いつの間にか 今日が来て 当たり前の「平和」な世界で息をする
朱く塗られたトリイ
それはまるであの日の血のような
忘れるな 忘れるな 忘れるな
警鐘を鳴らす
散ったたくさんの命へ 改めて追悼の念を送る
あの日を知らないあたしが 唯一出来ることだから
誰にも見せられない
と 思っても
隠せない
辛いよ 苦しいよ
涙が出る
生きるだけで精一杯だ なんでこんなに弱いんだろう
抱き締めたい 抱き締められたい
眠りたい 一緒に
朝起きてからの「おはよう」も 夜眠る前の「おやすみ」も
熱が届く距離で言いたい
会いたいよ
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