狛の日記...狛。

 

 

春休み。 - 2004年02月25日(水)

国家試験という柵からようやく開放されたので、
これから一週間ほど現実逃避の旅に出かけます(笑)
目的地は、南国ハワイ!


2年ぶりの海外旅行のなので、
不慣れな狛としては不安もあるのだけど、
でも、
今回は旅行慣れした友人もいるし、
日本語も通じやすいハワイだし、

何よりも、「旅行」だし。

前回とはちょっと不安要素が違います。


前回は、
初めての海外旅行だったのと、
往復が一人だったのと、
ホテルではなく、友人宅にお泊りだったのと、
そういういろんな要素が合わさって、
単なる旅行とはまた違った感じがしてました。
実は、ね。


旅行は、一過性だから楽しいのだと思う。
その場所に留まるんじゃなくて、通過するだけだから、楽しいのだと思う。
それに比べて、生活するということは何て難しいんだろう、と思った。


そんなこんなで、そろそろ出発です!

おや、GLAYは名古屋入りしたみたいだね。


それでは、世界中全部が楽しくありますように☆


See You!


...

GLAY at 戸田。 - 2004年02月21日(土)

無限のデジャヴから。








その瞬間、
あたしは呆れるほど言葉を知らなくて、
どこか祈るような気持ちで、
ただTAKUROが紡いだ言葉の全てを受け止めたいと思ってた。



なんて、最初の衝撃は力強いんだろう。
痛いほどの思いが篭ってて、
泣きたいくらいの深い感情の渦に引き込まれてしまいそうだと思った。

伝えたい、
伝わって欲しい、
そう願う気持ちは、
どんなに拙い表現であってもきちんと言葉に宿るものだと思った。



TAKUROの話はあまり好きではないけれど、
TAKUROの紡ぐ言葉は、時としてとても頭に響くから、
どうしても耳を傾けてしまうし、聴きたいと思うんだ。


でも、
TERUの声は、まだ狛にとってはあまくって。

歌い手は、中途半端は決して許されない。
その言葉を選んだ人の想いにきちんとリンクして、
そこに歌い手自身の想いを乗せて声にしなければ、巧くいかないものだから。


TERUが嫌なんじゃなくて、ただ、まだあまいな、って思う。
素人の狛の基準だから、好みは人によって違うと思うけど、

あなたならもっとできるのに、って思う。
できるとおもっちゃうから、とても今がもどかしい。


まだまだだよ。
まだそこで満足するのは許されないんだよ。

キミは、もっと上を目指すべきだから。
狛の求めるものが、たとえ本人と違っていたとしても、
それでも、もっと上が見えるはずだから。


泣きたいほどの想いを、
悲鳴にも似た衝動を、
言葉では言い表せないほどの感情の嵐を、

もっと全身で表現してくれなきゃ、満足できないわ。


...

私信。 - 2004年02月20日(金)

毎日の生活の中にある、
ほんの小さな出来事を、ほんの些細な一言を、
どう受け止めるかは自分しだい。

だから日常を、
楽しくするのも、つまらなくするのも、自分しだいなのだと思う。


感性は、
誰かに磨かれるのではなくて、自分で磨くもの。
周りの環境から、自分で習得していくもの。

きっかけはとても小さく良いから、
それをどうやって発展させていくかを考えるべきなわけで・・・、

言葉にするのはとても難しいのだけど、

とにかく、
全身の感覚をフルに使って、
たくさんのことを吸収しなさい、ということ。

ただ与えられることばかり求めていたら、
日常の中に埋もれているステキな出来事を見落としてしまうに決まってる。


だってね。
世の中には、あたしたちには何一つ告げず、
それでいて必ず全てが良い方向に進むように、
あらゆる所に仕掛けられたからくりのような罠があるのを知らないでしょう?

それは酷く繊細で、とても難しい罠。

蜘蛛の糸のように細くて、しなやかで、あまり目に映らないけど、
知らぬ間にその罠にかかった人たちは、
必死でバランスを取りながらその細い糸の上を綱渡りしているの。

蜘蛛の巣のように精密で、一つの芸術品のような罠に気付くたび、
狛はいつも眩暈がする。
その罠に嵌った人たちは、なんて幸せなのだろう、と。

上手に踊らされて、誰かの思惑通りに動かされているようで、癪だと思う人もいると思う。
罠に気付いて腹を立てる人もいると思う。

それでも、最終的に物事は上手く進んでいくの。

だから、その罠を探してみて。



...

選択。 - 2004年02月19日(木)

毎日の生活の中で、
僕らは数え切れないほどたくさんの選択肢に囲まれてる。
その中から、無意識のうちに選び取ったものが、

正しいのか、
間違っているのか、

それは、誰にも分からなくて。
だから、不安になったり、後悔したりするのだと思った。


結果はいつも未来にあって、
一秒先の現実ですら見えない僕らだから、
振り返ることで、何度も確かめるのかもしれない。



過ぎてしまった時間を取り戻すことはできないから、
過去を嘆く暇があったら、
選んだ路の中で、できる限りのことをするしかないと思う。
そうして、ありとあらゆる手段で、前に進むんだ。


でも、
どうか今日選んだ路が、正しいものであるように。
小さな祈りを込めて・・・。


...

言葉。 - 2004年02月12日(木)

日野原さんというDr.の講演を聴きながら、とても幸せな気持ちになれた。



人の記憶は酷く曖昧で、
小さなことからどんどん忘れて、
嫌だったことは都合良く作り変えて、

高齢になれば痴呆という病名で、嫌なことを忘れてく。

何て都合の良い生き物なんだろうと思いながら、
その想いの奥で、
人がそうなるように産み落としてくれた神様は、
何て慈悲深いのだろう、と考えたら眩暈がした。


輪廻転生を信じるわけではないけれど、
でも、もし輪廻転生があるならば、
前世の記憶がないことは、果てしなく凄いことなんだと思う。


人はとても弱くって、
一人分の人生を生きていくのがやっとだから、
前世の人生の記憶を持ったままでは、
新たな生命を生きることができないのだと思う。




長生きしなさい。

そのお医者さんがそう言って笑うから、あたしもつられて笑ってた。



嫌なこと、
辛いこと、
哀しいこと、
切ないこと、
人を傷つけてしまうこと、

それれはこの先きっと数え切れないほどあるけれど、
でも、長生きすれば全て取り返せるんだって。
何があっても生き抜けば、
失敗したことを、取り戻せるチャンスが廻ってくるんだって。

だから長生きしなさい、って。


そういって笑うから、
あたしも自然と笑ってた。







長生きしよーっと。
そんで、ずっと笑ってよーっと。






人の言葉は、時として残酷で、
でも、時としてとても幸せに満ちている。

必要な言葉は、
必要な時にきちんと狛の元に届けられるから、
また幸せな気持ちのまますごしていけるんだ。


...



 

 

 

 

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