Diary
沙希



 嘘。

みんな何食わぬ顔しながら

次から次に嘘を重ねていく。。。

知らない間にこの世界には嘘が溢れてて

きっと嘘発見器なしじゃ外を歩くことさえ怖くなる。

        +

嘘も必要??

時と場合によっては・・・。

でもわたしは知りたいし。

痛い真実でも。

苦しい真実でも。

根も葉もない嘘よりはマシでしょ??・・・きっとね。

        +

なんも感じずにただ相手の言い分を信じていました。

だって嘘つく必要なんてないって思ってたから。

信じるって言うか疑わないのがあたりまえだってそう思ってました。

だけどね、全部嘘で。全部全部嘘で。

その人のこと、別になんとも思ってないし

いようといなかろうとわたしの日常にはなんの些少もないような人。

だけど人を信じることが怖くなってしまいました。

強度のカルチャーショックを受けたときみたく

自分の中のあたりまえというものにヒビがはいってしまったようで。

         +

たぶんそれはわたしに対してだけの問題でありうるレベルではなくなっていたことも理由の一つでしょう。

その嘘でわたし以外に傷ついた人がいるという事実を知ってしまったから。

ふざけてる。

どうして人は人に痛みを与えるのだろう。

どうして人は人を傷つけるのだろう。

どうして人は人に平気な顔で嘘をつけるのだろう。

そうわたしも含めて。

人間というものは。

         +

ただ今日は本当に疲れたから

もう何も考えたくありません。

痛みをどこか奥の方へと追いやって

不信感をベッドに入れて眠らせて

わたしは何も考えずに日常を送るのです。

今はそれでいい。

・・・よね。

2001年10月31日(水)



 ぐるぐる。

回ってるのはこの地球か

それとも僕か。

ぐらぐらぐらぐら揺れる足元。

ぐるぐるぐるぐる回る世界。

脳細胞の奥の奥まで快楽で埋め尽くして

きっと明日なんて見えない。

苦痛も悲しみも地の底へと追いやって

今夜だけは最高の夢を見よう。

君の側でね。


++++++++++++++++++++++++

さて、風邪気味。

ぐるぐる世界が回ってるのは地球の自転のせいじゃなく・・・

頭が痛いからです。(意味不明)

ってなわけで、意味不明な言葉を残して今日は寝ます。

おやすみなさい。



2001年10月30日(火)



 厄日。

久々に完全徹夜しちゃいました。

っていうか生まれて初めてかも。(笑)

バカなこと言っちゃったせいで眠れなかった。

ほとんど一晩中泣き明かしました。

ええ、自分が悪いんです。



もぉいいやって諦めちゃってるココロと

絶対にやだって言い張ってるココロ。

両者の意見が食い違ってるからココロのなかでもめあってる。

だからごちゃごちゃ。

今日もごちゃごちゃ。


今日は厄日だろうか。

自転車で1回転してコケタ。

・・・しかも前転ね。(笑)

体中痣だらけ。

だけど顔には傷はなし。

ん〜・・・一応女の子だし。(意味不明)

川の傍でね。

川に落ちなかったのが不幸中の幸い。

って喜んでられません。

最悪っす。

体中痛い。



その他色々。

マジで今日は厄日。




一言言っとく。

わたしはそんなに安くない。

2001年10月29日(月)



 どこまで。

始まりのすぐ近くには終わりってものが潜んでて

わたしは時々不安になる。

今すぐ終わらせることは簡単。

続けてくことは難しいって知ってる。

自分にどれだけの強さがあるのかは知らない。


―――わたしはどこまで続けられるかな??―――


わたしがね、いっぱいに幸せが詰まってるって思って

大事に大事に抱えていた箱は

本当はからっぽだったみたいです。

虚しさだけが押し寄せて

わたしは15階建てのビルの屋上からソレを堕として

粉々にしてしまいたい衝動にかられた。

何も信じられないんです、今日は。

あなたの言葉さえも。

だからどうかお願い。

ただ抱きしめてください。

大好きなその腕で。


―――抱きしめてください―――

2001年10月28日(日)



 それだけ。

上手く生きることが出来なくて

君は時々、『もう生きていたくないんだ』

というようなふりをする。

上手く話すことが出来なくて

君は時々、『自分は無口なのだ』

というようなふりをする。

本心なんてしまい込んで

シナリオ通りに演技。

時には自分さえも誤魔化して。

結局さ、何が正しいかなんてわかんないんだ。

何が正解かなんてわかんないんだ。

君を見ててもね。

中身なんて誰もわかんないんだ。

君が何を考えてるかなんて君しか知らないんだ。

だからどうしろなんて僕は言わない。

ただね、この世界は

きっと君が思っているほど諦めることを必要とはしないかもしれない。

それだけ。

ただそれだけ。

2001年10月27日(土)



 スイッチ。

真っ暗になっちゃって

世界が真っ暗になっちゃって

君なら一番に何を探すかな??

真っ暗な世界の中で闇の中に手を伸ばしながら

何を一番に掴めるように祈るのかな??

ねぇ、僕ならね。

僕なら。

一番最初に君を見つけたい。

真っ暗な中で君を見つけたら

きっと世界に光りが零れるから。

僕の世界に明りをつけるスイッチを

きっと君が握ってるんだ。

もしかしたら僕のポケットには

君の世界に明りを灯すスイッチがはいっているかもしれないよ。

それは君しか知らないけれど・・・。

2001年10月26日(金)



 もっともっと。

わたしはがんばってる。

がんばってるつもり。

がんばってるはず。

がんばってるんだよ・・・。


もっともっとって。

もっともっともっとって。
そぉ思って。

もっともっと。

もっともっともっともっと。

がんばらないと。

誰も認めてくれない。

わたしさえも認めてくれない。


だからね。

もっともっともっと。

もっともっともっともっと。

がんばらないと。
がんばらないと。

2001年10月25日(木)



 上手く。

上手くなんて生きたくないってば。

従順でなんていられないってば。

何度言ったらわかってくれる??

どこで主張すれば納得してくれる??

何を見せれば理解してくれる??

どうすればほぉっておいてくれる??

わたしを・・・。



誰もが常識にのっとってそうやって生きていくのね。
それを無視することは逃げですか??

それを無視することは現実逃避ですか??

いいんだってば、マトモじゃなくて。

狂ってるって思ってくれてもいい。

わたしはそんなふざけた世の中になんて従わない。

みんなが右に行ってもわたしはココで考えるよ。


さぁ、どっちへ行こうかって。


そんな人間でありたい。

わたしはそうありたい。


上手くなんて必要ない。

正しくなんて必要ない。

2001年10月24日(水)



 いつでも。

いつでもどこでもどんな時でも。
わたしはわたしだよね。
そうだよね。
その通りだよね。

わたしのココロには他の誰かが居座ってて

だんだんわたしの居場所がなくなってしまいそうです。

悩みは尽きない。
不安は消えない。
悲しみは増殖を続け
苦しみは決してなくなることはない。

いつでも逃げてしまいたい。
どっか真っ暗いところ。
誰の手も届かないところ。
誰の声も届かないところ。

だけどね、いつでも消えちゃいたくはない。
わたしはココにいるのよと、いつも無言で存在証明。

日記だってHPだってその方法。

わたしが消えちゃわない為にね。

だけどやっぱり耐えきれないときもある。
真っ暗いところへ沈みこんじゃう。

だってね、そこはとても居心地がよくて
だってね、そこにはなにもなくて
だってね、そこはとても真っ暗で
だってね、そこはとても・・・孤独なの。

だからね、いつも、いつでも。

やっぱりわたしはこの苦しみと悲しみに溢れたココにいなければ・・・。

だからね、みんな消えちゃってください。

コレはわたしの身体だよ。

タクサンのココロはイラナイ。

2001年10月23日(火)



 それでも。

毎日毎日が・・・

1時間1時間が・・・

1分1分が・・・

1秒1秒が・・・

死へのカウントダウン。

生きてることに絶望しながら

僕らは死んでゆく義務を知る。

絶対的な常識に支配されながら

失っていく大切なものに未練を残し

当たり前のようにやってくる明日という今日の繰り返しにあきあきしながら



――― それでも生きていくんだよね ―――


それでいいのかな。

そうするしかないでしょ。

そういうものなんだから。



2001年10月22日(月)



 やだ。

なんだかんだ言ったってわたしが消えちゃうのは怖い。

だけどね、存在しつづけることも怖い。

あぁもう消えてしまいたいなって

何度も考えた。

それでもやっぱりわたしはまだココにいる・・・。

全てを理解し、受け止めてるわけじゃない。

惰性だけでココに居続けてる。

泣いても泣いても泣いても・・・。

溶けるほど泣いても何も変わらなくって

虚しさだけを残して行く毎日。

一体なんのために生きるの?

汚いことを嫌いながらもだんだんそれに染まっていく自分。

だってそうじゃなきゃ生きられない。

そんなのやなのに。

それでもどこかで諦めて、それでもどこかで開き直って。

今もまだココにいるの。

誰にも知られなくともね。

もうやなの。

いやなの。

全部。全部。全部。

2001年10月21日(日)



 誕生日・・・。

今日はわたしの17回目の誕生日。

ちっとも実感とかないけどもう17年も生きたらしい。

時々存在することが不安になる。

ココにいることが不安になる。

誕生日なんて特に・・・。

もしココにいるのが間違いならば

一番最初の間違いはこの誕生日なんだから・・・。


だからね、毎年誕生日になると誰かに言って欲しい言葉がある。

今だに誰も言ってくれないんだけど。

ずっと待ってる言葉。

『生まれてきてくれてありがとう。』って。

それで初めて救われる気がする。

他力本願かもしれないけれど(笑)

まだまだそこまで言ってもらえるほど人間できてないのもわかってるけど。

それでも待ってる。

ってココで言っちゃったら駄目じゃんねぇ・・・。



2001年10月20日(土)
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