君と関わるものを 少しずつ減らしていった
たぶん君は気にしないだろうし もしも気付いたとしても きっと清々するだろうね
あの日君が告げたサヨナラを 今日はあたしが言うよ
サヨナラ
君のことが大好きでした たぶんこれからもずっと好きだと思う
貸してる本は 実家に送ってください
あたしは今、療養中で実家にいるので
サヨナラ
今まで、迷惑ばかりかけてごめんね アリガトウなんて綺麗事は言えないから
君は君の新しい道を歩いて行ってください あたしも此処からまた新たな道に進みます
もう交わることもないだろうけど 14年の思い出は、忘れないよ
サヨナラ
君は「現在」を生きている あたしは「過去」を生きている
交わらない 線と線
戻らない日々
あたしは待つのに疲れました
たった一言だけで たった一通だけで
それだけで よかったのに
それすらも 君にはどうでもいいこと なんだろうね
|