20050429の覚書
84回の医療1
BZは皮質脳波のα波を減少させて、ノンレム睡眠時間を延長して、総睡眠時間の増加をもたらす。 BZ受容体はGABAA受容体やクロライドイオンチャネルと複合体を形成。(GABA)B受容体
は抑制性GTP結合タンパク(Giタンパク)共役型受容体 BZの加療による強い沈静や呼吸抑制の処置に用いられるフルマゼニルは、GABAA受容体BZ結
合部位での特異的な競合的拮抗薬 臨床で期待される作用は、大脳皮質、辺縁系、あるいは、脳幹部のGABAA受容体を介する沈静、
催眠や抗不安作用など。 バクロフェンは、脊髄のGABAb受容体を刺激して中枢性筋弛緩作用を示す フェニトインは、大脳皮質運動領に作用して複雑部分発作の発現を抑制 ドロキシドパは、すくみ足を伴うパーキンソン症候群患者において、青斑核-視床下部系のNE作動
し神経機能改善を目的に投与 ジアゼパムは、破傷風毒素によるストリキニーネよう痙攣を抑制 ダントロレンNaは、骨格筋の筋小胞体からのCa2+放出を抑制。全身麻酔時に見られる悪性高熱症
の筋硬直に適用 ケトチフェンは、ケミカルメディエーター遊離抑制作用と、H1ブロック作用を併せ持つ。後者が中
枢抑制作用に寄与するため、副作用として眠気を生じる。 オザクレルはTX合成酵素阻害薬であり、TXA2による起動収縮を抑制。TXA2ブロックにはセラ
トロダストなど プロカテロールは、副作用として手指の振せんを起こすことがある ベクロメタゾンは、気管支喘息には吸入で使用。Mφなどで転写因子の活性を調節し、サイトカイン
遺伝子の発現を抑制 プランルカスト水和物は、LT受容体拮抗作用を有し、即時型および遅発型喘息発作を抑制 ピンドロールは、非選択的βブロッカー プラゾシンはシナプス後膜のα1受容体を選択的にブロック ナファゾリンはα1受容体を介して血管収縮作用を示す。鼻充血、結膜充血の除去に用いる。 ドブタミンは、β1受容体を刺激することにより、心不全患者の新機能を改善する サルブタモールは、β2受容体を刺激することにより、気管支、子宮や血管平滑筋を弛緩 ブセレリンを単回投与すると脳下垂体からLHやFSHの遊離が促進 ブセレリンを頻回投与すると脳下垂体からLHやFSHの遊離が抑制 LHは排卵を誘発して黄体を形成。排卵後黄体からはエストロゲンやプロゲステロンが分泌 LHは精巣のLeydig細胞に作用し、テストステロン合成を促進 FSHは男性体内ではテストステロンと共に精子形成を促進し、助成では卵胞の発育を促進 エリスロポエチンは腎臓で産生され、酸素分圧の低下などにより産生が促進 エリスロポエチンは後期赤芽球系前駆細胞に作用して前赤芽球へと増殖させ、赤血球の賛成を高める エポエチンαとエポエチンβはポリペプチド鎖のアミノ酸配列が同じ 免疫性溶血性貧血では副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制薬が用いられる ピロカルピンは、毛様体筋の収縮を促進 トロピカミドは、毛様体筋の収縮を抑制 フェニレフリンは、瞳孔散大筋の収縮を促進 ジスチグミンは、眼圧を下げる UV照射により、7-デヒドロコレrステロールがコレカルシフェロールに変換 VD3は肝臓と腎臓でそれぞれ水酸化されてカルシトリオールとなる。 VD3はCa2+の消化管吸収促進作用及び、腎尿細管におけるCa2+の再吸収促進作用をもつ 上皮小体ホルモンは腎臓に作用し、カルシトリオール合成の律速酵素を誘導 ナイスタチンはポリエン系の抗真菌薬で、カンジダなどに対して、静菌、殺菌作用がある トリコマイシンはトリコモナス膣炎やカンジダ症に有効 塩酸キニーネは、抗マラリア作用のほかに解熱作用もある サントニンは駆虫薬として使用 臓器移植に適用されるシクロスポリンは、ヘルパーTcellのIL-2産生を抑制することにより、免疫
機能を抑制 膠原病に用いられるメトトレキサートは、葉酸代謝拮抗薬でジヒドロ葉酸還元酵素を阻害してRNA
の合成を阻害 ペニシラミンはRAに適用され、リウマチ因子や免疫複合体分子内のS-S結合を開裂 プレドニゾロンの免疫系における作用はTCell機能の抑制 シクロホスファミドは体内で活性化され、Bリンパ球の増殖を抑制して体液性免疫を抑制
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