モスクワ留学日記
もくじ


2002年08月28日(水) おばあちゃんの手作りジャム

モスクワ プラス13〜26℃ 日中は暑いね

くぅ。。せっかく書いた日記が消えた、、
キレ良く書けてたのににに。


がぁぁぁぁーーーーーーー


という騒音はそのままに、パソコン使いつづけているわけですが
そのうちぱたりと逝ってしまいそうでコワイですな。



さて、某サイトのテキストが更新されています。
「これでもか遊園地体験」と
「おばあちゃんの手作りジャム」
の2本です。

我が家のマドンナ、齢73にしてチャキチャキの
昨日からデコに大たんこぶつくっているおちゃめな(?)
大家さんの写真初公開です。


2002年08月26日(月) 車中の人間模様

モスクワ プラス8〜20度 穏やかにハレ


先日、こんな場面に出くわした。

地下鉄の中。
席がほとんど埋まるくらいの混み具合。

長いすで爆睡中の若者が一人。仮にAとしよう。
身なりはあまり良くない。ただ悪臭を放つでもない。
年の頃、ハタチ前後か。


体は傾き、今にも床に落ちそう。




で。







落ちた。ずるずると。ヨダレだらだらで。






この後周りの人はどんな反応をしたか?

1.いやぁねぇ、あの人とヒソヒソ
2.見てみぬフリ
3.警官が駆けつけて御用




答えは






そのどれでもなく、



近くに立っていた男性がその若者を引きずり上げ、
席に座りなおさせたのでした。


ほどなくしてその男性は下車。





Aはさらに爆睡モード。
座席に片足を上げて横になり始める。

それを見かねた他の乗客(男性20そこそこ)が
座席から足を払い落とす。

2度ほど繰り返した後、爆睡中の若者からポロリと
10ルーブル札が何枚か落ちました。

足を払い落としていた乗客はこれ幸いと
そのお金を自分のポケットへ。




一部始終を見ていたおばあさんがお金をくすねた男性に注意しました。
それ、この子のお金だろう!返しなさい。

オレは拾ったんだよ。


そんなやり取りの後、お金をくすねた男性は爆睡中の若者を起こそうをしました。
それが彼のお金か尋ねようとしたのか否か。
しかし、さんざん揺らしても起きず。

結局お金はくすねた彼のモノに。


落ちているモノはプレゼント。
スキを見せた方が悪いのよ。



一人の爆睡青年のためにこれだけ周りの人が絡んでくる社会。

道を正そうとする人たち。
人に、注意できる人たち。

モスクワ、けっこう暖かいと思う。


2002年08月24日(土) ヘタレ

モスクワ プラス9〜15℃ フリース着てGO


しばらく潜ってしまって皆様に大変ご心配をおかけしました。
暖かい励ましのお言葉、とてもとてもうれしかったです。
ありがとうございます。ありがとうございます。

毎回そうなのですが、一時帰国で日本へ帰ってからモスクワに戻ってくると、言いようのない鬱に陥ってしまいます。

とりわけ今回の一時帰国は2年ぶりとあって、何年も会っていなかった旧友らとの再会だったり、家族との団欒だったり、そして個人的に衝撃的な出来事もあったりしてとても濃いぃ夏を過ごしまして、、

モスクワに戻ってきてからぼへぇとする時間があったというのもウツウツを悪化させる原因だったかもしれません。

8月中のほとんどを、誰とも会わず部屋で過ごしていました。
何かを考えていました。考えていても答えは出ないような事を。





そうこうしているうちにパソコンから嫌な音が出始めました。

というより劇的な騒音で朝5時に起こされました。


がーーーーー というか
ぶーーーーーー というか…

もしかしてホコリ?とバラして掃除機をかけてみるも効果なし。
とにかく電源を入れている間は騒音しっぱなし。






どうしたものか。








叩きましょうかね(違









耳栓買いますかね(そういう問題じゃ







いつも電源入れっぱなしってのが悪かったんスかね。






1999年1月に購入だから3年半経過ですか。




そろそろ…









修理スかね(新機買えよ








てなわけで今度はパソコンがヘタって
また潜りになってしまうかもです。




平にご容赦を


2002年08月15日(木) 更新報告

モスクワ 12〜23℃ 過ごしやすい季節かと


mihobani的発言: ロシアレポート

某サイトの手紙が更新されています。

右側の真ん中よりちょっと上、
小さなフォントで 手紙一覧 というのがあるので
そこをクリックして進んでください。

→→→手紙を見に行く


2002年08月13日(火) IKEAツアーはいかが?

モスクワ 11〜26℃ 激しく変わる天気 今は曇り

先日、ボロネジから来た留学生の観光案内を兼ねて
スウェーデンから参入した大型家具センターIKEA(イケア)へ。

ブツヨクの塊になっているモスクワっ子を刺激してやまないこのお店、
2000年にシェレメンチェボ空港のほど近くにできた際にはそりゃ長蛇の列、黒山の人だかりだったとか。
2001年にはうちの近所に2号店ができて、今後はモスクワ中心部に1店舗とペテルブルクに2店舗建築予定らしい。

現在モスクワにある2店舗は町外れに位置しているので、
最寄りの地下鉄から無料送迎バスでGO→

バスに揺られること10分弱。
郊外旅行の趣すら感じられる乗客のわくわく感を乗せて、イケアにご到着。

見るだけでもおもしろいよ〜♪とウワサに聞いていた店内はそりゃ広く、
様々なシーンに合わせて置かれた家具・小物類はまるごと買いたくなっちまうステキさで、わーきゃー言いながら丁寧に見ていたら足がぼーんになること請け合い。

入り口には商品カタログに買い物リストとえんぴつ、メジャーなどがご自由にお取りください状態でありがたく頂戴する。

平日の昼間だというのにかなりの盛況ぶり。
値段も確かに…安い…のかな。多分。


応接間・食卓・仕事部屋と進んで、触ったり座ったり引っ張ったり開いたりしていや〜…ずいぶん見たね、、と手元のパンフを見るとまだ半分も進んでいない。うはー。

その後
寝室・収納家具・キッチン用品・子供部屋などを見ているうちにもう限界。つ、疲れた、、






そこにはレストランが♪







うまい商売やってますなー(簡単に乗せられるワタシ)



1品ずつ値段が書いてあるので、レジでキェェー!となることもなく、平和に会計を済ませ、もりもり食べて商品カタログで再度検討。

体力をつけたところで1階へ降りるとまたステキな食器群が。
思わずフライパンとか買ったりして、悦。

至れり尽せりな内容で、テーマパークを満喫したかのようなシアワセ感でしたが、最後の最後でレジのねーちゃん(もちろんロシア人)の信じられないくらいの愛想の悪さでがっくし。
あぁ、ここはロシアだったのね…と我に返ったうちらでした。

ホームステイをしているので、家具はすべて大家さんのモノを使用しているワタシ。
自分の家ではないし、いずれはロシアを離れる身。家具とは縁のない生活を送っ…

ていたんだけど、ズタボロへにょげちょのベッドマットとか妙なニオイを放つせんべい布団とか背中痛の原因になるベッド周り用品、マジで買い換えようかと検討中。

週末まで考えて、それでも買いたかったら決断しよう。
買い換えた暁には、現在使用中のへなちょこズタボロ「中央部分が高いんです」ベッドの写真でもUPしようかの。


2002年08月07日(水) どす黒い日

モスクワ 昼22℃ 夜13℃  日がかげると寒いこと!

やっとお湯が出た!うらー!(ばんざーい)
お湯沸かして水で薄めてちゃぷちゃぷお湯浴びの生活ともオサラバ。
思う存分お湯を浴びちゃルわい、と
いそいそとバスタブにお湯を張ってお〜フロ〜♪

そろそろお湯いっぱいになったかな〜と見に行くと、、




そこにはたっぷりとおうど色のお湯が。


(ここはバングラデシュか・・)←洪水のニュースを見たばかりだった。





しかしバ、バスクリン入れてマリンブルーにすればよいではないか!
と賢く思いつき、バスクリン投入〜。


かくしてお湯はどす黒い緑色に変色(涙)。


小学生でもわかる 黄色+青=緑 の法則まんまの展開。
 
しかし。
こういう時はめげずに記録に残すべしが先代の遺言だったので(誰?)



→→→さっくり写真撮影。



こんなお湯でもめげずに入りましたよ。足なんか伸ばしちゃったりして。
あー気持ちいいなぁー(ヤケ)

しかし身体を洗っているうちに赤いプツプツが出てきたので黒緑色のお湯とはさよならしました。


ちなみに、お湯を張ったばかりの時は動揺していたため写真に残せず。
次も茶色かったら写真を撮ろう。

そして今日はガスが止まっている。料理できず。むぅ。


2002年08月03日(土) 毎年恒例の断湯なりー

モスクワ プラス15〜25度 雨のちハレ ちょっと肌寒


ここんとこずっと暑かったらしいモスクワですが、
カミナリ&どしゃ降りで、すぃーっと涼しくなりました。
肌がさらっとする感じ。快適指数高し。ふふ。

モスクワ郊外で頻発した火災で発生した二酸化窒素などにより
数日間モスクワの空はどんよりと曇り、息苦しさを感じるほどでしたが、

この恵みの雨によりコゲ臭さは消えて
現在はさわやかな空気になっています。


     ◇◇◇


ところで日本ではあまりのハードスケジュールでバテる余地などなかったのですが、
無事に帰ってきたぜーという安堵?から発熱中のワタシ。

ロシアの夏には必ず3週間ほどの「断湯」がありまして、
家に戻るとまさにその期間の真っ最中でして
でも暑いシーとか言いつつじゃぶじゃぶ水浴び(荒行)したのがいけなかった…

に違いない。



化学物質には頼るまい!とデコにタオルなぞあてていたものの
一向に下がらずまたしてもバファリンに世話になったな…フッ…

断湯は5日までですが、その後2日間ほど今度はガスが止まるらしく
料理作れず。


モスクワ生活、何かと課題が多いようで。。




2002年08月02日(金) 復活のノロシ

モスクワ 意外と暑い プラス30度


久々の一時帰国を思いっきり遊び倒した数週間。
数年ぶりに会った友人達は結婚して子供がいたりして、
浦島花子モード全開のワタシ。

「今度いつ会えるかわからないから」とみんなから手厚い歓迎を受け
とてもとても楽しく充実した滞在になりました。

真っ黒なスケジュールと暑さにへろへろしながらも、
みんなと会えて本当によかった!心からみんなに感謝感謝!

     ◇◇◇

さて、一転してここはモスクワ。
日本の家を出てフランクフルト経由でモスクワの家にたどり着くまできっちり24時間。
全行程ほとんど寝ていたものの、さすがにどっかーんと疲れが。

懸念だったモスクワの空港では問題なく入国手続きを突破、
荷物もさっくり受け取り、税関審査も楽勝で通り抜け、
今回はめちゃ順調だったなぁ!と感激♪

…していたところ、カバンがひとつ足りないことに気づくワタシ。
ありゃ、パスポートやサイフなど貴重品の詰まった手持ちバッグがない!

うひゃー税関申告の荷物チェックコンベアに忘れてきた〜〜!(焦)

ダッシュで戻って「か、カバン忘れました!」とオニイサンに言うと

「?」 という顔をされつつベルトコンベアのボタンをポチっとな。
無事に出てきました。ゴムカーテンの中に残ってたワタシのカバン。

税関審査の書類チェックに勤しんでいたオニイサン。
荷物のチェックはしてなかった様子。

これじゃ何を持ち込んでもスルーパスだぜモスクワ…アブナイアブナイ…。

ちなみに単純に忘れられただけだったようで
中身も無事でした。よかったよかった。

もやーんとした道をひた走り、お家へ到着。
バタムとベッドに転がってぐーひゃらぴーとな。

     ◇◇◇

一夜明けて朝10時ごろ。
ぐーひゃらぴーのワタシの部屋に大家のばーちゃん乱入。
「をを!帰ってきたのね!ワタシの娘よ!」と熱い抱擁とキスの嵐。

モスクワ郊外で大規模な火災が発生しているらしく
その影響でえらいスモッグ騒ぎになっているモスクワ。
市の中心部を歩いているのはおよそ観光客くらいで、
もはやマスクをしないとアブナイほどの環境汚染度だとか。。
それに関連して気温も上がっていて。
ずっと30度越えで蒸し暑い日々だったよう。

「…だからねー医者にも昼間は出るなって言われててねー」
と話しつづけるばーちゃんの図。元気そうでよかった。

ところでこの大規模火災のニュース。
本当に窓の外は焦げ臭いニオイで充満してますわ。
ニュースをチェックしつつ詳細を報告していこうと思っています。


ではでは、しばしお休みしていましたが、
復活のノロシ、ぼわ〜ん


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