へる(ぷ)の日記
へる(ぷ)



 




死ねば楽になるのだろうか

死んだらいいのだろうか

死ねるだろうか

死にたい







2005年10月24日(月)



 





久々に見た空は青く広く無限の連鎖だった

怯える僕の手をとり笑う君は

春風のように暖かな存在だった

気づけば震える手で君の手を強く握り

下手糞な作り笑いで

「空っていいもんだね」

と 語る僕の手を 僕以上に力強く握り返し

「当たり前でしょう」

と 笑う君の手を

いつまで離したくないと思った





久しぶりに見た空も 久しぶりに触れた愛情も

無限に広がる 優しさに思えた。











2005年10月21日(金)



 




僕は君にとってサンドバックなんだと思う

愛情とかでなく 君の感情を打ち付けられる存在

それを愛だと勘違いしていた僕はお笑いだね

君に殴られて破けて捨てられる日をただただマゾのように待つ

これが恋愛なら なんだかとても哀しい交わりだよね。








2005年10月08日(土)



 




死ねといわれるのが一番辛い

笑ってやり過ごすことも 頑なに否定することもできない

死ななきゃいけない人間が生きてるんだ

何で生きてるの?生きてて楽しい?死ねば?

と、言われ続けた人間が生きているんだ

本当は死ななければいけないのに死ねない人間だっている

だから、軽々しく「死ねばいい」とか言わないで欲しい








2005年10月07日(金)



 






捨てられても仕方がない

僕に人を愛する資格はない

ただただ嫌悪されるだけの存在の僕は

砂浜に打ち上げられた流木のように

何も使いようのない

そんな 無残で哀れな男だと思う。








2005年10月06日(木)



 





安易に「死ね」と言って罵るわりに

死にたいと打ち明けると死なせてくれない

そんな意地らしい君の言葉で今日も僕は生きている。










2005年10月05日(水)
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