Art-Hanaの日記

2009年09月23日(水) 牡丹餅とお萩・・・

今年も秋のお彼岸さんになって、お供物の「牡丹餅、お萩」についてふっとこの二つは同じもんみたいなのに、どこで、どないになってるんやろ?思うて検索してみたら、これらの名前は「牡丹餅」は春のお彼岸の頃咲く花「牡丹」にちなんで、「お萩」は秋のお彼岸の頃に咲く花「萩」にちなんで由来すると言われているらしい。昔の人はなんと自然と一緒の情緒豊かな感性を持った人達やったか・・・と何かつくづく嬉しゅうなった。 そもそも彼岸というのは春分と秋分は太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西に沈む太陽を礼拝し、遥か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりであるらしい。 彼岸とは煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちた現実のこの世界をこちら側の岸「此岸(しがん)」と言うのに対して、向こう側の岸を「彼岸」という。とある。 いつの時代も人として、生き終えた後の世界への関心の高いことは同じでいつの間にか生を終えていったご祖先さまを供養する行事として定着することになったらしい。 昔の人が「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉を残さはったんも、本間!そのとおりで!  久しぶりに今日は秋のお彼岸さんやから「お萩」でも食べようかと・・・。


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