Diary
沙希



 氷砂糖。



こっち向いてよ。

冷たくなっていくココロ。

知らないふりしないで。お願い。


氷砂糖みたいな時間。

キミとボクとの時間。

過ぎて行くことだけがココロ残り。

今、キミがいて。

そのあと、キミがいなくなって。

繰り返し。


もう何も信用なんてしてないのに。

もう何も求めようなんてしてないのに。

こんなにも痛むココロ、どうしようもない。


こっち向いてよ。

冷たくなっていくココロ。

知らないふりしないで。


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泣きそう。
泣いても何も変わらないのに。

そっとしておいて欲しくても
誰もかれもお構いなし。

痛い痛い痛い。

冷たくなっていく。
きっとココロもカラダも。
ココロにも細胞があるのならば
一個一個確実に死んでる。

痛いなぁ、もう。

泣いて泣いて泣いて。
それからなぐさめてもらって。
頭なでなでしてもらって。
なだめてもらって。
そしたら落ちつくかな。

それさえも無意味に感じたり。
重症ね。

痛いなぁ、もう。
ホント痛てぇ。
マジ痛てぇ。



2003年05月30日(金)



 白く。


意味について考えてみた。

意味についてずっと考えてみた。

…そんなものないかもしれない。

だったら白でいようと思った。

あたしは空白を愛そうと思った。


真っ白であること。

混じりけのないこと。


曖昧さを求め過ぎる毎日の中で

はっきりとしたカラーを保つこと。

あたしであること。

女であること。

そしてその前に人間であること。


白は空虚のイメージだと思う。

ごちゃごちゃに絡まり合っていることよりも

ぽっかりとした空間を好む。


だからあたしは白。

白がいいな。真っ白。

ひたすら白く。白く。白く。

2003年05月29日(木)



 深い溝。


5コール目で電話を取ったキミの

口調は酷く重たい。

無邪気に笑ってみせるあたしがバカみたいで

終いには沈黙の連続。


風化していった想いなんて

きっとゴミ箱行きだろう。

ご丁寧に大事に保管したところで

結局不用品には変わりない。


不必要な繋がりなんて

すっぱり切るに限る。

なんて言ってた昔のキミの表情が浮かぶ。


横たわる深い溝を飛び越える夢なんて

もう見れそうにない。


+++++++++++++++++++++++++++++++++

ビールの泡はただですか??

ってバイト先でお客さんに聞かれた夢が

頭から離れません。(笑)

バカみたいな夢ばかり見る、最近。

変なの…。




2003年05月27日(火)



 あっち側とこっち側。


あぁ、ヤバ。凹む。

お願いだからそんなこと言わないで。言わないで。言わないで。


+++++++++++++++++++++++++++++++++

あたしがこっち側で君はあっち側で

対することはできるけれども

隣には立てない。

そういうのがきっと積み重なって積み重なって。

そんなこと言わないでよ、お願い。


事実を突きつけられれば前へ進めない。


結局あたし達は甘い夢の中につかっていたいだけなんだから。

+++++++++++++++++++++++++++++++++

ダイスキな音楽聴いて眠って

明日になれば世界が綺麗さっぱりリセットされてりゃいい。

致命的なのはこの胸のもやもやと

君の最後のセリフ。


笑ってられない問題が今目の前に。

見過ごせない現実が今目の前に。



2003年05月25日(日)



 ひとやすみ。



『どぉしよ。』

ってそればっか言ってる。

毎日毎日毎日。

ありゃりゃ。

今月終われば職なしです。(笑)

仕事をせねばお金が入らないというのに。

お勉強に専念せねばというのは言い訳で

ホントはなんにもしたくないのかもしれない。

なんて考えると自分でも怖くなるから

考えたくないんだけれども。

ずぅーっとお部屋の中で誰にもなんの干渉も受けずにいたい。

なんてそんな暗いことを考えてしまう。

タクサンの大好きな人たちに囲まれた毎日のはずなのにね。

だけどだけど…

はっきり言って疲れた。

虚勢張ってるのとかなんとか。疲れた。

一休みしてもいいかな?


+++++++++++++++++++++++++++++++++


PM05:00

嫌い嫌い嫌い。時計の針よとまれ。

有り得ない永遠を願うとき。

あたしはただのワガママな子供。




2003年05月23日(金)



 拒否。


だんだんと溜まっていた疑問と

かすかなネガイを打ち明けたらば

徹底的に拒否られたので

君にはもう何も言わない。

++++++++++++++++++++++++++++++++++

ぐずぐずとした日常の時間の流れの中で

有り得ないぐらい無気力。

でも温もりを得る事にだけは貪欲だから

なんかあたしってダメダメ。


この手で握り締めれるだけの『優しさ』と『愛』を求めます。


ただそれだけなのに。

++++++++++++++++++++++++++++++++++

雨、降ったかと思えば晴れてみたり。

晴れたかと思ったら雨に降られてみたり。

だから毎日って。だから毎日って。


君の手が差し伸べられるのを

雨に降られて、雨の匂いに包まれて待ってみる。

希望なんてちっともなかったけれど

この手をとってくれた君がいた。


それだけで満足なんだ。


あたしが居ないところでの君の笑顔をも

あたしが独占しようなんてこれっぽっちも思わないから

だからたまにでいいから幸せちょーだい。

ほんのちょっとでいいから幸せちょーだい。

君の側にいれるだけで幸せ。



2003年05月17日(土)



 ツメタイ。

ツメタイ。素足にひんやりとフローリングの感触。
急にまた寒くなった室温。
また今日も1日。なんの答えも出せずに過ぎてゆく。
眠り過ぎて重くなった頭ではもう何も考えられない。

結局いつもあたしという存在は流されていく。

朝から降り続く雨の音は痛い。
ココロの奥の奥に染みる。きっとそこには何もないけれど。
何かあるんだと思えば思うほど苦しい。だから何もない。

昨日のあの腕はきっとあたしのものではなかったから
たまらない居心地の悪さを微笑みで誤魔化すしかない。
できれば完璧な嘘と完璧な演技をこの胸に焼き付けてくれればいい。
それなら問題なんてないから。

嘘。嘘。嘘の連続。
世界はニセモノの集合体。
あたしの構築してきた日常なんてニセモノ以外のなにものでもない。

たったひとつの現実なんてもう捨て去った。

2003年05月11日(日)



 たとえ叫びは届かなくても。


たとえ叫びは届かなくても…

+++++++++++++++++++++++++++++++++

微妙微妙な毎日で

1回ぶち切れちゃったらもう、どうにもこうにもどぉでもいい。


穏やかに日常が過ぎて行くことを願う。

今月末までは。

言いたい言葉は閉じこめる。

最後の最後の時まで。


何十年生きてきて

今のあたしから見てダメダメだと感じる人間なんて

きっとあたしが何言ったところできっと

変わらないんだろうけれども。


人間は変われない。

なんてそんなことはない。

人間はいくらでも変われる。

でもそれは意志の問題であって。

変わりたいと思う心と、変わろうとする意志さえあれば

人間はいくらでも変われると思う。


++++++++++++++++++++++++++++++++++

この手を取る勇気なんて

きっと誰にもないんだろう。


ぐっちゃぐちゃに潰れまくった僕のカオ見て目を背けないで。


ダイスキ。

言葉はふわふわと宙を舞った。

きっとどこにも辿りつけないのに。


側にきて。

君の視線は宙を舞った。

求めるこの手は行き場を失う。


ぐっちゃぐちゃに潰れまくった僕のカオを見て目を背けないで。




2003年05月09日(金)



 


堕ちてく精神に忠実に生きたい。

抵抗する術を失くした。

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詐欺みたいな甘い声。

流されてくココロを繋ぎ止めるものなんて

きっと何もなくて。

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ため息。ため息。ため息の連続。

その目が反らされるたびに不安は増殖していく。


一瞬の結びつきは儚く。

影はいつもあたしの後にある。



2003年05月05日(月)



 狂気。


ちょっと狂ってるのかもしれない。

狂気なんて言っちゃえばあまりにもまがまがし過ぎるんだけれども。


正気と狂気の狭間ぐらいをふらふらとさまよっている感じ。


『愛』だの『恋』だのよくわかんなくなってきました。

ぶっちゃけて言えば。

解ったなんっていうのは所詮虚勢なので一応信じたふりをしてください。


結局は

温もりには敵わないよなぁというのがあたしの最近の見解。

でもその部分でしか共鳴し合えないのも

なんだか物哀しい感じがするんだけれども。


有り余った深夜の1分1秒が

あまりにも残酷に現実を敷き詰めて考えさせられるから。

あたしはどうにかこうにか朝をむかえるために

ひとつひとつの問題にニセモノの答えを用意する。


明るい声を出せば出すほど虚しい。

空っぽのココロの中に押し寄せる涙の洪水。

埋もれて歩けなくなってもきっと誰も気づかないから。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++


幸福のリズムに耳を傾け

鮮やかなメロディーの中で揺れる。


ぐらぐらな精神支えられるだけの

理性も知性もない。


永遠と見違うようなエンドレステープ

君の声なんて嫌いだ。




2003年05月04日(日)



 帰還。


戻ってまいりました。

毎日ごったごたでココまで手が届かなかったよ。

すっかり毎日ぽかぽかのいいお天気で

考えたり悩んだりがばからしくなる。春って感じ。

やっぱ春にはバカにならなきゃ。


頭の中いっぱいでごちゃごちゃと悩みまくっている時には

頭すっきりさせてぇとか思うんだけど

なんかあまりにもすっからかんになり過ぎると

物足りなくって。

やっぱあたしって自虐的なんだろうなぁって。

だってなんたって10代なんだし

もっともっといっぱい苦しむべきだ。

じゃなきゃ成長なんて有り得ない。

いい人間になりたい。


せっかく生きてるんだしなぁって

『せっかく』っていうのがなんなのかよくわかんないけど

でも思う。せっかく生きてるんだしなぁ。

あたしに何ができる??


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あたしまだ幸せになっちゃイケナイよね。




2003年05月03日(土)
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