夢三昧
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2005年02月26日(土) コーラスライン/キャッツ

コーラスライン 自由劇場 13:00開演 1階14列

ザック/加藤敬二 ラリー/中山大豪 ダン/高榮彬 マギー/上田亜希子 マイク/望月龍平
コニー/高城信江 グレッグ/武藤寛 キャシー/高久舞 シーラ/八重沢真美 ボビー/道口瑞之
ビビ/滝口律子 ジュディー/八田亜哉香 リチー/西尾健治 アル/川口雄二
クリスティン/村中ちえ ヴァル/石倉康子 マーク/藤原大輔
ポール/田邊真也 ディアナ/吉沢梨絵

フランク/品川芳晃 ロイ/金田暢彦 トム/内御堂真 ブッチ/塚下兼吾
ビッキー/荻原亮子 ロイス/宮内麻衣 トリシア/岸千恵子

加藤さんザックをもう一度観ることが出来て嬉しかったです。
やはり、きびしいけれど、良くも悪くも人間らしさをしっかり感じさせてくれる演出家でした。
ザック席に近かったのですが、「キャシー」と語りかける時に一度マイクが入らず、生声を聴いてしまいドキッとしました(笑)

道口さんボビー。はじめてでしたが、荒川さんとはかなり違うボビーで、フレッシュな感じがしました。
道口さんは、いつまでもお若いですね♪
声が力強くて台詞がとても元気。表情も仕草も堂々としていて、いわば優等生ボビーでした。
八重沢さんとのバランスは、さすがに微妙・・・(苦笑)
どういうご関係?八重沢さんがご必要??と、質問したくなってしまいました(汗笑)
スマート(やせているという意味ではないです)で格好良いボビーでしたが、わたしはボビーはやっぱり荒川さんが好きでした(笑)
ここ、笑うところではないのですが、さりげなく、笑っておきます・・・・・☆

滝口さんビビも初めてでした。目立った印象はありませんが、それがビビなのかもしれませんし。
普通に溶け込んでいらっしゃるな…と思いました。

クリスティンが、実は個人的好みの問題で一色さんのほうが好きなので、ちょっと残念でした。
けど、川口さんとの息がピッタリになっていて、音痴っぷりも天然っぷりも凄く自然で、クリスティンとしての村中さんには全然問題ありませんでした。
それにしても、今も昔も、クリスティン役の女優さんってみなさんホント、設定に忠実?なのでしょうが、可愛いくてスタイルの良いかたばかりですね♪

その他、吉沢さん、田邊さん、西尾さん、藤原さん・・・・・などなどが、前回・前々回観劇同様、好きでした。
いや、吉沢さんに関しては、やっぱりいまだに驚きでいっぱいです。ソフィ、観ていませんから。
とりあえず、グリザの金さんと吉沢さんのノドは、構造を調べたいですね。
特別な仕掛けでも無い限り、あんな声は出ないはず・・・・・☆☆☆

ということで、自由劇場ACL、楽前日の公演でした。
好きな演目なので、1〜2ヶ月に1度くらい、時々キャストも変えながら、ふらっと観られたらいいな〜と思います。
でも、ロングランは難しいですよね・・・。残念です。


キャッツ キャッツ・シアター 17:30開演 2階1列

グリザベラ 金志賢          
ジェリーロラム=グリドルボーン 秋夢子
ジェニエニドッツ 磯津ひろみ
ランペルティーザ 章ヤヤ
ディミータ 増本藍
ボンバルリーナ 池田さやか
シラバブ 荒井香織
タントミール 滝沢由佳
ジェミマ 飛田万里
ヴィクトリア 大月悠
カッサンドラ 大口朋子
オールドデュトロノミー 石井健三
バストファージョーンズ/アスパラガス=グロールタイガー 村俊英
マンカストラップ 趙宇
ラム・タム・タガー 荒川務
ミストフェリーズ 松島勇気
マンゴジェリー 李涛
スキンブルシャンクス 百々義則
コリコパット 虎尾信弘
ランパスキャット 幸田亮一
カーバケッティ 丹下博喜
ギルバート 千葉ヒカル
マキャビティ 上田龍雄
タンブルブルータス 斉藤翔

いつも一人で観るキャッツ。
この日は久々にお友達に取っていただいた席で、3人で並んでの観劇を楽しみにしていたのですが、予期せぬ事情から舞台に集中することが出来なくなってしまい、残念な結果となってしまいました。
なので、いつものようなレポはお休みします。

とりあえず、そんな中では、かろうじてただ一匹を観ることだけで精一杯でした。
けど、しっかり観た・・・というよりは、ぼんやり眺めていたというほうが正しいかもしれません。
はじめてキャッツで双眼鏡も使いました。
最後までピントもうまくあわせられなかったのですが・・・・・でも、2幕冒頭〜「幸福の姿」と「猫からのごあいさつ」が絶景だったので、もう、それだけで十分でした。

が、しかし!!
一匹だけにとどめておかねば自分に限界が来る…と思いつつ、どうしても、どうしても、観たくて観たくて、観られるところは限られていても、観まくった猫さんがいました。
それは、麗しのボンバルリーナです。(今回はキャス変無くてホント良かった・・・)
本当に、本当に、さやかさんはやっぱり、うっっっっっとり観とれて我を忘れてしまうくらい、素敵で”粋”でした。
さやかさんボンバル、大好きです。
こんなに雌猫さんに惚れたのは初めてです。
ひかえめなところが、前に、前に出て来ないところが、憎いほどカッコイイ・・・。
特に仲良しの猫なんていなくて、他の猫たちのことなんて、別に興味ないわ・・・みたいなツンとした表情がとっっっってもキュート。
けど、慕えば優しい。歩いても走っても、寝ても座っても、気品漂う・・・☆
最高です。とにかく最高。
猫としてだけではなく、シンガーとしても、ダンサーとしても、女性としても崇拝してしまいそう。

まあ、そんなわけで、色々事情もありましたが、ここまで部分的にでも感動することが出来たのだから、ある意味あれこれ含めて良い想い出になればと思っています。

目チカはミスト。コリコも通ったし、握手、、、というか、タッチ!?はカーバでした。(しかし、すべて「多分」ということにしておきます・苦笑)
初猫?虎尾さんは、虎尾さんのまんまでした〜〜〜♪


2005年02月20日(日) 悪魔の唄

阿佐ヶ谷スパイダースPRESENTS『悪魔の唄』本多劇場 13:00開演G列/18:00開演A列

【キャスト】
山本壱朗(吉田鋼太郎) 山本愛子(伊勢志摩)
牧田サヤ(小島聖) 牧田眞(長塚圭史) 浅倉紀行(池田鉄洋)
鏡石二等兵(伊達暁) 平山上等兵(山内圭哉) 立花伍長(中山祐一朗)

作・演出 長塚圭史

バカバカしさと、有り得なさと、リアルさがごちゃまぜ。
なぜ、こんなものが書けるのか・・・・・。
ゾンビ、ゾンビって。B級ホラーって。いきなり戦争だし・・・・・。
「唄」って、悪魔の「唄」って、、、、、軍歌だし、国歌だし・・・・・。
どうして?そうなの?それでいいの?それはいいの?みたいな場面、描写、台詞多数(苦笑)
それでも、息ピッタリ!(わたしと、、わたしとこの作品がってことです・爆)
結局、笑ったし、驚いたし、泣いたしで、とっても忙しかった。けど文句無し!☆
いや、ホントに、ゾンビが出てきてこんなに真面目に感動するとは思いませんでした。
ゾンビも悪くない・・・・・。
ただ凄く普通に思ったのは、長塚さんも若いのに、ずいぶんいろんな恋愛を(修羅場も?!)経験してきたのね・・・って、池鉄さんとまるで同じ意見です!!(笑)
でなきゃ、書けないですよ、、これは・・・・・。

そんなこんなで、わたしは、メインテーマ的なところとは別かもしれない部分で、凄く胸を傷めていました。
泣く場面と違うところで、ずっと心が泣いていました。
壱朗が5年間妻を裏切っていたことで、妻愛子は気が狂っていました。
ズタズタに傷つき、妄想の恋人を作り、半狂乱状態でした。
わたしには、この二人のやり取りすべてが、苦しくて哀しくてたまりませんでした。

女は執念深い。そうなのです。
牧田サヤさんも、別の角度から執念深さをみせつけまくってくれましたが、というか、それが狙いの本ですけれど、わたしはすっかり愛子さんに感情移入しきってしまいました。
嗚呼、他人が冷静に観れば、壱朗さんをさすがに気の毒に思うのだな・・・とも思いました。
そんなに、そんなに、そんなに反省するなら、どうして裏切ったのでしょう。
多分、そんなこと考えろって圭史さんが言いたいわけじゃないと思うのに、あまりにリアルな吉田さんを観て、このままでは壱朗さんのほうが病んでしまう、壊れてしまうと、心配で心配で、許してあげたいという気持ちでいっぱいになりました。

でも、きっとわたしは許さない。
わたしが愛子でも、許さない、、、でしょう。
でも、5年間壱朗を奪っていた女のことも、気にかかる。
きっとその女も、5年間、悲惨だったのだから。
挙げ句、妻が狂ったら、捨てられたのだから・・・・・。

わたしは気は確かかもしれなくても、正常じゃない言葉を吐き、やっぱり彼を下品に責めるでしょう。
そんな時のわたしは、狂いきれなくても、狂っているのかも・・・と遠いところにある意識の中で思うのです。
そんなことを思う余裕があれば、絶対に狂うことは無いのかもしれませんが、相手を傷つける言葉を吐き続けるということは、多かれ少なかれ狂っているのです。
自己嫌悪に陥る余裕はもはや無い・・・・・。醜い生き物・・・。

それにしたって、吉田さんを、こんな風に使うなんて。
流石に圭史さんが怖いモノ知らずなのかと思いきや、吉田さんのほうが、それはそれは精神的にも肉体的にもキツかったに違いありません。
けど、吉田さんが壱朗を演じられたことで、ただでさえ奥深い圭史さんの本、いえこの舞台そのものが、更に深み、厚みを増し、幅も広がり、救いようのないラストにもかかわらず、心に染みわたるような温もりを感じさせてくれました。
正真正銘の大熱演です。ベテランの体当たり。
素晴らしくて、素晴らしくて、胸が痛くてたまらなかったけれど、、心が豊かになりました・・・・・。

ところがゾンビです(苦笑)
そう、確かに苦笑いしてしまいました。3人(伊達さん、山内さん、中山さん)がゾンビだと知った時。
わたしにとって、ゾンビとは、「ふざけたもの」という認識でしか無かったもので。
そういう、妙な物体が出てくる舞台は、本来は好まないものですから。
でも、ゾンビたちは、あまりに憎めない、、、というよりは、よりによって兵士でしたから、もうビックリです。
戦争だって、太平洋戦争ですから。普通に考えても、ふざけるわけにはいかない題材です。
やはり、圭史さんはチャレンジャーでした。
結果的には、ご本人のおっしゃられているような『B級ホラー』というよりはむしろ『ファンタジー』で、ゾンビだって、愛しくこそ思えど、ふざけているなんてとんでもない!?(笑)
伊達さん、中山さんはいつも通りのキャラでしたが(そうは言っても中山さんはキーマン!)、山内さんにはすっかり泣かされてしまいました・・・。

しかし、なんだかんだ言って一番嬉しかったのは、池鉄さんの連続阿佐スパご出演。
最初キャストに名前が無くて、いつの間にか入っていて(笑)
実際、またしても新しい池鉄さんが観られることになり、大っっっ満足でした。
ネタバレしてしまうと、途中で紀行に牧田眞がノリウツルのです・・・・・。
現れた紀行の池鉄さんは、牧田眞役の圭史さんにそっくり。
ご本人はモノマネなんて言い方されてましたけど、あれはあきらかに圭史さんがノリウツッタ紀行でした。
池鉄さんは、ふざけた役も、情けない役も、エロエロの役も、最高にお似合いで大大大好きですが、普通の役や、真面目な役や、クールな役などになると、信じられないくらい立派な役者さんにみえるのです!(爆)
違います、みえるのではなくて、立派な本物の個性派演技派男前美肌俳優です!
・・・・・ダメですね、必死で褒めてもふざけているみたいにきこえますよね?
とりあえず、今、わたしの3本の指に入る役者さんということで、みなさまどうかご理解のほどを・・・・・(苦笑)

長くなりましたので、最後にちょっとだけ女性陣について。
伊勢さんは、本当に本当に壮絶でしたが、素晴らしかったです。惚れました。
わたしが女優だったら、こんな女優さんになりたいです。
こんなふうに使われたいです。わたしはこっちだ、こっちの役だ・・・と思いました(苦笑)
絶対に、あんな演技は出来ないけど・・・・・。

小島さんは、不気味さが素晴らしかったです。
そして、やっぱりキレイでした。顔が小さくて、声も綺麗で、スタイルも素晴らしくて。
いろんな仕掛けの操作!?もうまかったに違いありません。
最前で観てもわからないトリックがありました。
ただふと、小島さんが愛子の役をやっても、面白いかも・・・と思いました。
小島さんなら出来ます。
それか、小島さんが壱朗の愛人の役でも面白かったかもしれません!!
ストーリー変わりますけど(汗笑)
あ、でもそれだと壱朗さんがよりいっそう苦しむことになるので、ダメですね。

そういえば、壱朗さんの喉が心配です。お身体も、ちょっと、心配です・・・・・。


2005年02月12日(土) キャッツ

キャッツ・シアター 17:30開演 1階9列

グリザベラ 金志賢          
ジェリーロラム=グリドルボーン 木村花代
ジェニエニドッツ 高島田薫
ランペルティーザ 真鍋奈津美
ディミータ 眞弓ヴァネッサ
ボンバルリーナ 南千繪
シラバブ 荒井香織
タントミール 滝沢由佳
ジェミマ 飛田万里
ヴィクトリア 大月悠
カッサンドラ 井藤湊香
オールドデュトロノミー 石井健三
バストファージョーンズ/アスパラガス=グロールタイガー 村俊英
マンカストラップ 趙宇
ラム・タム・タガー 荒川務
ミストフェリーズ 蔡曉強
マンゴジェリー 李涛
スキンブルシャンクス 百々義則
コリコパット 幸田亮一
ランパスキャット 三宅克典
カーバケッティ 丹下博喜
ギルバート 萩原隆匡
マキャビティ 上田龍雄
タンブルブルータス 山口博之

劇場に入って、キャストをチェックして、久々に大ショック。
ボンバルチェンジ・・・・・。いつの間に!?
事情があってのことには違いありません。
でも、わたしは、さやかさんのボンバルがまた観られると思っていたのです。
さやかさん、さやかさんと、思っていたのです。
もの凄く楽しみにしていたので、へこまずにはいられませんでした・・・。
急なことなのだとしたら、南さんもきっと大変だっただろうとは思うのです。
でも、さやかさんボンバルにお会い出来るものと信じきっていたので、残念でたまりませんでした。
また戻って来て下されば良いですが・・・・・。
わたしの観劇予定に合わせて・・・(汗汗、、、真面目)

しかし、週の途中で新しい猫さんも登場しました。丹下さんカーバ!
チェックせねば♪と思っていましたが、こうも続けて観ていると、チェンジした猫は自然と浮き出てくるものなのですね(笑)
チェックするも何も、カーバのほうから飛び込む飛び込む!(爆)
だって丹下さん、大きいのですね〜〜〜(驚)
勝手に華奢でどちらかといえば小柄だと思っていたわたしの目は、やっぱり「ふ・し・あ・な」でした。
トッポジージョだなんて言ってしまったこともありましたが、違う違う(爆)
とにかく丹下さんカーバは、ややせわしないタガーか、時には人(猫)の良いマキャビティかと思いました(笑)
いえ、三宅さんだって大きいのですけど、斉藤さんが小柄だったのでしょうか!?
まあ、別に、大きさはどうでもいいのですけど(笑)、今のキャストだと、李さんはミストの次に小柄です!?(爆爆)
あ、村さんは除いて(なんで?・謝々)

あれれ、どうしてこんな話題になってしまったのでしょう。
元に戻して、、
そんな丹下さんカーバは、メイク(顔)はキレイ系猫でした!(好きか嫌いかは別・笑)
カーバのメイクをしてキレイ系になるって、凄いですよね?!
表情も豊で、動作も大きめで、結構目立つ猫になっていました。
ただ、これは単にキャストチェンジによる浮き出によるものなのかどうか、よくわかりません。
わたしにとって、観慣れない猫のため、目立っただけかも(爆・そんな失礼な!)
って、まったく、ひとつの話題で引っ張り過ぎですよね、いつも・・・。

閑話休題。いきなりですが、百々さんスキンブルです。
うーーーーーん、観れば観るほど、好きになってきました。
ところが、観てません、ほとんど(爆)
観たとしても、凄い早送りというか高速というか、ちらっ、ちらっ、ちらちらっ!という感じ(苦笑)
凄く残念なのです。
思い切って、観ちゃおうか、全部、ずっと百々さんを観ちゃおうか?と何度思ったことか。
でも、やはりそれは出来ない・・・・・。
で、思いました。
いつかは訪れるキャストチェンジ。
8割強観たい猫も、その他のわたしが気になる猫もまったく出ていない時に、是非百々さんスキンブル続投でお願いしたいです。
そんな勝手な話しってあるでしょうか(汗)
でも、そうしてファンになっていくこともあると思うのです。
いろんな幸せのカタチがあるように!!(爆・殴)
とにかく、百々さんは足が細い細いと書き続けてきましたが、決定的に細いのは腰と胴だということはよくわかりました。
あの、黄色と白の膨張色を着て、あれだけ細い腰回り!お肉の無いお尻!!
大好きです(大爆)
いえ、別にそういうところが好きなのは別問題で、スキンブルの優しい百々さんが好きです、多分・・・・・☆
というより、きっと、人間の百々さんも、好きだと思うなぁ・・・・・☆☆

さてタガー。
連れ去りは成功でした(笑)
普通、、、でしたね、多分。お席に連れ戻ってから、一緒に席に座って上着を毛布のようにかけて寝ようとしていたようにみえましたが、真相は不明です。
ちょっとわたしの席からでは、限界がありました。
2幕開始直前ジェリクル席では、一番上のお客さんと何やらコソコソ(笑)されたあと、少し下に移動して、数人のお客さんのひざの上にゴロンと寝転がったりなんてことまでされていらっしゃいました!!
なぜか思わず、さわらせないんじゃないんかいっ♪とツッコミそうになりました☆
スキンブルナンバーベッド場面は、荒井さんだとどうなるのかチェック(笑)
大きな違いは、荒井さんはタガーのしっぽはほったらかしです(爆)
床にだらんと淋しそうに落ちてました(爆爆)
祐実子さんはいつも、抱きかかえるようにして上に寝たのですが☆
でで、ダガーはどうやら揺らして揺らして、シラバブちゃんを落とそうとしていたみたいです。
必死でつかまるシラバブちゃん!途中でポコポコタガーの頭を叩いてました(笑)
う〜ん、親友の目から観たところ、本日のタガーは非常にご機嫌でテンション高めでした(笑・ホンマカイナ)
ただ、席が遠いと、震え加減がイマイチわかりません。
でも、最初の、「だまったまま〜〜〜」はかなり震えてましたね!(爆)
いや、あれこそが荒川さんです☆
レディーーース&ジェントルマン!!!真面目に、嫌いじゃなくなってきたよ〜〜〜(爆爆)
どんなレポやねんっ!→責任持って自分でツッコみました(苦笑)

では、どさくさに紛れて、マンゴジェリー関連の世迷い言をちょっとだけ。
マンゴ&ランペルナンバーは、完璧です。素晴らしい。芸術作品。歴史に残る名コンビです。
わたしは、あのナンバーだけにお金を払ってもいいと思っています。
それくらい、どこもかしこも、文句無しに大好きです。
パガニーニの加藤さんだけをずっと観ていたいと思ったように、シンシンの大塚さんだけを何度でも観ていたいと思ったように、繰り返し何度でも観ていたい・・・・・。
なのに、そんなにその場面が素敵なのに、その他の場面でもダンスはもちろんのこと、些細なポーズや表情や仕草がひっきりなしですから、もう、どうなってるの?マンゴジェリー・・・・・という感じです。
でも、そんなわけで、真鍋さんランペルも、相当好きです。
いつか、もっと、隅々まで観なくては・・・☆

最後に、金さんグリザラスト、とうとう涙、止まらなくなりました。
舞台の上の猫の皆さんでさえ、我を忘れて聴きいってしまうのではないかと思うほどのメモリー・・・。
低音も高音も、抑えてもためても、爆発しても、すべてが魅力的でした。
しかし金さんのグリザはマリアより若いです!
まあ、マリアは白塗りだったから、、、でしょうか。
またまた、どうでもいいことを・・・・・(汗)

おしまい!


2005年02月06日(日) キャッツ

キャッツ・シアター 13:00開演 1階8列

グリザベラ 金志賢          
ジェリーロラム=グリドルボーン 木村花代
ジェニエニドッツ 高島田薫
ランペルティーザ 真鍋奈津美
ディミータ 眞弓ヴァネッサ
ボンバルリーナ 池田さやか
シラバブ 池田祐実子
タントミール 滝沢由佳
ジェミマ 飛田万里
ヴィクトリア 大月悠
カッサンドラ 大口朋子
オールドデュトロノミー 石井健三
バストファージョーンズ/アスパラガス=グロールタイガー 村俊英
マンカストラップ 趙宇
ラム・タム・タガー 荒川務
ミストフェリーズ 蔡曉強
マンゴジェリー 李涛
スキンブルシャンクス 百々義則
コリコパット 幸田亮一
ランパスキャット 三宅克典
カーバケッティ 齊藤翔
ギルバート 萩原隆匡
マキャビティ 上田龍雄
タンブルブルータス 山口博之

雌猫さんが何匹もチェンジすると、やはり雰囲気は変わるものですね。
いつも観ている猫はほとんど決まっていて、他が観たくても観られない状態のくせに、耳でのこだわり・・・というのも実はかなりあるみたいで、目で大好きな猫を追いかけながら、耳で「え?え??えーーーっ???」となることもしばしばの公演となりました。(勝手な言いぐさ・苦笑)
良過ぎるくらい良かったところもいっぱいあったからこそ、ちょっと残念・・・だったかなぁ、やっぱり・・・。

実は、わたし、どこでも誰にも語ったことがなかったと思うのですけれど、ジェミマに、、、密かなこだわりがあります。
特に、グリザベラのジェミマソロが、もしかしたらキャッツの中で一番好きな歌場面かもしれないくらい、どうやらあそこに重きを置いています・・・。
できることなら、あそこで鳥肌が立ちたいのです。
しかもピアノです(笑)
あんなに渋くて格好良いピアノ伴奏なのだから、普通に、なんでもなく通り過ぎるのは、ダメです。もったいない。
今回の東京キャッツでは、今のところ、真鍋さんが、一番好みです・・・。
というか、真鍋さんのランペルを観ていて、ジェミマも観て、真鍋さんには寺島しのぶさんのような女優魂さえみえてます・・・(爆・褒めてます!ベタ褒め!!)
あのシーンも、鳥肌まではいかなかったのですが、十分満足ラインではありました。
ジェミマもランペルも、両方真鍋さんで観たいですね・・・・・。
当然、3ガールズコーラスも、結構重要(笑)
そろってないと、やっぱり、がっかりです・・・。
木村さんのジェリロは、意外や意外(汗?)、実はかなり好きでした。
あの華奢だけどさりげなくスタイルのバランスが良いところも好きだし、猫メイクも可愛くて、何よりとっても優しそ〜〜〜うで、それでいて若々しくて(爆・関係あるかな?)、品のあるジェリロだと思いました。(シラバブにも凄く優しかったし、グリドルでは小ネタ満載でした♪)
歌も良かった☆
絶賛するほどではないけど、とにかく普通に良かったです(スミマセンこんな書き方)
ジェリロは結構いろんなかたで観た気がするのですが、見事にオリジナル。
歌も仕草も誰にも似ていません。凄いな〜と真面目に思いました☆
だから、当然歌ソロも良かったのに、3ガールズや、グリザベラジェミマソロ加勢では・・・・・何か変・・・。
残念過ぎです。
特に3ガールズはあまりにバラバラに思えてしまったのは、わたしの耳が単におかしかったのかもしれません、風邪ぎみだったし頭痛だったし。
うーーーーん、処分保留。。

まあ、なにはともあれ、金さんグリザです。
やっと、やっと、やっっっっっと再会することが出来ました。はあぁ・・・・・。
ぶっちゃけ、金さんには、後光が差していました。本当に。
そして、まさにこれぞ神の声かと思うほどの、深い響きを持った、切なくて優しい歌声でした・・・・・☆
大好きです。金さんグリザ、本当に大好きです。
祐実子さんシラバブとの共演に間に合って、良かったです。。。

もう一匹、とっても素敵だったのが、池田さやかさんボンバル。
もう、ビックリでした。ちょっと予想外だったので。
なんて女らしく、しなやかで、キュッとした感じの雌猫さんなのでしょう(笑・どんな感じよ?)
ベテランの味みたいな安定感もあって(間違っても年齢を感じたりするわけではありません)、別に大柄だったり、凄く目立ったりしているわけではないのだけれど、実は凄く頼れる存在というか、大人です・・・。
歌も、良いのではないでしょうか!
かなりハイレベルなボンバルです。
というか、単にわたしが好みなのですけれど(笑)
でも、絶対に、間違いなく、実力派ボンバル・・・ですよね???
増本さんは美形と迫力が売りで、もちろん安定感も存在感も十分あって、嫌いではありませんが、あまりにタイプが違います。
どちらかといえば、林下さんなどに近いボンバルです。
が、林下さんよりややふわっとしているので、もっと女らしい!?
池田さやかさん、とにかく美しい姿の雌猫さんです。
今まで存じ上げなくて、どうもすみませんでした!?・・・(苦笑)

では、お待たせ!?のタガーです♪
掲示板にちらっと書きましたが、そう、この日は、☆タガー連れ去り失敗記念日☆になってしまいました!
その付近にお子様がいらっしゃったら、ほとんどお子様を狙う荒川さんタガーのようですが、ちょっとお子様が小さすぎたのでしょうか。
はっきりみえませんでしたが、5〜6歳くらい・・・だったのかなぁ。
とにかく、絶対に立とうとしなかったので、こりゃまずいぞ!と思いましたが、荒川さん、あきらめず抱いて連れて行こうとしました(笑)
でも、猛烈に逃げ嫌モードのお子ちゃま☆☆
後ろ姿でも、それ以上は無理でしょう??と、あきらかにわかりました。
焦るタガー。舞台を振り向いて、困り果てるタガー♪♪♪
とうとうあきらめて、その席に割り込みで座ったタガーは、客席のほうに振り返って、照れ笑い!(爆)
でも、なんとか時間をつないで、いつも通りノリノリごむぅ〜〜よぉ〜♪でナンバーを終えました☆
何かペナルティなど、なければ良いけど・・・・・(微笑)
2幕はじまる直前ジェリクルギャラリーレフトでは、お客さんの双眼鏡を取り上げて、こちら側(1階席♪)を覗いていらっしゃいました。
ハンカチかタオル(もちろんこれもお客さんの)でも、どこか拭いたり遊んだりしていたような(笑)
かなり真っ暗になるまで、やってました。
ホント、ファンは、たまらんでしょうなぁぁぁ♪
いつものスキンブルベッドは、あまり小ネタ無しでした。
うーーーん、荒川さん、やっぱり連れ去り拒否のショックが響いていたのかもしれません。
カーテンコールの締めも、ありませんでした。
いつものタガーが出てくる場面で、最後にもう一度全員で出てきて終わりでした。
かなり客席は待って(呼んで)ましたけど。
多分、反省・・・・・・されていたのかも☆
な〜に、そんなこと、気にすることないのにね〜〜〜(愛?・笑)

その他のひとこと集。
百々さんスキンブル、大好き!!
木村さんジェリロは驚くほど足が上がる。
山口さんタンブルは時々凄くカッコイイ?
バストファさんのミストとギルは非常に面白い。
タガーとギルも、はい(笑)、非常にドラマ(爆)
などなど。

マンゴについては、今回もパスです、あしからず(爆爆爆)
現実の世界の厳しさの中では、冷静に、普通でいることも大切だと思うので、書きません(大爆)
ただ、正直に言うなら、これだけ長文のレポを書いておきながら、8割強くらいはマンゴしか観ていません!?
わたしって、器用?(笑)
聖徳太子!?!?!?(殴)

おしまい!


夢路 |MAIL