの話は飛びそうで。




でも飛んだら、




飛ぶような簡単な扱いされるくらいの





それだけのスタッフってことだよね。





それだけの駒ってことだよね。





2007年06月25日(月) 通常業務

モスクワ プラス24度 晴れ時々雨

Mixiにはココで書けないことを中心にたまに書いています。
写真を載せることが多いので、私のモスクワ生活の一部を見ることができます。
ただし、友人まで限定公開にしているので、昔からのココの読者さんで
Mixiも読んでみたいという方はお気軽にご連絡ください。

mihobani@hotmail.com 

もしくは Mixi内 mihobani で検索すると引っかかるはず。

◇◇◇

しかし人間ほっとすると急に疲れを感じるもので。

体の異常発覚から通院、入院、手術、療養、日本一時帰国、母さんとのモスクワ生活、、、

慌しく時間が過ぎて、やっと通常業務&生活に戻ったわけですが



なんとなくダルイ。

デコちょっと熱っぽい。



うーむ。緊張の糸がほぐれたか。


用心しなきゃーだ。




2007年06月23日(土) 母との距離感

モスクワ 19度 晴れてるが強風 さっぶ。

もーコート着ちゃおうかと思うほどの寒さ。
体感温度的に。


◇◇◇


母がモスクワ滞在していた10日間。
とても平和に楽しく幸せに過ぎていきました。

無理ないスケジュールでお互い疲れすぎることなく
モスクワでの共同生活ができたと思います。

思えば18で上京してから、母さんと暮らしてなかったなと。

里帰りで一時的に実家に行くことはあっても、
私が一人暮らししている様子を母さんに見せたことはなかったなと。


私はモスクワで生活していて、
つまり私のホーム。彼女にとってはアウェイ。


そこで見る娘の姿は、思っていたよりきっと、ずっと
たくましかったんじゃないかしら。


体が弱くて、いつも心配かけているけれど
人と仕事に恵まれて、なんとかやってますよ。


あとは、孫の顔を見せることかなぁ。


あ、嫁行きが先か。



命題。


2007年06月20日(水) セルフコントロールと「紀香魂」

モスクワ プラス26度 晴れ

先週末の私の誕生日会には母も参加して、
たくさんの仲間に囲まれて、
盛大にお祝いしてもらいました。
モスクワのドンやロシア人の友達からも祝電話もらったり、
この日記を読んでいる方から祝メールをもらったり
みんなみんな、ありがとう!幸せな時間をありがとう!


◇◇◇


日本に行くと必ず何かしらの本を購入して
電車で移動中などに読むのですが。



今回購入した中の1冊には「紀香魂」。



私は彼女のファンでもないし
そもそも彼女のことをよく知らないけれど
しっかり生きてる人ではないかなぁと感じていました。



本の内容は高いところから物申す感が否めないし、自信に満ち溢れ、

裕福な家庭で何不自由なく暮らしてきた感もたっぷりで

それでまっすぐな男気ある人と結ばれて。



結婚を意識するトシゴロの私としては

すごくもどかしい、いや、ちょっと羨望。




彼女は恵まれてていいなぁ、と。




ただ、人をうらやむのは性分じゃないし

人と比較して自分を卑下する、自分を否定する、
または自分の現状を認められないなどの感情は持たないようにしてるから


できるだけ前向きに、自分を高めるように

自分に甘くならない生き方を心がけている。



だから彼女の本を読んでうらやましかったのは家庭環境。
でもこれは自分の力でどうにかなるものではないからスルーして。




本の後半、体系維持もとい健康な体作りに関して書いてあって

中からももちろん外見も、自分磨きをしているからこそ

彼女は自信を持ってそれを言えるのだし、

自分を愛しているからこそ

自分の体を大切にしているんだなと感じました。




ちょっと過激なくらい神秘パワーの信仰があるようにも読めたけど

いずれにしても自分やダンナがハッピーになれる方向を目指してる感じ。




その人が持つ空気は外見だけじゃなく中身からも出るものだから

私ももっと自分磨きして 




イイオンナ 



目指したいなと思いました。




自分に恥じない自分でいたい。





2007年06月15日(金) 母と娘と

モスクワ プラス27度 晴れ

母さんをモスクワに招待して、数日経過しています。

まず最初に、母を呼べるくらい出世したんだなぁという思い。

それから、母を呼べるくらいモスクワに馴染んでいるのだなぁという思い。


◇◇◇


私は日中は仕事があるのであまり観光もできていないけれど

仕事の後はできるだけ面白いイベントに連れ出して、
母さんの五感を刺激しています。

感動屋で飽きっぽい彼女はとても無邪気でかわいいなぁと

わが母ながら思ってしまいます。


◇◇◇


職場のロシア人スタッフが母に興味津々で。

美穂は大人しいけど、お母さんはちゃかちゃかしてて元気ねぇ!

あまり似てないわね!


って、なぜかロシア人からは「似てない」と言われる我々。



背格好も顔立ちもよく似ていると昔から言われてきたのに

およそアジア顔の区別がつかないロシア人から「似てない」とは

これいかに?



◇◇◇


しかし異国で、旅行ではなく母と一緒に過ごす時間というのは

格別の思いがあります。


18で上京して以来ずっと、離れて暮らしてきたからねぇ。



お互い、つらい事も悲しい事も楽しい事もいっぱいあった。



そういう話に向き合うことが下手で、お互いいつも自分の心の中に収めて



それは今でもあまり変わらないけれど、



言葉少ないながら、大きな愛でつながっているんだなと



大きな愛に包まれて、今まで生きてきたんだなと



◇◇◇



昨日、誕生日プレゼントとして知人からいただいたチケットを持って

ミュージカル「マンマ・ミーア」を観てきました。


その中で、娘が嫁に行く準備をするシーンがあって


母親に髪結いをしてもらって、ドレスを着せてもらうんだよね。




「今まで21年間、父親がいなくても貴女を大切に育ててきた。


貴女は自分の思うとおり生きたらいい。」




というくだりには、もうこらえきれなくて。



うちの母も、いつも好きな通りさせてくれた。



私がロシア語を選択して上京することになった時も



モスクワに行くことになった時も



反対することなく、いつも背中を押してくれた。




私はうまく甘えられなくて




自分の感情を表に出すことができなくて




それでも、大きな愛で見守ってくれた





今回の一時帰国で、家庭内に波乱が起こって




私は母さんがいなくなるんじゃないかと思って




それはものすごい恐怖で




とても耐えられない恐怖で




母さんが戻ってきたとき、涙が止まらなかった。




安堵感で、朝まで涙が止まらなかった。





もうずっと昔に親離れしていたと思っていたのに





全然だね。だめだめだね。





表面的にはクールだけど、かけがえのない大切な家族。




いつも封印している気持ちが、昨日のミュージカルで噴出しちゃったよ。




母さんと一緒に過ごせる時間、幸せだよ。





母さん、思いきってモスクワまで来てくれて ありがとう





これからも、元気で長生きしてね。




2007年06月14日(木) Happy Birthday

モスクワ プラス28度 あっつい。


12日は私の誕生日でした。
家族と一緒にお祝いしたとっても幸せな誕生日になりました。

こういう温かいの、いいなぁ。シアワセ シアワセ☆


友達との誕生会は週末に予定中〜


◇◇◇

ママンをモスクワに連れてきまして。

軽く観光なぞしつつのんびり過ごしていますが、

驚くほど順応してるよママン。


何でもやってみたい、見てみたい、体験してみたい

好奇心旺盛で人見知りしない性格もあって

なんだか普通にモスクワで暮らしてるママン。



ただまぁ、体力不足は否めないので

あまり外を長く歩くとぐったりするので(私も)

ゆっくり目のスケジュールで楽しんでます。



2007年06月09日(土) 人間ドック

東京 +22度くらい?怪しい雲行き

人間ドックを受けるために帰国中ですが

受けました。

おおよその結果ももらいました。

で。



子宮筋腫ありますねー



ってさらりと言われ。







えええええーーーーー






ロシアで手術したばかりなのに、

キレイにしたばかりなのに、どゆこと???





翌日、急ぎ友達に紹介もらった近所の婦人科へ。






かくかくしかじかドクターに話して、いざエコー。







「あー確かにありますねー。2センチです。」








(うそーん・・・・・)






「でもね、小さいのでまったく気にしなくて大丈夫です。
3ヶ月か半年に1回くらい検査するくらいで十分ですよー。」







その後ドクターは
あなたのはココにできてて、とにかく心配無用です。
このくらいのは持ってる方多いですから☆





と、心配なーし!の太鼓判を押してくれたので

心底安心しました。




それからママになった友達らにも報告がてら

こんなこんなでね、って話したりして、とにかく安心。



もうキレイ。もう大丈夫!





長かった一連の婦人科がらみの弱り具合も

日本のドクターから話を聞けるとこれまた格別な安堵感漂いまして。










快・気・祝・い ☆










さらりと終電逃して朝までコースでしたとサ。


ま、まだアルコールがぬけz、、、





2007年06月06日(水) ちょっと距離おいて

東京 +25℃くらい 肌感覚では20度

帰国の理由が人間ドックっていかがなものかと思いつつ。

◇◇◇

普段暮らしているモスクワから離れて

改めて自分の日記を読んでみると


真剣に仕事してるなぁ、、と。


むしろ考えすぎかもしれないくらいの勢いだけれど

いろんな方向からぶつかる個をまとめて

より良い解決策を常に探っている感じ。


いろんな考え方があって、それをぶつけていけるからこそ
発展してるのかもしれないね。
 

◇◇◇
 

ところで日本で電車に乗ると

疲れた顔をした人が多いなぁと感じる。

そしてそれぞれが自分の世界に夢中になってる。


小さな国では、いいことも沢山あるけれど


息苦しいのかもしれないなぁ。


2007年06月01日(金) 査定

モスクワ 昨日は34度。今日は14度。さみーよ。

ありえないくらい暑かったのが緩和・・・
もとい急速冷凍な方向ですでに半そで無理。


◇◇◇


仕事でスタッフの査定もしてるわけですよ。


この子はこんな仕事ぶりで勤続何年だからこのくらいだろうとか
この子はこんな成績出してるからこのくらいの報奨金が妥当とか。
この子は他とのバランスを考えてこのくらいだろうとか。

いろんな角度から数名で協議をして最終数字を出すわけですが、




これが難しい。




いかに公平に客観的に仕事のデキ・不デキを評価するか。


ロシアのアドミンから上がってくる報告は
スタッフへの情や相性など、
アドミン個人の感情で査定されちゃってる事が多い。


部下として使いやすいスタッフを集めるのは確かに楽だけれども
仕事の評価や会社への貢献度がすっぽり抜け落ちてる。

その一方で給料大幅UPの大盤振る舞いをしたがる。



もっとも、会社の業績をベースに検討するわけで
締めるところと評価として還元すべきところの
全体のバランスを理解できていないロシアのアドミンには
確かに難しい部分はある。でもいい加減おぼえーや。


まぁそんなこんなで月初はいつも数字とにらめっこ。
上がってきたレポートのチェックとやり直しと。




人の査定は難しいよ。









ときに。





ここからが本題なのだが。







私とて働く身。査定される身。








さぁ査定の時期がやってきましたよ!









「で、いくら欲しい?」とな。









・・・・・。










・・・・・・・・・・。










、、そうきたか、、、








人の査定より自分のことのほうがずっと難しい。







ましてや全体のバランスシートを知ってる以上、余計に。







自分の貢献度って?




もちろん、まだまだ足りない部分はたくさんある。





でもじゃぁそこができてませんから変化なしで、ってのは嫌。







だって耐えたもの。2年間変化なしで。







じゃぁいくらUPならハッピーに働けるの?








そもそもこの会社に入った経緯とか







この2年で学んだこと、増えた知識、経験、







それらを活かして確固たる自分の場所を見つけて仕事をしていること







ありえないアホらしい状況にも前向きに取り組んできた忍耐力









よくやって・・・る・・・じゃん? しみじみ。








「で、いくら欲しい?」






って質問に戻るわけだが、










1万ドルと言っておこう。とりあえず。











おととい来やがれ な声が聞こえた気がする。









現実的な数字としては・・・



















・・・さすがに公共の場じゃ書けねーワナ^^;




てか、まじで考えよう。うーむ。。



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