モスクワ留学日記
もくじ


2003年07月21日(月) ジャズ

モスクワ 14〜23度

久々にジャズを聴きに行ってきました。
けっこうな大音響で酒がーすすむー

レストランで生バンド入れてるところも増えてきてるし

ますます面白くなってきてますぞ。 
 


2003年07月13日(日) 爆弾

モスクワ 20度 嵐。

暴風雨吹き荒れまして、近所の大木がぼっきり折れてました。
ひどい1日ですわ。

     ◇◇◇

地下鉄の環状線に乗っていたところ
車両についている緊急連絡用の呼び出しを使っている乗客がいました。

あぁ荷物が挟まったのかな、酔っ払いがいるのかななどと思っていたら
そのコールの後、乗客がわらわらと席を立ってドア口に集まるではないですか。

次の駅で全員降りました。
というかアナウンスで降ろされました。

遠巻きに人だかりができて、ザワザワしてます。



見ると、黒くて細長い箱が座席近くにありました。
その箱からは銅線のような線が何本か…

ば、爆弾ですか(汗)


結局、乗客を全員降ろして、
地下鉄は走り去っていったので
本物かどうかはわかりませんでしたが…

7月5日には
コンサート会場で爆弾テロがあって多くの命が失われました。

7月9日には
夜中のレストランで爆弾テロ騒ぎがあって、
爆弾処理班の1人が命を落としました。

7月10日には
セバストーポリというホテルに爆弾を仕掛けたとの電話があり
ホテル内の全員避難という事体になりました。
結果、いたずら電話だったのですが。

そして今日、7月13日は
地下鉄内での爆弾騒ぎを間近で見てしまったりして

やっぱりなんだかどう差し引いても
物騒だなぁと感じます。

「爆弾」という単語に市民はとてもナーバスになっています。


2003年07月11日(金) むしろ泳ぐ方向で。

モスクワ 23℃ くもり のち 雨

まったくもって雨雨なモスクワ。

水はけが悪い道路事情なので
雨が降るとどんどん溜まる。そして池や川に。

そこに魚が泳ぎ鳥がやってきて、
家族はバードウォッチングなどを。あぁ自然愛。


ウソくせぇ。てかウソなんだけれども。





歩道いっぱいの水たまり。それをよけるべく車道を歩くと
そこにも水たまりがあるわけさ。

あぁどうしようと思っているうちに車が来てドヴァシャァァーー




合掌。






横断歩道で信号待ち。
意識的に車道から離れて待つわけさ。

予想外のスピードで車が通り過ぎてドヴァシャァァーー


横断歩道の中ほどでさ、信号無視の車が左折してきて
ドヴァシャァァーー


3回もね、車にドロ水かけたれた日にゃぁね、
もう水溜りなんか怖くないっていうかね

ザブザブ歩いたね。水深10センチくらいの水溜りを。




2003年07月08日(火) コレ ヤスイネー

モスクワ 19〜27℃ 適温 でもカミナリ

ゴロゴロドッシャー が続いてます。
いやん。

     ◇◇◇

今日は久々にモスクワ観光しました。
街の売り子は怪しい日本語使いで笑う。

コレ ヤスイ ヤスイヨー
コレ コハーク(琥珀) ムシ ハイッテルヨー ←嫌だ




ビンラディン・マトリョーシュカが売っていて
思わず買おうかと思ったり。

時間がなくて中を見れなかったけれど、
やっぱり中はフセイン?

その中は?? 


ブッシュだったりして。

とかなんとか含みを持たせつつ撤収ー。


2003年07月07日(月) スイカはまだ

モスクワ 19〜28度 晴れのちスコール


蒸し暑い1日だった。
空気がもんわ〜っとしていて、髪も膨らむいやーなじめつき感。
そんなんで昼間はじっとりねっとり暑かったけれど

夕方から雲行きが…

あやしk…



ドッシャーーー




きましたね。強風&スコール。

そんな時に限って外を歩いてしまうワナ。泣。

あぁ一瞬でぬれネズミさ。


     ◇◇◇


ところで今年はさんざん続いた冷夏モードで
街のスイカ売りが見当たらない。

そろそろ通りにスイカ檻立てて、山積みする季節なのに。

南のほうじゃとれてるんだろうけれど、
寒いし雨だして売上見込めないからかなぁ。

さくらんぼは出回ってます。
でもそろそろやばいね。モモにシフトしてる時期だからさ、
べったりしてるサクランボには注意ね。



いるから。が。



いまだにプチトラウマなうじ虫事件。


2003年07月04日(金) 涙の卒業式

モスクワ 25度 晴天

ピッカーンと晴れ渡った空。
ジリジリ照りつける太陽に汗がにじむ。

そんな晴天に恵まれて、卒業式が行われました。


外国人だけ集められて、外国人だけの卒業式でした。

「外国人のあなたたちが母国を離れてロシアで暮らしてきたこと、
途中で投げ出すことなく卒業まで頑張るのは簡単な事ではなかったはずです。
勇気と信念をもって勉学を続けた皆さんとここで会えてとてもうれしいです。
あなたたちは私たち教師の誇りです。ロシアで学んだ事が役立てますように、そして皆さんの幸せを心より願います!!」


もうね…


涙がさ、あふれそうでさ、
特に後半はスランプで
勉強が手につかなくなって

とても苦しんでいた
時期があったので

よくやった。自分。

よく耐えた。よくふんばった。

教育大学の先生たち、どうもありがとう!

支えあった同志、ありがとう!

そして応援してくれたみんな、ありがとう!







無事に、卒業証書を受け取る事ができました。







苦しんだ時期が長かっただけに、
この証書の重みは胸に、ズシリと。



☆教育学部の教授とクラスメイト達


2003年07月01日(火) 足攻撃

モスクワ プラス15℃


モスクワでは今年、精力的に日本的イベントを行っています。
日本映画・芝居・伝統芸能…いろいろやっていますが
先日とある劇場で行われた歌舞伎を観に行ったんですね。

平間前のほうは2000ルーブル(約8000円)ですよ。
安い席でも500ルーブル(約2000円)。

ブルジョワ価格。それでも場内ほぼ満席。


題目は「曽根崎心中」
1時間半のダイジェスト版で
主人公のお初と徳兵衛の恋愛風景から心中までを演じていました。
金持ちダンナに流れず、「私には徳サマだけ…」という一途な女性、
ロシア人から見た日本女性のイメージって今でもこんな感じかなーとか思いつつ。

セリフはわかり易く、ロシア語字幕もあったので
イヤホンガイドなしでも理解できました。


隣に座ったロシア人女性がね、「しっ」とか「静かに!」とかって
周りに注意しててウザかったです。


てかね、足。

アンタの足。


なんかもう歌舞伎観にきたんだか足のニオイかがされに来たんだか
というくらい、殺人的な悪臭。

もうね、

「君、足クサイし」

って言いかけましたが、
通達したところでその場で洗うわけにもいかないので、、


歌舞伎の感動よりも、彼女が先に席を立ち去ったことに
深く深く感動した1日でした。


足臭で人を殺せるかもしれないと
初めて思ったモスクワの夏。



mihobani |MAILHomePage

My追加