Diary
沙希



 

『腹違いの兄妹なんかなぁ。』

って、言うキミの言葉を聞いて、笑ってしまう。

確かに、そんな表現がぴったりくる程に、あたし達の芯は似通ってる気がしている。

片付け、掃除がが苦手なキミ。今は片付いてない部屋ではイライラっとしちゃうあたし。

そんな細かなとこでは、違いなんてきっと山ほどあるけど、内側と外側へ向かう根本的なスタンスが似ていることに、今、すごく癒されている。



2010年01月31日(日)



 

待つともなく、待つ。

待つことなんて、もうしたくないと、何度も思ったのに、今は全く苦痛じゃなくて。

君がマメにくれるメールや電話のせいなのかどうかはわかんないけど、
なんの不安もなく、君が帰ってくるのを待てる。

今、頑張ってるんだもんね。
さっきも電話で可愛らしい愚痴を吐いてたけど、
もぉやだ。なんて、ふざけながら言ってたけど、
ホントは悔しくて必死なの、すごいわかった。
早く帰りたいってのも、きっとホントなんだろうけど。

ごめんなって、また言われたけど、何も謝ることなんてないのに。

こんな穏やかに、誰かを待てる自分がいたなんて、あたし初めて知った。



2010年01月30日(土)



 

毎晩の、君からの電話を
きっと心待にしている。

意外と一瞬にして、かっちりとはまってしまったので、少しだけ不安。
でも、そんなこと言わないけど。

ふざけながら吐く、君の今の不安に対して、「大丈夫だよ。」と、
意外とあっさりと、言うことができるのは、
あまりに似ているからなんだろう。

あたしが求めてる言葉だから、気休めでも、嘘でも、君は一瞬、ほっとしてくれるのがわかる。

適当なフリして、バカみたいに真面目に、いっぱい傷ついてきたんだよね。

認められたり、けなされて、見失ったり。
イラナイと、閉じ込めたり、だけどまた、沸き上がってきたり。
そして、何かを得たり、得られなかったり。いや、そんなもの、求めてる訳じゃないんだと、考えたり。
不器用な自分のスタンスを自覚して、戒めて、だけど、譲れないものがあって。

どんなに褒められても、又は、そぉじゃなくても、たまたま、ここにいれるのだと、どっかで思っていて、ただの仕事なのに、いつ辞めたっていいのに、なんて言いながら、毎日の出社時間は、お互い始業の30分以上前。

朝起きてから、戦闘体制に入るまでに送り合う、些細なメールが、今の最低な日常を支えてくれてる気がする。

自分が頑張って、その姿を見て、何か変わってくれればいいのにって、ずっと頑張ってきたから。

君が頑張ってるから、あたしも頑張れるんだよって、そんな関係が理想だなって、心のどっかで思ってて、でも、それ以上に今、ちゃんと二人で、支え合ってる気がするのが嬉しい。

どぉなるかなんてわかんないけど、今頑張れるのは、確かに君がいるおかげです。

2010年01月29日(金)



 

ここまでしか、
わかってくれない。
とか、このレベルまでが許容範囲か、とか、
何度となく、思ったけれど。
悲しいとか、もどかしいとか、しょーもないとか。

普段はぐだぐだな、可愛らしい愚痴を吐いているのに、
それに対して、あたしが、たくさんのあったかい言葉を並べて、
熱くなっても、覚めても、同様に、
それでも、あったかい言葉と、熱い言葉をくれる、
この距離感が心地よくて。
一緒にいれたらいいのに。
ずっと、一緒にいれたらいいのに。

2010年01月14日(木)



 

キャパオーバーだと
一言言ってしまえば
少しは楽になるのか。
もしくは、もっと酷いか。

そもそも、楽になりたいのかどーかから疑問。

安心意外ならいらないかも。

中途半端に退避したとしても、
また、いずれ、
向き合わなきゃいけない訳だから。

わかんないことが、ずっと、わかんないままなのが痛い。

受け入れるなり、手放すなり、または、蹴散らすとか、
何かしら完結した結論が必要なんだな。


じゃなきゃ、また、ずっと、
ずるずると付きまとうんだろう。



2010年01月12日(火)
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