TOM's Diary
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2013年09月26日(木) |
牛肉好きが増えると羽毛布団が値上がりする |
今日の日経にこんな記事が出ていた。 「牛肉好き増えて 羽毛布団が品薄に」
まるで「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいな話だが、読んでみて納得した。
羽毛と言うのはもちろん鳥の羽根だ。アヒルとかガチョウの羽根が使われるそうだが、中国あたりで食肉用として飼育されたアヒルやガチョウの羽根が羽毛用に使われるのだそうだ。 なんでも売り上げの8割が食用の肉として、残りの2割は羽毛としての売り上げになるそうだ。
ところが最近、中国では牛肉やら豚肉などの人気が上がり、アヒルやガチョウの出荷量が減っているそうだ。飼育業者としては売り上げの8割を占める肉が売れなければ、羽毛だけでは元が取れない。 しかも鳥インフルエンザなどの影響で牛肉や豚肉が好まれるようになってきており、廃業する飼育業者も多いらしい。
そうなると羽毛の生産高が落ちてきて、すでに品薄状態になっているのだそうだ。
そのため、羽毛の価格が高騰し、羽毛布団が値上がりすると言う理屈だそうだ。
まさに「風が吹けば桶屋が儲かる」の流れのようだが、こちらは実際の話である。記事によると、2012年当初は1Kg当り40ドルだった羽毛が、現在は1Kg当り75ドルにもなっているのだそうだ。
羽毛布団も、買い替えるなら早目が良いかもしれない、いや、もう手遅れか?
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