Diary
沙希



 あの恋の切れ端。


あの恋の切れ端を

右手に握ったままで

あたしはどこへ

行こうとしているのだろう。


冷たい風が頬に刺さって

涙が伝わる感覚を麻痺させる。


鮮明に焼きつけられた幸福を無視して

あたしはどこへ

行こうとしているのだろう。


+++++++++++++++++++++++


泣いている意味もわからずに泣いた夜。

ただキミからの着信履歴を眺める。




2004年03月03日(水)



 ショック。


引越しの準備完了。

お引越し致します。

京都へ〜☆

とてもとても感傷的になって

めちゃくちゃに凹み

めちゃくちゃにすさんでました。

ごめんなさい。

あたしを支えてくれる数々の手に気づかずに

まるで独りぼっちな気分になってたよ。

そんなわけないのに。

たくさんの大切な人達がいる。

たくさんの大好きな人達がいる。

あたしはもしかしたらめちゃくちゃ幸せな人間かも。

っていうかそうだよ。

そうなんだ。

頑張らなきゃね。

頑張るという言葉を多用する。

それで自らを励ます。

あたしはちゃんと頑張ることができます。


ありがとう。



2004年03月02日(火)
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