Diary
沙希



 

言葉が、想いが、
意味をなくして、
君の中であたしが、感覚のかたまりになる。
一個の事実が気づかせる。
おっきいものと、ちっさいものと。
委ねられている。
未来は、あたしの決断に。
逃げ出さず、立ち向かうだけの力を。
持ってない。
なんて、簡単に、言ってはいけないのかな?
この手にあまるほどの未来を。
この手にあまるほどの幸せを。
あたしは求めてるのかな?
それともただ現実は、
噛み合わないだけなのかな?

2009年08月24日(月)



 目に見えないものは。

目に見えないものは、
現実ではないそうです。
目に見えないものは。
同じ事実をを、聞いて、君は鼻で笑う。
直面して初めて、手放せなくなる。
目に見えて、それは、苦しみに、悲しみに。
目に見えて、それは、喜びに、幸せに。


2009年08月11日(火)



 ツヨガリ。

ツヨガリばかりを口にしていたら
自分が、本当は強いのか、弱いのか、わからなくなった。
皮肉ばかりをネタにしていたら、
自分が冗談をいっているのか、本音を言っているのか、わからなくなった。
いや、本当は、わかっているのだけれど、
キミが、それをわかってくれていないことを知ってしまったから、
あたしは、わからなくなってしまった。

悲しいのは、悲しみの正体は一体、どこにあるのだろうと、
ボロボロの中に、手をつっこんで探す。
自虐的に。

なんとなくわかったのは、一週間後や、一ヶ月後では、きっと致命傷になるということ。

誰かを必要だと思う気持ちが、そんな短期間に、なくなってしまうのなら、
愛も、恋も、ないじゃないか。

YESもNOも、今にあるからこそ有効なんじゃないか。きっと。

癒されてしまいたくないなんてことを、今、切実に祈る。



2009年08月03日(月)



 あっさりとさよなら。

喧嘩とか、文句とか、涙とか
そんなもんなんもなく、あっさりとさよなら。

来年には結婚しよっか、なんてついこの間まで
話していたけれども。

あまりにも心がクールダウンしていたので
「別れたほうがいいのかな・・・?」
って言葉に対して、
「わかった。」
と、落ち着いた心で返せてしまった。

「あたしも、そう思ってた。
 でも、今キミがそう言うなら、
 話は早い。」

なーんて、あっけなく、あっさりと決定してしまう事柄。

もう、頑張るとか、
なんだかんだとうわべだけの言葉で、
この関係をつなぎとめることに疲れた。

本当に、それに対して涙も流れなかったし、
次の日だって、別に普通で。

でも、ほんの少しだけ泣いたのは、
情けないけど、自分可愛さでしかない。

なんであたしこーなるんだろう。

友達から送られてきた結婚式の招待状が
視界に入って、涙が流れた。

半年前に語った幸福な未来が、
もう壊れた。



2009年08月01日(土)
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