モスクワ留学日記
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2006年11月16日(木) |
ちょっと緩んだ感覚に |
モスクワ +2〜 −2度 曇り 毎日毎日ハムとパンを食している今日この頃。 モスクワでの学生時代を思い出してある意味感慨深かったり。 しかしいくら景気が良くなったと言っても、 ロシア人の基本食生活は 砂糖3杯入りの紅茶またはコーヒーと、 パンにバター塗って厚切りハム乗せてもりもり食べる図は続いてるようで。 そりゃ地下鉄の中「ハム臭い」って話ですよ。 ハムというか、肉臭。ケモノ臭。 ため息とかあくびとか、 近くでされるとマジきつい。肉臭にやられる。 そして毎日毎日ハムを食べてたら 私もそのうちハム臭を発するようになっちまぅ気がする。 ◇◇◇ ところで どんな町でも住めば都だし、程度の差こそあれ馴染むのは当然の話。 モスクワでも同じことで感覚として身についた生活法、危険回避法は ほとんど無意識に実行されていて説明が難しい。 でもロシア初めてー という人と比べると、 明らかに危険回避的行動をしている自分に気づく。 ぼけーっと歩いてるようでバッグはしっかりつかんでるとか できるだけ明るい道を歩きつつも前方に若者グループがいたらさりげなく避けるとか 混雑した場所ではバッグを腹にかかえて上着ポケット内の貴重品はバッグ内や内ポケットに移動するとか 夜の地下道はできるだけ歩かないとか 道を知らない所への白タクには一人で乗らないとか 白タクで降り際に難癖つけて料金ふっかけてくるドライバーには噛み付かず大人の対応をするとか 自宅アパートのドアはすみやかに閉めるとか ちょっとしたことだけど、ほとんど無意識的に、 でも意識しつつやってる事。 しかし緊張感も当たり前になってくると気が緩むもので。 年末年始はモノイリですわな。 必然的に盗難やそれに絡む暴行事が増えます。 自戒をこめて、皆様もお気をつけあれ。
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