航宙日誌
『革命戦記』と輝&Ark☆の珍道中?

2002年03月31日(日) 春なのに〜♪

 大して意味のないタイトル・・・。

 何だかんだで『革命戦記』も開設して、早半年。同人に関わりつつも、サイト経営──はやはり難しいと思うものの、とりあえず、手探りで続けられている。何といっても、色々と相談に乗って下さる方や覗きにきて下さるお客さん方のおかげに違いない。──大感謝☆

 ついでにトップ画をアニメに変更する。JAVAが切ってあると、動きません。ハイ。ロールオーバーよりは分かりやすいだっしょ★



2002年03月26日(火) 月の子の長い旅路

 コミック版『∀ガンダム』が最終回を迎えた。随所に渡り、TV版とは違う展開が見られたが、結末も又、他のメディアとは異なるものだった。

 ロランは生死不明だが、ターンAに救われた、と思いたい。キエルはやはり、ディアナの後を継いでいくと志し、ディアナは地球で過ごすのだろうか。月と地球は幾らかは歩み寄っているようで、メシエは月の大学で学んでいる。
 一方で、月から降りてきたキースとフランも又、地球の家族となっている。
 そして、ロランを忘れられないソシエ──彼女の戦争はまだ終わっていないのかもしれない。ひたすらに待ち続ける(待つだけでなく、アタックもしてるが^^)ギャバンにいかに応えるかは・・・今はソシエにも誰にも分からない。

 野心に身を焦がした御曹司──グエンは心の赴くままに、太古の人々が旅立ったと伝わる銀河の果てを見つめていた。帰る所をなくしたメリーベルだけを連れて・・・。そうして、白い戦艦は又、消えていった。

 時は流れ、人はやはり、争いながらも、助け合い、その繰り返しで、時を紡ぎ続けるのか。その果てには何があるのだろう。

 TV版・二つの小説版・映画版、そして、このコミック版で全ての『∀ガンダム』は完結をみた。夫々に、夫々の物語と人々の生き方があった。どれが正しいわけでもない。これも『幾つもの可能性』なのだろうと感じる。



2002年03月25日(月) セイラさんじゃなかった

 表紙はまたしても、シャアVSアムロ。『NEWTYPE』上の予告ページのイラストはどこのもの? 正解は『NWETYPE.COM』予告かい。

 ともかくの『ガンダムA』4号発売。とりあえず、昼頃、買いに出る。ついでに、読みながら、お茶するおやつ(爆)も買って帰る。

 『ジ・オリジン』──やはし、最初の見どころが彼の金髪兄妹の思わぬ再会か。本当にWBまで侵入するとは、さすが“赤い彗星”(? 何のこっちゃい) ところが、驚いたことに、ここでアムロまでが関わってしまう。サイド6以前にノーマルスーツ姿とはいえ、その姿を目撃してしまうとは・・・。ただ、アムロが叫んだ「セイラさん」の名は聞こえなかったのか? “エドワウ・マス”くんには。
 その襲撃の混乱の中、拘束を解かれたブライトたちだが──TV版の見せ場が又一つ削られてしまったTT 反逆罪も覚悟の上で、自分の意思と判断で指示し、行動していたTV版4話は最初の転換期とも思っていたんだが。
 重かったのはやはり、はっきりと結末の描かれたパオロ艦長の最期。若者たちの未来・・・つまりは地球圏全体の、人類の未来を思っての──。しかし、だからといって、「退場すべき」とは悲しすぎる。気づかぬままにいる者が安穏と生き続け、彼のように“気づく者”は悲しみと辛さの中で苦しむのかもしれない。
 そして、未来を託した若者たちは地球へと向かう。ただ、それも何のために、なのか? 単に機密たるWBとMSを届けるためだけなのか?

 大気圏突入。間際の戦い──緊張感溢れるもの。緊張を強いられすぎたか、完璧にブライトがキレた。
「ジャブローまで生きて帰りつけるのなら」って、確かにそりゃそうなんだが、それは言っちゃならんだろう。仮にも、その席(キャプテン・シート)に座ってるなら。TV以上に前途多難だなぁ、と思ったものだ。
 誰にとっても、幸いなことに、ガンダムは無事?だった。ここで燃え尽きてたら、話が終わっちまうもんなぁ、とは昔、スタッフの誰かがいってたこと^^;
 でも、冗談ヌキで、オリジン版は特にガンダム自体に突破能力がある、ということではなく、WBの影に運良く?入り、摩擦を殺いだという表現だったのか? 尤も、WBにしても、見るたびに心の片隅では思ったものだったが──あれだけ結構、被弾してて、よく突入できたなぁ。オリジン版だって、火まで出てるじゃないか。
 ・・・それでも、大気圏突入を果たせるほどにスゴイ艦だ、という結論かな?

 短編小説も始まった。ボール(のパイロット)が主役だ。名もなき戦士の物語、というと、やはり悲劇に通じてしまう気がする。
 他にわりと楽しみにしてるのは意外や、「MS開発物語」だったりする。美樹本作品は筋はともかく、どうも画面が煩くて読みこめない。イラストとしては大して気にならなかったが、ストーリィものとなると、少なくとも輝向きではない。ちと、惜しいな。



2002年03月24日(日) 甘かったぜ

 チケット購入の勢い?で、昨日『パトM3公式サイト』に初めて!?つないだ。遅いってよ。
 で、ここで上映館をチェック・・・・・・^^; んで、発見。最寄は──結局、東京に出なきゃ、観られないってこと。ハハハハ、やっぱし? しかしまぁ、9年前!?の『M2』も池袋まで観にいったし、いいんだけどね。別にさ。

 それより、昨日はその『パトレイバー特別番組』がラジオ放送された──んがっ、輝は何と一時間、記憶違いしていたっTT 最後の十分くらいしか聞けなかったぁ〜ぁ。どーも、こういうミスが多い。その次の番組にも登場した後藤隊長のトークとかはチェックしたが。

 ラジオを聞きながらの更新作業で、リンクに一件追加。貴重かつ希少な『外伝・コロニーの落ちた地で…』(だけでなく『戦慄のブルー』も)コンテンツを持つ『蒼い風の眠る場所』さま。どうぞ、お勉強にもいってみて下さい。単にGサイトとだけは括れない、他にも多くのテキストがあります。

 ・・・後一日で休みだ〜てなもんで、昨日はリンクのUPと報告だけで、力尽きた。



2002年03月23日(土) パトちゃん&『ZZ』

 『パトMOVIE3』公開まで後一週間──にもなって、やっと前売りチケットを買った。そのくせ、近辺ではどこで上映するかも、まだチェックしていない。まぁ、『全国一斉ロードショー』なのだから、『∀ガンダム』のように東京まで出なければ観られない、ということもない・・・だろう? 多分・・・?
 ともかくのチケット。劇場を知らないものだから、アニメイトへ。『MOVIE2』のチケマガも、ここで買ったし・・・やはり、扱っていたが、普通の前売りは既に完売。そりゃ、一週間前だもんなぁ。で、残っていたのは『「ミニパト」携帯ストラップ付』 さすがに迷った。ちょい高いし・・・。輝は今時には珍しい?ケータイ持たず人間だし・・・・。でもまぁ、記念にはなるか。大体、持ってたとしても、勿体なくて、使わないよな。うん★
 というわけで、今手元にはストラップがあったりする。・・・ま、カワイイかも。ふと、TVシリーズを思い出す。太田くん(熊耳さんの口調で^^)愛用の『パトちゃん3分時計』 あれ、マジにあったら、欲しいと思ったもんだ。
 とにかく、公開までに最寄の上映劇場を調べておこう。

 DVD版『ZZ』が出た。もう16年になるとはね・・・。すっかり女王様で、ジュドーの宿敵扱いのハマーンさまだが、2日後発売の『ガンダムA』では・・・・・・^^; 最近になって、気づいたが、次号宣伝での『ハマーン萌え』ってのは何だよ。あーゆートコでは書かんでほしい。
 それにつけても、いつもの流れだが、『FG』の商品化は遅い。なるとしても、いつも一番最後だしなぁ。



2002年03月21日(木) メディアミックスのキョーフ 

 拳と拳がぶつかり合うハード・アニメ『スクライド』が終了して、早3ヶ月ばかり。出るかな? と思っていた小説版はまだ気配もなく、別設定・別ストーリィのコミック版は未だ、連載中だったりする。
 ・・・・で、一応、毎週(立ち)読んでたりするんだが・・・・あまりに突飛になりつつある展開に、前々から実は疑っていた。それは──!!

「このコミック版って、ギャグ・マンガじゃねーの?」

 疑念が確信へと変わったのは今週号^^; 題して『設定年齢19歳』
 このタイトルからして、なーんかヤな予感がしたもんだ。それでも、とりあえずは(立ち)読み進める。そして、運命のページに達したっ!?

 TV版では運命にも逆らい、息子のために生き、涙も誘う人生を全うしたマーティン・ジグマール隊長。それがコミック版では完璧な“悪の親玉” その正体は!?
 ・・・・・・踊る「設定年齢19歳! かに座のB型!!」(ハイッ★ 高田祐司さんの声で^^;;)
 何でも、威厳を保つためにすがたを変えていたとか・・・。その真の姿は──!!!
「び・・・」と、そこで何で、そーゆー感想が出るッ。カズマ&劉鳳。
「美形だーッッ」だと^^;;;;

 マジに吹き出しそうになっちまったよ。勘弁してくれーッ。

 とりあえず、『週間チャンピオン』を見るべし。笑えること請けあい♪


 突然だが、『NEWTYPE.COM』が休刊だそうだ。中途ながら『ワールズ・エンド・バレル』も最終回となった。まだ、ペガサス・クルー全員が取り上げられていなかったのになぁ。尤も、本編も最終回間近だが。
 何にせよ、PCには手を出さないだろうと思っていたはずの輝にネットを始めさせたのは確かに、この『フォー・ザ・バレル』だった。その作品が終了するとなれば、やはり何かしらの感慨を覚える。敬意を表し? きちんと見届けたい。
 そして、最初のきっかけが終わっても、ネット上の様々な作品や情報に触れていきたい。・・・中々、新しいサイトさんを見られないけど^^;



2002年03月20日(水) 春は曙

 すっかり、いい陽気で、一気に桜もほころんで──どころか、ほぼ満開に近い様。うちの近辺は『桜の市章』を持っていたほどに、桜が多かったりもする。町の風景も一気に白や薄桃に染まり、突然、明るく華やかになったようだ。

 そんな陽気に当てられたか? ここのところ、至極マジメに狂い咲きならぬ頻繁な更新を続けられている。しかも、今回は小説──再販版ではない、サイト向け完全新作小説!! とにかく、気分がいい。
 それも書くことがこんなにも楽しいと再発見☆ 指折り(?)数えてみれば、何と夏コミ発行『DAYS』の一編を上げた昨年6月以来、実に8ヶ月ぶり!? その間、Ark☆として活動していた期間を差し引いても、こんなにも書かなかったことはなかった。
 まるで、息の仕方を忘れていたような感覚、というのは大ゲサすぎるとしても、書いていて、ワクワクするような気分に捕われるのはやはり久しぶりだ。別にそれまでを惰性で書いていたわけでもないし、苦しんで書いたという記憶も皆無だ。前回の『DAYS』などは最高にノッて書けた本となった。
 それでも、同人活動や執筆に行きづまりを覚えていたのは事実だ。

 書くことが楽しい──そう感じられる間はどんな形であれ、書いていきたいと改めて思う・・・。

 尤も、読み手の方々にはそんなかたっ苦しく考えずに、ただ“物語”を楽しんでもらえるのが全て、なのだろうけど。
 とにもかくもの『コロ落ち』小説も、どうか楽しんで──願わくは、原作小説も手に取られることを願うばかり★



2002年03月16日(土) お…、重いぞ^^;

 Ark☆の企みはこんなもん・・・トップ画にチョイチョイとイタズラ心?を加えた。ロールオーバーを施したボタンはよくあるだろうが、イラスト丸ごとかいな。ポインタ乗っとらんと、見た目は前と変わらんしなぁ。まぁ、その内、入江さん小説に収めようかとも思案中。・・・だから、Ark☆よ。また何か描いてくれ^^(言う言うっ)

 が、本当にそろそろ輝も書き始めねば、書き方も忘れそうじゃ。



2002年03月14日(木) 歴戦の監督

 富野監督19年ぶりのエッセイ『∀の癒し』文庫版が発刊された。(原書は『∀ガンダム』終了後刊) 19年前のエッセイは『だから、僕は・・・』かな?

 ともかく、“ロボット・アニメ”に“革新”を起こした『ガンダムの富野』も、そのものの“呪縛”からは逃れられずにいたらしい。それ以上だったかもしれないのが周囲であり、制作会社であり、多くのクリエーターたちだった・・・と聞くと、さすがにやるせない気もする。
 『ガンダム』といえば、従来の“正義のロボット”が“絶対的な悪”と戦う物語ではなく、ありがちな人間世界を“宇宙世紀”に映したドラマとして秀逸と賞されたと記憶する。
 だが、それでもなお、やはり一般受けするのは派手なメカの戦闘シーンで、求められているのだというのには驚いた。未だにオモチャ(=プラモ)を売るための戦略にそっているのだとは、さもありなん、か。
 「最初のファンになってくれたのは中学生の女の子」「最初はガンプラなんてなかった」などの監督の感慨が妙に残る。
 プラモ・ファンの声がメカ設定をこき下ろす──如実だったのは“ヒゲ・ガンダム”と揶揄された“ターンA”か。考えてみれば、メカの姿に、そこまでの意味はあるのか? もちろん、姿に力が宿る、ような考えもあるとしても、“モビル・スーツ”そのものが絵空事の世界に、たまさかリアルっぽく映りこんでいるだけなのだ。それをリアルと匂わせているのが、監督たちの創り出す“物語の力”のはずだと、今さらに気づく。
 そして、少なくとも、輝は監督に限らず、他の誰かの創り上げた世界を楽しませてもらっている。楽しめなかったとしても、それは単に自分には合わなかっただけで、他に気に入る人もいるだろう。
 ・・・それを酷く騒ぐことはないのかもしれない。



2002年03月12日(火) 新トップのイラスト

 Ark☆が珍しくガンバり、短期日でトップ用のイラストを仕上げ、昨日UP☆ 尤も、トップ用と決めていたわけではなかったが。変えてみると、全体のイメージが一変。こうも明るくなるとは・・・つーか、前が地味すぎ重すぎたのかもしれない。何たって、あのカラーのコンビ^^
 初のゲスト作品の小説の1シーンをイメージしたもの。飛行機の中なのに、カーテンがあったりする。新幹線じゃねぇぞ。Ark☆がいうには、色添えのつもりらしい。バックが無機質な色だけになるのを避けたのだそうだ。・・・それなりに理屈は通っている、か??

 この調子で、バンバン描いて──は難しいが、チョコチョコは進めてほしい。

 ・・・今日、仕事中、とゆーか、終わり間際に指にケガをした。あと少しというところで、気が緩んだのかもしれない。左親指のツメ先を思いっきし切り落とした。まぁ、大したキズではないが、一応、出血もしてるしで、帰る前に手当てすることに。・・・ところが、その人、マジに血がダメらしい。見るだけで気分が悪くなるといっている。輝本人は平然としてるよーな本トに大したもんじゃないのに、「うわっ」とか「見られん」とかヤケに騒いでくれる。何か、ムチャクチャ相当な重傷のような気に陥ったりして^^;
 結局、輝は自分で消毒他を済ませてしまった。化膿でもしたら、マズいとは思うが、そんな大袈裟なケガではない。
 ちなみに何で切ったかは・・・・・・ヒミツじゃ。(切るとゆーより、削り取る、といった方が合ってるかもしれない)



2002年03月10日(日) そーいや、今月GA4号

 セイラさんが表紙で、隔月刊化の第一号だそうだ。
 ともかくのルナツー攻防戦が見られるはずだが、やはり、誰もが待っているだろうは“シャアとセイラの再会”だろう。しかし、サイド7ではありうる遭遇だが、ルナツーで? ホワイト・ベースで?? シャアがそれほど奥深くまで侵入してくるってことか。
 ところで、ブライトの見せ場だったシャア(のカメラ)狙撃シーンは──なさそうかな? 何しろ、現在拘束中^^;

 それとコミック&読み物だったのに、小説も加わるらしい。『ガンダム小説大賞』とな。果たして、投稿を呼びかけるものか。・・・何だかんだいっても、ちっとは心が動くな。(何せ、アンソロジーものとかもコミック中心で、小説の出番なんて皆無だったからなぁ)

 さて、他のサイトさまの掲示板で見たのだが、今秋に『新ガンダム』の企画が起こっており、制作発表もあったとか? しかも、それが何と!この『ジ・オリジン』・・・かもしれない、という。
 昔からよーいわれていた『FG』のリメイク・・・と受け取っていいわけか? どーにも、それ以上の情報源が不明なので、反応に困っている感じだったりする。
 仮に本当だったとして、スタッフとか声優陣はどーなるのか? オリジナルだと、金かかりそぉ〜ぉ。



2002年03月09日(土) 怒涛の

 更新☆ 今までにはなかったペース──っても、輝のお話は同人誌でいうところの“再録”のよーなもんだが^^;
 ともかくの『スノー絡み小説』3連続★ 夫々の後書やらにも書いたが、自分でも相当に気に入っているオリ・キャラを他の書き手&描き手の方々が使いたいといわれれば、それは“天にも昇るような心地”というのも、あながち過剰表現でもない。
 今回、手がけて下さったのは入江和馬さん。入江さんテイストで、キャラのイメージも不思議とハマっている。見事なマサキとの漫才コンビ。

 サンキューです。お礼になるかは分からないけど、今Ark☆が奮闘しつつあります。でも・・・やっぱし、マサキがなぁ・・・・・・TT



2002年03月08日(金) 付録つきアニメ誌

 つくづく、時代が変わったのだなぁ、と思う。
 例によって、本屋に寄り──明日だと思っていた各誌今月号を発見。早速、手に取る。先月号で大宣伝していたのを忘れていたが、『NEWTYPE』はオマケつき。それもDVD☆ 映像特典つきの時代か。毎号つくのも、そう遠くはないか?

 『バレル』再開☆ 相変わらず、いっちゃってるキャラたちの狂乱。ここまできたら、いきつくとこまで、かっ飛んでくれ。
 ・・・なぜか、ドワイまでキレてるし、さぁっ、今回の!ブライトのお相手は!? 自爆もんだな。


 カーチェイス?を見た。っても、白バイに追っかけられている二人乗りのバイク。ノーヘルの上、駅近くの陸橋で、しかも、対向車線をスッ飛んでいった。そんな場所だから、わりかし混んでもいるのに、迷惑な連中だ。
 ところが、こっちが陸橋を渡り終えないうちに、どこでどーやって、Uターンしたのか、逃げ戻ってきたのだ。しかも、やっぱし白バイに追われている。そんなに広くもない道で、何でUターンを許したのかも謎たが・・・場所柄、無理はできないので、別の白バイに替わったのか?
 実は陸橋に差しかかる前の路上に別の白バイが停車しているのを輝は見ていた。偶然だろうが、バイクの向きからしても──などと考えてしまう。
 ともかく、逃げてった先の道は決算期のせいか両側が工事中で、さらに狭くなっている。根性なんだか、悪あがきなんだか・・・巻き添え事故だけは起こさんでほしい。



2002年03月07日(木) 今となっては

 懐かしい作品だなぁ。とにもかくにもの、既存作品のUpに向けての校正作業となれば、やはり、じっくりと読み返してしまうもの。で、これが案外、手間どる。
 中一日を置いて、『PARTNERS』の『スノー編』をUpした。とりあえずは読んで下さい、としかいえないか・・・。なかがき&あとがきにも書いたが、既に5年も前の作品になってしまっているのに我ながら驚き、見直しても、意外や大幅な書き直し!を迫られる気分にもならなかった。
 文章やら構成やらは別としても、そのメインとなるオリ・キャラくん“スノー”への思い入れは当時から今日まで変わることはないと知った。
 そして、今後もまた、きっと不変であり続けるだろう・・・。

 改めて、そうと知る機会を貰えたのには感謝したい。
「入江さん、ありがとう。お礼にArk☆がイラストをがんばりますって☆」

「・・・・・・(はぁ。おしつけやがって)ちょっとだけ待ってて下さいね。下絵だけは描いてみましたけど。マサキがマサキになってないよーな^^;」



2002年03月03日(日) 古代犬ディンゴ

 本日の『どうぶつ奇想天外!』にて、オーストラリアの野犬ディンゴの特集。
 TV画像とはいえ、動いている姿を見たのは初めてだった。

 犬の祖先に最も近いとされる“ディンゴ”は既にオーストラリア大陸が海で切り離された後に渡ったとされる。その大陸は有袋類の世界であり、ディンゴは唯一の哺乳類とされた。乾燥地帯の多い大陸で、エサは少なく、過酷だったという。
 それ故か、ディンゴは家族の繋がりが強く深い。だが、一方で生存競争の結果か、別の一家とは敵対関係に陥るという。メスを奪い、他の子どもに牙を剥く──他の生物にも共通することだが、“より強い者のみが子孫を残せる”のだろう。
 その生活圏が大きく変わったのが人間の入植だ。同時に放牧された羊はディンゴにとってはまたとない獲物。返せば、人間にとっては財産を襲う“害獣”でしかなく、その武器の前に狩り出され、一時は絶滅寸前にまで追いやられた。
 数が減ったことで、ディンゴに別の道が開けたのかもしれない。羊を襲うほどにも残らなくなり、希少性に目を向ける人間が現れた、ということだろうか?
 古代を色濃く受け継ぐ野生の犬ディンゴが何と、ペットとして扱われ出したという。首輪をはめ、鎖に繋がれ、主人とともに散歩するディンゴ・・・。その姿は他の“普通の犬”と何ら変わることはない。しかし、一目で、それがディンゴなのだと見抜けない限り、実際それは全く日常の光景なのだろう。
 それでも、古代に溯る野犬にしては、痛々しい姿と思うのは勝手な感傷だろうか。
 ただ、ペット化により、別の問題が生じてもいる。いわゆる“普通の犬”との“雑種”の誕生だ。同じ生活圏に存在し、また種が至極近いのであれば、これも致し方ない。(狼と犬の間でもあるそうなのだから) 何れは“純粋なディンゴ”が失われる日もくるのだろうか。
 そして・・・『宇宙世紀』には既に“ディンゴ”も『伝説上の生物』となっている可能性もある・・・と考えるのは些か淋しい。

 動くディンゴは狼とはまた違った精悍な生き物に見えた・・・。


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