大した量ではないが、初雪降る。降るというより、舞ってる状態。風がかなり強かったので、かるーく吹雪いてる感じもした。全国的に広範囲が降雪に遭い、晴れていたのは関東周辺のみ、ということもあり、ひょっとしたら、風花だったか？　という雪の乱舞だった。
　実はちょいとした忘年会なんぞがあり、２時間騒いで、店の外に出てみたら、雪の舞に取り巻かれた。中々に幻想的光景、というには現実としては寒すぎたが。
　それも家につく頃には影を潜めてしまった。初雪もまた儚く消えてしまったが、見ることができたのは幸運だったかもしれない。普段なら、家に帰り、外は見ない時間なのだから……。

　火星探査機『のぞみ』が火星探査という当初の目的を果たせずに、火星への降下を断念した。目前まで達しながら、残念な結果となってしまった。
　ここ近年の日本のロケット失敗続きの中にあって、唯一の光明であったろうに──だが、『のぞみ』の旅もまた、苦難の連続だった。
　無事に打ち上げられ、地球を出たものの、その直後の事故で自力で火星に向かうことができなくなり、地球による『スイング・バイ』を利用して加速させるために、火星到着は先延ばしにされていた。
　それでも、懸念されていたようにエンジンの再稼動ができずに、降りられなくなってしまった。関係者の「火星目前まで辿りついたことが希望」というような言葉が正に慰めに聞こえてしまうほどだ。
　全国からの『火星への手紙』？　なども募集して、載せていった覚えがある。初めての日本の人工惑星機としても、古来から兄弟星として共感を誘う火星への『夢』が綴られたであろう数々の便り……。
　しかし、載せられたまま便りは配達も叶わず、火星近くの太陽周回軌道を回るらしい。今のままでは火星へ墜落もしかねないとか。恐らくは半永久的に──いつか、回収され、時を経た便りが届けられる日もが来るかもしれない。それこそを『夢』とするか。

　一方では、他国各国の火星探査機もかなり、火星を目指している。今年が『空前絶後、史上稀に見る大接近の年』だったためもあり、観測の当たり年なわけだ。
　こういう御時世でもあり、一方では金のかかる宇宙探査など止めてしまえ、という声もあるが、逆にだからこそ、ロマンを求めていきたいとも思う。
　勿論、探査機が向かうのは科学的データを得るためではあるが、やはり『火星という兄弟星に降り立つ』ことそのものが浪漫であると感じられるからだ。

　我が家の最寄郵便局にて、強盗事件発生。それも、局長が足を撃たれたという一大事！　つまり、拳銃強盗だったりする。何ともまぁ、遂に家の近所でもこの類の事件が起きてしまったか。
　その昔、当郵便局では刃物強盗が入ったこともあった。うちの親が30分ばかしニアミスしたという逸話もあったりするが、何にしても、強盗も進歩したというべきか？；；；　こんなんで、進歩せんでも。
　無論、警察が入り、業務は停止。報道も到着、ヘリも大小二機ばかし飛んでたとか。大きいのは多分、Ｎ○Ｋのではないかという話だったが。
　とにかく、この界隈でも、通り魔やら空き巣やら、車上狙いやら何やらと、……殺人犯が隠れてたこともあったぐらいだから、どこにいても、どんな犯罪に巻き込まれるかしれたもんじゃない、ということかね。……こんなんで、シミジミしたくはないな。